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平清盛

第15話(12/04/15)

 家盛の突然の死に驚き嘆き悲しむ平氏一門。
 宗子も受け入れられないといった感じで取りすがって泣きます。
 …一番受け入れられないのは、馬上でブツブツ言ってたかと思ったら突然倒れこんだ
家盛を見せられた、視聴者だと思うのですが、それはまあどうでもいいです。
 まるで眠ってるかのような家盛。
 こないだタッチ劇場版をテレビで見た自分としては、「死んでるんだぜこれ…」という
達也の言葉が頭に浮かびましたが、ひんしゅくを買いそうなので自粛しておきます。
(もう言っちゃったよ!)
 清盛が駆けつけてきて、家盛の遺体に触ろうとすると、宗子は触るでないと激しく
怒るんですね。 
 これだけ怒るってことはやっぱり、血のつながらない清盛への確執というか、やっぱ
割り切れてないものがあったんだと思います。
 さらにうざい忠盛弟がやってきて、清盛を突き飛ばし、お前が神輿に矢を射たせいで
家盛が死んだ!と言います。
 いや、神様はそこのとこは結構厳しいんで、バチあてるなら本人に当てますよ?
 これは家盛の弱さというか、器の小ささが悪いと思います。

 雨が降る中、清盛は屋根に上がって雨に打たれていました。
 昔二人で遊んだことなど思い返していたんでしょうね。
 そこに…誰だお前。並盛?頼盛?(そのネタはどうでもいい)が来て、家盛は落馬寸前に
「兄上」と言っていた、と伝えにきます。
 驚く清盛。
 頼盛は、「か、勘違いしないでよね!あんたなんか兄上って認めてないんだから!私に
とっては家盛だけがお兄ちゃんだったんだからね!ばかぁ」と言いながら(どんなキャラだ)
最後の一言を言いたかった相手に伝えるのは私の務めですから、と言ったのでありました。
それにしてはお前一言も二言も多いわ。
 
 一方忠盛は清盛を連れて鳥羽法皇のところにご挨拶。
 休め、と鳥羽院は言うのですが、忠盛は身内のことですからと言います。
 つくづくこういうの見ると、日本人てマジメすなぁ。
 仕事を頑張りますよ、という忠盛に、「じゃあこないだ落雷で高野山の宝塔壊れたからそれ
直してよ」という鳥羽院。
 ちょっと懐の広いとこ見せたらこれだよ。
 コンビニパシリじゃないんだから。
 財をなげうった大仕事になるらしいのですが、忠盛は、清盛を名代(リーダー)にしたいと
言います。
 そうして建設が開始となるわけですが。
 落雷以前に思いきり草むらなんだが…。
 数年はかかりそうだな、と清盛が言っていると、坊主がやってくる。
 しかしそいつが殺気丸出しだったので、何奴!と刀を抜いちゃう清盛。
 お前もうちょっと落ち着けよ…。
 その坊主とは、ヒロシでした。三毛猫ホームズの推理から急いで戻ってきたらしい!
(西行って書いてあげようよ!)
 久しぶりに旧友に会えた清盛が嬉しそうにニコニコしてるのがよかった。
 味方となって支えてくれる人も少なく、嫌なことばかりありましたからなぁ。
 陸奥の国まで行っていたという西行、感想聞かれてまた歌を詠んでます。
 要するに、寒かったけどどうしても衣川見に行きたくて見に行ったらしい。
 そういう話をしていると、だだーっと女性らが食料片手に入ってきて、弾き飛ばされ踏まれる
清盛。
 もうちょっと歴史の偉人大事にしてあげて!
 西行が美形だから貢ぎにきてるらしい。変わりませんなぁ。
 盛国が清盛を支えつつ、目をパチパチさせているのが面白かった。
 
