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軍師官兵衛

第43話(14/10/26)

 あれ?朝鮮出兵2年くらいかかった割にあっさり終わってね?

 さて官兵衛謹慎の知らせを聞いた一同はとても心配します。
 秀吉はのんきに家康と瓜食ってどうでもいい話をしていた。
 んで家康はそれとなーく官兵衛の話を持ち出すんですね。
 秀吉に逆らったとなれば切腹はしょうがないにしても、あの知恵は惜しいと。
 でも秀吉はあの知恵こそが恐ろしいという。
 あーこれはダメですね。
 その知恵を自分のために生かそうってんじゃなく、邪魔だから排除って方向になるともう
人間おしまいだからね。
 
 一方光は、おねのところに相談しに来ていました。
 おね、何かを思いつきます。
 んで茶々は優雅にあれこれ食ってたんだけどそこにおねと光がやってくる。
 つか箸使えよきったねぇな。
 えーとそれで、おねは火急の用があると伝えます。
 茶々から言えば秀吉も無下にできないと知ってのことでしょうなあ。
 まあ茶々だって別に官兵衛うっとうしいわけじゃないしね。
 むしろわが子が天下を取るために力を貸してくれるという打算もあったでしょう。

 さて、官兵衛のところには善助が急ぎ朝鮮から帰国してきて何があったか尋ねる。
 三成の罠にはまったという官兵衛に善助は、あのヒゲめっちゃムカつくと激おこです。
 さて1593年8月3日、秀吉待望の拾が生まれました。
 茶々は何としても強く育ってもらわないと、と言ってます。
 この固執が大坂の陣に至るんだろうなぁ。
 名護屋城にいる秀吉は無事生まれたという話を聞いて帰りたくて仕方がない。
 朝鮮に残っている兵も三成に任せる、という。
 でも官兵衛の仕置きが残っていると言われて、じゃあ明日こさせろ、と。

 官兵衛も明日の呼び出しを聞いて、自分は間違ったことはしてきていないつもりだと
善助に告げる。善助も同意します。
 秀吉の家臣と違って黒田の家臣は、官兵衛が間違ってると思ったらちゃんと意見具申するし、
官兵衛も聞く耳持ってますからねぇ。長政はちょっとアレだが。
 だからこそ豊臣と黒田はこんなに明暗分かれたのではないでしょうか。

 朝鮮では太兵衛や井上も心配していました。
 おい太兵衛、ちょっと妖狐玉藻になってちゃちゃっと解決してこいよ!(無理)

 朝、官兵衛がやってきましたよ。
 三成としたらもううれしくて仕方ないでしょうねぇ。
 切腹になるの間違いなしって感じだろうし。
 んで秀吉は入ってきた官兵衛の姿を見てぎょっとする。
 頭丸めてたんですね。
 なるほど、太陽拳か…。(違)
 これ、ヅラじゃなくて本当にそってるそうですよ。それが楽だからって。男性はそういうのが
できていいですねぇ。
 ともあれ、これからは如水と名乗るという官兵衛。
 面倒くさいのでこのレビューではずっと官兵衛のままでいきます。
 如水という名の意味を説明する官兵衛ですが実は、ジョスエというキリスト教の名前から取った
説もあるとか。
 まあともかくそれで官兵衛は、秀吉の命に逆らったのはともかくとして、今まで自分の
あげてきた武功を考えると、切腹に至るほどのことをしたとはどうも思えない、どうかこの
命救ってほしい、と嘆願します。
 で、三成ホゲーッて感じ。
 秀吉は手をパッと広げたから「心配ご無用!」ってやるかと思ったらやってくれなくて、
よく光っておるとか言い出した。
 そんなに頭光ってないだろ。
 幻覚見てんのかボケジジイ。(ひどい)
 秀吉はここで、助命嘆願書がたくさん届いているという。
 20通くらいある感じでしたかね。
 さらに、茶々からも来たと。まあおねが書かせたんだろうと見抜かれてましたが。
 結局、拾が生まれてめでたいんだからそれを血で汚してくれるなってことでしょうね。
 さっき官兵衛はちらっと利休の名を出していたから、敏い秀吉のこと、利休の時みたくまた
赤子が命を落としてもっていうのも頭かすめたと思いますね。

 んで官兵衛は本日をもって今度こそ隠居させてもらいたい、その方が奉行衆もやり
やすかろう、とトドメの皮肉ですよ。
 三成今日は顔芸すごいな。
 あと返事が「はぁい」みたいな感じで変だぞ三成。どうした。トイレ行きたいんか。

 そういうわけで秀吉は、もう戦は終わり、自分大坂かえっから!ってな感じで官兵衛は
何とか助かったのでありました。
 でも朝鮮に兵残したまま放置とかひでぇよなぁ。

 官兵衛は大坂にある黒田の屋敷に戻ってきます。
 皆は笑顔で迎えたんだけど、頭見て吹き出しつつ話してて面白かった。
 
 大坂で拾に会って喜ぶ秀吉は、なんでもするぞーとか言ってます。
 んで秀吉が立ち去った後三成が茶々にわざとらしく、拾が生まれるとわかっていたら
秀次に関白譲らなかったでしょうねーとか言ってる。
 茶々は、自分の望みは拾が天下人になること、そのためには邪魔者は退けるとか
言ってた。
 三成はこれを大義名分としてまた勝手に動くんでしょうなあ。

