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真田丸

第45話(16/11/13)

 松平直政出てきませんでしたぁぁぁぁぁぁ!
 ああ…史実のエピソードなのに…残念。
 てか信繁から見たものをドラマとしてやる(だから関ヶ原は出てこなかった)のなら、こういう
エピソードこそ出して欲しかったのに。

 さてさて。
 真田丸は完成したのですが、その後あたりから不審なことが起き始めます。
 明石が大坂城の中で祈りをささげていると、明石軍が守っていたあたりを蜂須賀の軍が
襲ってきて、そこは徳川に乗っ取られてしまうんですね。
 また別の今福砦も同じようにコ川に襲われたと。
 それを聞いて又兵衛が出ていくんだけど、木村に、戦の仕方を教えてやるよっていって
連れていっておきながら、鉄砲で撃たれてて笑いました。
 やられてんじゃねーよ!
 まあ死ななくて良かったけど。

 有楽斎がどうしてこんなことになったんじゃーとか言ってるけど、籠城を決定したお前らの
せいだよ。
 討って出ていればまた変わっていたかも知れんのに。
 
 ユッキーは一同に、コ川の狙いは城の南であると説明。
 南には厚い布陣が敷かれているんですね。
 ちなみにここで、松平忠直の名が出てきましたがこれは、家康の孫で、直政のにーちゃんです。
忠直はえー…名前忘れた。直政の父から見て長男。直政は三男です。
 んでユッキーに毛利が、明石がいない時に明石軍が襲われたり、守りが薄い今福が襲われたりして
おかしい、情報が漏れていると話しかけてくる。
 そこでユッキーは、前から目を付けていたのか知りませんが、有楽斎と台所で話を
することにした。
 実は博労淵の守りが薄くてですなー、まずいと思ってんですよーみたいな。
 したらすぐにそこがコ川に攻め込まれたんですね。
 わざとのことだから守りの兵は引かせておいたので、被害はなかったようだけど
ユッキーはこれで、有楽斎がコ川と通じている、と考えます。
 出てこなかったけど多分、他の人にもかるーくトラップは仕掛けたんじゃないかな。
 局はそもそも戦のことなんかわからんから、情報を教えられないだろうし、あとは
言うとしたら誰だ、みたいな感じで、少しずつ違う情報教えて様子見たんでしょうね。

 さてユッキー兄の方ですが。
 福島と平野が訪ねてきた。
 平野お前、豊臣からクビになったーとか騒いでたやん。
 ともあれ福島と平野、まさか加藤があんな早死にするとはなとか言ってます。
 暗殺されたの知らないから仕方ないか。
 お互い長生きしようとか決意してました。
 つーか、ユッキー兄に会いに来たのになんでそんな話をしているの。
 んで兄が声をかけると、実は兵糧を豊臣に持ち込もうとして相談にきたのだ、という
ことがわかる。
 ユッキー兄なら徳川の信頼も厚いから、こっそり目をかいくぐって兵糧届ける手助けを
してもらえるのではないか、みたいな。
 困った兄。
 稲に相談しますが当然、否と言われてしまいます。
 ハッ、ピーン!
 稲が否!(伊月、黙れ)

 と、廊下であったおこうさんが、今出せるのはそば粉で、そばがきにしたら1000人の兵が
一月はしのげる量になります、と兄に報告してくるんですね。
 さすがおこうさん有能!
 …ってユッキーに九度山で差し入れしてたのこの人か…?
 いやありがたいんだけど、たまには別のものを差し入れしてあげてよ…。

 さてユッキーの方は、また九度山のような目に遭いそうなことになっているとも知らず、
春と話をしていました。
 いい雰囲気ですねえ。
 そこに、こっそり食い物を盗んできたきり(マジだから困る)が居合わせて、隠れて見ていると
茶々がきた。
 茶々いきなり、きりに自分の侍女になれとか言うんですよ。
 いやこの女雇うのやめといた方がいいですよ。付きまとわれた人皆死んでるから。
 他の侍女に、この城をよく知ってるし、おいしいもののありかも知ってる、とイヤミ言ってて
笑ったけど、そこまでこの城はしらんと思うな…。寧の侍女やってた時もよくサボッてユッキーの
とこにきてたり、ガラシャのとこ入り浸ってたりしてたし。
 
 家康の方は、この真田丸を何としてでもつぶさねば、と言っています。
 秀忠はただの出城っしょ?とか言ってる。
 あんたまだわかってないのか…。
 ちゃんと地図見ろよ。
 家康に怒られて「よく見ろ」と言われて地図を見る秀忠。
 この出城はかなり大きい、鉄砲兵が1000人は余裕で入れると言っています。
 なるほど、くにびきメッセ大展示場の1/3くらいか。←もっとも想像しやすい広さ
 さらに、周りを見渡せる、真田丸から近づく敵は丸見えだとか言ってます。
 家康が説明しようとして、地図をもっと見たい秀忠と、地図の引っ張り合いになってて笑った。
コントか。
 でもって家康は、さらにここは高台にあると説明。
 こちらからは攻めにくく、向こうは防ぎやすいと。
 徳川としてはまさに、えらいものを作ってくれたなというわけです。

