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金田一少年の事件簿「人喰い研究所殺人事件」読書日記8

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

4/25 マガジン21・22号

前回のあらすじ:未だに黒電話が現役な家もある。(トーリービーアー)

 あ、なんか扉ページでもう「ジッチャンの名にかけて」が出てた。
 はぇぇよ、全然心構えしてなかったよ!
 友達に「昨日のドラマ見てなかったけど面白かった?」って聞いたらいきなり「○○という
トリックだったよ」と言われちゃった気分だよ!
 ともかく、犯人は巧妙な心理トリックで不可能を可能にしてみせたんだというハジメちゃん。
 え、今までの犯人大体そうじゃなかったですか!?(黙れ)

 そういうわけで事件の整理が始まります。
 第一の殺人、ワニベの死は誘導殺人である、というハジメちゃん。
 この時全員にアリバイはない。
 しかし次のマキネの事件の時には皆に確実なアリバイがあった。
 こういう時は大体「確実な」アリバイを持っている人間の方が怪しいと相場が決まっております。
 マキネが襲われたのは、発見からさかのぼって5分前ころだというハジメちゃん。
 おい、その時間は正しいんだろうな?
 ここで、小鷹、谷瀬はカラオケに誘ったというハジメちゃん。
 谷瀬が前回性悪なところを見せたからか思い切り呼び捨てです。
 葉島は小鷹が呼びに行ったら部屋で本を読んでいた。
 繭は研究室にいて、ハジメちゃんらとカラオケルームにいた中神とずっと話をしていた。
 姿を見ていないという点では繭が怪しいですが、メガネ繭たんがそんなことをするハズは
ないので、残りのダメガネ、中神が犯人だ!(そんな決め方見た事ねぇぇぇぇ!!!)

 次。
 財前の密室。
 だから榎本を呼んで来れば…。
 ハジメちゃん、葉島を連れてきたのですが、この部屋にもともと鍵はかかってないと意外なことを
言い出す葉島。
 マットの下に鍵が置いてあるのでは、ロックする意味がないと言います。
 しかしあの晩は確かに鍵がかかっていたと。
 葉島は、自殺を強調するために財前がかけたんでしょう、と言いますが、そんな気遣いが
出来る男なら谷瀬にこき使われていないはずだ!
 繭と一緒に来た時にも鍵がかかってた、と考えるハジメちゃん。
 つーことは中神が言いかけたのを繭が聴かずに電話切ったシーンは、中神は「あの部屋は
鍵がかかってないよ」と言いかけたんでしょうか?
 でもそれだったら前回言い出さなかったのは変だな。
 まあいいや、メガネだし。(どんな理由!?)
 
 ハジメちゃんたちが最初に来た時、この部屋の照明はつかなかったらしいです。
 なんででしょうね?
 そして、ライトの光を頼りにドアの奥の研究室に向かった。扉を開けて、まっすぐ公式が刻まれた
奥の壁に向かった。
 財前がここで首をつった場合、扉を閉めれば密室、小細工はできない。
 唯一気になるのはまったく使っていないはずのシンクが濡れていた、と。
 財前の死亡時刻は11時から12時の間、その頃葉島と小鷹は食堂に。
 繭と中神はカラオケルームにハジメちゃんとともに。
 谷瀬はアリバイなし。
 そして2つしかないここの鍵は、財前が1つを握っていて、もう一つは中神の研究室の中。
(研究室は施錠されていた)
 …前回中神を誰かが襲った時…というか財前が部屋を探すため襲った時、合いかぎを作っていたらと
いう可能性がなくもないですよ。それを犯人が奪ったとか。
 あんなもん簡単な道具があれば数時間でできます。(一応、悪用を防ぐために書くのは控えておこうかと…)
 ただ犯人としてはそんな突発的な犯行ではないだろうから、しっかりとしたトリックがあるんでしょうね。
 頭使うのめんどいわー。(コラコラコラコラ)
 と、電気がいきなり消えます。
 え、自動で節電!?
 そこに小鷹がやってきました。
 で、ハジメちゃんひらめく。
 謎は一つ解決だと。
 次は犯人のアリバイだそうです。
 そのヒントがシンクだと。
 