 官兵衛はおねにお礼を言いに行っていました。
 おねは、こちらこそ申し訳ないことをした、と言ってて、光は長政の時といい、黒田家の
恩人です、と感謝。
 そんで官兵衛がお礼になんでも働きますので、というと。
 おねは待ってましたよと。
 うわぁいらんこというたぁ!←

 悩みは秀次のことでした。
 拾が生まれて秀吉は物言いが変わってしまったと。
 日本を5つにわけて、1つを拾におさめさせたいと言い出したんですね。
 まだ小さいのにね。
 まあ関白の地位というのが、天皇の代理みたいなボジションなので、全部簡単に拾に譲る
わけにもいかんのでしょう。
 弟が生きてたら、拾の後見人として役立ったかもしれんけど…。
 それで心配になった秀次は、おねを通じて官兵衛に相談したというわけです。
 
 官兵衛は、拾が成長したら、関白の地位を譲ることに異存はあるか、と聞いてくる。
 秀次がないと答えたので、だったらその意思を伝えて安心してもらおう、いい考えが
あります、と提案します。

 秀吉は三成が、「秀次やばくね?」というのに対して、あいつは自分の気持ちがわからない
ようなやつではないから、という。
 もし時期がきたら自ら関白を返上してくれるだろう、と。
 三成はそれでも危惧するようなことを言ってて、こいつマジでうぜぇなって感じ。
 秀次には4歳になる子がいる、どこもわが子はかわいいもの、その子に関白を継がせようと
するかもしれん、と吹き込み始めるんですよ。
 したらそこに秀次から手紙がきて、読んだ秀吉は笑い出す。
 拾に秀次がわが娘(2歳)を嫁がせるといってきたと。
 つまり、差し出すことによって、謀叛起こす気はないですよ、と示したわけですね。
 三成はひな人形じゃあるまいしとか言ってるけど皇室バカにしてんのかてめぇ。
(ひな人形は皇室を模したもの)

 1594年夏になり、やっと長政らが帰国してきました。
 大変だったなぁ。
 官兵衛の頭を見てみんな、男っぷりがあがったとかあれこれ言ってて面白かった。
 こういうのが言えるのも黒田家ならではだよなぁ。
 あと長政が、虎の毛皮とってきたーと自慢。
 おいお前、ワシントン条約は?(まだありません)
 ただ、それを仕留めた時の話を聞いて糸は、そんな危ないことをするものではない、と
とがめる。
 官兵衛も糸の言うとおり、というんですね。
 長政は自分当主だから!っていうけど説得力ねぇよ。

 この後皆で、朝鮮出兵はまったく意味がなかった、と大文句です。
 さらに三成が許せんんと。
 昔の秀吉なら三成のいうことは一笑に付しただろうに、と。
 善助が酔っぱらってあまりにも憤っているので、太兵衛が飲むぞー!ととりなしていたのが
良かった。
 太兵衛さんにオリーブオイル一斗缶でお持ちしてー!(飲めねーよ)

 数日後長政と福島は家康にまねかけて酒を飲みにいってるんだけど、家康はうまく彼らの
不満を引きだし、特に長政には、自分も人質時代苦労したから気持ちはよくわかる、と話すんですね。
 長政のハートゲットだぜ!
 まあ大体世の理として、不満を聞いてくれる上司になつきますもんねぇ…。
 ちなみに加藤はまだ朝鮮から戻れないらしいです。彼も結構頑張ったのにそれの手がらも
三成ら握りつぶしたらしい。ひどいな。
 この長政ゲット作戦は(変なとこを省略しないように)、家臣とも示し合わせていたようで、さすが
家康だなと思いました。
 今度は家康の話を聞かせて欲しい、という長政に、快く「いつでも来てね」という家康。
 よーし明日から毎日通おうぜ!←

 秀次は官兵衛と将棋をしていて、あれから秀吉はなんもいってこないし何とかなったーと
喜んでいます。
 このとき、将棋で官兵衛は負けたのですが秀次は、わざと負けたのではないだろうな、と聞く。
 官兵衛は、秀吉ならそんなことを聞かない、勝ったことを喜ぶと伝え、下の者の顔色をいちいち
うかがっていてはダメだ、と指摘する。
 それは確かにそうですね。
 ただ秀次も、今の自分の地位は秀吉があればこそだから、自分の本当の力を手に入れたい
みたいなこと言ってて、官兵衛はそれまずいから、とたしなめてました。
 今の秀吉に言うたら謀叛かと思われるしなぁ。

 それからしばらくして。
 秀吉も大分老いてきたんだけど茶々がある時、拾は天下人になれるか、と聞く。
 秀吉は、秀次はわかってくれてるからというけど茶々は、オメーが死んだあとどうすんだよと。
 これ絶対三成と示し合わせてるよなぁ…。

 そして1595年7月3日のこと。
 秀次のとこに三成らがやってきましたよ!
 剣呑な雰囲気です。
 一方まったりと隠居生活を暮していた官兵衛は、隠居はいいけどちょっと物足りないなーと
いらんフラグたてやがって、案の定井上が、秀次に謀叛の疑いあり、とあわてて知らせてきたので
ありました。
 ほらー余計なフラグ立てるから…。


 次回
 老人に忠告するのは、死人に投薬するようなものだ。
 by西洋の諺



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