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平清盛

第34話(12/09/02)

 銀魂的、鍋で過去のことを振り返ってみよう回想回。
 
 熱病に倒れた清盛。
 前回で打ち切りにならなくて何よりでした。
 寸白という、寄生虫だそうです。
 寄生虫でこんな苦しむって…。
 まあともかく、政治の要と言ってもいい清盛が倒れたということで一門に動揺が広がります。
 時子は、清盛が回復するまで重盛に棟梁代理を任せる。
 頼朝のとこにも知らせは届いていたのですが、生きるしかばねになっていた頼朝は、
先週からナレーション以外セリフが「清盛が死ぬことはない」あ、しゃべった!
 なんかもうアレな方向にヤンデレていらっしゃる!

 内裏では清盛が倒れたと聞いて、基房なんかは上機嫌なわけですよ。
 もし清盛が死んだらどうなんのと噂している北面の武士にもコレコレ、とたしなめる程度。
 武士風情が政治に口を出すからこうなるんだ、と機嫌の良い基房ですが、同時に、以仁
らとも手を組んでおりました。本当に抜け目のない奴らだ。
 兼実はそうでもないって感じらしいですけどね。
 前回の和歌比べとかで平氏を見直したのかしらん?

 一方後白河は熊野詣に行く最中でした。
 首の後ろに瘤みたいなのが出来てるらしい。
 滋子、何かに似てると言います。
 そこに西光がやってきて、清盛が倒れたと早馬がと。
 5日前のことらしいです。
 早馬おせぇよ!(精一杯だよ!)
 で、滋子さん、瘤が何に似て「このままでは政が不安定になります、すぐに京に戻りましょう!」
いやあの、滋子さん…あ、ダメだこれ。

 清盛うなされております。
 まあ毎回あれだけ視聴率が悪くてはうなされようともいうものです。(違います)
 盛国が、病が移ったらやばいからと心配する女御へ、もし清盛が死んだらもとより生きているつもりは
ないみたいなこと言っててかっこいいなと思いました。
 戦国BASARAの政宗と小十郎のようだ。

 その頃清盛は、白河法皇と舞子がすごろくをしているのを胎内で聞いているという経験をして
おりました。
 舞子が妊娠を告げると白河は、良い目を出したと大層喜ぶのです。
 この頃は祝福されてたんですなぁ。
 
 清盛危篤の知らせを聞いた頼政は息子に、こないだ聞いたよね、どうして源氏を見限ったのかをと
話し始めます。
 あの時源氏が負けるのは明らかだった。
 平家の繁栄は清盛あってこそ。清盛が死ねば隙が出来る。
 彼は源氏の再興を虎視眈々と狙っていたのでありました。
 やっぱりそうでしたか。

 常盤御前は清盛を心配する牛若に、彼は本当の父ではないと話していました。
 いやなんでこのタイミングで…。
 牛若めっちゃ傷ついとるやないか!

 後白河は、熊野詣から引き返してきたにも関わらず、大雨によって帰路を阻まれておりました。
 西光は、あいつが死のうがどうでもいいとか言い出しました。
 失礼な奴やのう。
 頼朝のことまだ根に持ってると見える。
 成親は、志なくても政出来るし、財力があればと言う。
 つーかお前ら、白と赤の服でなんかめでたいなおい。
 ま、成親の方は、今死なれたら重盛に娘やった意味がなくなるとかなり下心ありありの
フォローらしいですが。

 重盛は宗盛にあれこれ指示を出していて、宗盛はそれを部下に伝えるべく歩いているのですが、
そこに時忠が、本当なら平氏の棟梁はお前だと言ってきます。
 ほんっとうにこいつうぜぇな。出雲から帰ってこなければよかったのに。
 前妻の子である重盛が棟梁になる道理はない、そうなったら一門が乱れるというわけです。
 いやお前の言葉が一番一門をかき乱してんだけども!
 そこに時子がやってきて厳しく叱ります。
 しかも重盛が聞いていたか知りませんが顔出して、早く行けと宗盛に言う。
 重盛の目が死んでるよォォォォ!!!!

