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金田一少年の事件簿「オペラ座舘第三の殺人」読書日記4

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

9/21 マガジン43号

 やった!表紙がまた金田一少年です!
 …って私は嬉しいけど書くほうは本当に大変だよなぁ…。
 しかしハジメちゃん、左側の方がどうみてもカッコ良…ゲフゲフッ。

 というわけで表紙をめくってみましょう。
 おおおお!
 すごいですよ!
 ハジメちゃん、波動拳を取得してますよ!手からビーム!
 これさえあればファントムが現れてもババンですよ!
 (効果だというに)

 煽り文句もまたすごいです。
 事件続発!(まだ一人死んで一人行方不明くらいだと思うのですが…)
 怪人跳梁!(すき放題な振る舞いしたかな…)
 呪われた舘に鳴り響く戦慄の狂想曲!(戦慄と旋律かけたんでしょうか?)
 突っ込みはともかく、この言葉の選択は素敵ですね。何が何でも事件にしてやるぞ
という意気込みを感じます。

 ところでまったくどうでもいいですが、ついこないだまで秋葉原をあきばはらだと思って
おりました。あきはばら、なんですな。あんまり繰り返してるとゲシュタルト崩壊を引き起こすので
さっさと次行きたいと思います。

 今回はおまけとしてドラマ特集がついておりました。嬉しい限りです。
 剣持警部が不審です。
 なんのセンス持ってんだよ。
 ちなみに、流石に全国放浪しているという設定は問題があるのか、陸上部の合宿で
やってきたということになっています。
 陸上部…非常に二人から縁遠い言葉だと思うのですがまあいいでしょう。
 ハジメちゃんの性格がヤンチャとなっていますが、通りすがりに美雪ちゃんのブラジャーを
すりとったり、複数人のパンツをすりとったりしていた履歴に比べれば、ナンパ少年なぞ
かわいいものだと思います。
 あと、新キャラが出ていたりするのと、ストーリーが原作と微妙に違っていてハジメちゃんの
複雑な内心を描いたりとなかなか面白そうな演出だと思います。
 多分この新キャラは高遠の変装だとかそういう伏線ではないかと思ったりしていますが。
 ドラマが楽しみです。
 最後に。
 美雪ちゃん。
 皆が秋なみの服装をしている中、一人ノースリーブというのはどうかと思いますが。

 さて誰も待っていないどうでもいい本編のネタバレです。
 怪人ファントムが窓から「お届け物でーす」と石を突っ込みやがったばっかりに大変な
展開になっている第4話目です。
 これで窓が強化ガラスだったりして割れなかったら間抜けなことこの上ないのですが。
一度でいいからそんな失敗した犯人を見てみたいものです。

 レオナの身に何かあったと、あわてて飛び出し、転んで足をひねり自爆するみきたに。
うんうん、キミの存在意義がわからないよ。
 しかしこういう時に戦線離脱するのは大抵犯人です。とりあえずみきたにへ300点。倍率
ドンさらに倍。竹下景子さんに全部。(またそういう限られたネタを)
 オーナーは走っていく最中靴が脱げて離脱。で、こいつ誰だっけ…あ、スモーク炊いて登場
したおっちゃんや。あの人がオーナーが心配なので残ると。
 ということは、舘へ向かうのはハジメちゃんと冬彦ですか?うーん頼りないぞ。
 
 やっと舘に戻ってきたハジメちゃん。美雪ちゃんにレオナの悲鳴が聞こえたと伝えますが
城が「僕ならここにいるぞ!」と登場。お前は太陽にほえろの「話は聞いたぞ」と出てくるヤマさんか。
 ここでレオナの部屋のドアを叩く冬彦と、出てくるカイト。あれぇ?
 窓割れましたよね?悲鳴あがりましたよね?
 カイト、今気がついたんでしょうか?
 不自然だなぁ。
 冬彦の呼びかけに対し、レオナの返事はないようです!こりゃあ大変だ!
 へんじがない。ただのしかばねのようだ。
 おーい山田くぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!!