 ハジメちゃんは外に出て中神に、水道パイプの説明を受けています。
 2つコックがついていて、下が地下に水を供給、上のコックを絞めれば中神の研究室と同時に地下にも
水がいかなくなるそうです。
 …下だけ締めればいいわけですよね、地下に水行かなくするには。
 なんかよくわからんコックだな…。
 
 次にハジメちゃんは、藻の仕組みをもう一度復習。
 二酸化炭素を吸収して酸素に変えると同時に、オイルを生み出す、と。
 おっとー、ハジメちゃん、謎はすべて解けたらしいです、すごいです。
 私には何のことやらサッパリ。
 もうだるい。ホントだるい。(いいのかそれで)
 
 そうして皆を集めたハジメちゃん。
 真相を明らかにします、と言い出しました。
 早く言わないと芹沢さんに怒られるぞ。
「俺は探偵が一番嫌いなんだよ。謎は解けましたとか言っておいて聴いたら「今はまだ言えない」とか、
ここで言えよいますぐ言えよ早くい」(音声が切れました)

 ハジメちゃん、まず2年前の真相から明らかにすると言い出しました。
 犯人を早く!(順を追って言うから!)
 2年前のヒトクイは残忍な殺人事件だった、というハジメちゃん。
 それを告発しているのが、緑川が壁に残した公式だそうです。
 ああ、母音かぁ。なるほどねぇ。元素記号で考えてたわ。
 とっさとはいえよくそこまで考えて残せたなぁ。
 まるで数人が集まって「今回はこういうネタでいきましょう」と考えたみたいですね!(シッ)
 ワニベ、マキネ、そして谷瀬が緑川を殺したと示す公式でした。
 やはりあの3人の自殺未遂は偽装でした。
 だよなぁ。

 ハジメちゃんによると今回の犯人は、計画を完璧にたてたものの、最初は犯行を躊躇していた
らしいです。
 参考書買ったけど勉強は後でいいや、みたいな?(何そのゆるい例え)
 それがワニベの殺害に現れているという。
 確かにあれはワニベがビビらないと成立しないトリックでもありましたね。
 確率としては五分五分。
 あとハジメちゃんは、吊り橋を焼いたのは谷瀬と見抜いてました。
 あー、そーいやそんなことがありましたね!はいはい。
 藻の秘密を手にするまで一歩も村を出ないという覚悟でやったのだろうが、結果的にそれが
犯人の背を押すことになった、というハジメちゃん。
 うまくいったワニベの殺しと、焼け落ちた吊り橋、それを運命だと思ったと。
 まあこういうのはよくあるんですよ。
 シリアルキラーとか、サイコパスとか言われる殺人機などは往々にして、はたからは統合性が
取れてない行動でもって殺人に至ったりするのですが、それは本人の中ではちゃんと理屈がある。
天からの啓示である、とかね。
 それがこういう、「偶然にしか過ぎない」出来事であったりするのです。
 今回の犯人がサイコパスだとは言いませんが、理由をよそに求める、本心から強い人では
ないんだろうと思います。
 
 というわけで次週は犯人あてクイズらしい。
 犯人は中神で、財前に関しては室内に隠れていて、まるで今来たかのように装ったんじゃ
ないですかね。つーかそこまでしなくても、財前を殺した後、ドアノブにロープひっかけて少しだけドアを
開けておいて、財前の死体をドアの方へ動かし、自分がドアの外に出た後手で財前の死体を
引っ張りながら閉じて行けば、後はドアにもたれかかるんで、一見密室が出来ますが。
 中神が犯人だとしてね。鍵は自室に保管しておけばいいんだし。
 マキネのトリックについてはわからんなぁ。電話がヒントだとは思うんだけども。
 デジタル回線にはできない、アナログ回線だからできる、別の場所から通話する方法が
あると思うんですけどね。
 というわけで芹沢さんがこれ読んでいたら絶対こう言ってたでしょう。
「だから俺は推理小説は嫌いなんだよ、犯人当てとかなんだよ、いますぐ教えろ、犯人の名前を
言え、次号に続くっていったい」(切れました)

 うーん今回「鍵のかかった部屋」ネタが多かったなぁ。
 

<今日のメモ>
 来週はマガジンが出ないので間違えて買わないようにしなければ…。



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→金田一少年の事件簿「人喰い研究所殺人事件」読書日記8