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軍師官兵衛

第26話(14/06/29)

 長政が元服いたしまして。
 官兵衛は太兵衛を傅役に任命しました。
 なんか皆成長したっていうか、長政が元服したんだから何年か経ってるのはしょうが
ないんだけど、ヒゲ面になってるし…。
 いいけどさぁ。
 で、長政は毛利との決戦と聞いて、試合前の翔陽のごとく(byハイキュー!!)ソワソワソワソワ
ソワソワソワソワって感じです。
 一方光は、どうして太兵衛を傅役にしたのかと官兵衛父に言う。
 カッとなると命を顧みない男だから長政を守ることが出来るか、と。
 官兵衛父は問題ないと言います。
 多分父は、太兵衛は傅役というような誰かを守る役目をまかされたら、いかんなく力を
発揮できる人だと見ぬいていたんでしょうね。
 向う見ずな男であっても、守る存在がいたらそれを忘れて自分だけ突っ込んでいったり
しないだろうっていう。むしろ自分の方が抑え役に回るのでしょう。
 官兵衛もそれをわかってたと思う。
 
 さてその長政はというと官兵衛に、ちょ、秀吉らもう出陣したんですけど、なんで俺ら動かねーの
と文句言ってた。
 善助が、今回は形だけの戦ですよ、とこそっと教える。
 秀吉はすぐに戻ってくると。
 本物の戦はこれからです、と。
 で、そこに太兵衛が入ってきて長政に、どこに行ったのかと探しましたぞ、と言うけど長政は
うぜぇって感じ。
 殿ォ!そんなことではシンケンジャーは務まりませぬぞ!
 そんなやりとりを官兵衛は厳しい目で見ていた。
 完全に若い頃の危なっかしい官兵衛そのものだけど、本人は気づいてないんだろうなぁ。
 
 そういうわけで、今回の戦は、秀吉の養子であり、信長の息子、秀勝の初陣であったという
ことがわかります。
 要するに彼が勝つようにお膳立てして、信長に報告すれば信長だって悪い気はしないだろうと。
 だから、黒田家は兵を出す必要がなかったということですね。
 それで官兵衛はこれからのことについて秀吉に、しばらくは様子を見ましょう、というけど、
今度こそ戦じゃー!と思っていた長政はえっ?聞いてないよ?って感じ。
 なんかもう典型的なパターンだよなぁ。
 俺は強い、俺は出来る奴って思ってるのに限って本番役に立たない、的な。

 それで官兵衛は小六とともに、清水宗治の説得に行くのですが。
 まあこの人は無理だろうな。
 毛利に忠誠捧げちゃってるもん。
 官兵衛がどれだけ説得しても無理でした。
 その頃長政は、成長した加藤清正と福島正則に出会っていました。
 このあたりの人物は私、歴史が不得意なんでわからんですよ…(汗)。まあこれから
分かっていくと思いますが。
 太兵衛があの時の悪童か、って思ったまんま言ってて笑った。
 悪童だったらもっとこう、「久しぶり!なんて言うかバァ〜カ!」って、顔面にパンチ入れたく
なるような奴だよ!(それ黒子のバスケの花宮ですやん!)
 
 さて織田軍の方はあっさりと、武田を滅ぼしまして。
 部下の働きを褒めてんだけど、滝川一益は領地より茶器が欲しかったらしいのですが、
お目当ての茶器欲しいならもっと働けよって言われてた。
 信長さん、たまには飴とムチの飴もあげませんと…。あんたなんかムチばっかだよ。
 それで喜ぶのは戦国BASARAのドM明智光秀だけ!
 あと、六角承禎とかいう人の行方が分かったと蘭丸報告。
 恵林寺というところにかくまわれているのだけど、引き渡しを坊主が拒んでいる、と。
 引き渡さぬなら寺ごと焼けと怒る信長。
 つーか蘭丸だったらもっと怒らせないやり方してそう。
 私の中で蘭丸は、異様に気の利く人ってイメージです。
 
 で、六角承禎って人調べてみたらなんかようわからん。
 そこまで信長の邪魔になった人だったんかな?
 まあともあれ、光秀はそこの恵林寺の住職、快川は国師だから、そんなことをするのは
とんでもないと止める。
 国師ってのはものすごい簡単に言うと、朝廷に認定されたとても偉い坊さんってことです。
 信長は、そんな称号なんか何の意味もない、という。
 いやあんたには意味がなくても、焼き討ちなんかしたら世の中の反感を買うってことだよ…。
 朝敵になったら各地の武将だって黙ってないし。
 光秀は自分の師でもあるから、とお願いして、説得に向かうことになります。
 でも、20年ぶりに会った快川は光秀が何のためにここに来たのか理解していた。
 で、六角なんて奴は知らんし、いたとしても寺に助けを求めて逃げ込んできた者を渡しは
しないと言った。
 六角精児さんなら、相棒で鑑識官やってんですけどね…。
 そうして寺は焼打ちにあいました。
 この時快川の言った「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も自ら涼し」は、死の間際
言った言葉…として伝わっていますが、後から作られた話だということです。おい…。
 寺の焼打ちを目の当たりにした光秀は激しくショックを受ける。
 積み重ねてきた恨みがとうとうって感じなんだろうなあ。
 そして京でも、信長が国師を焼き殺したという話は広まっており、「ダメだこいつ…早くなんとか
しないと…」って感じになっていました。
 ちなみに快川の弟子はあの、伊達政宗を教育して立派な、レッツパーリィ!野郎にした人です。(おい)
 
