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龍馬伝

第37話(10/09/12)

 こないだ歴史に詳しくない知人が「龍馬これで死んだんだっけ」と言ってました。
歴史かわるぅぅぅぅぅ!!!
 残りの回全部回想にするつもりか!

 薩摩藩邸に保護されたものの、出血量が多く、生死の境をさまようことになった龍馬。
 お龍さんが、治療を必死で手伝ったり、介抱してるのがいじらしくていいなぁと思いました。
 で、当然幕府の追手が薩摩藩にも来るんだけど、そんな人間はおらん、とすっぱり追い返して
いてよかった。
 お登勢の方もしらんふり。
 つーか損害はちゃんと幕府が払えよ?

 それからしばらくして龍馬は目覚めます。
 よかったですねぇ。
 重体だったわりには血色良すぎるメイクもどうかと思いますが、ともかくこれでお龍も
一安心ですねぇ。
 甲斐甲斐しく世話を焼くお龍さんがかわいいと思いました。

 西郷がやってきたのでヅラのことを尋ねる龍馬。
 ヅラは、盟約を書きあげて京を離れたらしいです。まあ確かにいつまでも長州留守に
しておくわけにもいかんしのぅ。龍馬のことを心配しながら帰ったでしょうね。
 西郷は、龍馬ももう京にいたら危ない、薩摩にいい温泉があるからおいで、と誘います。
 一人、浮かない顔をしているお龍。
 そりゃそうだよなぁ、行ったらもう二度と会えないもんなぁ。

 この後のシーンで龍馬、右手もけがしていたことがわかります。
 気が付かなかったよ。
 龍馬はヅラが書きあげた盟約を見て嬉しそうにしてます。
 んで、朱墨で裏書を始める。
 これ間違えたらどうするんだろう…大変だなぁ。
 史実で龍馬も間違えたらやばいなと思いながら書いたと思うんだけど、こっちの龍馬も
NG出したらやばいなと思いながら書いてるに違いない!
 …まあ手元映してるシーンは別の人だと思うのですが。
 つかケガ人が中腰で書くのってかなりつらいと思う!
 胸元に枕当てて支えにするだけでもかなり違うと思いますが。
 それ以前に、どうして畳に直置きで書いてるのかが理解できません。
 畳に墨が移るやろがー!ちゃんと机でかけぇぇぇぇ!!
 歴史が変わる大事なものをそんな書き方すんじゃねぇ!

 龍馬が書いた裏書は、これは確かに薩摩と長州の間で交わされたものだ、という
証明のようなものでした。
 
 で、お龍はいつか妹を助ける時に借りたお金のことを言い、少しのお金を出して、全部は
ムリだけど、必ず残りは返す、と言う。
 そんなあんた、視聴者も忘れていたようなことを…。
 私は寺田屋に戻る、龍馬は傷をいやして下さい、というお龍。
 でも龍馬は言いました。
 一緒に薩摩に行く、と。
 …家族は?(いいシーンなんだから黙ってろ!)

 このまま別れてしまったら、もう一生会えないかも知れない、という龍馬。
 加尾と佐那には一生会えなくてもいいらしいです。
 会えなくなるのは嫌だ、というお龍に、「わしらは夫婦になるがじゃ」と龍馬は言います。
 夫婦になってください、だろうがコノヤロー!
 ともかく、お龍もそれを喜んで、そうして2人は晴れて夫婦になるわけですよ。
 ただし。
 このあとも龍馬は生来の性格で男女問わず仲良くしたため、お龍さんはずーっとやきもき
させられます。
 多分お龍さんがあの世にいった時、待ってた龍馬は友人らとワイワイやってて、後ろから
飛び蹴りくらいかましたんじゃなかろうかと思う。

