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平清盛

第27話(12/07/08)

 前回の大きな引きで戦いを期待していた皆さん!
 お待たせしました!
 清盛がいよいよ立…普通に館へもどってきてる!!!
 武装してたの誰だこいつ。
 「何事ですか」とか言われて、「何事とは何事か!」と返してるの超笑った。
 「なんだお前は」と言われて「なんだとはなんだ」「なんだとはなんだとはなんだ」みたいな
不毛な会話をしないように!
 まあ、皆が面食らったのは無理もない。
 基盛とかも「信西を殺されて父上はさぞやお怒りだろう」とか言ってたら、清盛普通にもどってきた!
 しかも、今は信頼がトップだぞ、とか言い放ってて。
 戦いじゃー!みたいな感じで「ウォー!」とか沸き立ってた連中が「え?」とかなったのも
笑いました。
 あれ、今回はギャグパート?ギャグパートですか!?

 清盛は皆に、信頼が今トップなんだから従えよとシレッと言う。
 当然皆は納得いかない。
 しかし清盛にはある策があったのです。
 一昔前の清盛だったら何も考えずに突っ込んでいて敗走していたかも知れない。けど、
一門を背負い、数々の困難を乗り越えてきた清盛だからこそ考え出した策とも言えますね。

 一方義朝はそんなこととは知らずに、清盛が戻ったらしい、攻め込んでくるから警戒を怠るな!と
言ってます。
 その様子を見て藤原経宗は、武士の荒々しさに恐れおののく。
 平氏を退けてもこいつらが好き勝手にやっているのではたまったものではない、という感じらしいです。
 何をいまさら。
 信西を亡き者にしてこういう世を望んだのは自分らでしょうに。
 ちなみに帝を幽閉したため自分がこの世のトップとなった信頼はもう、政どころではなく遊び暮らす
始末。
 いつ寝首をかかれてもおかしくありませんなぁ。
 経宗らは、自分達は大きな間違いを犯してしまったのでは、とささやきあいます。
 今更おせぇよ。
 
 で、後白河の方は呑気に歌をうたっててお姉さんに怒られているわけですが、ある意味世を
はかなんでいるのはこの人の方かも知れないなぁ。

 清盛は数日経過しても動きませんでした。
 モリモリ飯食っとる!
 皆は不満を募らせてイライラ。
 義朝らの方も、清盛が来るのを今か今かと待ってましたが来ないのでイライラ。
 こういうのが一番体力消費しますからなぁ…。
 はっはっは、待ちくたびれるがいい!
 なんで清盛はこねぇんだよォォォォ!!!と義朝がイライラしておりますと。
 平氏の使いが信頼を訪ねてきた、という一報が入ります。
 攻め込んできたか!とビビる信頼。
 しかしそれは家貞一人でした。
 清盛の書状をもってきたという。 
 そこには、平氏一門、信頼にお仕えするという内容が書かれていました。
 ビビったものの、平氏が自分の下につくと聞き、安心する信頼。
 これが後白河だとか崇徳あたりだったら、これは何かあると疑ってかかったところですが、
信頼はバ…ゲフゲフッ人を信じやすいタチだから、やったーという感じで喜ぶ。
 義朝は清盛がそんなことをするはずはない、裏があるという感じですが、家貞がいけしゃあしゃあと、
武士の本分はお上をお守りすることですから、と言ったので引き下がらざるを得ない。
 ここでイチャモンつけて家貞をどうこうすれば、信頼を裏切ることにもつながりかねないですからね。
 
 家貞の報告を受けた清盛、「…計画通り!」と言った感じです。
 そうして皆に計画を打ち明ける。
 黙ってて不満爆発されてもかないませんからね。
 その後皆で宴をやっていたから、恐らく計画を知った上で、呑気にしているように見せかけるため
騒いでたんだと思う。
 重盛が一人離れて静かにいるところに、経子がやってきて、兄のことを詫びたいというけれど、
計画を知っている重盛は、それには及ばないという。
 しかし重盛さん!経子さんのお兄さんもう一度清盛を裏切るからね!?あいつ今のうちに縁を
切っておいた方が平氏のためだからね!?

