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平清盛

第44話(12/11/11)

 オープニングの前にやっていた今回のダイジェストが、前回までのあらすじになって
いたので助かる。
 なんで先にネタバレ見なきゃいけないんだよ、とか思ってたんで。

 さて頼朝と政子の間には女の子が生まれていました。
 時政の仲間らも、随分と思い切ったことをしましたなと言ってるけど時政は、清盛の怖さ
よりも、源氏の再興にかけたのだという。
 平家の世ももう長くない気がする、と。
 ネタバレしちゃダメだろ!←

 一方重盛は病で伏せっていました。
 この症状とか胃潰瘍ですかのー。いや適当に言っただけだけど。なんか気苦労多そうだし。
 後白河と争わないでと命をかけて言われた以上、清盛も引き下がるしかなかったわけですが、
今や二人の関係は重盛によって保たれているといっても過言ではないかと。
 つーか崇徳と鳥羽の時の清盛思い出しますなぁ。
 どうか仲直りして下さい、と必死に頼み込んでたみたいなの。

 後白河も、清盛が自分をとらえようとしていたというのは薄々知っていて、基房を呼んでなにやら
悪巧みですよ。
 えーとここで盛子という人が唐突に出てくるのですが、基房の兄の奥さん?であり清盛の娘だとか。
 平家と一応つながりがあるのに基房、あんな態度だったのか…ある意味すげぇわ。
 その盛子は旦那さん亡きあと所領を継いで立派に納めていたのですが、病に伏せっていてもう
長くなかった。
 でも子供がいるからその子に所領を継がせることで安泰ですよと安心させているのですが。
 後白河は、この領地は本来なら藤原家、そして基房のものであると言い出したわけですよ。
 つまり、そうやって平家の力を削ごうというわけです。
 基房も、あの領地が取り戻せれば藤原家は平家をしのぐ力を取り戻せるとか言ってます。
 …使う人が無能だと意味ないんじゃないですかねー。

 後白河はまず時間を稼ぐために、清盛にしばらく京から遠いところに離れてもらおう、と画策。
そんで、清盛と仲のいい公卿だと思うんだけど、前々から厳島神社詣でしたいと言ってた人を
うまいこと使って清盛を安芸にやる。
 その間に盛子は亡くなったわけですけれども、悲嘆にくれる時子と時忠のところに基房が
やってきて、あの所領おれっちがもらうから、もともとあそこ、うちのもんだから、とか言ってくるわけ
ですよ。腹立つー。お歯黒に使う染料を赤色にすり替えてやろうか!
 時子さん、言っちゃってください!
 お前たち!やっておしまい!アラホラサッサー!(その映画は随分前に終わりました!)
 重盛は病に伏せっており、清盛は今いないからどうとも答えられないという二人でありましたが、
結局はこの所領は後白河の預かるところになりました。
 そこから高倉帝に渡されればいいんですが、そんなことしないだろうしなぁ。
 てーか重盛らに対してはてきめんに発揮される、時忠のイヤミ攻撃は出ないんですか!

 一門は、そこまでしてあからさまに平家の力を削ぎたいのか、と怒りまくっていて、とにもかくにも
重盛の代わりに一門をまとめる者がいるという。
 そんで、宗盛がなるのが良いとか重盛の子、維盛がなるのがいいとかあーだこーだ言ってるけど、
時忠がまた、正妻の子じゃない重盛がもともと棟梁になったのがおかしいんだから云々かんぬんと
すごいうざい。あんた何十年それを言い続けるつもりだよ。
  
 一方清盛も、盛子の訃報を聞いていました。
 騒ぐと重盛の病によくない、というのでイライラしています。
 清盛としては一刻も早く後白河を何とかしたくてたまらないんでしょうな。
 後白河の方はニヤニヤして、清盛に思い知らせるには子をつつくに限るとか言ってる。
 人間として腹立つなぁこいつ。
 重盛はいよいよ自分は長くないとふんで、皆を呼び、清盛の国作りに皆手を貸すように、と伝えて
いたのでありました。
 そうだね、これから大奥行かないといけないから忙しいからね!(ドラマ・大奥に捨蔵役で出演中)
 維盛、資盛とか名前呼んでる後に「夢がモリモリ」とつけてしまうのは私がババアだからなのか!?

