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龍馬伝

第32話(10/08/08)

 1865年6月のことでした。
 ってかぶっちゃけ前回からの続きですが(当たり前)。
 新撰組にめっちゃ追いかけられている龍馬と中岡。お前らはアホか。
 最初から問題起こすなぁぁぁ!!!

 龍馬達はあれから、西郷を追って京にやってきていました。
 つまり、図としては、西郷を追う龍馬を追う新撰組、と。これで新撰組を西郷が追って
いたらめでたく三すくみの完成です!(どうでもいい)

 京の薩摩藩では西郷は引きこもって閉じこもって何かをしていました。
 そこに部下が、龍馬らが会いにきた、というのですが、西郷は要件はわかっている、と。
 でもって龍馬、部下に、西郷は今は会えないと断られてしまいます。
 中岡はめっさ怒ってますが龍馬は恐らく、何かあると思ったんでしょう、また出直す、と
あっさり引きかえします。

 西郷は西郷で恐らく、前回隠密がいたことから、計画が幕府に筒抜けになるのを恐れて、
下関によらず京にきて、幕府から何か言われたら「下関なんか寄ってませんし今回京に来た
だけですけど?」みたいな言い訳をするつもりだったんだと思います。そして多分龍馬が
自分の行動に何かあると感じてくれるだろうことも。
 龍馬は龍馬で、西郷が男として言った言葉をひっくり返すわけがないと信じているから、
西郷がそういう行動をとったということは何かあったんだろうな、と行動の裏を読み取ったのでは
ないでしょうか。
 もちろん史実ではどうだったか知らないけどそういう風に、お互いを信じてないと出来ない
ことだと思います。

 龍馬は怒る中岡に、西郷だって長州と手を結んだほうがいいのはわかっているのだから、必ず
向きあう機会があるはずだ、と説得。
 で、まずは自分達のことです。
 2人一緒だと必ず新撰組に狙われるからということで、中岡はなじみの芸妓のところに行くと
いう。龍馬は、寺田屋を思い出していくのですが。

 今はなんか天気が悪くて荷揚げの船がこないということで、お登勢さんヒマそうな感じ
なんですが。
 ぶらりと龍馬がやってきてびっくり。
 新撰組がフラフラさまよっていると忠告します。←なんかゾンビみたいだな。
 で、ここにもしょっちゅう来るというので、お登勢さんに迷惑がかかってはならんのう、と
引き上げようとする龍馬ですが。
 ふとお龍のことを思い出し、尋ねる。
 するとお登勢は、お龍は今きている、新撰組の近藤の相手をしている、と言います。
 お龍目当てに近藤通ってきてるらしい。
 近藤ー!お前にはお妙さんがいるだろうがこのクソゴリが!(ひどい)
 龍馬、今すぐお妙さん呼んでくるんじゃぁー!
 ゴリラのクレジットカードと通帳ちらつかせたらすぐ来るきにー!!!!

 お登勢の話を聞いてずかずか二階に上がっていく龍馬。
 肝が座っています。
 で、手がガサガサだとかいう、お前何触っとんねんエロゴリラみたいな会話をしていた
近藤とお龍のところにバッと乗り込んで行く。
 一瞬刀に手をかけた近藤でしたが。
 龍馬は、薩摩藩士のフリをして、「蛤御門の時に挨拶しました、近藤さんですよねー!」と、
西郷の親戚を名乗ってちゃっかり同席。
 うまいこと近藤をおだてあげて酒をガンガン飲ませます。
 お龍のことは「はよ酒持ってこい」とうまく追っ払いました。
 ちょっとー!フォロ方さーん!面倒なことになる前に近藤さん回収に来てー!
 マヨあげるからー!(この時代まだないんですけど)
 
 降りてきたお龍を見てお登勢さんは、龍馬があんたを助けてくれた、と喜びます。
 龍馬の方はもうどこまで登らせるのってくらい、ブタならぬゴリを木に登らせてます。
 でも龍馬も酔っ払ってきたからか、チクチクと、日本人同士でケンカしてる場合じゃ
ない、なんで命じられたまま人斬ってんのとか言い出しちゃいましたよー!
 雰囲気が険悪になったところで、近藤時間切れ。ブラックアウトしました。
 いやーあぶなかった!酔いつぶれてくれてよかった!
 ちょっとこれ誰か、白い布持ってきて、顔にかけておいてあげて!(死んでない、まだ
死んでない!)