 と、宴をやってる皆のとこに基盛がやってきましてあることを告げる。
 皆の顔が引き締まりました。
 清盛はこれを待っていたのでありました。
 やってきたのは経宗ら。
 義朝ら源氏の粗暴さに嫌気がさしたこいつらは、自分が清盛が大変信頼する信西を殺したことも
棚上げして、あいつら何とかしてよ、と都合のいいことを言いに来たのでありました。
 経宗の言う「東夷」というのは、江戸時代くらいまで使われていた、東国の人達をさげすんで言った
言い方です。
 京を以前の姿に戻してほしいという経宗ら。
 被害者ヅラって嫌ですねぇー。(ヅラじゃない、桂だ!←ちげぇよ)
 清盛は、お前たちが謀って信西を亡き者にしたのはわかっている、本当なら叩き斬ってやりたい
ところだが、と脅しをかけた上で、自分に従うことを条件に討伐を引き受ける。
 で。
 義朝らのところには、平氏は呑気に宴をしているという情報が入っていました。
 義朝はそんなわけはない、と疑うのですが…。
 信頼の方は、平氏の従うといったとこだし、と呑気に騒いでおりました。
 もうこいつホンマもんのアホや。
 で、経宗らはうまいこと言って、源氏の兵士らに酒をふるまってやってはどうかと言い、彼らが
酔っぱらって眠り込んだすきに、後白河や二条帝を外に連れ出します。
 この時悪権太に見つかったものの、二条帝が女装していたのでバレず、成功しました。
 これが日本初の女装…と思ったけど、ヤマトタケルがクマソ征伐でやってたな。
 まあそれはさておき。
 清盛はこれを待っていました。
 帝らが館に到着すると聞き、出迎える。
 で、都中に、帝は平氏の元にいると触れ回れ、と命令します。
 つまり義は我にあり、というわけです。
 一方義朝は、源氏の連中が皆寝込んでいるのに気づき、してやられたことに気づく。
 自分達が逆賊になってしまったことに。
 信頼をたたき起こして、お前は日本一の不覚人だ!と怒鳴りつけてるの超笑った。

 帝に自然に従う形で公卿らも平氏のとこにやってきました。
 お前ら本当に都合いいな…。
 ともあれこれで帝は、信頼、義朝を追討せよと命令を出し、平氏は挙兵します。
 つーか声が甲高いよ帝!しょうがないんだけども!

 清盛、清三郎を呼んで、元服早まった、お前今日から宗盛な、初陣じゃー!とか
言ってます。
 話が早すぎる!!!!
 思い切り連れ出されとる!
 
 というわけで全面対決が始まります。
 もはや信頼に関わってるどころではない義朝、鎧を投げて、お前も命を張って戦えと言う。
 あと、常盤御前がやってきたのですが義朝は、おなかの子に「牛若と名付けよう、きっと男だ」
と言って去るのでした。
 まあその子、天狗のとこで修行して大きくなるんですけどね!
 てかお前のネーミングセンスは何とかならんのか、義朝。

 平氏らが門を打ち壊しております。
 重盛が名乗りを上げてるんだけど、それに対して悪権太が、平の字が3つと言ったか、4つ目の
平の字はわが名にあり、と「だから?」みたいなことを言い出してました。
 いやそんなこと言われても正直リアクションに困るんですけど。
 え?
 平の字があったから何?みたいな。
 あれ、ここ笑うとこ?
 つかお前、源の字がいくつもないといかんのやないか?

 というわけでこの辺てんやわんやの乱闘ですよ。
 宗盛はビビッてるし、信頼はうぜーし。
 あと鬼若が常盤のとこに乗り込んでいってたけどこいつは何をしたいかわからん…。

 そうして突然重盛は兵を引き上げていきます。
 平氏らは一斉に引き揚げました。
 何があったんでしょうか。

 義朝は、平氏が敗走したという報告を受け、追いかけて討てと命じる。
 家貞の方は清盛の指示通り兵を引かせたと言う。
 つまりこれも清盛の作戦だったわけですか。
 適当なところで兵を引き上げれば、源氏は敗走したと思って追ってくると。
 この辺はあくまでも冷静に戦局を判断した清盛の勝ちですなぁ。
 義朝は待ちぼうけ食らってたからピリピリしてるのもあっただろうし。

 賀茂川にて川を挟んで対峙した源氏と平氏。
 しかし戦力は何十倍も差があった。
 平氏はずらり、兵を率いていました。
 …てか赤い旗がずらーっと立ったけどえらい薄汚れてんですけど。普通戦いの前には
洗っておくだろ!何やってんの小道具さん!(違)

 降り注ぐ矢の前になすすべもなく源氏敗走。
 義朝は清盛を呼び出して一騎打ちです。
 うーん…。
 ここのシーンは迫力あったけど、もっとこう、鬼気迫るものがあってもいいような気はしたんですが。
 で、勝負はつきまして、義朝は自らの敗北を悟る。
 そうして、わが身は滅びても源氏の魂は滅びぬ、と言って馬に乗って去って行きました。
 おい…どこに行くつもりだよ。
 夕方再放送ドラマの録画でも忘れたんかおい。(それ銀魂)
 
 また会おう、と言う清盛でしたが。
 これが互いに会いまみえる最後の時でありました。

 決着ついたわりに最後グダグダだなおい!


 次回、「これだけ好意をもたれ、尽されたら、情のある人間なら心が動かされて当然だ」



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