 その重盛のところに後白河がやってきまして、いかにも心配している風に声をかけた後、重盛が
どうか清盛と仲良くして欲しい、清盛がしようとしているのは後白河のためでもある国作りであり、
後白河を無視してるわけではないと懇願するのへ、双六で勝ったら願いを聞き入れてやるというわけですよ。
 明日をもしれぬ重病人に対してそんな仕打ちをしているのだから、後白河には重盛の思う気持ちは
これっぽっちも届いていないということでしょうね。
 しっかし、今のうち言いたいことがあれば言えと言われたんだから、「やっぱ太陽を背にして立つと
「うおっまぶし!」とか言われたりするんですか?」とか聞いてみろよ。(何の嫌がらせだよ)
 で、そうしているところに清盛が来て後白河を追い返すわけですよ。
 気持ちはわかる。
 後白河は昔、重盛が生まれた時に、自分が勝ったら重盛をくれといって双六をしたことがあったよなぁ、
あの時には重盛が双六をいじって勝ったどうのこうのの話をするんですよ。
 そんな40年前の話よく覚えてんなテメー。つーか全然老けなさすぎだろお前。40年前から顔が
変わってないってどんなんだよ。まるで出会って10ヶ月しか経ってないみたいじゃないか!(オイ)
 この後も後白河は重盛に、産まれた時から一人で生き、一人で死んでいく定めだとトドメさしていて、
今ここにデスノートがあったら絶対L…もとい清盛は後白河の名前書いてただろうなぁと。
 こうして後白河、高笑いしながら帰って行きました。
 その一月ののち、重盛は亡くなりました。
 結局前妻の子二人とも死んで可哀想だなぁと思いますね。
 んで清盛は、盛子の所領を守るためにその息子を地位につけてもらうようお願いしたのですが
まるっと無視されまして、基房の子がその地位について、実質領地は取り上げられた形になって
しまうわけです。
 さらに、重盛の領地も後白河が治めるとして取り上げてしまった。
 なんか力を削ぎたいのはわかるけど、ここまでしたら清盛が出てくるとか思わなかったのかね。
 …てーか人間本気でブチ切れると皆「プラトーン」のポーズをするのはなんでなんだぜ?

 激怒した清盛は挙兵し、基房らを強制的にとっ捕まえて下官させ、今までほっておいた、反平家の
公卿連中も全員地位を取り上げるよう高倉帝にお願いする。そしてその領土をすべて平家の領地と
したのでありました。
 まあやられたことをそのままやり返しただけですわな。
 後白河のところにも、宗盛がやってくるんだけど。
 うーん、オーラがないというか。普通にスタスタ歩いて登場とか…いいですけど。
 ただ後白河が何となく、この展開を読んでいたようなのは気になりますね。
 もちろん予想はしてたんだろうけど、なんか奥の手を隠し持ってるような…。
 ともあれこうして後白河は鳥羽の離宮に幽閉されたのでありました。
 
 平家一門はやっと天下が来たと大いに喜びます。
 清盛もめっちゃ喜んでた。
 ついに武士が頂きに立つときが来たのだ、と。
 まあ残り話数少ないから、来週あたりひっくり返るんじゃないですかね?(コラコラ)
 でもって清盛が徳子のとこに挨拶にいって戻る途中に。
 廊下で乙前と会うのですよ。
 相変わらず祇園女御と呼ぶ清盛がいいですね。
 彼女は、ついに頂きに登られましたなと言い、そこからの眺めはいかがですか、と尋ねる。
 清盛は、何も遮るものがなく良い眺めです、と答えるのですが。
 乙前はもう二度と会うこともありますまい、と言い歩き去る。
 清盛が降りかえった時、その姿はすでにありませんでした。
 清盛は理解してないみたいだけど、少し前まで病に伏せっていた乙前は最後に清盛の
身を案じて、あの世に旅立ったのではないでしょうか。

 時子の館にて、言仁が来てまして、清盛はいろいろ贈り物をしたりしてジジ馬鹿全開ですよ。
 しかもこのガキ…もとい未来の帝は障子に穴をあけたわけですけども、清盛は大層喜び、
これを大切に残しておけという。
 まあなんでも嬉しいですわな。
 てーかもう笑い方が変態臭い!
 で、清盛、障子の穴を覗いています。
 そこからの眺めはいかがですか、という乙前のナレーションがかぶさって終わるわけですが、
ここからチャンネルつけた人が勘違いするだろうが!
 清盛が覗きしてるみたいじゃないかこれじゃ!

 
  次回、「勝った…。計画通り」



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