多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→軍師官兵衛


軍師官兵衛

第42話(14/10/19)

 肥前にいよいよ名護屋城が完成しました。
 一同は、ここに大名の屋敷が建っているから都のようになるでしょう、という。
 つか、窓から海が見えるのはいいんだけど、潮風でじゃりじゃりしそうだなあ、城の中。

 そうしているところに、三成と金魚のフンの増田ってやつがきたんですが。
 秀吉、3月に大坂出立するから準備よろしくなって感じ。
 んで朝鮮出兵には三成も行くらしい。
 黒田家の働きを見るから!ということらしいけど、絶対難癖つけるためだよなあ…。

 秀吉は茶々の方を非常に心配していたのですが、ここは嫌だから名護屋に自分も行くと
言い出したので秀吉大喜び。
 安芸の厳島は美しいぞーとか言ってる。
 あの…山陰も少し通ってもらえませんかね…結構名所あるし、出雲大社とかこの時代
あったんですけども…。
 それと茶々はまだ自分若いから子供はまだ産めますよみたいなこと言ってて。

 これ総合的に考えると、まず茶々が産んだ子は二人とも秀吉の子じゃないと思いますね。
 三成だと思う。
 でもって、離れたままではまた身籠ることができないからわざと名護屋にいったのかなあ、
という気がする。(会える機会があるから)
 史実ではどうだったか知りませんが、このドラマでは少なくともそういうつながりをにおわせてますね。

 さて。
 秀吉が来る前にとりあえず出陣しとこうみたいな話になりまして、宇喜多さんとこの秀家が
総大将として指示することになりました。
 ところが先鋒が小西ということが告げられると、加藤清正が自分だって先陣切りたいと言い出す。
 周りも、たかが薬屋の出が、と小西を侮辱するけど、官兵衛が「自分も目薬屋だったよ」と言って
うまいことおさめました。
 それで、一日おきに小西と加藤が先鋒を務めることになりました。
 まあそれがいいですね。
 三成以外のみんなが官兵衛の意見に賛同してるのが笑える。
 三成としては面白くないだろうなあ。

 さていよいよ船で朝鮮にわたるわけですが、日本海は荒れてるからみんな船酔いがひどい。
 太兵衛が、「お前ら情けないぞーウボロォォォォ」みたいな感じではいてたの、汚いけど笑った。
 玉藻先生、口からオリーブオイルが!!!!
 上陸した後軍は漢城を目指して北上、破竹の勢いで敵を破っていきました。
 ここまでは割とうまくいってたんですな。
 名護屋城で報告を受けた秀吉も上機嫌でした。
 その場に家康と官兵衛がいるんだけど、「出兵は無謀と言ってたやつもいたけど、簡単だった
じゃん」みたいなイヤミ言ってて、ああもうこの秀吉はダメだなぁと思いました。
 
 さらにそこへ三成がやってきて、漢城が落ちたという報告をする。
 ただし、王は逃げたようなんですね。
 秀吉はこのまま明も征服だといってるけど官兵衛は、王が逃げたことに危惧を抱く。
 確かにトップが逃げたら、形成立て直して巻き返してくる可能性高いもんなぁ。
 ここで秀吉、後は自分が乗り込んでってやっつけるまでだーという感じだけど、家康は、
秀吉が渡ったらこの国の守りがいなくなる、それはやばい、と警告した。
 家康のいうことなら聞くんですねぇ。
 でも官兵衛が賛同したらムッとしてるし。
 お前よー…。

 それで官兵衛は自分が行くと言い出した。
 王が逃げたというのなら敵は必ず巻き返しを図ってくる、陣形を整える、と。
 秀吉一転して大喜びですわ。
 ところが三成も行くと言い出したんですよ。
 あーもうホントこいつうぜぇ。
 向こうで、敵の襲撃を受けたことにして亡き者にしてもよかったと思う!

