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軍師官兵衛

第5話(14/02/02)

 官兵衛が家督をついでしばらくののち。
 つつみの工事もうまくいって、川が氾濫しなくなったおかげで、領地は農作物も安定して
とれるようになってきてるらしいです。
 あと、もうすぐ子が生まれるみたいで。

 一方信長の方は、1568年、足利義昭とともに上洛していました。
 京は戦の影響であれまくっており、信長はこの町を立て直すことを誓います。
 あと、女性から金銭を奪い取ってる男がいて、これをみた信長は直ちに切り捨て、
町人であっても自分の部下であっても、こういうことをする奴は殺すと宣言しました。
 信長って冷酷非情のように言われてるけど、この時代の武将としては普通にあることで、
政治面では冷酷だけど、よく下々の者の意見は聞いてたってのがわかってるんですよね。
 町の中を視察していた時に、泣いているおばあさんがいて信長が声をかけたところ、
悪い奴らに騙されて田畑をとりあげられてしまったというのがわかった。
 そこで信長は家臣に命じ、この連中を探し出して首をはね、おばあさんに田畑を戻して
やったという逸話があります。
 そしてこういうことも他の武将はやってるわけで。
 信長だけが怖い武将のイメージは、昨今の研究で改善されつつあるようです。

 さてさて。
 官兵衛は善右衛門から、一月で信長は京の乱れを正したと話を聞いております。
 今では信長を悪く言う者はいない、と。
 確かにそうでしょうなぁ。
 
 その一方で黒田家では小兵衛に光の侍女が文句言ってて。
 いろいろ節約させられるのが我慢ならんらしいです。
 そんなこと言ってもなぁ。
 光はそれを見て笑ってて、官兵衛に話をしてるんだけど、官兵衛は祖父の教えで
倹約をしているのだという。
 金はいざという時に使うと。
 光は、それはケチとも言いますっていうけど、ケチと倹約は違うぞおい。
 必要な時に金を出し渋るのがケチで、官兵衛のように、必要な時には一切出し惜しみを
しないのが本当の倹約だ。
 官兵衛父の方はもう隠居したから呑気なもので、小兵衛と将棋やってて、小寺のことを
いいバランスの勝負をして最後に負けないといけないのは難しい、それが官兵衛に出来る
かなとか言ってました。
 あの小寺もいろいろ面倒くさいよなぁ。
 それと、武兵衛の嫁の心配とかもしてた。
 フラグどんどん立ちまくりやないか!
 その武兵衛はといえば、お国という、光の侍女に繕い物を頼んでいて、なかなか
いい感じだなあと思ってました。
 こういう、なかなか話しかけられないからきっかけ作って、って一生懸命なのは
応援したくなりますねぇ。
 これをこっそり光が見て、ニヨニヨしてるのもかわいかった。

 さて義昭、将軍になりましたよー。
 お祝いの宴をするよー、信長も副将軍にしてあげるよーと言うのだけれど、信長は
副将軍を自体。
 代わりに、堺、大津、草津に代官をおかせて欲しいと言いました。
 要するに信長は何も知らない義昭に、商売の主だった土地を管理させてと言ったわけで
あります。それで武力を強くする腹積もりなんでしょうね。
 あと、宴を何日もやるのはやめろ、まだ将軍に従わない奴もいるんだから短くしとけ、と
言って、義昭はこれを受け入れた。
 こうして傀儡政権が始まるのであります。
信長「パパー、あれ買ってー、あの領地欲しいー」
義昭「しょうがないなあ、はっはっは」
(やめなさい)

 一方秀吉はといえば、半兵衛のとこに通いつめてました。
 あのさ。
 今気づいたんだけどさ。
 銀魂のヅラ(ヅラじゃない、桂だ)は石田彰さんCVなわけよ。
 戦国BASARAの竹中半兵衛も石田彰さんなわけよ。
 で、大河ではどちらも谷原さんが演じてるわけよ。
 ヅラ(龍馬伝)とこれ(軍師官兵衛)。
 え、なんなの?石田さんと谷原さんはふたりはプリキュア的なものなの?

 えーとなんの話だっけ、攘夷がJOYだったっけ。

 …えーと、秀吉は半兵衛に、ぜひ信長に仕えて欲しいと思って通いつめているわけ
ですが、半兵衛は隠居しているので興味はない。
 されど、秀吉の熱意に打たれて、秀吉に仕えるのならいいです、と受けるのでありました。
 ああ、こういう形なら、秀吉の前で半兵衛が好き勝手しててもとがめられなかったというのは
わかるなぁ。ルービックキューブいじってるとか。(byかいこ)
 
 お国は、武兵衛から櫛をもらったらしく、それを光が見つけてまたニヨニヨしてて笑った。
 官兵衛も二人がいい雰囲気と聞いて嬉しそうですね。
 そうして光が産気づき、官兵衛が生まれるのを待ってんだけど、このイライラというかソワソワ
っぷりが面白かった。
 こうして、のちのち空気読めない父親のために苦労させられる、のちの黒田長政が生まれたの
でありました。
 武兵衛が、嫁もらえとからかわれているわけですが、ここで光がお国といい関係になって
いることを皆の前で暴露。
 笑えるわー。

