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平清盛

第33話(12/08/26)

 歌の稽古を乙前に頼んだ後白河が、こないだ頼んだ時断ったのになんで今回受けたのよ、
まさか清盛に関係あるんじゃないだろうな、と乙前に問いただしてますが、乙前は笑顔で
「うぜーよテメー、ことあるごとに清盛清盛て、お前が一番清盛ラブかよ」と受け流しました。(言ってません!)
 あと扇子で仰ぐ奴ももちっと気合いいれて仰げよ!そよ風すら来んわ!

 清盛に息子らが、いよいよ瀬戸内海の整備が始まることを告げてきます。
 時忠がうまいこと公卿をまめる込んだらしいです。

 で、清盛は厳島神社に出かけるらしいんだけど、時子が、「帰ったら50歳のお祝いを
しましょうね」と言うのへ、「誰の宴だ」と。
 清盛の頭がいかれてしもうたぞー!!!!!←
 皆がキョトンとしてるのが笑える。
 オメーだよオメーと言われてようやく清盛は、もう50歳か、と言うのでありました。
 そうですね!まるで数十週間で50年経過したようですね!途中オリンピックで一回休みだった
けどね!(シッ)

 一方滋子の方は、息子の憲仁が次の天皇と決まったことでますます地位を揺らぎないものに
しておりました。
 豪雨に見舞われても、動揺せず舞を舞うのはすごいと思いますが、なんだかここまで来ると
人が変わったようというか、鬼気迫るものを感じますなあ。
 清盛に、好きな人のとこに嫁に行くと言ってた頃はまったくガキンチョだったのに。
 公卿らも滋子のことを褒めまくっていて、後白河は鼻高々。
 大酒飲みとか言ってたら滋子に聞かれててめっちゃ笑った。
 そこに、後白河の子、以仁というチョイ役が来ます。(チョイ役言うな)
 要するに、自分らの方が継承権上なのにすっ飛ばして憲仁が次の天皇とかおかしくね?俺っち
親王にすらなれてないんだけどどういうこと?というわけです。
 この時代はまだ順列に次の天皇決まってたわけじゃないですからなぁ。だからこそたびたび
いさかいが起きたというか。
 ええい、神武天皇もちゃんと決めてくれてたら良かったのに。
 キミに決めた!って今の天皇がいったら次の天皇は決まり、これルールな、て。(ポケモンかよ)
 どうでもいいけどここのシーンのBGMが黒子のバスケの始まりのシーンに似てて「『帝光中学校』
バスケットボール部。」て始まったらどうしようって思った。←始まらねーよ。
 滋子は時忠を呼び、平氏の財力を使って以仁の親王指名を阻め、と命じます。
 そりゃ確かに身分上だけどなんかすごいなぁ滋子…。兄をアゴで使ってる。
 ま、そういうこともありまして、ますます平家は強大になっていったのでありました。

 一方清盛は厳島神社にて、ここを平家が修復したいと申し出ます。
 神主としては願ってもないことですから大層喜ぶ。
 まあ海の守りとしてちょうど良い位置にあるし、いいんじゃないですかね。
 そこに兎丸登場。
 所帯持ってこっちで暮らしてるらしい。
 子供が生まれてました。
 その名も小兎丸!
 …………兎丸、ちょっと来い。

 その頃藤原家では、平家ウゼェー!とあの二人がヒソヒソ。
 まあいつの世代でも日本は、出る杭は打たれるのですなぁ。
 皆でお手てつないで「誰も先に行くなよ。違う動きしたら罰ゲームだからな」って歩いてるから、
竹島とか尖閣諸島とか、調子こいた他国連中が口出してくるんですよー?わかってますかー?

 清盛50歳のお祝いの前に源頼政が挨拶に来ました。
 伊東のとこだったかな行くらしいんだけど、息子はどうして平家に従うのかと不服顔。
 頼政は多分名に拘らず、優秀なリーダーにつきたい、って考えの人なんじゃないですかね。
 
 お祝いの宴が始まって、清盛のとこに孫がやってきました。
 可愛いですねー。
 そこに牛若が元気よく登場。
 常盤御前によると、5歳まで清盛に助けられて育ったので、すっかり清盛を実の父と
思っているとか。
 なるほど、このドラマでは、のちの頼朝と義経の対立、ここの伏線をまいたって感じじゃ
ないですかね。
 清盛憎しで滅ぼそうとする頼朝と、恩があるから助けたい義経と。
 そう思うとなかなか面白い伏線ですな。
 時子は常盤御前を快く迎え入れます。
 清盛も牛若を可愛がるのがよかった。

