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金田一少年の事件簿R「蟻地獄壕殺人事件」読書日記9

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

3/4 マガジン14号

 ハジメちゃん、高遠さんをあぶりだそうとやっきになってたけど、実は高遠さんは別のところに
いて、もう指示し終わったからいいやって感じで、のんびり紅茶でも飲んでたら笑えるんですが。
 つーても高遠さん、構ってチャンだからずっと様子見てるんだろうなぁ…。

 さて殺人プロトコルがどうのと言ってたら馬江田が割って入りました。
 殺されてから発見されるまで10分もかかってないんだから、部屋で殺されたとするには
無理があると。
 だからそれが騙されてるんだって…。
 ハジメちゃん、やってみせました。
 美雪ちゃんのリストバンドを、測定の合間の5分の隙にパッと外して自分の腕に付け替える。
 こうすることで生きているように見せかけられると。
 実験するなら外せないタイプのリストバンドにするのが良かったですね。
 まあ団体も犯人とグルだから、わざとこのタイプを選択したんだろうと思うけど。
 このようにして犯人こと舞谷は、まだその時点で彩世らが生きているように偽装したというわけ
ですね。
 なぜそこまでして遺体を移動させる必要があったのか。
 それが一番重要な手順だったらしいです。
 いいから早く言えよ。←

 舞谷は、かぎかかってたから殺せないとか言ってます。
 あーやっぱり華形の殺害の時には発見当時、死体のフリをしてそこにいたわけですが。
 どっかでちろっと書かなかったかな私…。
 まあいいや。
 死体なんて誰も見たくないから、シーツかけておけば、わざわざ顔確認しないですもんね。
 彩世がきていた服の色だけで本人と決めつけちゃうから。
 …誰かが移動させようとか言い出したらどうするつもりだったのか…。
 これは結構バクチなトリックじゃないですかね。
 いやまあ警察の捜査があるから大体誰も動かさないでしょうが、誰かが「このままここに
転がせておくのはかわいそうだから移動」とか言い出してたらこのトリック成立しなくなりますで。
 
 まあともかく、華形の死体が発見されて、誰も彩世の死体に注意を払わなくなった時点で
舞谷は抜け出してかくしてあった死体をそこに置き、自分の部屋に戻ったと。
 だからー。
 華形の死体を発見してみんなが騒いでる間に、彩世の死体移動が間に合うかって話
じゃないですか。
 死体を隠しておいた場所については、自分と司のみの場所だから見つかりにくいにしても、
例えばいつきさんとかが心配して司のとこに向かおうとしてたら完全にはちあわせでしょ。
 今回のトリックはちょっとバクチすぎる。
 
 ともあれ、「この色を着ていればこの人」という心理トリックを使って舞谷は祝木も殺そうとしていた。
 彩世の死体のフリをして機会をうかがっていたらしいです。
 そのたびに死体移動してんの?
 そんだけ何度も移動させたら目撃されそうなもんだけど…。
 で、ハジメちゃんは華形の死体のフリをして隠れていたようです。
 舞谷は密室状態で祝木を殺すことで、すべての罪をかぶせるつもりだったと。

 死体と舞谷がすり替わっているのを発見されるリスクについては、連絡の順番みたいな感じで
心理誘導されていたということらしいです。
 いやだから、問題はそのあとじゃないですか。
 死体を発見した後の行動まで完全に予測は立てられないでしょ。
 誰かが死体を見ることを嫌がってすぐに自室に戻ったらというリスクがあるので、心理誘導があるから
大丈夫ってすごい乱暴な説明だと思うけど。
 なんだかなぁ…。
 
 で、司については万が一にも部屋から出てこられたら困るから保険がかけられていた。
 実は司の部屋に通じる扉にもカギがかけられていたそうです。
 それをハジメちゃんはガチャガチャ触って確認してたんだけど、指紋を調べてみたらかけていた。
 つまり、ゴム手袋でその上から触ったということですか。
 部屋から司が出てくるのを警戒しないといけない人物は舞谷しかいないと。
 それは推測っしょ?
 舞谷が犯人であるとする理由にはならんと思うのですが。
 うーん…今回は推理が荒いなあ。

 一方高遠さんは、まだ決め手にかけるとか言ってます。
 あんたはそうやって逮捕フラグ立てるのやめなさいよ…。
 で、舞谷が犯人だと確定させる証拠はあるみたいです。
 次回ご期待!
 

 <今日のメモ>
 406ページのハジメちゃんのポーズが「あったかいんだからぁ♪」だった。



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