 で。
 笑点ごっこはさておき、部屋に入るとレオナが倒れておりました。
 え?
 この人なんでこんな倒れ方してるの?
 さっきのカイトと同じくらい変ですけど。
 
 あーすっかり2週間分忘れ去られていたみどりさんが出てきました。誰も何も言ってないのに
「ファントムってあんた悪い夢でも見たんじゃない」とか言ってます。白い仮面てもしかしたら
月光仮面のマスクだったかもしれんやろ!(そこ、ボケ倒さない)
 ここですっかり怯えた城の口から「あいつが生きていた」という言葉が飛び出します。
 カイトが「霧生鋭治が生きていてここに隠れているという意味か」みたいなこと言うてます。
ええいもうこれ以上人物を増やすなというに。
 3以上数えられないから人物の区別がつかんというに。
 
 レオナが嫌がっているので事件の真相はまた次の機会に、ということになりましたが…。
いや別にレオナに聞かなくても城とか城とか城に聞けばいいんじゃないの、ハジメちゃんよ。
 
 さてすっかり忘れ去られまくっていたみきたにをようやく思い出してもらえたようです。
 ここでさりげなく話が出ていますが、海際にもこの離れの塔と舘とを結ぶ道があるようです。
時間は同じくらい。
 ということは!
 ジンジャーを使えばもっと早くつける!
 …ってそんなもん持ち込んだらイッパツでばれるわぁぁぁぁ!

 おっと大変。人の手首が落ちておりました。
 誰ですか、こんなところに忘年会の余興に使う小道具を落としたのは。
 レオナラブとかいう、今時ベッカム選手でもやらなさそうな刺青からそれがみきたにさんの
ものであると判断して、犠牲者が2人になったとかいうカイト。しかもちゃっかり剣持警部
まで数に入れています。手帳を落としただけで死んだことにされたら今頃全国でかなりの死亡者
が出ていることになってしまいます。この方自信はマウント・チョモランマなみですが、頭の
中身は私と大差ないということが分かりました!

 ふざけた話はさておき、これがみきたにさんのものであるかどうかは、指紋を調べないと
わからないでしょう。
 細かなところまでは無理だけど、ちょっと見た目だけなら調べられるから、その手首を慎重に
舘へ持ち運んで、指紋チェックすべきだと思います。
 …多分みきたにさんのものではないでしょうから。
 っていうか誰か拾った?これ。
 
 さて舘に戻ってハジメちゃんは仕切り直しです。
 美雪ちゃんとアリバイ検証をするようです。
 わたくしこのアリバイ検証というのが一番苦手というよりもわけわからないので、こういった
アリバイを崩すのは不得意です。
 推理小説で有名な、列車の時刻をトリックに用いたシリーズのものがありますが、あれだって
「もう適当に乗りゃいいじゃん」と、犯人が一生懸命考えたアリバイそのものを投げ出す人間です。
うーむ。

 さて、それぞれの建物の図が出来上がってきました。
 ハジメちゃん、うまいもんだなと褒めていますがそれはさとうふみやさんが書かれたものです。
(待て)
 でもこの図を見てると、舘から塔へワイヤー通せば簡単にたどり着けそうですね。
 問題はそれをどうやって誰にも見られることなく設置し、どうやって使うかですが。
 (やる気あるのかお前は)

 さてさて。
 さすがハジメちゃんはテキパキ推理を思いつきますなぁ。言ってることが全然わからん…。
 えーと私が考えているのは、レオナの助けを求める声は昔何かの演劇かなにかで録音された
ものであり、みきたにが捻挫したフリをして脱落、でもってジンジャー何らかの方法でレオナ
のところにいってファントムのフリをして襲った、とかですかねぇ。
 みきたにが消えたということを考えると彼は少なくとも犯人か共犯か、と思うのですけども。

 さてさてラストは衝撃の展開です。
 何故かこの強風の中めくれもしないマント(さぞかし重いのだと推測しますが)で覆われた
人。これは剣持警部かみきたにか、それとも大穴狙いで余裕ぶっこいて昼寝していて出遅れた
高遠さんなのか!(今全国の高遠ファンを敵に回した気がします)
 次回が待ち遠しい限りであります。
 でもマントから身長推測するとみきたにあたりだよなぁ。


<今日のメモ>
 マント、頭の方に余裕あるんだから足までかけてやれよファントム。



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