 清盛の回想というか夢は続きます。
 祇園女御が白河法皇に、思い通りにならないものが3つあると言ってるとことか、舞子に
その子を産んだら国に帰れ、白河は舞子が思っているより怖い男だと言ってるとことか。
 そこにちょうど、璋子危篤の知らせが入り、白河が祈祷してもらうと舞子が元凶であると出て、
彼女は追われる身となります。
 で、第一話が普通に始まってますがな…。
 
 その頃後白河の方は雨にイライラしつつも、清盛がいなくなるのが怖いのだと滋子に話す。
 まあ宿敵のようなもんなんでしょうなぁ。
 そういう結構いいシーンなのに滋子は、瘤が何に似てると思ったらサイコロだったという。
 おい、話聞けや。
 それを聞いた後白河、神輿を出せと言って雨の中強引に京へ進む。
 賀茂川があふれていると聞くと降りて一人歩き出すんですね。
 おそらく、何としても清盛に会わねばと思ったんじゃないでしょうか。

 時忠は時子に、代わって胸の内を言ってあげたのだといらんこと言ってます。
 言ってあげたと言いつつ、どう聞いても時忠の考えのようにしか聞こえませんが。
 姉上の代わりにと言えば何でも言いたい放題だと思うなよ。
 平家一門のガンはこいつじゃないか。
 明子への気遣いはもういらんでしょう、と時忠は言うけれど時子は重盛もわが子と言いました。
 そらそうですよ。

 えー清盛のとこには乙前がやってきて唐突に今様を歌いだしていました。
 さらにそこに後白河到着。
 あんた…一応天皇なのに泥まみれだよ!
 誰か代わりの服持ってきてあげなよ…。

 ちなみに清盛の夢は忠盛の話になっていくのでこっからずっと忠盛のターン!です。
 舞子が殺されて、いつのまにか清盛はそれに取りすがって泣いていました。
 するとそこに白河法皇が現れる。
 てかこれいつ撮影したの。
 初期の頃だったらすごいけど今また伊東さん呼んで撮影したのかね。どっちでもいいですが。
 ともあれ白河は、太政大臣の地位はどうだと聞いてくる。
 おっさん情報古いよ。いつの話だよ。(コラ)
 清盛は、さっさと座を明け渡したという。
 白河はそれを聞いて、自分が院政をはじめた時と同じようなもの、お前にはもののけの血が
流れているんだと言います。
 お前もののけの血と言いたいだけやないか。何でもかんでも強引にそこへからめやがって。
 あの子を解き放て!あの子は人間だ!(それ言うと米良さんが高らかに歌いいはじめちゃうから!)
 
 清盛は、保元の年に戦いが起きて、身内同士戦うことになった、それから3年の平治の乱では
生涯の友になるはずだった男を斬ったという。…斬ってませんけど。(シッ)
 上へ上へと自分を駆り立てるのは、もののけの血ではない、この身に浴びてきた血がそう
させるのだと言います。
 そんな清盛に白河は、お前はまだ知らぬ、上りきったこの景色をと言う。
 あんたも結構負けず嫌いだな!
 白河はタイコロを振ってみせ、それを振ってみれば(景色が)わかるという。
 で、2人はいきなり双六を始めてるわけなんですけども。
 清盛、うなされつつ白河を追い越してみせる宣言。
 で、目がさめました。
 死の淵から生還ですな。
 というわけで長い総集編でした!(コラ)

 清盛が目を覚ましたと知って嬉しそうな後白河。
 生きて戻ったか、と言います。
 清盛も、勝手に死んだりはしない、まだ終わってないあなたとの双六がと言う。
 …いや白河とのも途中でしたけど!?
 生まれる前より長い勝負が、といった清盛。
 後白河が、この死にぞこないがと悪態をついて帰っていくのがよかったですね。
 どうでもいいけど璋子は出て来たのにチラッとも話題に触れて燃えない鳥羽とか崇徳が
可哀想すぎます。
 そして清盛は自分が手にサイコロを持っているのに気づいて驚く。
 どうやらこれはあの白河めにしてやられたらしいですね。
 まだこちらに来るにはちと早すぎる、そういう、最後の最後で白河は父らしいところを
見せたのではないか、私はそう解釈しておくことにします。
(現世でもう少し苦しめ、という解釈もできますが)
 さらに後白河、首の後ろの瘤が取れていました。
 おーいメイクさん、ちゃんとつけといてくれないと!(違)
 瘤がサイコロに化けたのか、白河が呼び寄せたのか…。はてさて。

 清盛が快癒したという報告は瞬く間に知れ渡りました。
 あと常盤御前は牛若に、鞍馬へ行け、寺に入れと言っていました。
 え、食い扶持がないから?(コラ)
 牛若には心安らかに生きてもらってほしいからだそうです。
 それがなんであんな兄弟げんかやらかすことになっちゃうのか…。

 清盛は皆の前に現れて心配をかけた、もう大丈夫だと言います。
 そして、賀茂川、双六、山法師、白河が意のままにならなかったこれらを自分は我が意の
ままにしてみせる、と誓うのでありました。
 そうしてまた元通りの平穏が戻ったかのように見えましたが、時忠がいらんことしやがった
せいで、重森の心境はいかばかりか。

 頼朝の方も新たな展開が始まろうとしていました。


  次回、「では後は、神の召すままに」



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