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軍師官兵衛

第23話(14/06/08)

 官兵衛、ついに救出されました。
 体がボロボロで皆すぐに手当てをする。
 姫路城にもこの知らせは届き、父も光も喜んでいました。

 一方隠れていただしらは発見され、京へ連れて行かれることになります。
 まあしゃーないわなあ。
 それでも荒木は動きませんでした。

 官兵衛、光がきた夢を見てた。
 でも目覚めると光はおらず、代わりに皆ちゃんといてくれた。
 ただし、だしがとらわれたと善助が知らせてくる。
 門番の子、玉松は助けたらしいです。
 そこに秀吉がやってきて彼は喜びを爆発させるけれども、半兵衛の策で三木城もあと
少しで落ちると聞いた官兵衛、半兵衛はどうなったかと尋ねる。
 すると、半年前に死んだと。
 敏い彼のことですから、あの時牢で見た夢は半兵衛の知らせだったのだ、と気づいたで
しょうなあ。
 あと長政のことも早く教えてやれよ…と思ったのですが、秀吉には策があった。
 これも多分半兵衛から言われていたことなんだと思います。
 官兵衛が生きていること、裏切ってないことを信じ切ったからこそ立てることが出来た
作戦なんでしょうね。

 秀吉はこのまま信長に会いに行くと言い出しました。
 信長はまだ官兵衛が裏切ったと信じているから、直にあった方がいい、と。
 そういうわけで秀吉、信長に会いに行き、有岡城で拾い物をしたといって、官兵衛を
連れてくる。
 彼が裏切ってなかったことを知った信長、さすがにぐうの音も出ず許す、と言うけれど、
官兵衛の目は厳しい。
 長政が殺されたと思ってるからですね。
 ここでさらに秀吉のサプラーイズ!
 長政がやってきたんですな。
 官兵衛にとってはどれだけ嬉しかったでしょうね。
 感動の対面を果たす親子。
 またまた信長ぐうの音も出ず。
 秀吉は、かくまったのは半兵衛である、と告げます。
 これも合わせて許して欲しいと。
 さすがの信長も、死してなお自分を鮮やかに欺いた半兵衛に苦笑しかなかったようで、
許すと言いました。
 むしろここまでうまいことハメられたら痛快だったんじゃないでしょうか。
 そして信長は官兵衛に自分のことも許せ、と言った。
 長政が生きていたことを知ったのだから官兵衛としても、わだかまりはないかなと思います。
 で、官兵衛は静養に入りました。
 官兵衛は、すべては半兵衛のおかげである、と悟ります。
 恩を返したくてももうその相手はこの世にはいませんでした。

 秀吉、帰っておねに報告。
 おとがめなしと聞いて彼女も大変に喜びます。
 心配ご無用って秀吉言ってたけど、このフレーズ気に入ったんかな…。
 すべては半兵衛のおかげ、というおねに秀吉も、自分が死んだ後のことまで御見通し
だった、と評価する秀吉。
 おねは、二度と官兵衛を離してはなりませんよ、と言い聞かせます。
 このあと竹中さんのアドリブか知りませんが、お前も離さんぞー!とか言ってて笑った。

 官兵衛は湯治にきていました。
 でも夜、牢にいる夢を見てうなされたりしている。
 これはしばらくは仕方がないと思います。
 ここのシーン、パッと外を確認している井上が好きです。

 一方、京ではとらわれているだしのところへ右近が会いに来ていました。
 荒木は引きこもったまんまらしいです。
 だしは自分の身の上がどうなるかもうわかってるんでしょうね。
 荒木さえ生きててくれればとか言ってるけど、それをあいつに聞かせてやりてぇわ。
 自分が逃げてる限り信長に負けたことにはならない、とか後頭部殴りつけてやりたい。
 あと、だしは官兵衛の無事を聞いて安心していました。
 最初出てきた時ケバいねーちゃんだなとか思ってすいませんでした。←

