多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→龍馬伝


龍馬伝

第10話(10/03/07)

 前回と違い今回はいろいろ道が開けた龍馬のことですから、さくっと剣術修行を終え、
北辰一刀流免許皆伝を示す目録をいただいておりました。
 安政5年のことでした。
 
 で、龍馬が道場をぷらぷらしていますと、やってまいりました佐那さん。
 自分の気持ちを打ち明けたのですが、割とあっさりというか、さくっとごめんなさいされました。
まあ何となく佐那も予想はついていたようですが…。
 この後佐那さん出てくるのかな。最近の本で、佐那がどう生きてたかわかったみたいな
資料が発見されたというのを読んだ気がするんですが。

 そして龍馬はまた土佐に戻ってきました。
 この年幕府は日米修好通商条約を結びました。こんな噛みそうな名前にした奴は誰だ。
 この条約はアメリカだけが得する条約で、のちに他の国とも同じような条約を結ばされる
ことになるのですが、この条約が無効になったのは約40年後のこと。
 そんなこんなでジャイアンことアメリカはちょくちょく日本に無理難題を言ってくるので、
アメリカが風邪を引けば日本がくしゃみをするという、不名誉なジョークが言われるように
なったわけです。でもなんだかんだいいつつアメリカは日本にちょっかい出してくる。

 この条約を勝手に受け入れてしまったのが井伊直弼です。
 桜田門で暗殺されましたが、その時に体の位置を確認したところ、門の外に出ていた部分が
多かったため「門の外で暗殺」と判断され、この暗殺事件は「桜田門外の変」になった…と
テストで書くと間違いなくバツをくらいますので注意して下さい。(待て)

 強引にあれこれやったからといって悪いやつ!と決めつけることはできないし、彼自身も
開国してやりとりして国を強くすることこそ、外国に日本が渡り合っていける方法だと考えて
いた部分もあります。
 ただ、安政の大獄とかやってくれちゃったりしたもんだから、彼の行動を見た、日本国内の
自称新世界の神達が「ダメだこいつ…早くなんとかしないと…」と思ってより活発な行動を
しちゃったりなんかするわけです。

 えー龍馬の家では皆が目録を見てるんですが、乙女さんの様子が変。
 と思ったら、旦那を差し置いて自分が見ることはできんとかいってて、旦那って誰やそいつ
と思ってたら乙女さん結婚してはりましたー!
 龍馬も意外だったようですが、乙女さんは結婚生活が窮屈でならないとグチをもらします。
確かに乙女さんの性格からしてわかる気もしますね。
 そして龍馬には、好きな人と結婚しなさいよと冷やかすんですが。
 この後案の定、乙女さんが誰か心に思う人はいるのか、白状しろつって風呂の火を
めっちゃ強くしてて笑えました。

 えーと、若い世代にはわからないかも知れないんですが、昔は五右衛門風呂つって、
風呂釜に水を入れ、それを下から熱して温めていたんですね。今みたいにお湯が出るような
時代じゃないからね。鍋で湯を沸かすようなもんだと思って下さい。
 だから普通に入ると釜がめっちゃ熱いんで、底に木の板をしいて入ります。五右衛門風呂
知らない人は、ふたを開けてまたふたがあると思いこんでそれを取り、そのまま入って大体
大変なことになります。
 なして五右衛門風呂というかというと、石川五右衛門が釜ゆでの刑にされたことから由来。
 ぬるくなってきたら誰か外で火を吹く人が必要になるわけです。
 お寺さんとかは今でもこの五右衛門風呂が残っているところは多いみたいですね。基本的に
薪とかでの生活ですから。

 話が脱線しましたが、んで龍馬は加尾と神社で待ち合わせして、江戸土産のかんざしとか
プレゼントしちゃったりしてるわけですよ。
 で、髪の毛にさしてあげてるのですが。
 …角度が変とか思ったのは私だけでしょうか…?それはねぇよ!的な。
 ともかく、龍馬は、もうどこにもいかない、土佐で子供に剣術教えるとかして暮らしたい、そして
ゆくゆくは黒船を作って皆を乗せたいと言い、そして加尾、お前もとか言うわけですよ。
 要するにプロポーズなんですが。
 あの…開国のことで日本の先行きを心配していたのはもういいんでしょうか?