 酔いつぶれた近藤を見て龍馬は、こいつを切ったら自分も(新撰組と)同じになる、
といってました。
 んー…まあ、龍馬が実際新撰組のことをどう思っていたかは知らんし、日本のため
どうこうというのはさておいても、私は新撰組のしたこともまた間違っていたとは思いません。
彼らだって国のために戦ってたわけだから。
 将軍のために戦ったことが悪だというのならば、それでも江戸時代開始という、天下統一に
よって、侍が剣術忘れて惚けるほど平和な世の中があったことすらも否定しかねない
わけで。
 だから、誰が間違ってる、誰が正しいというのはなかなか歴史の中では言いにくいん
じゃないかなーと。
 
 で。
 相当飲んでるから朝まで起きん、という龍馬ですが、近藤をそのままにしておいたら
目を覚まして暴れる可能性があるかも、というのは考えてないようです。
 新撰組のやつに引き取りにこさせるかなんとかしとけよ!
 危ないよコレ!

 龍馬は風呂に入るというのですがここでお龍が、奥の部屋にも龍馬を探している奴が
いる、と言ってきます。
 龍馬、酔っ払ってますから調子こいて「挨拶してくるかー」と。
 あの、すいませんが、場所変えて話してもらえませんか。
 2人の間で、さっきから酔いつぶれて寝た演技している原田さんが可哀想です。
 まあ挨拶に行くというのは龍馬の笑えない冗談だったようで、彼は風呂に入ってくると
降りていきました。

 その頃陸奥は亀山社中に戻っていたのですが、皆は西郷がすんでのところで約束を
破った、とメチャクチャ怒ってます。
 でも、その京に向かった西郷を龍馬が説得するため自らも京へ向かったと聞いて
皆ビックリ。
 怒ったり驚いたり忙しい人です。
 長次郎は、こんだけやったらヅラも許さないのではないか、と割と鋭いところを言う。
 
 そうなんですよ、あいつ慎重派のクセに結構根に持つタイプなんですよ。
 ラーメン屋いって、そばがないと文句言うような人ですからね!(それは銀魂のヅラ!)

 長州の方では、出かけていた高杉が戻ってきました。
 あれ、どうしたんですか高杉クン。前髪がきれーに切りそろってますけど。髪切ったん
ですか?本気でパッツンパッツンになってますよ?
 なんでも、高杉は武器を買いにいっていたらしいんですが、やっぱり手に入らなかったと。
 ヅラを「桂さん」と呼んでたからびっくりしたけど、そういえば銀魂の晋助が、誰より身長
低いくせに(待て)偉そうなだけだったんであって、史実ではヅラの方が上でしたもんね。
高杉にとっては一応上司だったの忘れてました。
 でもヅラは、武器が買えなくてしゅーんとしている高杉(かわいい)に、みんな晋作が戻って
喜んでいる、と励ましてあげるのでありました。
 ここで高杉が「長州は負けやせんよ」と言うんだけど。
 なんでそこでドスきかせる声にした?いいけど。
 
 一方大坂では。
 幕府軍がまだすったもんだしてました。
 あんたら…ずーっとそこにいるの?何してんの?ひと月くらいいるんじゃないのここに。
 家茂は戦いは嫌だといい、眉なし慶喜はゴーゴー!って感じだし。
 長州を征伐する藩の軍がどんどん集まって、もはや長州の命は風前のともしび、という
感じでした。
 ところがどっこい。
 こっから長州及び薩摩のとんでもない反撃が始まるわけです。(反撃というか、体勢の
盛りかえしですね)

 えー。
 土佐。
 弥太郎、半泣きで楠の数数えてました。
 どーしてワシはこんなことをしとるんじゃーと嘆いてます。
 あれ!?弥太郎が2人いるよ!?(一匹はニホンザルじゃぁー!)
 
