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平清盛

第35話(12/09/09)

 病気から生還した清盛、今までにもましてモリモリ働きはじめました。
 一時的に病が治ったように見えても病原体の潜伏期間だったりというのはよくあるので
油断は禁物なんですが。
 皆は、まるで10歳若返ったようだと驚きます。
 そうだね、50歳なのにまだ30代に見えるね!(シッ)

 しかも清盛、いきなり自分らと敵対している山法師のとこにいって、出家するから髪の毛
切ってよ、と言い出す。
 髪切った?←それタモさんな。

 病気で死の境をさまよったから、これからは死んだつもりで余生を過ごすということらしい
です。
 山法師のとこに出向いて出家をするといったのも、白河が自分の意のままにならなかった
3つのものとこれからは向き合っていきたいからだという。
 まあ山法師も出家したいと来てるものを追い返したら、それこそ御仏の教えに背くことに
なりますんで、剃髪が行われました。

 一方伊豆の方では北条政子が元気。
 てーか杏さん子供の役うめーな。設定では10代後半って感じなのかわかりませんけど、
それくらいの印象を受けました。ベラから政子まで演技はすごいと思います。
 …ってか、弓矢で遊ぶのはいいけど危うく時政を射殺しかけたぞ!歴史変わるわ!
 時政が説教しようと座らせたんだけど、勢いあまって自分がスッコロンでたのちょっと
笑いました。なんでそうなるんだ!
 しかも女だから髪の毛くらい櫛でとおせ、とかいっても全然とおらねーし。
 どうなってんだこの髪の毛は!
 最終的に政子、櫛投げて逃げた…。

 で、頼朝はまだ生ける屍になってました。
 ここまで来ると鬱陶しい!

 清盛がハゲになって帰宅しまして。
 太陽拳の一つでもかましてくれるかと思ったんですが、皆は姿を見てビックリ。
 時子も一緒に出家したらしいです。
 髪切った?(もういいから)
 そこに、大宰府より頼盛が、清盛病の知らせを聞いて飛んで戻ってきたわけですよ。
 残念、先週でその話は終わってしまいました!
 …ま、来るのに一週間くらいはかかるだろうから、その間に治癒しちゃったんでしょうね。
 さらに頼盛と清盛の会話が面白い。
「そ、その頭はどうなさったのですか」
「出家した」
「それは見ればわかります、どうしてですか」
 頼盛、もっとツッコミ頑張って!!!!
 清盛はこれから福原(今の神戸市)に住む、と言い出す。
 海に近いからと。
 つまり、貿易をして京近くで商売するには、行ったり来たりしているロスを考えると、
貿易の要となる福原に住んでそこでやりとりした方が楽、ということだそうです。
 心配する一同に清盛は、病に倒れてから、いつなんどき倒れるかわからないから、
先へ先へ進もうと思ったと伝える。
 確かにそうですね。
 京から馬で一日だから近いとかいう清盛。
 十分遠いわ!!!

 清盛は、何をしようとしているのか、という警戒心バリバリな重盛に、これからはここを
守るのはお前の務めだ、と言います。
 それはいいけど前回から重盛の顔がこぇぇよ!これ絶対なんか取りつかれてるよ!
 一方後白河の方にも清盛出家の話は届いており、後白河はそれを聞いて、憲仁を即位
させると言い出す。
 西光とかは、そうすると平家の発言力が強くなると危ぶむ。(滋子が皇太后になるから)
 しかし後白河は自分が白河以上の政をすればいい、平家以上の力を持てばいいのだと
言います。
 なんかこいつ最近えらい真面目になったなぁ…。
 今様歌ってフラフラしていた頃とは比べ物にならない。
 何があったんですか!拾い食いでもしたんか!(コラ)

 こうして憲仁が即位し高倉帝となりました。
 自分、不器用ですから…。(それは高倉健)

 また、その関係で宗盛が昇進したのですが、頼盛が押し出される形となり、彼は肩書を
なくすことになります。大宰府の守りはそのままらしいんですが。
 その上頼盛がきちんと務めを果たさなかったということで後白河が怒ってるんだけど、
清盛はなぜか申し開きとかせず、それを受け入れます。
 つーか後白河が清盛呼びつけて怒ってるシーンなんですが、清盛さんもう少し左ナナメ
前に出たら、禿げ頭に太陽が反射して後白河直撃したのに。(何をしようとしている)
 京を離れるからにはそれなりの覚悟をしておけ、と自信満々な後白河ですが、何となく
思うようにはいかない気がします。

 その後清盛は頼盛に対し、しっかりせよと怒る。
 頼盛の乳父かな、その人が、大宰府との往復が大変でというけれど、清盛はそれは
勤めを怠る理由にはならない、と。
 頼盛は、自分はいつ参議になれますか、と清盛に聞く。
 皆昇進しているのに自分だけが取り残されていると。
 清盛は働き次第だと言うけれど、そんな彼に頼盛は、保元の乱のことがまだ許せない
のではないかと問いただす。
 いやー、そういう細かいことを気にするような人じゃないと思いますけどねぇ。
 もっと先のことを見ていて、そのためにいろいろやってるから、放置されてるように見えるん
じゃないかなと。

 さて北条時政の方は仲間内で集まって、頼朝がさまようよろい死体になったいきさつを話す。
皆も、清盛が怖いとはいえ、孫を殺すなんて…とやや頼朝に同情気味なんですね。
 ただそれはそれとして、政子もそろそろ婿を取らせたらみたいな話が出ていて、時政は
仲間の一人に、お宅男の子結構いたよね、とか声をかけていると。
 いのししが現れた!
 あ、いや、いのししを背負った政子が現れた!
 宴会のご飯にしてくださいよ、ということなんだけどこれはこぇぇよ!!!
 