 あ、あの、二人抱き合って喜んでいるシーンで申し訳ないのですが。
 足でぐしゃーとかいきそうでこわいので、盟約をどっかどけてもらえませんでしょうか。

 さてさて。
 長州です。
 よっ、出ました「そうせい」様!このっ!ロクデナシ!(ひどい)
 ヅラが盟約の成立を知らせています。
 …ずいぶん早いな、龍馬が書いたやつ届くのが…。
 ともあれヅラは、確かになされたという証拠に、裏書がある、書いたのは坂本龍馬と
いう人物です、と報告しておりました。

 一方、龍馬とお龍は旅立ちを迎えておりました。
 薩摩藩士がしっかり警護していく、と西郷も送り出してくれます。
 西郷自身は、幕府が、薩摩藩に対して疑いを強めている、ということで、大坂で騒ぎを
起こす計画があるらしい。

 幕府の方は大騒ぎになっていました。
 大坂の街で町人達がビラを持ってたんだけど、そこには、薩摩が長州の味方をした、
軍艦がきただの書いてあって。
 これはヅラと西郷が示し合わせた作戦だったようです。
 ここで無意味に刀を振っているヅラ。
 久しぶりの決めシーンだからってやりすぎです。
 攘夷がJOY☆カツラップはもういいのか、ヅラ。
 長州攻めはなくなった、と言ってますが…。

 長崎の方ではあの無能奉行所おっさんが、お元に、もっと情報なかったんかいとかムチャな
怒り方しています。
 つかお元もまだそんなことしてたんか。
 
 この時、幕府は後手後手になっていたようです。
 薩摩と長州が手を組んだ、という知らせも重臣は信じようとしなかった。
 つまり、動くのが遅れたってことでしょうね。
 ここで動いておけばまだチャンスはあったかも知れなかったのに。
 んで龍馬とお龍も京を脱出してました。

 そして久しぶりに出てきました、容堂。
 相変わらず飲んだくれてます。
 もう酒風呂にでも入って登場すればいいじゃん!
 その酒風呂を台車に載せて後藤が押してさぁ!(どういう方向にキャラ設定したいんだよ)

 彼は後藤に、お前の言うとおりだった、と言ってます。
 風向きが変わってきた、と。
 武市が生きてればなぁ…ほれみたことかって感じだったのに。

 その後藤も上機嫌で、殿に褒められた、と弥太郎に話してる。
 でも後藤はバカじゃないから、公家から聞いたという弥太郎の話の出所、
本当はどこだ、と聞いてくる。
 弥太郎は、龍馬からだ、と言います。
 後藤は龍馬に対してはバカにされたという思いがあるから怒ってるんですが。
 でも弥太郎は、あいつは下士だからとひとくくりにしてはいかん、という。
 薩長の間に立って手を組ませたのは龍馬だと。
 …………前回、龍馬それ内緒って言ってなかったかなぁ…もういいのかなぁ、
彼らが自らバラしたわけだし。
 ともあれ、弥太郎に秘密の話は無理だと思うよ、龍馬君!

 後藤も当然、薩長同盟を成し遂げたのが龍馬だなんて信じられない。
 弥太郎は、吉田は龍馬を認めていた、と言い、これからは日本がどうなるか
自分はどうすべきか考えろと龍馬に言われた、と後藤に言う。
 でもこのあと「くそー!龍馬ァァァァ!!!」ってめっちゃ叫んでたから、後藤もなんか
あっけにとられて怒りがどっかにいった、って感じでおもしろかった。
 弥太郎は言います。
 藩のため、日本のため、働かせてほしい、自分はもう材木屋をやめる、と。

 久しぶりに社中に帰ってきた龍馬。
 つーか!
 皆に話をしてて、大事な知らせがある、というのはいいんだけど。
 おお、お龍を紹介するんだね、と思ったら。
「ついに薩長が手を組んだぞー!!」
 おいこらダメ亭主。
 ぽつーんと待っているお龍。
 皆は、やったなー!と嬉しそうです。
 んで、やっと龍馬、お龍を紹介してくれました。
 待たせすぎだこのやろう。
 お龍、挨拶してます。
 皆、気をつけろ!今はかわいく見えるけど、実は気が強くてこぇぇぞ!(シッ)
 お龍が膝をついて挨拶するのへ、みんなもあわてて「おおー」と同じように挨拶
してるのは面白かったです。