 官兵衛は動かなくなった足のリハビリをしてました。
 どっちかっつーと太兵衛さん、支える方向逆じゃないですか、と思ったけど、官兵衛が杖を
ついてるからこっちでいいのか。
 さすが官兵衛の岡田さんは杖つく側分かってるなぁ。
 善助は、足は治らないかもしれないとか言うけど、それなら自分らが足になればいい、という
井上。
 そうですねぇ。
 後ろいろいろ気にしながら歩いてた長政は、いつあの軍配渡そうかなって思ってたのかな?
 そこに光がやってきて、親子は久しぶりの感動の対面を果たします。
 長政にとっても嬉しかったでしょうねぇ。

 それからほどなくして、荒木が引きこもっている尼崎城の前で、一族の見せしめ磔が
行われてるけど、荒木はやっぱり出てこず。
 それを右近がだしに報告にきて、信長の怒りは尋常じゃない、と言います。
 これが裏切りの代償、って言ってたけど、荒木が逃げおおせてるの納得いかねぇなあ。
 
 信長は、無事見せしめの刑が終わったと報告を受けています。
 光秀は、もうこれで充分でしょう、と言うけど、信長は、荒木は逃げた卑劣なやつだ、罰を
与えなければと言って聞かない。
 本人やれよ…。
 信忠もせめて女子供はと言うけど聞き入れませんでした。
 根絶やしにしろ、と。
 だしは光秀のとこの娘なんだっけ。
 ショックを受ける光秀。
 この後、お濃が祈りをささげているのを見るけど、歩いて行く姿がスローになるのは良かった
ですね。
 信長への反抗心が目覚めた、的な。
 日頃馬鹿にされていただの、何だのより、こっちの方が説得力ある気がする。
 優しいがゆえに反抗した、みたいなのは。

 そうしてだしらは処刑されることになるんだけど、侍女が気を利かせて子供を見せに
きてくれてた。
 それはいいけど、だし処刑される瞬間まで立ち会うなよ…まだ赤ちゃんといっても子供に
そんなもん見せたらあかん。
 荒木はこの一報を聞いて荒れ狂いますが、結局逃げました。
 ほんっとお前いい加減にしろ。

 官兵衛は歩く練習してたけど、うまくいかなくてやさぐれかけていた。
 さらに、だしが殺されたと聞いてますますやる気ダウン。
 太兵衛は、官兵衛の足は良くなってきてるから大丈夫だ、ずっと肩をかしているからわかる、
という感じなのですが…。
 夜うなされてて、光が起こしてやると、寝ると土牢にいるとおびえる官兵衛。
 こういう時はうなされている都度たたき起こして大丈夫なのだ、ということを学習させて
いくしかないですなぁ。
 やや乱暴だけど。
 あと、こんな足ではもう馬に乗れないという官兵衛。
 安心しろ。
 お前第一話冒頭でおもっきし馬に乗ってたから!

 そういうわけでやさぐれている官兵衛。
 長政は一足先に帰るというのですが、その時に半兵衛から預かったというものを出してくる。
 それは半兵衛が振るっていた軍配でした。
 命が長くないことを悟って自分の思いを軍配に込めた。
 それを受け継ぐものは官兵衛しかいない。
 それを言われて官兵衛は生前の半兵衛が、最良の策を考え実行すること、そのため嫌われ、憎まれ
命を落としてもそれが軍師である、と言っていたことを思い出すのです。
 半兵衛は自分がかなえられなかったことを官兵衛に託したんでしょうね。
 官兵衛、養生は終わりだ、姫路に帰ると宣言しました。
 そして姫路城にて、自分は以前のようには動けない、と言うけど、善助らは我らに任せて
くれ、と頼もしいことを言います。

 官兵衛はこの後半兵衛の墓に参り、静かに手を合わせるのでした。
 半兵衛に何を話したんでしょうね。
 そして官兵衛、いざ秀吉のもとに復帰致しました。


 次回
 あまり利口でない人たちは、自分が理解できない事についてはなんでもけなす
 byラ・ロシュフーコー



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