 えー、不幸に見舞われている弥太郎君に残念なお知らせがあります。
 将来、後藤の負債も負わされます。(史実)

 弥太郎がサルと本気のケンカをしている頃、弥太郎の家族は、今頃弥太郎はなに
してるかねーと言いながら暮らしていました。
 父は、なんで後藤の言うことを聞くんだと怒ってたけど、そんなだったらまずお前が
働けよちゃんと。
 喜勢さんが、上にとり行っておけばまた出世できると弥太郎に言ったんですよ、と
いってて、父が「女こぇぇ…」とおびえてて面白かった。

 風呂に入っている龍馬くんです。
 外ではお龍が火力調整してます。
 なんかちょっとカット的に鼻の下にスミがついてるように見えたのですが、これは
光の加減だったみたいです。さすがにねー…。

 龍馬はお龍に大宰府、下関、京とあちこち行ってきたことを話し、人を動かすのは
難しい、としみじみしています。
 それが国を背負っている人ならなおさらなかなか動かない、と。
 ヅラは慎重派ですからねぇ、本当に。
 お龍は龍馬にも心強い仲間がいると聞いて、会ってみたいな、と言うのでしたが。
 その頃、脱衣所にて、龍馬の着物を改めている変態がおりました。
 いやあらためてるっていうか家紋とか確認してたんだけど。
 で。
 お龍が「仲間の人に会ってみたい」と言った時に。
 龍馬は、脱衣所にいる人間に気づいて「ダレぞ」って言うんだけど、お龍は仲間の
誰に会ってみたいかと言われたのと勘違いしてんですが。
 その時スッパーンと風呂場の戸を開けて入ってきたのは!
 武市さん!
 だと怖いので!

 重太郎、その人でありました。
 あんた…ホントちょくちょく出てくるな…。

 「坂本くんだー!」と突撃してきた重太郎に、パニックになる龍馬がメチャクチャ笑えました。
 というかすいません、BGMがホラー系になっているのは何故なんでしょうか。

 で、一応風呂からあがった龍馬は、お登勢さんらに重太郎を紹介するのですが。
 登勢らは、龍馬を捕まえにきた人間だと思っていた、と言います。
 その重太郎の要件とは。
 ズバリ、江戸に龍馬を連れ戻すことでした。佐那のために。
 まだ諦めてなかったんかあんた!

 気を利かせて立ち去る登勢とお龍でしたが、お龍は気になるらしくて、影から話を
聞いてるのがなんかかわいかった。
 重太郎は龍馬に、佐那は誰の嫁にもならないと言っている、キミが言わせてるんだ、と
言います。
 あんたさ…兄として気持ちはわからんでもないけど、それは佐那さんに失礼だと思う。
佐那は佐那できちんと龍馬のことを理解して諦めたのだから、そして自分一人で生きて行く
決意を固めたのだから、龍馬がそれを言わせてるっていうのはとんでもないうぬぼれですよ。

 重太郎は、佐那と夫婦になってくれ、と土下座します。
 龍馬は今大事な時だ、といいますが。
 土下座してる重太郎の頭を持ち上げようとしても持ちあがらねぇー!
 すごい土下座だ!
 
 仕方がないので龍馬、「できん」と一言いいました。
 自分にはやらなければいけないことがある、と。
 重太郎は志があることは承知、その上で頼んでいるというけれども。
 でもそれは今の龍馬にとっては、死ねと言ってるのと同じことだと思いますよ。
 仮にここで重太郎が無理やり江戸につれ帰って結婚させたとしても、龍馬は日本のために
また下関に行って薩摩と長州を結びつけるまでは、そして幕府を何とかさせるまでは絶対に
江戸には戻ってこないと思います。
 だからこそ重太郎が言ってることはムチャクチャに等しいわけで。
 龍馬は、できない、と頭を下げました。

 ところが重太郎しぶとかった。
 あきらめない!ここで寝る!といって無理やり龍馬と同室に。
 きれいなお姉ちゃんならまだしも、むさい男と2人で寝るのって…。

 えー、そういうわけで寺田屋も店じまいになったのですが。
 登勢とお龍が話しているのを何となく重太郎は立ち聞きするんですね。
 登勢はお龍に、龍馬のことが好きなんでしょう、と尋ねてます。
 でも、登勢は、ああいう人を好きになったら女は不幸せになる、と言う。
 あの人は一つどころに落ち付かない人だ、ひとりの女を幸せにできる人じゃない、
あの人が幸せにしたいのは、世の中すべての人だ、と。
 重太郎がそれをどう思ったか知らないですが恐らく、ここで初めて彼は、佐那は
自分よりとっくにそれを理解していたんだ、と気づいたんじゃないかなと思ってます。
だからこそ、龍馬を引き留めず見送ったのではないかと。