 龍馬は、薩摩から社中の船を手に入れてもらったことを話します。
 これからは自由に商売できる、と。
 その船は内蔵太に管理を任せるという龍馬。
 ここ、お龍が手持ち無沙汰で外に出て行くシーンと重なってセリフが聞こえるという
とこですが、これ結構重要な会話なんだけどな。
 外で、のざらしになっているポッペンを吹いているお龍。
 そんな、誰が使ったとも知れないもの、汚いでしょ!
 と、そこに龍馬が「出かけてくるぅー」と声をかけてくる。
 お龍さん連れてってやれよ!
 いきなり社中に置き去りとか可哀想だろ!
 この無神経男が!
 あと後ろで猫もニャーニャーなくな!つーかいるんなら映してくれよ!(ムチャ言うな)
 
 龍馬が訪ねていったのは、グラバーのとこでした。
 大浦と小曾根がいるから、多分いろいろ話をする…までもなく皆は情報早いから
知ってたようですね、薩長同盟のこと。
 これから龍馬は、薩長を盛りたてて幕府を倒す、できれば戦をしないで、と言う。
 そのためにはお金がいるから、その時はよろしゅう、と言ってるけど、彼らはもう
龍馬につけば儲かることはわかってるでしょうから、異存はないでしょうね。
 そんな龍馬の様子に、やっぱり高杉と似ている、と言いだす大浦。
 長崎に来てますよ、と皆は言うのだけど。
 どこにいる?という龍馬に「HERE.」というグラバー。
 なるほどねぇ。
 つまり、ここにいる、ということですね。

 屋根裏の隠し部屋に高杉いました。
 つーか話をしながらベッドの上の荷物避けてるけど。
 …オメーも片付けられない奴か…。いいですが。
 高杉は留学を考えていて、藩から千両もらった、これで世界を回ってくる、と言いました。
 どうでもいいがおめー、奥さんと愛人どうすんだ。自分一人で行く気か高杉。
 あと鬼兵隊は?(それ銀魂)
 幕府の長州ぜめはなくなったから、今んとこ自分はいなくても大丈夫だろ、という感じ
らしいです。
 このあとにゃはははーって笑う高杉がかわいかったです。
 えー、呑気に会話してますが、こいつずーっとベッドの上の荷物のかしながら会話
してて、ここでやっと荷物のかしおわって座りました。どんだけ物載せてんだよ!
 龍馬はそんな高杉に、日本を背負ってもらう人になってもらわんと、というけど、
高杉は龍馬もそうだ、という。
 大それた人になる、きっと、そん時ゃ一緒に面白いことやりましょう、と。
 このあと高杉がせき込んでいて、龍馬は心配して、風邪なら留学の前に治さんと、と
言うのですが…。
 まあ大体の展開は読めますね。

 引田屋では、社中連中が、お龍さんをもてなしています。
 しかし陸奥はお龍に対してイヤミたらたらです。
 龍馬さんにはがっかりだ、なんで結婚なんか、って。
 お前…。
 だけどこの後、内蔵太なんかも船任せてもらってるしーといった陸奥に内蔵太が
いいじゃろー、とわざと自慢してみせて。
 ここで空気が和らいだのでまだよかったです。
 陸奥もツンデレはそろそろ卒業してもらいたいところです。
 どこまで龍馬好きなんだよお前は。

 つーか。
 なんでここでお元呼んじゃうかな…。まあ龍馬とのことを皆知らないから仕方ないん
だけどさぁ。
 見てみろ、龍馬の祝言と聞いてお元とお龍、火花散りまくりじゃ。
 お龍が、船宿で働いていたと聞いて、龍馬と結婚するの、武家の娘かと思ってた、とか
チクチク言うし、お元。
 そんなところに龍馬登場。
 当然ですが、空気理解できてません。
 お龍とお元の間に飛び交う火花もなんのその。
 うわぁー、この火花で花火ができそうー…。
 仲良くしいや、という龍馬。
 てめー、誰のせいでこんな空気になってると…!
 やばい、こいつの恋愛沙汰に対する鈍さは、坂本辰馬なみだ!