 加尾も大変に喜びます。そりゃあもう何年も待たされたもんねー。この昼行燈はフラフラと
江戸に行ってしまうし。

 一方弥太郎のとこに、なんかおっさんがやってきました。
 吉田東洋の親せきで、彼のつかいで、弥太郎を牢から出すことになったらしいです。
 このたびやっと吉田が参政に返り咲いたらしい。
 というのも、井伊の行動を批判して隠居させられた山内から、吉田が政治を任された
らしい。
 いいのかこんな自称天才に任せて。土佐終わるぞ!(いやいやいや)

 吉田は土佐の改革に乗り出し、簡単に言うと、自分達の給料を半分に減らして、いらなさ
そうな人間をリストラしはじめました。今風に言うなら「仕分け」だ。
 それで、柴田というおっさんが解雇されちゃったわけですが、その柴田に武市がうまいこと
取り入って、吉田を失脚させようとするわけですよ。
 話がややこしいのー!

 井伊と山内・吉田は対立しているとみなしてよくて、でもって柴田は吉田と対立。
 武市は柴田側について、弥太郎は吉田側と。
 武市は、吉田は柴田のことをなんもわかってない、柴田は土佐に必要な人物とうまく持ち上げ、
攘夷が起きたら吉田は失脚するはずだと言います。
 あれ?と思ったら、吉田は攘夷だの開国だのというより単に土佐を強くしようって感じの
人だったらしい。
 ということは柴田は単に吉田を恨んでるだけで、武市はそれをうまく利用したって理解で
いいんですかね?

 武市は加尾の兄らと会合して、京に三条実美という公家の攘夷派がいるんだけど、
山内の娘が、三条実美の兄に嫁いでるから、その娘の身の回りの世話をする人間を
送りこめば、三条実美の動きがわかるとかいうわけですよ。
 そうか、山内の娘から直接教えてもらうってのはできないわけですな。柴田がクビに
なってるわけだから、実質対立してる形だし。あーめんどくさい。
 つーか以蔵を見はりにしないで話に入れてやれよ!かわいそうだよ!今週以蔵
出番ここだけだしセリフねーんだぞ!

 一方弥太郎は、吉田に、商売の才能を見いだされて長崎に行くことになってました。
 たまたま龍馬と出会って、龍馬は「どうしたんじゃ、こぎれいなかっこして」と声をかけます。
 気をつけろ!こいつこんな顔をしてさりげなく毒を吐くぞ!
 それ普段の弥太郎が汚いと暗に行ってんじゃねーかよ!

 弥太郎は、俺は長崎に行く、今度戻ってくる時にはお前が気軽に挨拶もできんほどの
人間になってやるからなー!とか言ってたんですが、龍馬はあの通りド天然ですから、
「あっはっはーその意気じゃー!わしも商売やるきにー!のう金時ー?」みたいなノリで
送り出していました。皮肉も通じん奴め!

 加尾の方は、龍馬からかんざしもらってウキウキしていたのですが、兄が、京に行って
攘夷派のスパイになってくれと言いだしたもんだから「てめえふざけんなよ」のボビー
オロゴン状態です。
 行けば生涯戻ってこれないと言われればなおさらです。
 兄に殴られた加尾は家を飛び出してしまうのですが…。

 武市は、送りこめる女は他にもいるしーとかフォローするんだけど、兄はもう、加尾でないと
ダメだみたいな調子になってて、今度はこっちかい!って感じでした。
 兄は、お世話係になれば幸せに暮らせる、土佐で、上士にに頭を下げたりいじめられる
必要はなくなるんだ、という、幸せになってほしいという願いから、加尾を京に行かせようと
してるんでしょう。けれども、兄が幸せだと思っていることが、必ずしも加尾の幸せにつながる
とは限らないっていうか、単に押し付けでしかないと思う。
 加尾も可哀想な女性ですね。

 で、加尾がいるのを発見した乙女が、龍馬を呼んで家にあげてあげるのですが。
 あれぇ乙女さん、あなた結婚したのにここにいるんですか?
 ともあれ話を聞いた龍馬はそのまま武市のとこに乗り込んでいくわけです。

 珍しく龍馬が本気で怒っていて、幼馴染を人柱にしなければならないほど攘夷が大事か、
と言います。
 それなら以蔵らと江戸にいって井伊を切ればいいじゃん、と。
 いーじゃんいーじゃん電王になればいいじゃん!