 一方時子の方は、時忠がまた、あの時出て行けばよかったのにーとかうざいです。
本当にうざいんですけどこの弟。何とかならんのですか。歴史からお前の存在を消して
やろうか!(どんな脅し文句だ)
 時忠は、清盛のどこが光る君なのかと言う。
 もう分かったからキミ、民放のドラマに行ってくれないか!
 時子は、思ったよりさびしい人だった、と清盛のことを言います。
 私は絶対にそばを離れない、と。
 いい嫁さんもらいましたなぁ、清盛。
 忠盛の方は、宝塔を建立している清盛のために、必要なだけ金も人手も与えろ、と
伝えていました。
 …愛も与えてあげましょうよ…。
 忠盛は、宝塔を作ることによって、鳥羽院に大きな貸しを作ろうという気持ちがあったの
かも知れないですね。貸しっていうか昇進ね。
 長年の志だから、と気合が入っています。
 で、忠盛が立ち去った後に忠盛弟が、なんで清盛に任せるんだよ、とブチブチ言いながら
現れるのですが、家貞は忠盛のことをただただ心配していました。
 張りつめたものが切れてしまったら…と。
 優しい人ですね。
 忠盛弟なんか血を分けた弟だというのに文句ばっかりですよ…。
 
 1150年のこと。
 近衛帝が元服しました。…誰お前?(得子の子じゃないですかね)
 あ、躯仁か。一発で名前出てこなくてイライラする人だ。←コラ
 頼長の養女にあたる多子が嫁入りしまして、頼長としては、政治のパイプを太くした
ってんでニヤニヤ、みたいな。
 えーと多子様?お面外されていいですよ?(白く塗ったお化粧なの!)
 藤原忠通は頼長の手を知っていますから警戒してて、自分の養女の呈子を早く嫁入り
させねば!て感じらしいです。どうでもいいが最初呈子って名を聞いた時、しめこって読む
らしいのですが、シメサバかと思った。(ひどい)
 頼長と、忠通の対立はますますひどくなる一方です。
 忠通の方がまともな政治してると思いますけどね。
 忠実も、頼長に摂政の座を譲れとか言ってます。
 お前が引退すりゃ済むことだろ。

 久しぶりに雅仁登場!
 ライアーゲーム上映終わったんですかね。
 そこに崇徳もいました。
 仲良く二人でこの屋敷に暮らしてるのかよ。
 奥村燐・雪男兄弟かてめーらは。
 崇徳は雅仁に、帝の座を望んだことはないのか、と聞くけれど、雅仁は、自由に歌えなくなるし?
という感じ。
 こいつが数年後、あんなことになるとは…。
 崇徳は、雅仁ほど潔ければ…とうらやましがります。
 何も考えてないだけだと思いますが。

 清盛のところに信西がやってきて、曼荼羅の絵がかける坊主を連れてきました。
 清盛は大層喜びます。
 そこに盛国がやってきて清盛を呼ぶ。
 家盛の一周忌なので、愛用の品を奉納するらしいです。
 そうして清盛が行ってみると、宗子があの鹿骨をこれも奉納して!と忠盛にいいつつ、
自分でボロボロにしちゃってました。
 つーかいくら骨でもどんだけ長い間持つんだよって感じですが。
 なんか宗子情緒不安定じゃないですかね。
 気持ちはわからんでもないけど、ずっと、少しずつでも受け入れてもらえたら、と彼なりに
頑張ってきた清盛が可哀想すぎる。
 そんな清盛のところに西行が来ました。
 清盛はすっかり落ち込んでいて、宝塔再建は無理、と図面を燃やしてしまいますが、西行は
衣川を眺めていた時の話を始める。
 寒くて凍えそうなのに、どうしても衣川から目を離せなかった、それは衣川に美しさが
潜んでいたからだろう、と。
 そうして清盛に、この勤めを果たせと言う。
 風雪を耐え忍んだ者だけが見られる美しきものをきっとみられる、平氏にとってよそ者という
清盛にしかできないことがきっとある、と。
 いいこと言いますねぇ。
 三毛猫ホームズの方のヒロシに聞かせてやりたいわ!

