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真田丸

第4話(16/01/31)

 ナレで、「真田は織田に徹底抗戦を唱えたことを信長に知られている」と言ってたけど、そんな
くだりあったっけかなぁ…。

 さて、信長に会うことになったユッキーとユッキー父。
 父はユッキーに、堂々としていろという。
 あと、家康もここにきていると聞いた父、以前武田と徳川の戦いで、家康をコテンパンにして
やった話をしています。
 …ダーヤスがウ○コもらしながら逃げ帰ったやつ?
 ユッキー、その話大好きです、とキラキラしながら聞いててかわいい。
 てか、親子で家康に因縁があるとはねぇ…。

 と、廊下を歩いていくと室賀に出くわした。
 一足早く信長の部下になったという。
 ところが室賀、自分で父の手紙を信長に届けておいて、父に「会ったら謝れ」とか言ってくるん
ですよ。
 自分が出し抜いたつもりでそれやったクセに、いざとなったら怖くなったんですかね。
 こういうことするやつはいずれ粛清されるか、選択肢を誤りそうな気がするけど。
 ユッキーは心配していますが父は、信長が自分の思うとおりの男なら問題ないと言ってます。
 つーかそのくだりが一切出てこなかったのもったいなかったなぁ。
 それともあのシーンで、わかってますよってあらわしたつもりだったんかな。
 父が主に会話してたのが、長男の信忠だったんで…。

 その頃家康は梅雪と会ってました。
 彼は、自分の領地が信長に取り上げられないかなあ、とあわててたらしいです。
 器狭い男よのぅ。
 そんな家康に本多が、ユッキー父がきている、と話して彼は渋い顔に。
 
 信長となかなか会えないので退屈しているユッキー父。
 その間にユッキーは屋敷内を見てくる、とチョロチョロ。チョロ松か。←それ言いたいだけやろ
 いった先できれいに並べられている弓と、忠勝と、たまたまやってきた家康に遭遇するユッキー。
 彼は家康と知ってか知らずか、弓について綺麗に並べられていることを褒めた上で、「真田は下に
車輪をつけている。そうしたら万が一の際にすばやく弓を持ってこれる」と言う。
 で、自分が考えました、とも。
 このドヤ顔かわいいなおい。
 そしてここに父がやってきてユッキーは初めて、自分が話していた相手がウ●コもらしダーヤスだと
知り、自分の態度をわびるのでした。
 しかし「もっと(身分が)下の方かと思った」って追い打ちかけてるぞユッキー。

 信長に貢物を考えている、という父に家康は馬がいいでしょう、と言う。
 あと、家康は以前の戦いで武田にひどい目にあわされて、武藤って人知らんかって尋ねる。
 それは以前、武田の下で働いていた時の父の名でした。
 この時代、人はよく名前変えるからねぇ。
 だから歴史学者がふざけんなよお前みたいな感じになってたりするけど。
 父はそんな人しらんなぁ、とすっとぼけた。
 なるほど、この時から狸の化かし合いは始まっていたわけですな。
 家康が、あれほどの手練れは城持ちになっててもおかしくない、とか言ってるし。
 父、しれっと「自分外様だからなーんも知りません」とごまかした。

 その頃真田の屋敷では、ユッキー兄がウロウロ。
 内記はおちつけといって五平餅をくれるんだけど、ユッキー兄が火傷してたの笑った。
 そんでその火傷を冷やすために井戸で水飲んでいたら、松が梅とともにコソコソ出ていく
ところを目撃してしまう。
 そのままほっといたらよかったのに。
 どうせどこに行くかはわかってたんだから。
 でもそれを追いかけざるを得ないのは、兄が真面目だからなんでしょうなぁ。
 というわけで松は旦那さんと会っていたわけですが、そこにユッキー兄が乗り込んできて
大慌て。
 松は女子会してましたーとごまかすも、饅頭が二人分あると指摘される。
 いや…松と梅で二人じゃんよ…。(旦那は隠れてました)
 そこに、一部始終を見ていたきりがパッと入ってきて、話を合わせて饅頭をパクパクやる
わけですよ。
 この人頭はいいですよね。
 で、そうなるともう引っ込まざるを得ないからユッキー兄は帰っていくんだけど、作兵衛に
「こんな猿芝居はいい加減にしろ、早く旦那どっか行かせろ」と言っていくのでした。
 確かにこの領地内にいつまでもウロウロしてるのはまずいもんねぇ。
 お兄さんなりの優しさだなと思いました。