 一方長政は岡山城で戦の待機中。
 そして官兵衛は清水のとこに、無益な戦は避けたいと通っていましたが、まったく清水は受け入れず、
次に会うのは戦だと言われてしまいました。
 そういうわけで清水の守る高松城を攻めるべく領地を見回る官兵衛。
 なんで清水の軍は追っ払わないんだ?って思ったけど、城にひきこもって好きにさせてるのかな?
 この領地はちょうど城を中心にすり鉢状になっていて、水はけが悪く、雨が続いて川が氾濫すると、
すぐに水浸しになってしまうらしい。
 …村人もよくそこまで教えてくれるもんだなぁ。いいけど。
 夜話し合いをしていた官兵衛のとこに矢が。
 風車の弥七か!(矢だっつってんだろ!)
 毛利の脅しらしいですよ。
 
 一方毛利側では、安国寺がいろいろ動いてました。
 毛利も、信長との和睦なんて受け入れたくないし、かといって義に厚い清水を見捨てるわけにも
いかないし…という感じ。
 んで小早川は安国寺に、お前一応官兵衛と話をしておいて。もしかしたら和睦とかあるかも
しんないし、毛利守るためには手打っといたほうがいいから、と告げる。

 その官兵衛は秀吉に説明をしていました。
 ともかく高松城を孤立させるしかないでしょう、そのためには周りの城を先につぶしていくしか
ない、と。
 そういうわけで長政の初陣が始まるのですが…。
 まあ案の定、焦って突っ込んでボロカスでした。
 太兵衛が居なかったらここで死んでたぞこいつ。
 まあ何とか、殺されそうになった相手の首を取りはしましたけども。
 官兵衛が太兵衛をつけておいて良かった―、って感じでした。
 
 その長政、官兵衛のところにやってきて、秀吉に働きを褒めてもらったエッヘン!って感じ
だけど、官兵衛は、お前はいのししか、と怒る。
 何でもかんでも突っ込んでいきおって、考えて動けと。
 あれおかしいな!
 かなり前に官兵衛がお父さんからそう言われていたのを見た気がするよ!?

 長政は、半兵衛に救われた命だから、半兵衛の、父を助けよと言われた言葉に従ったまで、と
言うけれど官兵衛は、お前は半兵衛の言葉をはき違えていると怒る。
 命を粗末にしたら何もならない、生き残る戦いをしろ、と。
 まあ若いから理解しにくいこともあるんだろうなあ。
 しかも官兵衛空気読めないから、わかるように説明するってことしないし…。
 長政は、なんで官兵衛は自分を認めてくれないのか、とイライラしています。
 一度突っ込んで行って大けがして、ブン殴られてみたらいいんじゃないですかね。

 一方で官兵衛は善助に、若い頃の殿に似てるって言われてた!
 しかも官兵衛、「ワシはあのように血気にはやってなかった」と。
 善助の「えぇー!?」っていう返事が、全視聴者の突っ込みを代弁しているようでめっちゃ笑いました。
 まあ官兵衛も長政の戦いには感心していたようで、自分は初陣では何もできなかった、長政は
兜首をあげたのだから大したもんだ、と。
 言ってあげればいいのにねぇ。
 信長もだけどこの人も言葉が足りない。
 で、なんで太兵衛を付けたのかというと、太兵衛が一心に守ってくれるからその姿を見て、皆に
守られていると悟って欲しいと。
 ……無理なんじゃないですかね…。

 その後官兵衛は、あの矢についていた手紙の主、安国寺に会ってました。
 手を組みませんかという安国寺。
 信長と毛利ではなく、羽柴と毛利だと。
 官兵衛は、荒木はその手に乗ったんだな、と言う。
 まあ結果的には交渉決裂といったところです。
 そうなると安国寺、さっさと帰ろうとする。早いなお前…。
 でも、秀吉は好きだよって言って帰って行った。
 ま、苦労して来てるだけに秀吉は人の心をつかむのはうまいと思います。

 さて官兵衛はある策を秀吉に伝えます。
 この手しかないと。
 それは、すり鉢状になった高松城を水攻めにすることでした。
 一部つつみを作って水がそこから流れないようにして、川の流れを変え盆地に水が流れ込む
ようにする、というわけですか。
 
 一方で光は無事男の子を出産していました。
 官兵衛父の喜びようが面白くて、でかしたでかした、とすごい喜んでいて、最後、官兵衛もでかした!
とか言ってたけどなんかここはアドリブのような気がする!
 あぶデカを思い出しました。

 さてつつみがどんどん作られているわけですが。
 秀吉と官兵衛が視察にやってきて、秀吉は皆に、自分に頭を下げるのはいいから作業に戻って、
とか言ってる。
 で、官兵衛は皆の中に長政が混じって働いてるのを見つけて、なんかほほえましく見てた。
 多分、これもまた戦なのだということを長政が学んでくれたら、って感じですかね。
 突っ込んで切り結ぶだけが戦ではないもんね。

 
 次回
 怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとってはもっと有害である
 byトルストイ



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