多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→軍師官兵衛


軍師官兵衛

第11話(14/03/16)

 信長の水軍を毛利が打ち破ったということで、ホクホクの足利義昭。
 こいつも前回と言うこと違うなぁ。
 小寺ともども一番鬱陶しいキャラだわ。
 毛利のやつらは、信長をじっくり締め上げたら播磨とかが毛利に寝返る可能性がある、
すでにいくつかの武将から寝返りたいって言われてっし!と報告。
 小寺も揺れてるらしいです。
 あの、赤鼻のトナカイ、えーかげんにせいよ。

 官兵衛も信長の水軍が負けたと聞いてやべぇぇぇ!という感じ。
 ところが秀吉から、もうすぐ軍つれてそっち行くわって手紙が届いたので一安心する。
ここに秀吉軍が来れば、播磨は守ってもらえるということになり、わざわざ毛利に寝返る
必要はない、ということになりますからね。
 それで小寺にも報告するのですが。
 なんか奇妙な顔をしてお紺を見ている。
 小寺は、お紺に毛利に寝返ろうか話をしてたんだそうです。
 ああもう面倒くさいからお前ら毛利に寝返って信長に討たれてしまえよ。
 したら官兵衛も安心して秀吉に仕えることができるからさぁ。
 あっちゃこっちゃ揺れて鬱陶しいなぁ。
 あと毛利はそういう、頻繁に敵味方変えるやつ信用しねーから!

 ところが、思惑通りに行かないのが世の常。
 信長は秀吉に、播磨行きは取りやめだと伝える。
 上杉、武田、北条が和睦したため、謙信が動く気配があると。
 なんと!
(武田と上杉が手を組みましたぞお館様ァァァァ!!!
 ちょ、ちょっと真田の大将!この時代もうお館様死んでるから!)

 秀吉は信長に、そんなことをしたら揺れている播磨は毛利に寝返るかも知れない、と
言うのですが信長は、寝返るならそれまでの奴ら、毛利ごと滅ぼすまで、と。
 確かにその通りなんですよねぇ。
 一度決めたことをあーだこーだぐだぐだひっくり返すのはどのみち信用されない。

 んで官兵衛のところに半兵衛が来まして。
 ずっとスタンバッてました…。(銀魂のヅラネタは龍馬伝見てない人には分かりにくいからやめろ)
 官兵衛、よろこんで迎えるものの、秀吉はこないと聞かされて驚く。
 ただし半兵衛も、信長の軍に頼るばかりの味方はいらない、とズバッという。
 それはそうなんだけどさぁ…。
 このままでは信長側についていた連中が皆寝返る、という官兵衛に、半兵衛は良い
策があるという。
 備前の宇喜多直家に味方になってもらえのだと。
 そうすると、地理的に一番毛利に近いのあいつだから、対峙するのは宇喜多になる、と
いうわけです。
 ただし、よく裏切るらしいです。
 まあ裏切るからこそ、話をうまく持ち掛ければこっちへ寝返ってくれる可能性があると。
 それには官兵衛だけが使える手があるという半兵衛。
 しかしここまで調べ上げているとは大したものですね。
 それは、光の姉、力を使う事でした。
 彼女がとついだ上月と宇喜多んとこは交流があるから、会えるようとりなしてよ、という
ことらしい。
 光はそれを聞いて、手紙を書くのは構わないけれど、宇喜多直家はよく裏切るし、毒殺なども
してるから心配、と言う。
 働きすぎだとも。
 官兵衛はその言葉を胸に、上月家へ赴くのでありました。

 そういうわけで上月は毛利側についてるのでめっちゃ冷ややかなわけですが、官兵衛は
無駄な戦を避けるためにまずは話がしたいのだと説得。
 するとなんと!
 スタッフね、めっちゃ探しました。
 宇喜多直家さん、本日お越し下さってます!
 …という展開か知らんけど、官兵衛が会いたがっているという噂を聞きつけて宇喜多直家
やってきました。
 割と暇人だなお前。
 てーか官兵衛より半兵衛の方がうまく説得できたような気もするなあ。
 そんで一応官兵衛は直家を説得にかかるのですが、信長が勝つっていう保証ねーしって
感じでのらりくらりですよ。
 歴史の本にはちゃんと信長が勝ったって書いてあんだよ!
(どこのタイムスリップものだよ!)
 それで酒を酌み交わすことになって官兵衛、光の「毒が盛られてるかも」という言葉を
思い出したのだけれど、直家は毒は入れてないという。
 したらいきなり、酒を飲んだ上月の部下が倒れた。
 こっちには毒入ってたんかーい!
 直家曰く、この部下は毛利についた身でありながら、織田と度々手紙をやりとりしていた
みたいです。スパイなのか、単に寝返りたくてやりとりしてたのは知らないけど、直家は
まるっと御見通しだったわけか。
 そういうわけで直家は、織田にはつかねーし!といって去って行きました。
 おい、お前から酒飲むつーといてどうすんだこの席…。