 次の席にいかないと、というお元。
 龍馬は、奉行所の使いはもうやめたんか、というんですが。
 ほんっとこの男、鈍いというか、お前のためを思って言ってるんだぞとか、お前のため
以前に平気で誤解されるようなこと言うよなぁ…。
 それだったら身請けして、とか言われてびっくりする龍馬。
 手の傷をつかまれて痛がってました。
 そりゃ、あんたが悪い。

 龍馬とお龍は小曾根の屋敷に泊まることにしたようです。
 小曾根は甥っ子に、あまり龍馬に深入りするな、と注意をする。
 商人は所詮商人、お前が世の中を変えるために命を捨てても、誰も褒めてくれない、と。
 彼はわかってたんでしょうね。
 龍馬だからできることがある、というのを。

 お龍の方は、お元は龍馬に惚れてるんじゃないですか、と言うけど、龍馬は、焼き餅かー
って感じです。
 ええい、むかつく男だ。
 キテレツ大百科の歌でも歌ってやれ、お龍さん。
(「なにさ男なんて嫌い 女心がわかんなきゃ お嫁さんにはなってあげないぞ」という歌詞がある)

 お元を呼んだのは社中の連中で、お前を精一杯もてなそうとしたんだ、とフォローに
なってないフォローをする龍馬。
 ダメだこれ、ちょっとフォロ方十四フォローさん呼んできて!

 本当に龍馬の役にたっているのか、と心配するお龍に、いてくれるだけでどれだけ心
強いことか、と話す龍馬。
 そして彼は、自分の母からもらった大切なお守りをお龍に託します。
 一緒に戦って欲しい、世の中を変えるという、自分の望みをかなえるために、と。
 なんだかんだ言いつつ、うまいこと丸めこみました。(コラ)

 その頃高杉は、グラバーに、世界を回るのはやめた、そのかわりこれで軍艦を買ってくれ、
と言ってました。
 自分は長州に帰る、と。
 驚くグラバーでしたが、高杉にはそうしなければならない理由がありました。
 労咳を発病していたのです。
 せき込んで血を吐く高杉。
 彼は叫びました。
「なんじゃこりゃぁぁぁぁ!!!!」←高杉は殉職する刑事か!!!!

 正しくは「くそぉー!」って叫んでました。
 彼にしてみれば、まだこれから、って時ですもんね。
 どれだけ悔しかったことか、と思います。

 そして幕府の方も、反撃を始めようとしていました。
 次回、第三部完結らしいです。
 はやっ!

 この後のガイドが、高杉関連の話でちょっと嬉しかった。
 あのあたり行ったなーと思いながら見てました。
 小さな頃は体が弱くて青びょうたんだかなんだか言われてて、思い切り甘やかされて
育った高杉ですが、それがまさか、長州の命運を背負って立つような人間になるとは。
(ちなみに子供のころ疱瘡を患って生死の境をさまよっています)
 彼の才能を見抜いた松陰もすごいと思います。彼が晋作に付けたあだ名は「鼻輪の
ない牛」。つまり、暴れ出したら手がつけられない。
 吉田松陰の存在があったからこそ高杉は、まっすぐに、一度も立ち止まることなく
信じるもののために突っ走っていけたのではないでしょうか。ちなみに彼は病床にあって
さえ、戦いに赴こうとしています。
 あまりにも早すぎた死でした。


 

 次回第三部完結!
 「山頂で食べるお弁当って結構おいしい」
 絶対見てくれよな。





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