 武市は、幕府を正すため、土佐は強くならないといけない、自分達が藩の中で力を
持たないといけないんだと言います。ああそうか、吉田と目指すもの自体は同じでは
あったんだけど、吉田は武市を所詮下士と言ったからなぁ…。
 でもって龍馬に、お前は加尾と別れたくないだけだろうがって言うんですね。
 龍馬だったら加尾と結婚する約束をしてなくても、加尾の意志で決められたので
なければ乗り込んできたと思いますよ。
 友人のためなら命もかけられる、熱い男じゃけん。

 加尾を京にやるわけにはいかん、という龍馬に、それが侍の言葉か!と怒る武市
ですが、逆に龍馬の言葉に圧倒されます。

 自分は長いものに巻かれる生き方はしたくない。
 大事なものは命をかけても守る。
 この剣に誓った。

 …と言った20分後に悲しい別れが待っていたりするわけですが。(台無し)

 龍馬は、今日は家に帰れ、明日いつもの神社で待つ、と加尾に帰るように言います。
 大体この手のセリフを言ったドラマで、翌日無事会えた試しがありません。

 武市は道場で一人悩んで…一人だと思ったらなんか武市3人いるぅー!しかもこういう
時普通は天使と悪魔とかになりそうなもんなのに2人ともブラック武市だー!
 クワックワックワッ!←それブラックデビルですやん。
 …っていうか武市さん役の方、ブラック武市お疲れ様です。
 
 それでやっばり加尾に悪いかなぁとかちょっと思ったらしい武市、柴田に、加尾だめっぽい
ですって報告に行くんですが、この柴田もアホで、「もう報告したし!加尾でないとマジヤバ
だし!どうしても別の人間が行くっていうなら誰か腹切ってもらうかんね!」とか言うんですよ。
 ええいお前がその太鼓腹を斬れ!
 …っていうかよく考えたら相手は顔を知ってるわけじゃなし、別の人間を「加尾です」って
いうことにして行かせればいいんじゃね?
 皆さん残念な頭をお持ちだったようで誰も気がつかなかったっぽい。

 そういうわけで翌日龍馬は待ちぼうけ。
 加尾の方は兄と武市が外にいて、行くなら自分は切腹するって兄に言われたもん
だから、おのずと道は一つしかないわけです。
 つーかここで武市がずっと無言なのが卑怯だなと思った。
 これから攘夷を貫くっていうのなら、加尾に土下座して謝るくらいせいよと。それが筋って
もんだろうが。

 加尾が来ないのでおかしいなと思い始めた龍馬の前に、長次郎が現れて、「お祝いの
まんじゅうを注文されたんですよ。加尾さん今度遠くへ行かれるそうで」って聞いてめっちゃ
驚くわけです。
 つーかついさっきのことじゃないですかそれ決まったの。
 
 加尾は柴田のとこに挨拶にいってて、必ず役目は果たしますみたいなことを言うわけですよ。
 それを兄と武市はどういうつもりで聞いていたか知らんけど、お前らは加尾の人生を
踏み台にする分一生かけて償えよってちょっと思いました。

 そんな中龍馬がやってきて、屋敷には入れてもらえなかったけど、加尾を呼ぶわけですよ。
たまらず武市が出て行って、加尾が自分で決めた、と言います。
 …自分で決めた?
 加尾が龍馬のところに行くなら兄は切腹する、とやっておいて、加尾に「京へ行く」と言わせる
ことが「加尾が自分で決めた」こと?すいませんが武市さん、てめぇの首から上にのっかってる
もんはなんだ。そんな役に立たない頭引っこ抜いて南瓜乗せとけや。

 家でしょんぼりしている龍馬に、まだ実家にいる乙女さんが声をかけてきて、力ずくで取り戻す
つもりかい、と聞いてきます。
 龍馬は、加尾が決めたことなら仕方がないとしながらも、これからの道を見失ってどうしたら
いいかわからない状態だと答えます。
 そこに、加尾の使いだという人間が文を持ってきて、読んだ龍馬は飛び出していくんですね。

 加尾が神社で待っていました。
 加尾は、龍馬は自分がいなくても生きていける。私ができなかった生き方をして欲しい、
それを探して下さい。きっと見つかるからって言います。
 ここはほんっと悲しい別れだなぁと思いました。
 こういうことがあればますます龍馬は、土佐藩には寄り付こうともしなくなるだろうし、武市
の考えとも離れていくと思います。
 攘夷をするには何かを犠牲にしなければならないけれども、まわり道すら出来ない道なら
やめてしまえ、と私は思います。
 ヅラみたいに攘夷がJOY!とか言っておけばいいのに…。


 次回「勤王と電王は何となく似ている」
 絶対見てくれよな。 




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