 官兵衛、翻弄されたことを反省しております。
 でも父は、信長側についたことは間違っていないと言う。
 官兵衛も、直家は利にさとい男だから、まあ交渉の余地はあると考えるわけです。
 と、そこに騒ぎが。
 あの、お道らが傷が癒えたので出て行くというのだそうです。
 一人は残ったんだけど、お道は約束だから出て行くと言って聞かず、これを聴いた
善助が追いかけていって、彼女にプロポーズし、晴れて夫婦になるというリア充爆発しろ!
的展開でした。
 めでたしめでたし。
 つーか…あの…すごく個性的なご夫婦になりそうですな…。
 濱田岳主演「偉大なる、しゅららぼん」好評上映中!(なんで宣伝ぶっこんだ)

 官兵衛と善助が夜道を歩いておりましたらば、キリシタンの列に遭遇します。
 棺を抱えて歩いていくらしい。葬儀ですかね。
 その先頭に官兵衛は、十字架を胸から下げた高山右近という男性を目撃します。
 あれか、飲み過ぎた翌日に!みたいな。(それウコン)

 荒木を訪ねた官兵衛、軍勢を出して欲しいというけど、彼は本当に今余力ないん
だってばよ、と言ってくる。
 大変なんだろうなぁ。
 精神的にかなり疲れてるみたいだし。
 これなら謀反起こしても仕方ないね!←
 また、そこで官兵衛は高山右近を紹介されます。
 荒木は、キリシタンを広めることを奨励しているのだという。
 したら、本願寺の門徒が減ってありがたいからと。
 なるほど。
 あとその影響で奥さんのだしもキリシタンになったんだってよ。
 見違えるほど質素で大人しい人になりましたな。いいけどさ。
 右近は、神デウスの話を説いています。
 ゆくゆくはキリシタンの国を作りたいと。
 おい、毛利んとこの元就さん簡単にザビー教に入るからあいつ改宗させろよ。
(サンデー毛利はこの時代にはもういません!)
 あと、右近は首に切り傷があるんだけど、彼は一度地獄に落ちて蘇ったそのあかしとか
言ってます。
 よくわからんがなんか設定こぇぇよ。
 で。
 ここで出てくるデウスというのは、ギリシャ神話のゼウスとは関係ありません。
 神という言葉を翻訳する時に、えーと何語だっけあれ。あ、ラテン語か、それで訳した
ためにラテン語で神を示すデウスとなっただけで、ギリシャ神話とは違います。
 今頃ゼウスも舌打ちしているでしょう。

 さて、秀吉は信長の名によって、北国に行かされることになります。
 柴田勝家が謙信相手に苦戦してるから、お前やってこいというわけです。
 勝家は自分の強さにおごっているから、そのまま行けば謙信には勝てないと。
 話を聞いて驚くお濃。
 ただ信長としても考えなしに行かせたわけではなく、常に信長だったらどうするかという
ことを考えて動くからうってつけということらしい。
 でもなあ。秀吉自身は不満だらけだろうなぁ。

 そして官兵衛にも秀吉から、北国に行くことになった、という手紙が届きます。
 そこには、お前のことは弟同然に思っていると書いてありました。
 ああ、あの、影が薄い「僕は影だ…」って言ってバスケ始めそうな人か。
 それを父が読み上げててフォローしてるんだけど、フォローになってないのが笑える。
 官兵衛は、兵を寄越さないための言い訳だ、と怒ってました。
 さあ官兵衛さん、空気読めないあなただから今こそ言うのです!
「言い訳していいわけ!?」
 …………さてと………。

