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軍師官兵衛

第27話(14/07/06)

 今回、光秀がなぜ信長を討ったのか、という動機についてすごい丁寧に描かれていて
良いなと思いました。
 これだったら納得できる、的な。
 でもこの光秀温和すぎて、とても史実の「人望がなかった」人のようには見えないなあ…(笑)。

 さて堤の工事が進んでいて、三成が工夫にお金を渡して土を買い取っているわけですが、
金額聞いたら「ゲッ!!」ってなってたの笑った。
 破産するとか言ってる。
 でも三成は、負けたら金なんか持ってても仕方ないですよ!…って官兵衛が言ってましたと
後出しじゃんけんのようなことを。
 それで秀吉は、官兵衛の言う事ならもっともだ、と納得するのでした。
 あれちょっと三成の立場は!?

 ここで一気に叩き潰せば信長の天下が来る、という一同に秀吉は、最後は信長に来て
もらうという。
 自分らが全部やってしまっては手柄の立て過ぎだ、主君をしのぐ手柄を立ててはいかん、
信長を呼んでやってもおう、と。
 さすが秀吉ですなぁ。
 功を焦らず、上司を立てることもわきまえてる。

 で、明智光秀の方は、家康がやってきたのでもてなすために準備してました。
 信長が唯一心から信頼する家康ですね。
 二人の同盟は信長が死ぬまで続いたそうです。
 ……ちょっと年取りすぎじゃないのか…と思ったけどこの頃すでに60近い年だから
しょうがないのか。
 つーかこのドラマで描かれる家康は、腹黒い感じでなかなか良いですね。
 ニコニコしながら裏ではいろいろ探ってる、的な。
 ニコニコしたあと黒い顔になるから、しずるって芸人さんのコント思い出したわ。
 家康の後ろにはタダカツゥー!とか他いろいろおりました。(おかしい、紹介の仕方がおかしい)
 光秀のもてなしで能が披露されていたんだけど、信長はつまらんといい、食事を出しても
信長は味が薄いと怒った。
 京の味にしたんだけど、そりゃ光秀さんよ、信長にだけは信長好みの味付けで出しとかんと。
この人、いわばファストフード的な濃い味付けが好きだったそうです。
 でも家康はこの味気に入りましたよって言う。
 一瞬ナイスフォロー!と思ったけど言い方が意味深でなぁ。
 それと、本当か知らないけど史実ではこの時、5つの膳が出されたんですけども、光秀が
凝りすぎちゃって、全部に汁物がついていたため、信長の不興を買った、とも言われている
そうです。そら腹たぷんたぷんになるわ。

 信長は家康に、天下統一ののち自分は世界に出る、その後の日本は家康に任せると
言ってました。 
 ある意味これ当たってるよなぁ…。
 そんで、秀吉から手紙が届きました。
 清水の城を水攻めにしているという内容で、家康はそれが官兵衛の策だと気づく。
 で、自分が出て欲しいと書いてあるからいくわ、という信長。
 光秀に先に立つよう命令します。
 家康の相手は他の者にさせるから、と。
 
 ただ光秀はここまでされても本気で腹立てていたわけではなかったっぽいです。
 いろいろ辛酸をなめてきたから、この程度ならまだ我慢できたんじゃないかな。
 
 その頃。
 光のもとに成長した又兵衛が戻ってまいりました。
 叔父は病で死んだらしいです。
 叔父は小寺についたことを悔いていたため、そのお詫びにわざわざ訪ねてきたとか。
 そうして、別の藩で士官を探そうとする又兵衛を光は引き留め、官兵衛は小寺を許した
度量の持ち主なのだから、お前を許さないはずがない、ここにいなさい、と言うんですね。
 ここはいいやり取りだなぁと思いました。
 官兵衛父も、孫が帰って来よったと年の割にキャッキャしてて可愛かったです。

 長政らは堤を作っているわけですが、そこに官兵衛が、又兵衛が帰って来たぞと知らせを
持ってくる、
 喜ぶ長政。
 良かったですねぇ。
 そういうわけで堤は、着工から12日で完成したのでありました。
 わぁ、現在の公共工事やってる人らに見せてあげたいね!(今の基準だと完全に労働基準法違反ですから!)

 そして堰が切られ、水がどーっと。
 ここのシーン、大丈夫でしたかねぇ…。いや割と迫力ある映像だったので。
 皆の足元を流れていくのは完全にCG丸わかりでしたけども。
 高松城では偉い事になってました。
 毛利も、早く何とかしなければ兵糧が尽きてしまう、という感じで安国寺を秀吉のもとへ派遣。
 和睦の話を提案するけども、備中いっこしかくんねーの?って感じで秀吉に突っぱねられた。
 毛利らとしては、清水という惜しい人材をなくしたくないから苦肉の策らしいですが。
 官兵衛は、もうすぐ信長が来る、信長を納得させるにはよっぽどのことがないと無理だと。
 それで安国寺は自分の一存で、5つの国をあげると言い出した。
 それ納得してくれたら、自分が吉川と小早川を説き伏せると。
 でも秀吉は、清水の首が足らないという。
 そんなもん、長政トリックの時と同じように、水死体でも探してきて首差し出せばいいやん。
そんで本人はひそかに生かしておく。(ひどい)
 ま、それでは清水本人が納得しないでしょうけどね。
 安国寺も、それは小早川が譲らないだろう、と言う。
 ここまで大事にしてもらえるなんて、清水は本当に良い部下なんでしょうなぁ。