 そんな猿芝居の間にようやっとユッキー父、信長に謁見を許され…てない!
 信忠がおる!
 うぜぇぇぇぇぇ!
 彼は確かめたいことがある、と言って来たのでした。
 自分の手元には2通の手紙があり、1通は父が信長にあてた、士官したいという手紙。
 もう一通は上杉景勝にあてた手紙。
 筆跡から同一人物が書いたのは明確。
 なぜ信長に仕官すると言っておきながら、上杉にも仕えたいと言っているのか、ということでした。
 父はしれっと、上杉が服属を迫ってきたから、ありがたいことだけどすぐきめらんねーから
ちょっと時間くれと言ったんだよ、と答える。
 家康が確認してるけど、その通りのことが書いてあると答えるんですね。
 なぜ上杉にも良い顔をしたのか、という信忠。
 父は、信長に仕官しようとしていることが上杉の耳に入ったら、今こうしている間に真田の
里は攻め込まれるかも知れない。そうさせないための布石であると。
 ただ、その手紙が上杉に届いてないということは、真田にとってはゆゆしき次第。
 信長は責任を持って上杉からわれらを守ってもらわないと。
 こう畳み掛けるところは、父さすがだなと思いました。
 お前らが疑ってぐだぐだしてるせいでこっちピンチになったら責任とってくれんのか、という、ある意味
逆切れ戦法ですな。
 ここまではったりを堂々とかませるのはすばらしい。
 ここで家康が、この手紙はったりじゃないかと言い出した。
 織田がこの手紙を手に入れることを見越してのものではないか、この手紙を信長が読んで
「この人あちこちからめっちゃオファーきてるじゃん。めっちゃすげー人じゃん。うちに来て欲しい」
って思わせるためのものじゃないか、と。
 さすがは家康。
 自分ならこうするだろう、みたいな部分もあるんだろうね。
 父はしれーっと、そんな危ない橋渡るわけないじゃん、と。
 ここで家康、自分は上杉とも交流あるし、直江兼続今来てっから、真田に仕官してくれるよう
手紙書いたか聞くわって言い出した。
 あの地獄のダメ出し野郎を呼んでいる、だと…?
 景勝でさえ涙目になったというダメ出し野郎を!(「殿といっしょ」ネタ)
 この、家康の脅しに対して父、一歩も揺るがず。
 ここの対決はかっこよかったなぁ。
 どうぞどうぞって感じの父に家康は、自分が読み違えていた、本当のことでしょう、と信忠に進言。
 あ、信忠いたっけね…完全に存在忘れてたわ。サーセン。
 後ろではユッキーがヒヤヒヤしてました。
 セリフが一切なく、動作だけの芝居、さすがです。

 あと次のシーンがすごかった。
 信長が来るということで、足音が響くんですが、さすがは皆さん名優と言われる方がそろってる
だけあって、足音しか響いてないのに見る見るうちに空気が張りつめていく演技がものすごかった。
その中でユッキーだけが、まだわかんなくて浮いてる感じの演技もすごい。
 で、後ろから登場する信長。
 後ろからかよ!
 開けられたふすまからくると思ってたわ!
 しかもブーツだし。
 炭鉱王、出る番組間違えてませんか。(花子とアン)
 てーか。
 信長はもう少し若い人がよかったなぁ。
 この時点で一応49歳ですぜ。
 
 それはともかく信長は真田を認めたようでありました。
 やりましたな。
 このあと父は梅雪に出会って声かけるけど、相手はそそくさと逃げていった。
 ま、そうなるか。

 ところがこの後滝川に父は、岩櫃と沼田の城を差し出せと言われて困惑する。
 信長の意向らしいです。
 これは手厳しいなぁ…。
 領土が1/10くらいになっちゃいましたよ。
 でもまあ生き残っていくにはしょうがないですね。
 ユッキーは三十郎に信長の話をしていたんだけどそこに争う声が。
 何か怒りを買ったらしい明智が信長に打擲されていたんだけど、なんつーかヒステリーな
信長怖かった。
 よしユッキーそこだ!
 明智に訴訟を持ちかけるんだ!古美門ガンバレ!

 領地に戻ってきた父、真田は何とか生き延びた、と話をする。
 出浦の方は、森長可がおさめることになりました。
 森蘭丸のお兄ちゃんですが、問題児としても有名です…。なぜ兄弟であんなに違うのか。
 信長をして「あいつなら何してもしゃーないわ」と言わしめる人物。
(関係ないですが蒲生氏郷は、戦のたびに大将なのに前へ出すぎて、信長から「出すぎだ小僧」と
叱られている)
 あと父は人質を出すことになった、ということでばば様を行かせようとするのですが、
ユッキーは松を推しメンとして推薦。
 その理由は…。

 松、人質の話に激怒するのですがユッキーから、これなら旦那さんと堂々と暮らせると言われて
大喜びで人質の話を受け入れる。
 頭いいですね。
 松にとっては旦那さんと暮らせればどこでもいいわけだから、この領地を離れて信長のとこにいけば
多少はいちゃつけるというものです。

 父の方は叔父上に、沼田と岩櫃を差し出すことになったと告げてるけど、この叔父が出来た人で、
信長が欲しいということはそれだけ価値があるんだ、と言ってた。
 父は、城を差出し人質を渡さねばならんとは、力がない、みじめだなぁと言ってました。
 まあここから再興していくしかないですね。

 母は松が人質と聞いて絶対に行かせない、とすっげー文句を。
 父もあまりにも母がゴネるものだから、ばば様に代わりにいってもらえますか、と言い出すんだけど
そうなると計画が水の泡なのであわてる松とユッキー。
 ここに、すべての事情を察したらしい兄が、松がいった方がいい、と後押ししてくれて、ようやく人質は
松ということになったのでした。
 ふー、やれやれだ。
 ここのシーン、もうユッキーとかのあわてぶりがおかしくて、初めてドラマで声出して笑いましたよ。
 いやー面白かった。
 そういうわけで松はこっそり紛れ込んだ旦那さんとともに信長のところへ。
 旦那さん早くもにおい袋見つけて、作って松にあげてました。
 いいご夫婦ですね。
 
 その夜のことでした。
 本能寺の変勃発。
 戦いが15秒で終わったでござる。

 なお、今回の解説でやっていた諏訪大社ですけれども、10月出雲とともに全国で唯一、神在月になる
場所でもあります。
 ご祭神である神様が龍神で体が大きく、出雲大社に入りきらないので、在宅で神様会議に参加されます。
 …ネット中継ですかね…。(知らんがな)
 あと、ノラガミでもおなじみ、タケミカヅチと古事記の時代に国譲りでモメて、戦いを仕掛けるも「そおい」って
投げ飛ばされて、出雲から諏訪までめっちゃ逃げた神様でもあります。
 これがもとで諏訪から出ないから、ここが神在月になるのだ、という由来もありますが、私はやはり前者の
説の方が好きですねえ。
 

 次回第5話。
 「若い芽を摘まないであげてほしいのです」



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