 その夜三成は茶々と密会してまして。
 茶々はもう一度秀吉の子を産むって言ってて、そこには鶴松を失った悲しみとかやつれとか
まったくなかったんで、鶴松が死んだのは悲しかったんでしょうが、淡々と次の野望に向けて
動いてるなぁって感じでした。
 ま、本当に三成と茶々が妖しい関係じゃないならこんな風にあわなくてもいいわけで。
 
 さて漢城についた官兵衛は、予想以上に黒田軍が疲弊していることに驚く。
 さらに、水軍に阻まれて兵糧が届かないらしいです。
 疫病も流行っていると。
 これはまずいですね。
 官兵衛は、ここにとどまって守りを固めた方がいいという。
 小早川も賛同するんだけど、功を焦る小西はどんどん攻めていくべきだという。
 ちなみに加藤は、逃げた王を捕まえにいくってすっ飛んでったらしいです。
 えー。
 加藤清正が「どこまでいってんだよお前」というのはネットで見ることができますので、
「朝鮮出兵」で画像検索してみてください。
 もはや朝鮮どころかロシアまでいっとるやないかお前。

 そこに三成が口出してきて、みんなに何しにきたとかイヤミ言われてるわけですよ。
 働きを見に来たといっても、どうせあることないこと言いつけるんだろうと。
 秀吉が三成の言い分を頭から信じてるのがよくないですなぁ。
 そういうわけでみんなの心はバラバラであるわけですが、官兵衛は「この戦には大義がない
からだ」という。
 確かに目標っていうか戦う理由がないからテンション下がりまくりですわなぁ。
 官兵衛はこのままでは日本国が滅びる、と危惧します。

 そして名護屋に戻った官兵衛。
 移動が速いんだが飛行機か何かですか。
 秀吉を訪ねると、母親がなくなったので大坂に戻っていて今は会えない、と家康に言われた。
 官兵衛はここで家康に朝鮮での軍の様子が危ういことを知らせます。
 ただ、今大坂にいっても無理だろうと家康からは警告された。

 年が明けて1593年になると、さらに戦況は悪化しました。
 皆の忠告を聞かず突っ込んでいった小西はほうぼうのていで黒田の本陣に戻ってくる有様。
 どうやら明軍が出てきたようですな。
 今頃になってみんなのいうこと聞いておけばよかったとか言っても遅いんじゃ小西め。
 そういうわけで一同急きょ漢城に戻り、守りを固めることになります。
 つーか加藤どこ行ったんだよ。

 秀吉の方はようやっと名護屋城に戻ったけど、のんきに舞を舞っていた。
 ここで出てきた師匠さんに対しての秀吉の言動ってアドリブのような気がするなぁ。
 おじぎして退出しようとしたとこに二度も声かけてたからね。
 まあそれはともかく。
 秀吉は茶々から懐妊の知らせを聞いて非常に喜びます。
 んでもって上機嫌で官兵衛に会う。
 またこのパターンか…。
 鶴松は捨と名付けて早逝したから、今度は拾と名付けたようですよ。
 …まだ生まれてないだろ。
 全力でどうでもいいな。
 んで官兵衛は、朝鮮での戦いが苦戦している、兵糧も尽きかけている、という。
 ひどい有様だと。
 したら秀吉、すべて官兵衛に任せると言い出しました。
 本当ですかねぇ…。

 光はおねに、懐妊のお祝いを言いにいってるんだけど、朝鮮での話、和睦を結ぶみたい
なのでみんな無事に戻ってこれそう、と聞いて喜んでいます。
 官兵衛のおかげというおねですが…。

 その官兵衛は和睦をするために朝鮮へ再びわたってたんだけど、秀吉が和睦のために
出した条件ってのがやばかったらしく。
 皆はこれで帰れると喜んでるんですけどね。
 小西は内容を知っているらしくて、すごい悩んでました。
 …あれ?
 もとはといえばお前が、鶴松生きてる時に朝鮮の使いをだまくらかして連れてきたのが
遠因じゃね?
 それはともかくとして、条件は、明国の王女を朝廷に嫁がせることと、明の半分をよこせと
いうものでした。
 王女はいらねーだろ。
 皇室に他国の血を入れるなっての。
 あと明半分もらってどうやって統治すんだよ。
 秀吉バカだろ。