 この後官兵衛は小早川に会いに行きます。
 共一人だけで乗り込んでくるのはさすがだな。
 良い方に空気読めないのが働くとこうなるわけですな。←
 つか、この部屋暗すぎませんか…。節電しすぎですよ…。
 官兵衛は、小早川さえ納得したら和睦の道が開ける、と言い、まず5か国譲るという話に
ついて話し始める。
 小早川も、安国寺の一存で決めたというのはビックリしたものの、納得して兄弟は自分が
説き伏せるわと約束。
 でも、清水のことになるとやっぱダメって言うんですな。
 清水一人の首を差し出して今回助かったとしても、毛利は信用を失う、と。
 で、官兵衛も清水を助けたいという。
 そのために来たらしいです。

 そういうわけで安国寺が清水のとこにやってきまして。
 この坊主もあちこち大変だなと思いますけど。
 清水に、信長に寝返れと言った。
 これは小早川も承知のことだと。
 そうしたら皆の命も、清水の命も助かる、小早川はそれを望んでいると伝えるんですね。
 なるほどー。
 でも清水は応じず、自分が戦って死んだ後に毛利と織田が和議を結べばよいという。
 自分が選んだ道ならば、その申し出に応じなかったところで毛利の信用に傷はつかない
というわけですね。
 すごい男ですなぁ。
 筋が通らないから寝返らない、と清水は言い放ちました。

 官兵衛の方でも、毛利は優秀な人材がそろっているから滅ぼすのは惜しいなーとか
言うてました。

 光秀は吉田にあってて、ぶーりん(信長)何とかしてよー、あとお前なんか変な噂
流れてるよとか言われてた。
 あれか、学校裏サイトならぬ、藩裏サイトかぁぁぁぁ!!!
 信長のところへ確認にいった光秀。
 自分の領土が召し上げられるって噂を確認にいったようです。
 信長は、国替えだという。
 毛利を倒したらこの世の中を作り替えると。
 で、何か言うんだけど光秀は大層驚いて、それだけはなりません、というも信長は
聞き入れませんでした。
 帝を廃止するとでも言ったかな?

 つーかこの部屋ロウソク多すぎるんだけど。
 酸欠になりますよ?

 この後光秀の回想であの時信長は、帝は二人もいらないと言ったことがわかる。
やっぱりそれでしたかー。
 ここは私信長の考え方は理解できないな。
 皇室っていうのはいわば、日本の根幹のようなものだから、それを廃止してしまったら、
日本という定義そのものが揺らぐ、と私は思ってます。
 神武天皇が誕生した時から、ずっと続くものを廃止するのはダメですよ。
 あと帝廃止してもその叔父筋(ニニギから見たら)の出雲国造があるかんな!(やめなさい)
 
 光秀は神社に参拝して、ある祈願をしたのだと思います。
 で、神籤を引いたら真っ青になって何本も引いてる。
 おい、やめなさい。
 凶が出まくってるらしい。
 ある意味それすごい確率だぞ!
 今光秀が宝くじ買ったら一等当たるかもしれん!!!

 お濃は信長の母親のところにいってました。
 病気ですっかりまいってしまった母は、罰があたったのかも知れない、もう疲れたと
言ってました。

 で、信長はお濃らとともに京へ。
 公家かなこれ、こぞって挨拶にきてた。
 
 光秀は出陣の刻限にも関わらずなんか手紙を書いていました。
 これは、事が成った暁に方々に助けを求めるための書簡だったのですが…。
 つーかチマキ食べてよチマキ。皮ごと。一気!一気!一気!(やめなさい)
(史実では、信長討伐を控えた光秀は緊張のあまりチマキを巻いてある笹ごと食ったらしい)

 のでお濃は信長に、富士山見物にいきましょうと母と約束してきましたよ、と信長に
報告。
 親孝行しなさいなと。
 信忠も良い事ですなあ、と言ってます。
 リア充爆発しろ!(しましたって)
 しかしまあなんとも見事な死亡フラグですなぁ。

 そして1582年6月2日未明。
 光秀、京に行く、と兵士らに告げました。
 「敵は本能寺にあり!敵は本能寺にあり!」
 大事なことだから2度言いました。
 皆の怒号に馬がびびって光秀乗せたまま逃げ出してたんですがこれ、放送事故じゃないんですか。

 備中は静かな夜を迎えていました。


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 神々が愛する人たちは若くして死ぬ
 byメナンドロス



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