 寝ている龍馬を見て、重太郎は何も言わず自分も床についたのでありましたっていうか
掛け布団ないんかここは!
 布団もえらい小さいな。
 まあ旅館ならこんなもんか。

 下で登勢がお龍に、そろそろ帰ったらと言ってた頃。
 誰からも存在を忘れ去られていた近藤が下りてきました。
 あ…今まで放置されてたんだ…可哀想に!
 彼は、龍馬のことを前にも見たことのある顔だ、と言います。
 やばい!ゴリラが思い出すぞ!お登勢さん、バナナ持ってきて!(待てや)

 あれは…岡田以蔵を逃がした奴だ、と気づいた近藤。
 龍馬の行く先を尋ねます。
 登勢は、大坂に今夜中につかねばならんといってもう出て行ったというのですが、
お龍がアドリブ弱い人みたいで、見破った近藤はずかずかと二階へ。
 抜刀して龍馬の部屋に向かうのですが。
 龍馬、刀をよけました。
 まああれだけ殺気放ってやってくれば、龍馬みたいな人間ならわかるわけで。
 バッと飛び起きて、重太郎とともに刀を構えるのがかっこよかったです。
 
 重太郎は、龍馬に危害を加えるなら自分が相手をする、という。
 龍馬が「この人は北辰一刀流の〜」と言った時に近藤が反応していたから、多分
知ってるんじゃないかと思いますけどね。山南さんとかがこれの使い手だから聞いたこと
あるでしょうし。
 切っ先さばきすげぇー!
 と、そこにお龍が飛び込んできて、近藤の刀の前に立ちはだかり、お願いします!と
言ってきます。
 え?募金?(ちげぇ)
 近藤の刀の前に立ちはだかるお龍の前に立つ龍馬。
 いや、ちょっと一旦さがって距離リセットしようか!

 なにを思ったか近藤は、刀を納めて降りていきました。ま、かなわないと思ったんでしょうね。
 …あれ、こいつも食い逃げしてないか?金払った?
 フォロ方さーん!!!!!

 龍馬は重太郎にお礼を言います。
 新撰組に狙われているのか、と驚いた様子の重太郎。
 もしかしてこんなことになってると知らないで来ました?
 龍馬は、自分のようなものは、いつ命を狙われるかわからない、と言う。そういう意味でも
佐那と結婚することはできないでしょうね。
 龍馬はお龍にもお礼を言っています。
 重太郎も多分、お龍の様子からして、いろいろ気づいたんじゃないかと思いますが…。

 夜道を帰っている近藤。
 いいからキミも振り返っとらんで早く帰りなさい。

 朝。
 重太郎は江戸に戻ると登勢に挨拶をしていました。
 龍馬が起きたら、外を歩くときは気をつけろと伝えてほしい、と言ってます。
 妹のことも、断られるのはわかっていた、妹ではなく自分があきらめきれなかった、と
言います。
 多分そのとおりでしょうね。
 これでちゃんと決着ついたと思うのですが。
 で、登勢に、龍馬を頼む、何か困ったことがあったら相談に来てくれ、といって
重太郎は出て行きました。

 …よく考えたら、自分があきらめきれなかったという割にメチャクチャ妹をダシに
してたような…重太郎ォォォォ!!!!

 
 龍馬はちょっと早く起きていて、そのやりとりを見ていたんですが、自分に会うことなく
帰りたいという重太郎の意志を尊重して、彼が出て行ったあとに、今起きたような顔をして
でて行くのがよかったです。
 で、出て行った方にちゃっと頭を下げる。


 それで、朝餉。
 ここは宿だから朝から多分メシを炊いていると思うのですが、本来「関東の朝炊き・関西の
昼炊き」という言葉がありまして。
 大坂は商人の町と言うように、朝から何かと忙しかったですから、朝は前日の冷や飯に
茶漬けで済ませ、昼間にご飯を炊く、江戸は武士の町ですから、朝ご飯を炊いてしっかりご飯を
食べて出勤、炊いた物をおひつに移して昼食、夕飯にするという感じ。もうこの頃は
1日3食が定着しています。(日本人が一日2食から3食になったのは1600年代)
 
 飯を食いながら龍馬はお龍に、ムリに嫌な客相手にしなくてもいいんじゃね?とか言ってる
けど、お龍は、うち客商売だからそんなわけにもいかん、と言います。
 そりゃお龍さんの方が正しい。
 困ったら登勢さんでも「お客が立て込んできた」って逃がしてくれるでしょうし。
 龍馬は、そのうち皆にもあわせてやる、仲間に会いたいと言っていたろ、と言います。
 ああ、あの風呂場でのこと、重太郎が出てくる前のお龍の言葉、ちゃんと聞こえてたん
ですね。
 「そ・の・う・ち・のー」とわざと区切って言う龍馬もかわいいんだけど、笑顔になるお龍さんも
かわいかったです。
 今回はかわいいづくしですね!