 悩む小西に官兵衛は、和睦状を見せないで和睦を進めればいい、明だって長期にわたる
戦を望んではいない、という。
 つまり秀吉を欺くということで、それを知った小西はおそれますが、官兵衛は平然としている。
 まあこれしか手がないんでしょうな。
 他言無用って言ってたけど、小西がびびって三成に相談しなきゃいいけど…。

 さて官兵衛は一同に、すぐに兵を引こうと提案。
 ここにとどまる意味はない、釜山まで引く、と。
 当然三成は反対しますわなあ。
 ここにとどまれって秀吉に言われてんだからと。
 官兵衛はしれっと、今の状況を秀吉に知らせればわかってくれるという。
 ここで皆に死ねというのかと。
 んで総大将の秀家に決断を仰ぎましょう、と言ったら秀家はもうビビリだから釜山までひきましょう
ってことで一同決定。
 三成激おこですわ。
 自分らがとがめを受けるって言ってるけど三成、絶対何か策を考えてそうだよなぁ。
 んで三成は官兵衛に、自分らは秀吉に報告するため先に帰るけど、官兵衛も同行してくれと
頭を下げた。
 ここで官兵衛が、先に秀吉へ、これこれこうだから先に帰りますよって報告しとけばまた
違ったんだろうけどなあ…。

 官兵衛らは戻り、秀吉に会いました。
 秀吉は、お前戦やめることばっか言ってたからよかったねーとイヤミ全開。
 でもここまで自分の命令無視されると腹立つんだけど?と言い出した。
 秀吉に無断で釜山まで兵を引いたこと、これは官兵衛、全滅の可能性があったし、自分に
任せるっていったよねと反論します。
 あと、三成をないがしろにしたろ、って。
 大事な用件で会いにいったら囲碁やってて会ってくれなかった、と三成、秀吉に告げ口した
ようです。
 ガキじゃないんだからさぁ…。
 官兵衛は、その時確かに囲碁やってたけど三成は出直してくるって言って帰ってったよあのハゲ、と
説明。
 秀吉は、自分が聞いてたのと違うしーって感じ。
 あーこれもう三成の言い分しか信じる気ないじゃん。
 無能上司め。
 結局、秀吉の中にはもう結論ありきで話を聞いてるから、官兵衛が何を言っても無理ですね。
 利休の反省どこにいったんだよ…。
 
 さらに秀吉は、自分に無断で帰国した、と官兵衛を責める。
 官兵衛からしてみたら、頭絶壁野郎(それ戦国BASARA)の三成が一緒に帰ってよーといったから
帰ったのに、勝手に戻ってきたことにされていたら心外しきりですわなあ。
 官兵衛、三成に「自分を陥れるためにここまでやるか」というけど、三成は知らんプイプイ。
 秀吉は、「今まで長い付き合いだから許してきたけど、今回ばかりは私、堪忍袋の緒が切れました!」
とキュアブロッサムなみに怒っています。
 それで官兵衛は蟄居を申し付けられました。
 まーここまでされてこの秀吉についていくほど官兵衛も無能じゃないですわな。
 家康側に寝返るフラグがひしひしと…。
 釜山で官兵衛のことを知った一同、非常に驚いています。

 三成はニヤニヤですよ。
 自分らの失態(漢城に残らず釜山まで引いたこと)がとがめられなかっただけでなく、官兵衛に一人
罪を負わせて邪魔者も追い払えたから一石二鳥〜って感じ。
 まあ官兵衛がはめられたままでいるようならここまで生き残ってきてないわけで。
 次回は官兵衛の反撃がみられそうですね。


 次回
 最悪の政治家を決めるのは極めて難しい。
 これこそ最悪の奴、と思ったとたん、もっと悪い奴が必ず出て来る
 byジョージ・クレマンソー



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→軍師官兵衛