 一方源氏。
 頼長の警護を命じられているのですが、義朝は、忠実にそそのかされて忠盛を闇討ちしようと
したあの時のことを忘れてんのか、よくそれで摂関家に仕えようという気になるな、と反発して
出て行ってしまいます。
 そうして市場にやってくると、常盤が何やらモメている。
 なんでも今度シメサバ…じゃなくて呈子が嫁入りするんだけどその時に、都中の美女を集める
ように言われていて、常盤も目に留まり、来るように言われたらしい。
 でも常盤は、病気の母親のことが心配だから行きたくないらしいです。
 義朝は、宮仕えをして金が入れば、母親の手当てもできるし、きっとよくなる、何より親の役に立てる
なら何よりではないか、と言います。
 お前、さっきの自分の行動を思い出してみろや!
 そうして常盤はきれいに化粧して、呈子の嫁入りに付き添ったのですが、1000人の女の中で一番
綺麗であったと評判になったらしいです。
 うん、白く化粧されたら誰かわからんから!

 忠盛の方は得子に呼ばれて、宝塔の建立具合がなかなか良くて気に入った、これ再建終わったら
忠盛を公卿にするように鳥羽に言っとくわ、と言われるわけですね。
 それはもうこの上ない名誉なわけで、忠盛としては長年の苦労がやっと報われる、と嬉しい。
 そんな忠盛のところに通りかかった頼長ですよ。
 ちょっとおだてたら家盛、自分に何もかも差し出したよ、とか、いろいろ悩んでいたんだろうねーとか
いちいち言い方がキモいです。
 おい、新撰組!から土方コノヤローを呼んでこい!切らせろ!(本人だと言うに!)
 私が父ならほめますけどね、さすが武士の子、見事な犬死だ、と言って去る頼長。
 さすがの忠盛も堪えたと思います。
 馬鹿だなあ忠盛よ。 
 お待ちください!つーて袴の裾を踏めばよかったのに!
(どこのドリフだ!つーか公家はああいう袴はいてないから!)
 あーキレたね。忠盛めっちゃキレたね。

 清盛の方は、曼荼羅を坊主どもが色を塗っていたのですが、やってみますか、と言われて緊張
しつつ筆を取る。
 そこにズカズカと忠盛がやってきて、直ちに作業を止めろ!と言う。
 自分のしてきたことはすべてムダだった、もう鳥羽に仕える必要などない、というわけです。
 そんなことをしたらますます頼長の思うつぼだと思うんですけどねー…。
 自分が家盛を殺したのだ、という忠盛に、清盛は、話はそれだけか、自分は忙しいから帰れ、と
言います。
 おお、なんかいつもの立場が逆だ!
 忠盛、怒って清盛を殴る蹴るです。
 おい…家盛亡きあと、こいつが次の嫡男じゃないのか、一応…。
 清盛はケガをして血を流しながらも、その血で曼荼羅に色を塗って行きます。
 やめなさい、それどす黒くなるから!
 あとボタボタ曼荼羅に血が落ちてるから!全部やり直しじゃねーかこれ!
 もうちょっと血をぬぐうとかしてから塗れよ!坊主の努力台無しだよ!
 書きあげて横たわる清盛。
 あ、死んだ。(死んでないよ!)
 騒ぎを聞いて駆けつけてきた宗子、完成された曼荼羅を見て、「家盛が兄上によろしゅうと
言うておるな」と笑顔になります。
 「逆らってすいませんでした」とかは言ってませんでしたか?(おい)

 こうして嵐を乗り越え平家一門は絆を強めたのでありました。
 なんか忠盛弟はアレな感じがするが大丈夫なのか。
 来週は源氏が大変なようです。


 次回、「父さん!父さん!死ぬなバカヤローッ」



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