 と、そんなところにまたまた龍馬を探している男が現れます。
 お龍が警戒して、そんな人はいません、というと相手の男は「ほれ、背が高くて、髪の毛が
にゃにゃにゃにゃーってなった」。
 天パー言うたれ!(いやいやいや!)
 つーか「にゃにゃにゃにゃー」ってかわいいな中岡!
 そうです、中岡でした。
 彼は、西郷が会うって言いにきたのを龍馬に伝えにきたのです。
 この後龍馬が茶碗持ったまま思わず走り出たか知りませんが、ともかく2人は薩摩藩邸に
やってきましたよ!

 座敷に座って待つ2人。
 と、西郷、後ろから登場しました。ドリフか!
 2人の後ろから土下座する西郷。
 いやだからさ、ちゃんと向いてるほうから出てこようよ西郷!
 
 西郷は龍馬達の気持ちを無にして申し訳ない、と謝ります。
 そしてどうして下関を素通りしたかを話すのですが。
 やっぱり、隠密の行動を警戒してのことでした。
 ここ数日、何も動きがなかったから、大丈夫だと確信するにいたり、龍馬らを呼び寄せた
っぽいです。
 中岡はヅラにあってほしい、と頼みます。
 でも西郷は今さら遅いだろう、と言う。
 ヅラ激怒してるだろう、と。
 大丈夫だよ!エリザベスの一つや二つでも用意していけば!
 それか、んまい棒だな!

 信用をなくしただろうと言っている西郷。
 中岡は、それならどうする、幕府と協力して長州を叩き潰すのか、そうしたら今度
狙われるのは薩摩だ、どちらにしろ次は薩摩がやられると言ってます。
 ちょっと落ち付こうか中岡君。
 深呼吸してみようか!
 はい、すってー、はいてー。すってーすってーもっとすってー!(死んでしまうわ!)

 一方龍馬の方は黙りこんで考えています。
 こういう時は何かいい考えが思いつく時ですよー!
 一休!一休!一休!
 はーい慌てない、慌てない。一休み一休み。

 で。
 龍馬は、手土産を持ってくのはどうか、と言います。
 申し訳ないことをしたら手土産を持って行くのは当たり前だと。
 なるほど!
 金の饅頭ですね!?(そんなあからさまな)
 龍馬は、例えば軍艦10隻に銃1万丁では、と言う。
 それは高杉があの引田屋でグラバーと取引失敗した、といってた武器の量でも
ありました。
 西郷は、軍艦10隻は無理でも、1隻なら何とかなると言う。
 で、中岡が、そんな買ったら幕府が黙ってないと言う。
 中岡さん、頭働かせるぜよ。
 幕府には「長州討伐のために買うんだポヨヨーン」って言っておけばいいんだよ!

 で、武器を運ぶのは自分達、亀山社中に任せてほしい、とまるで会社立ち上げた
かのごとく言う龍馬。
 もう言葉だけじゃ長州は信用してくれないから、覚悟を決めないといけない、という
龍馬。
 西郷、決意の時です。
 
 西郷、笑って、龍馬のことを面白いことを思いつく奴だ、と言う。
 それ前にいったからもういいよ!
 早く返事を!

 西郷は、手土産をやったらもう、幕府に戦を仕掛けるのと同じだ、と言う。
 でもさ、西郷。
 それは、今死ぬか(幕府に立てつく)、先に死ぬか(長州征伐に加わる)かの
違いでしかないよ。
 まあ今死ぬかっていったけど、必ず死ぬとは限らんし。
 先延ばしにすれば間違いなく死ぬけど。

 そして西郷はついに決断しました。
 もう悩み無用〜。←それ本物のヅラじゃねーか!

 西郷は、軍艦と銃を用意する、と断言したのであります。
 龍馬も中岡も大喜びです。
 これから話、いよいよ盛り上がっていくところですね。
 シーズン3の要といってもいいんじゃないでしょうかってそれは薩長同盟の方だったな。

 いよいよ歴史が動き始めました。
 まだ誰も、本当に幕府がなくなるなんて思ってもみなかった時代でありました。
 


 次回「晋助はいつも1/2を外すが、晋作はいつもハズレなし」
 絶対見てくれよな。 





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