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金田一少年の事件簿R「吸血桜殺人事件」読書日記6

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

6/3 マガジン27号

 さて二人の犠牲者が出てしまったわけですが…。
 ハジメちゃんはこの7人の中に犯人がいるはず、と考えています。
 
 そんな中夕食で、三夜沢が冬部に、席一緒にどうぞとか誘ってました。
 ハジメちゃんは、皆で集まりながらどうですか、と。
 ばかやろ、セッティングするの葉崎さんらだぞ。
 手伝え。
 虎元さんは窓際でいいということらしいです。
 確かに傷を見られたくないって気持ちはわかるなあ。騒がしいのが好きじゃないだろうし。

 愛染さんも従業員も皆でと提案。
 いいですね。
 
 そういうわけで食事が始まったんだけど、ハジメちゃんと美雪ちゃんの話が面白い。
 席が同じになったとかいうやつで、ハジメちゃんがズルしてわざと隣同士にしていたことが判明。
 ここで冬部が、絵東と斧田もそうだったとか言い出した。
 なんか伏線になりそうな気がしたけどさらっと流されました!
 三夜沢も席順で、後ろに何人もいなかったと言ってるけどそれおかしくないですか。
 席の数って区切りがあるから、三夜沢だって前に来る可能性あるし。
 列で並んだ時の話なんですかね??

 でもって敷島と葉崎がいい感じの雰囲気になってた。
 学校が同じとかじゃなく、ここで知り合ったみたいです。
 出身地が遠いらしい。
 その流れでハジメちゃん、愛染さんと虎元さんにも、年が近い的なことをふってます。
 いやあんた女性に年齢の話は…。
 ただ一瞬二人がアイコンタクトしたのをハジメちゃんは見逃しませんでした!

 そこに北屋敷さんが。
 あっ……忘れてた…。
 北屋敷さんは事故で妻子を一度に亡くされたそうです。
 年齢的には犯人ドンピシャですな。
 
 ハジメちゃんはこの夕食の席ですごい違和感があったそうです。
 絵東と斧田の話じゃないですかね。なんで席隣同士なのかっていう。
 違うのかな。
 剣持さんと話していたら、いじめ事件の関係者の話が。
 少なくともここにいる7人で、青桐家と接点があるのは、冬部のみだそうです。
 だからといって彼が犯人というのはあまりにも短絡的だよなあ。
 ここに来る前に殺してしまえばいいわけだし。
 
 冬部の方はドアの外に警察官の見張りが立ってました。
 これ抜け出して殺されるパターンじゃね?
 と思ったけどそこまでいかないか。
 ハジメちゃんは半々といった感じですな。
 冬部が犯人だと説明がつくこともあるが、しっくりこないと。
 
 てーか警察官!!!!
 居眠りしてんなよ!
 見張り役にたたねーな!

 そんな深夜、西の棟の部屋で警告音のようなものがなっていると愛染オーナー。
 鍵が見当たらないから北屋敷を起こし、キーを出して行くと。
 剣持警部によると、空き部屋のはずなのにいきなり鳴り出したそうです。
 そういうわけで中に入ると冬部が殺されていた。
 はい、じゃ関係者殺されたのでこの事件は終わりということで。(コラァァァァ)
 今回もまた、鍵のヒモが枝に絡まっているケースです。

 つーか金田一にしては珍しいですよね。
 犯人のターゲットと思われる相手が全部殺されて計画完遂みたいなのは。
 いやもちろん彼らが本当のターゲットかはわかりませんが。
 まだ死者が出るかも知れないし。
 いずれにしても珍しい展開で面白いです。

 
<今日のメモ>
 見張りの警察官めっちゃ無能…。


 


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