 勝家らのほうでは、このまま力任せに行くぞー!っていってて秀吉が、真正面から
それでは勝てない、何か作戦を考えないと、というけど勝家は、正面からの戦いを避ける
秀吉を臆病者とののしる。
 秀吉としては兵力を削ぎたくないから、少しの力で勝つことを考えてるのに、こりゃ
確かに勝家どうにもならんですなぁ。
 そんで秀吉は怒ってこんなところにはきたくなかった、お前は大将の器ではない、と
言って帰ってきてしまうのでした。
 秀吉、がっくりしております。
 まあちょっとやりすぎたわな。
 つかおねに、20にならない時から信長に仕えてって言ってるけど、あの最初の出会いの
時10代の設定かよ。さすがに無理があるわ…。

 で、秀吉は切腹も覚悟の上でやった、と言う。
 おねは、そんなことでは家臣が路頭に迷う、何としてでも許しをもらいなさいという。
 そこに半兵衛がすたすたとやってきて、信長は激おこぷんぷん丸でしたと報告。
 今は謀反の心がないことをわかってもらうのが先決です、と言う。
 したら秀吉は、酒持って来い、どうせ死ぬなら思い切り騒ぐ、と言い出した。
 おねは止めようとするけど半兵衛は良い手かも知れない、と言う。
 まあ確かに静かーにしてるよりはこっちの方がいいかも知れん。

 官兵衛は秀吉が北国から勝手に戻ったと聞いて驚いています。
 播磨に兵だすどころじゃなくなったもんな。
 それであわてて訪ねていくと。
 ……すごい宴会してた!
 それはもう大騒ぎですよ。
 でも官兵衛、何をしてるのかと怒る。播磨に来ないで、信長に背いて、戻ってきたら
この騒ぎとはって。
 お前マジで空気読めよ…。
 
 秀吉は、自分が間違ったことをしたとは思っていない、天下を取るために必要なのは播磨、
中国だ、しかしその思いを誰にもわかってもらえずにこのザマだ、どうせ切腹の命が
下るのだろうから、死ぬ前に大いに騒ぐのだ、命がけで騒いでいるのだと言う。
 半兵衛も、静かに蟄居していたら確かに謀反の準備をしているかもと疑われやすいから、
むしろこの騒ぎをやってる方がいいのだと説明。
 あくまでもクールだな半兵衛!
 いっしょに騒ごうよ!
 やるなら今しかねえ〜 ZU-RA!
 やるなら今しかねえ〜 ZU-RA!

 蜂須賀小六もやってきて、官兵衛と半兵衛に、せっかくだから言うけど、お前らの
したり顔大嫌いじゃ、言うてやった、と大喜び。
 お前…この後気まずくなったりせんのか…。
 秀吉、皆に言いたい事があれば言えと言い出す。
 ここでおね登場ですよ。
 浮気すんなって怒られた。
 明日からもうしない、と怒る秀吉ですが、言った直後に側女の肩抱いてるし。
 おーい誰か、釘が打てるバナナ、おねさんにお持ちして!
 官兵衛にも言いたい事があれば言え、という秀吉。
 特にない、と官兵衛半ばあきれている様子。
 つまんねーなぁオメーはよ。
 で、ここで秀吉が官兵衛にすまなかったと頭を下げるのです。
 播磨に行くといっておきながら口だけになってしまった、と。
 ずっと気にしてたんですな。
 それで、官兵衛のことはずっと弟のように思っていた、播磨で大暴れしたかったという
秀吉。
 もし自分が切腹することになってもこの先、命に代えても必ず播磨に兵を届ける、と
約束するのです。
 したら官兵衛も、一時的にとはいえ、秀吉のことを信じられずに、弟のように思って
いるというのも方便だろうと疑ってしまった、と謝る。
 そういうわけで官兵衛も騒ぎの輪に加わって騒ぐのですな。
 こういうやり取りがあれば秀吉は、会議とかでも官兵衛に好きにさせていた、という
のがよくわかるなぁ。
(官兵衛は、いざという時に動けるようにしておかないとっていって指先の鍛錬してたりした)

 そして。
 信長からの沙汰は、播磨へ行け、というものでした。
 毛利攻めを始めろと。
 おとがめなしどころか、秀吉の希望を聞いた形ですからすごい判断ですよ。
 まあ他の家臣が黙っちゃいないだろうな、みたいな。
 ともあれ、それで秀吉は喜んで屋敷にもどってきて報告します。
 おとがめなしと聞いて喜ぶ官兵衛。
 そうしてようやく秀吉らは播磨にやってくるのでした。
 でもこっから信長カウントダウンも始まるんだよねぇ…。


 次回
 ナルヨウニナル シンパイスルナ
 by一休和尚



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