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金田一少年の事件簿30th 鬼戸の祭り 読書日記9

※この日記はネタバレを含んでいます。読まれる際には十分ご注意下さい。

12/13 イブニング01号

 さて犯人がわかったハジメちゃん!
 いったい犯人は誰なのか。

 あ、全員集めるのはセオリーなのね。
 まあ集まらないと話始まらないからね。
 たまには謎解き終わったところで「○○さん(犯人)がいない!」「最初からきてないけど」
という展開も面白いなと思ったけどそれだとギャグ漫画になってしまうな。

 ナツミは「さっき聞かれたあの事件と今回の事件は何か関係があったの?」と意味深な
ことを言っています。
 つまり皆に聞いて回ったんですね。
 犯人をあぶりだすために。
 
 つむぎの祖父は自分が渡した写真が事件解決の役に立ったと聞いて驚いている様子。
 ハジメちゃんは、犯人がこの事件を引き起こした動機についての話をしています。
 そもそもの始まりは5年前のつり橋落下事故でした。
 その5年前にもお宝の金獅子が盗まれかけた事件があった。
 ナツミの夫が盗もうとしている人物を見つけてとがめたため、事なきを得た。
 ただそれは、事件が発覚しなかったということで、余計な逆恨みをかった可能性は
ありますよね。
 そこらが事件の発端だとしたらナツミが犯人になる可能性は高いんだけど、そんな簡単な
犯人像ではないはず!多分!

 で、その窃盗未遂をしたのが今回殺された、鮫川、白神、鬼倉だった。
 子供の頃からどうしようもない人間だったんですね。
 ナツミの夫は誰にも言わず様子を見ることにしたが、3人は殺してしまおうとまではいかなくても
死んだらラッキーくらいに思ったんでしょうね。
 そんな折3人はつり橋に立ち入り禁止の看板が設置されているのを発見した。
 ナツミの夫が子供の送迎にあの橋を使うことを知っていた3人は、保育園に娘を迎えに行く頃を
見計らって看板を隠した。
 ところがここで看板がなくなったことによって、工事が終了したと勘違いした観光客一行がここを
渡り、事故が起きてしまった。
 大量殺人者じゃないか。
 子供のいたずらで済まされるレベルじゃないでしょこれ。
 
 ハジメちゃんは、今回の犯人はおそらく、看板を戻しにきたが事故発生したのを見て逃げた3人を
目撃したのではないか、と言います。
 そして今ここに集まった6人は事故で大切な人を失って、3人を殺す動機がある人物のみ。
 犯人はこの中にいる!
 あ、黒タイツさん久しぶりに出ましたね。
 あのトリックに気づくわけないとか言ってます。
 
 ここで宇治木が、この中に犯人はいるわけないだろうと言い出した。
 最初の二人が殺された時点で、全員にアリバイがあったからですね。
 でも共犯がいたら?ってこと考えたら不可能でもないような気がする。
 いやでもこの状況だと単独かも知れないなあ…(笑)。
 鮫川の首吊りも自殺だという宇治木。
 高いところに人をつるせるわけがない、というのが理由だそうですが、それだったら高いところに
つるされていたら全員自殺なんかい。
 
 ハジメちゃんは鮫川の殺人から説明する、と言います。
 今からこの現場に行くと。
 佐木君が枕をリュックに入れ、背負って上ってますよ。
 これは金獅子の変わりかなんかでしょうか?
 
 犯人は盗まれて行方不明の金獅子をエサに鮫川をおびき出した。
 やぐらの上に金獅子があることを思わせぶりにいったのかも知れないと。
 確かにあったら背負って降りようとしますもんね。

 この火の見櫓ははしごをあがって上に出ると、頭が真っ先に出る。
 そして入り口のところには輪になったロープがめぐらせてあった。
 そのロープははしごの手すりに引っ掛けられていた。
 ここに頭がひょっこり出ると、仕掛けによってちょっと引っ張っただけで首がしまり簡単に首を
吊ったように出来るというわけですね。
 あとはくくりつけて鮫川が死ぬのを待って、仕掛けようのロープを回収すれば、一人で
首吊りしたように見えると。
 ここらのトリックはわりかし簡単ですね。
 てこの応用というか、これなら直接人体をひっかけたロープを引っ張るわけではないので
少ない力で支えることが出来るというわけです。
 
 赤萩は、これで殺すことは出来たとしても、ここにいる人間は白神と鬼倉を殺すことは
出来ないのではないかと発言。
 そのトリックも解明済みというハジメちゃん。
 本堂に戻ろう、そこで犯人がやってのけた天才的なアリバイトリックを解き明かして見せると
言います。
 それはいいけど謎解きであちこち移動させられて誰も文句いわんのね。
 私だったら面倒だからついていかないわ(笑)。

 さて本道ですよ。
 ハジメちゃんは、この人物の中に一人だけ、この二つの殺人をやってのけることが出来た人間がいる、と
言います。
 気がついたきっかけはつむぎの祖父が撮っていた写真だった。
 正確には写真そのものではなく、メモリーカードから欠けていた写真があったというのです。
 祖父はある可能性に気づいて、いくつかの写真をカードから消したと。
 名前変更して抜けた番号に気づかないようにしておく知恵はさすがになかったか。
 やっぱりこれは私が予想した犯人像であっているのか!?
 これはやっぱり犯人はつむぎのような気がしますねえ。
 彼女だったらあちこち歩き回っていても不自然ではないし、舞台に出るのを殺された鬼倉に一時
代わってもらうことだってできただろうしね。(かぶりものでばれない)
 いやこのトリックは違うかも知れないけど多分犯人はあってると思う。


 <今日のメモ>
 日本にはあといくつ、金田一の舞台になれそうな村があるんだろう…(笑)。



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