 で。
 そんな皆が盛り上がっているところに、ドスドスと入ってくる男が。
 むっさいヒゲやの〜。
 名を忠度と名乗る。
 清盛の末の弟らしい。
 ………こんなんいました…?
 ワケがわからないという顔をしている皆に忠度が「御存じない?」と言うのですが、清盛の
兄弟全員が口をそろえて「ない」と言うの超笑った。
 はい皆さん、ここからギャグパートですよー!
 皆を超見てる忠度。
 で、清盛がなんとなーく、うっすら思い出したみたいな形で「ああー」とか言う。
 つか事前に書簡で知らせておけばこんなことにもならなかったのに…。この時代メールとか
ないんだからさぁ。
 忠度は清盛の前に座り、こう言います。
「清盛の兄上!…でございます?」
 今確認すんなや!!!!!
 ちなみに頼盛はいませんでした。
 大宰府を任されてそっちに行ってるらしい。
 盛国が忠度に他の兄弟やらいろいろ紹介してるんですが、時忠に関しては「口の悪さは
天下一品」と皮肉チクチク。
 時忠は「そう褒めるな」と。
 皮肉も通じんのかボケッ。(コラコラ)
 で、経盛が「此度は(兎丸らは)見えてない?」と盛国に確認してたのが笑えました。いつも紹介邪魔
されてましたもんね…。
 それで皆で踊りを披露してワイワイ盛り上がっていたところに藤原のイヤミ兄弟登場。
 シェー!←そのイヤミじゃないほうね。
 えーと、あーだこーだなんか言ってたけどどうでもいいことなんで忘れました。
 要するに、清盛にイチャモンつけにきたらしいです。
 厳島神社の修復だって朝廷とか公家がやる仕事じゃんよ、とうぜぇうぜぇ。
 や、あれは宮大工がやるもんでしょうよ。(そうではなく)
 清盛はあっさり、くだらない話はそれくらいにしましょうと言って、膳をふるまいます。
 ここで我に返ったのか、それとも今こそ雅なとこを見せつけるべきかと思ったのか、多分後者
だと思うんですが、藤原2人が舞を舞いました。
 男二人が舞ってもなぁ…。(シッ)
 てかプオーと囃子とかやってるけどドリフだと後半でチンドンの音楽にかわる所ですね。

 清盛は経盛らに返礼をせよ、と言う。
 彼らもまたそれはそれは見事な舞を見せたのを見て、キリキリと悔しがる藤原家。
 なんか藤原家って書くとお笑い芸人みたいだな。実際今回はコントみたいでしたけど。
 今度は和歌だ、と兼実が言い出したんで清盛は、忠度がやるがいい、と命じる。
 あんたそんな、いきなりムチャ振りしてあげなさんなや!忠度めっちゃキョドってるがな!
 ところが実際には兼実にも劣らない大変素晴らしい歌を忠度は読みます。
 負けじと兼実は次々と和歌を…おい、これいつまで続くんだよ。なんでお前そんなムキになって
歌ってんだよ。みんな飯を食う手を止めて聞く羽目になっとるやないか!
 かなりの時間が経過しまして、忠度が見事な返歌をしてくるので兼実ギブアップ。
 これくらいでごまかせると思うなよと思い切り負けた者のセリフを言っている2人。
 厳島の件も許さん、と再び話が戻ってしまったので清盛は、ある設計図を持ってこさせる。
 それは、修復する厳島神社の図でした。
 要するに今の姿だと思えばいいですわ。
 潮が引いたら鳥居のとこまで歩いていけるが、満ちた時には神社が海に浮いているように見える、
そういう設計にするつもりなのだと。
 兼実は驚いて誰の案だと聞くと、清盛はけろりとして自分であるという。
 公卿らは上へ上へと建てることしか知らないが自分は横へ横へ広げる、それが自分の国づくり
でもある、と。
 ここまで言われたらグウの音もでませんわな。
 すごすごと帰っていったらしく、皆愉快愉快と言っております。

 んで皆は、忠度の和歌がうまいの知ってたんですか、と清盛に言うのだけど。
 皆よく思い出せ!
 忠度が入ってきた時清盛だって「誰コイツ」って顔だったじゃないか!
 清盛しれっと、忠度に賭けてみたのだという。
 天下人とかこうでないとやってられないのかもなぁ…。
 飲んだくれた清盛、舞台で踊っています。
 時子は「テメーもうすぐ日が暮れるんだからいい加減にしとけ」と言うけれど清盛は扇子を
振って「愉快な日が終わって欲しくない」という。
 すると。
 一同の目の前で太陽が戻ったのであります。

 今これを考えると、暑い雲に覆われて日が沈むかのように見えたのが、たまたま強風が
吹いて雲がなくなり、日が戻ったかのように思えたのかもしれませんなぁ。
 元々は田植えの時にやったという話ですが。
 しかし天下人というのはこういう運が時折味方するものです。

 牛若は常盤御前に「日が戻った」と報告してますが全然信じてもらえない様子。
 後白河もなんか似たような感じ。
 時政は頼政から話を聞いて驚いています。
 町ではすっかり噂だと。
 彼らは、清盛の力がすごいから、そういう話が広まったんだろうって感じですが。お前
今度の再放送見てみろって!すごいから!←待て。

 ただ時政の心配は別にありまして、あれからずーっと「返事がない。ただの屍のようだ」と
なっている頼朝でした。
 それを見て驚く頼政。
 清盛の威厳はここまで伝わってるからこんなことになったんよ、と時政は言うのですが…。

 そのころ。
 清盛倒れておりました。
 大変じゃー!
 「平清盛」ご声援ありがとうございました。(打ち切りじゃないから!ちゃんと年末までやるから!)


  次回、「Lめ…こんな屈辱は生まれて初めてだ」



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