 時政が仲間の一人に「さっきの縁談「なかったことに!」
 即答された!

 政子は夕日が美しい、もう今日は終わってしまうのか、もっと遊んでいたいと残念そう。
 そんな彼女の目の前にフラフラと頼朝が現れたのですが、突風に政子が目を閉じた
隙に姿は消えてしまいます。
 しっかし政子、モノノケか!?とかいって動じないなぁ…。

 さて清盛の方は福原にやってきまして、呼んだ兎丸に頼んでこのボロ屋をいろいろな国の
貿易が出来るように整えて欲しいという。
 また、入り江の地図を渡して、大きな船がどうして入れないのか調べて欲しいとも言います。
 潮の流れだろ多分。

 さて、平家一門では、どうして頼盛だけが昇進できないでいるのか、ヒソヒソやらかして
おります。なんかこういう噂好きだなぁお前ら。
 そこに時忠がやってきて、またまたいらんことを。
 頼盛は忠盛と宗子の正妻の子であるから、野心があって当たり前、清盛はそれを警戒
して遠ざけてるんだ、というわけです。
 お前が平家一門から遠ざかった方がいいようだな…。

 盛国も、頼盛のことを心配していたのでしょう、清盛に話をするんだけど、清盛は、頼盛が
いないと平家の繁栄は保てないという。
 つまり彼の存在が重要だというわけですね。

 その頃摂関家のあの二人は、清盛が福原にいったとなると平家にも隙が出来るぞ
ウッシッシ、てな感じでした。(表現古いな!)
 そうして頼盛が以仁らのとこに呼ばれるわけですよ。
 つーかあんだけあちこち頼ってまだ親王になれてないんかいこいつら!どんだけ
人望ないんだよ!
 頼盛は、こっちの味方してくれたら参議にしてあげるよと言われて、その申し出を受ける。
ただなんかこの顔からして本気で味方するつもりはないように見えるんだけどなぁ。
 様子を見てやれ、的な。
 こうして頼盛は参議となりましたが…。

 ひと月後。
 重盛が清盛を訪ねてきて、頼盛が参議をクビになったと言うのです。
 まーた勤めを怠ったらしい。
 何してんだあいつは…。
 重盛はなんとか後白河にとりなして欲しいというのですが、清盛は後白河の言うとおりに
せよ、と言う。
 一年くらいあいつは頭を冷やした方がいいんだ、と。
 そんかし頼盛をちょっくらここに呼んでよ、と清盛は言いました。

 やってきた頼盛は、以仁が参議にしてくれたんで、滋子の用事を放置して、たびたびそっちを
手伝ってたみたいなことを言って、いっそ自分を平家一門から追放してくれと言います。

 そんな彼に清盛は、今ここの港に大きな船が入れない、それを何とかする手立てを考えて
いる、と言う。
 もうすぐ厳島神社も完成する、どうしてこういうことをしているのかわかるか、と。

 賀茂川の水はここに流れ込んでいる、すなわちこの海を何とかすれば賀茂川を制した
ことになる。
 そして、平家の京をここに持ってくるというのですね。
 つまり京にいたらずっと後白河のいいようにされるから、目の届かないここでこそこそと
準備して、一気になんもかんも手に入れよう、というわけですか。
 ここで宋だけでなくいろいろな国と取引して、富を得て、最終的にはこの国を富ませる。
それを平家一門でやる。
 それこそが清盛の思い描いた、いやさ、忠盛がやろうとしていた、武士の世だということ。
 清盛は頼盛に、忠盛が目指した世づくりに断じて欠かせない男だとハッキリ言いました。
 信西に言おうとして届かなかった言葉、義朝に言おうとして間に合わなかった言葉、それを
頼盛はしかと聞いたわけですね。
 これより先も口うるさく一門を支えてくれ、という言葉に頼盛はスッキリした顔をしていたような
気がします。
 後白河の言うとおり頼盛がクビになったままにしたのも、後白河を油断させるためじゃないの
かなって気がしますしね。

 盛国は、(国づくりは)たやすくはいきますまいな、と言う。
 後白河や摂関家、その他がどういう(サイコロの)目を出してくるか、それにいかなる目を
もって答えるか、考えるだけでゾクゾクするという清盛。
 盛国はそんな清盛を近くで見ているだけでゾクゾクする、と言う。
 君ら2人風邪引いとんで。(シッ)

 盛国が、美しい夕日ですな、明日も晴れるでしょう、とか言ってたけどここでなんか唐突に
「日本昔ばなし」のエンディングが浮かんだよ…。(人間っていいな、というやつ)
 でんでんでんぐりがえってバイバイバーイ!(まだバイバイ早い!)

 んで頼朝の方はまーたフラフラさまよっていると、いきなり罠にかかってました。
 政子が、モノノケを捕まえようと仕掛けていたらしい。
 …本物のモノノケだったらこんなもんに捕まるかボケ!
 政子、弟をけしかけようとすると怖がって逃げてしまいました。
 ここで初めて、政子は罠にとっ捕まってるのが人間だと気づきます。
 おせぇぇぇぇぇ!!!
 あと最後チラッとニノマエ出てきます。(SPECのニノマエ違う!義経ェェェェ!!!)
 こいつ、時を止める能力を持ってるぞ!
 それで弁慶との戦いが…。←違う


  次回、「好きになりますよ?」



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