 その頃、赤松が動き出しておりました。
 あー前回空気だったのになぁ…。
 官兵衛らはこれを迎え撃ち、数百の兵で3000の兵を撃退。
 さすがですね。
 小寺に褒められていますが、左京進はビキビキ。
 ちなみにこいつ今回セリフありません。
 撃退したのでこれで赤松も大人しくなるだろう、とか言ってるけど、官兵衛はもう一度攻めて
くるはずだ、と警戒を解かない。
 さすがですね。
 赤松は将軍のお供をすると公言していて、それに賛同した武将が次々集まっているのだ
そうです。
 さらに、それを大義名分として姫路を通ろうとしてくるから、ここを通してはならないと。
 つまりそういう名の侵略なわけだ。
 本当に上洛したいなら船でいけよって感じだもんなあ。
 小寺、今度は自分が直接戦いに出るぞとか言ってるけど、こいつの言うことは信用ならん。

 官兵衛はひとまずは戦いがひと段落したので、今こそ使い時だといって金を持ってこさせ、
部下に報酬として支払います。
 こういう風になったら士気上がるだろうねぇ。

 そしてやはり、赤松の方では攻めて来る気満々でした。
 出陣準備をしている武兵衛がお国に、この戦い終わったら結婚しようってでっかい死亡
フラグをたててました。
 だからなんでオメーはそういうことをするんだ。

 小寺は本陣にて、夜明けとともに攻めるぞーと計画を立てていた。
 ところがそこに奇襲がきて官兵衛は驚く。
 つーかオメーこそこれくらい予想しとけよって話なんですけども。
 あわてた小寺はなんと、自分の城に舞い戻ってしまうわけですよ。
 ダメだこいつ…早くなんとかしないと…。
 官兵衛にも周りが、姫路まで撤退しよう、籠城しようと言ってくるけど、今ここでひけば
赤松は調子こいてやってくる、それはダメだ、ここで何としてでも食いとめて姫路を守ると
宣言。
 少数ですからそれはもう大変な戦いであります。
 そんな中、小兵衛が敵の矢で倒れてしまうんですね。
 武兵衛に、くれぐれも官兵衛を守れと言い残して死んでて、戦いだから仕方がないとは
いえ、さびしいもんだなぁと思いました。
 あと誰だっけ、官兵衛の身内もやられてたような。
 そこに官兵衛父らが加勢にやってきて、何とか状況は盛り返すわけです。

 一方で光の方も姫路城を守っててすごい頼もしかった。
 侍女らが危ないから櫛橋にいきましょうとか言うのでも、ここを守るのが私の務め、と
言って一歩も引かなかった。
 
 夜になり、官兵衛の叔父らは、ここは一旦引こう、と官兵衛に言うけれども官兵衛は、
この戦いは長引けば数の少ないこちらが負ける、今から攻めるという。
 疲れているのは敵も同じ、今夜はまさかこないだろうと油断していると。
 おたつの襲撃の時もそうだったなあ…。
 祝言を狙って石川、挙兵してたもんね。
 それで官兵衛は自分が先陣を切るといい、父も送り出す。
 動けるものを集めていた時に武兵衛が、満身創痍なのに名乗りをあげていて、父に
官兵衛を守れと言われたから、と言ってました。
 なんつーか、本当に一心に、まっすぐな人だなと思いましたね。

 一方赤松の方は官兵衛の言った通り油断しまくってました。
 こいつらマジ腹立つわーホント。
 姫路城占領したら石川にやろう、とか赤松言ってるし。
 そこに奇襲の報が入り、一同あわてる。
 官兵衛はおたつのこともあったから恨み倍増だよなあ。
 つか、石川と対決してる時に、誰かふいをついてやればいいのに、官兵衛と一対一の
対決になってるのがなんとも。
 それと、官兵衛がやられそうになったのを武兵衛が身をもって助けていて、官兵衛は辛くも
石川に勝利します。
 赤松が逃げたっていうのでそれを追いかけて叩こうとする官兵衛へ、武兵衛は善助に
肩を借りて立ってみせてて「行ってください」と言ってたのはちょっと泣いた。
 武兵衛、最後までかっこよかったなぁ。
 その後武兵衛は善助に、官兵衛のことを託して息を引き取ったのでした。
 もうここ最大の見所だと思いました。
 
 そうして官兵衛は見事赤松を討ち取り凱旋。
 一同の中に武兵衛がいなくて、官兵衛の顔を見て事態を察したお国が可哀想すぎる。
 光が抱きしめてあげてて、勝ちはしたけれど犠牲は大きかったよなぁって感じでした。
 前半がもうコメディタッチだっただけにこの落差が悲しいですな。
 
 そうして官兵衛は父の勧めもあり、新しい家臣を召し抱えていました。
 その中に太兵衛という槍の名人がいた。
 あれ…あなた朝の番組で料理作ってないですか?
 つーか善助が、ちょくちょく振り回す槍に引っ掛かってたの笑った。
 
 のちにこれが、官兵衛の黒田二十四騎と呼ばれる有能な武将らの集まりになる
みたいです。部下に恵まれましたなー。


 次回
 他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない.
 しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

 byラポック



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