 一方ユッキーは内記と物見台に立ち、「井伊の赤備えがいる。向こうにも物語が
あるのだろうな」と壮大な来年の大河の番宣をやってました。
 お前らも何してんだよ。
 そして別の方向にユッキーは、上杉の軍を見つけました。

 上杉も大変だっただろうなあ。
 家康に呼ばれて、散々イヤミかまされてました。
 たいそうな文送り付けてくれたよねーって。
 うぜえ。
 しかも、「そのせいで120万石が、んんー何万石だったかのう?」「30万石」「そうそう、減らされ
ちゃってねー」とイヤミ重ねてきて腹立つわー。
 でも景勝もすっかり落ち込んじゃって、なんか毒気抜かれてるなあって思いました。
 兼続はかっこよかったです。←
 ともあれそういうわけで、真田丸の攻めに加わって、徳川への忠誠を示しなさいね、という
わけです。
 
 秀頼の方は、戦に出たいんやけどとか言ってて、周りから止められていた。
 ユッキーとしても、そうそう簡単に総大将が出てきたら、味方も「総大将がでなければ
ならないほどやばい情勢なのか」と不安になると説明。
 ここで茶々が、私が鎧きて出ましょう、とか言い出した。
 この人もこういうの好きだな…。
 ただなんか今まで戦を見てきた茶々がこういうこと言い出すのもどうかと思うんだけどね。
 悲惨な思い出しかないはずのこの人がこういうこと浮かれて言い出すかなと。
 まあともかれ、そういうわけで用意しに出ていくんだけど。
 ユッキー、ここできりに出会ってビックリしています。
 侍女になったと言われてましたが…。
 まあ止めなかったのは、こいつなら別に何があってもいいかって気持ちがあったんだろうな。
 これが春だったら何としてでも止めてたでしょう。

 そういうわけで真田丸を見に来た茶々。
 うーんなんていうかこの、中途半端さがなんとも…な鎧だなあ。
 しかも、きり、ついて行かずにユッキーのとこに残って、茶々の文句ばっか言ってるんですよ。
なんでこいつ、いつも茶々の悪口ばっかり言うんだろう。
 秀吉の悪口も言ってたけど。
 不本意なら仕えなければいいのに。
 仕えておいてその相手の悪口を言うって最悪ですがな。

 ユッキー兄の息子、信吉の陣では、家康からの手紙に頭を悩ませていました。
 真田丸攻めに加われって内容だったらしい。
 信政は絶好の機会とばかりにしたくするってウキウキしてます。
 いつ攻めるかについては追って言うからって感じらしいです。
 大変だなあ。
 信吉はもちろん戦いたくないと思ってました。
 三十郎、佐助を呼んで手紙を託します。
 佐助によって事態を知ったユッキーは、急がねば、と前田に対して自分から仕掛ける
ことを考える。
 このまま待っていたら真田丸を信吉らが攻めてこないとならないから、真田が待機を命じられて
いる間に、先に何とかしちゃおうってことなんでしょうね。
 また、秀頼、大野には伝えたけど、内通するものがいるから絶対に外に話を漏らすな、と
念押し。
 又兵衛らにも明日攻めると伝えます。
 後藤、木村、長宗我部は真田丸内に、毛利、明石は別のところを守っておいてちょーと
いうわけです。
 大助にとっても初陣ですな。

 翌朝。
 作兵衛らとともに大助、前田軍の近くにいって、コ川をまんまとおびき出したあの踊りを
踊ります。
 徳川なら警戒しただろうが前田だもんなあ。
 この挑発にまんまと乗っかってきた。
 おびき出すのが目的だから、前田軍が攻め込んでいくと、とっくに真田軍の姿は
なかった。
 このまま、まんまと真田丸におびき出されて面白かった。
 前田軍が真田丸の前にやってきた時に佐助が、丸の中で大きな爆発を起こす。
 これで前田軍は豊臣勢が仲間割れしたと勘違いしたのだそうです。
 なんでや。
 ともあれ、まんまとやってきた前田軍。
 しかも、井伊軍も後ろからやってきたので皆前へ前へと進むしかなくなったわけですな。

 レミングの集団自殺と言われた映像があります。
 検索して動画見ていただければと思うんですが。
 なぜ集団自殺するのかと研究していた人もいたらしいですが、ありゃ集団で進んでいて
前に崖が現れたので先頭は止まったが、後ろからどんどんやってくるから、結果的に先頭が
押しだされて落ちていってるだけで、別に自殺しているわけではないです。
 未だに誤解してる人が多いのですが。
 要するに、人数が多くなればなるほど、前の状況が伝わりにくくなるから、こういう風に
がむしゃらに突っ込んでくると何かあった時致命的なわけですな。
 ユッキーも多分こういうのを経験から知っていたと思われる。

 ユッキー、敵を引き付けてやってきた大助を褒め、「敵を一つの塊と思うな、所詮人の集まりよ」と
教える。
 家康のところに、前田が真田を攻めているという一方が入ります。
 孫の、忠直の軍もいってると。
 家康、真田の思うツボだと焦る。
 てか、勝手に行くなっていう伝令は敷いてなかったんかい。
 
 ナレーションが「真田有利で進むかに思えた」と言ってたけど、冬の陣は完全に勝ったんだから
このナレ入れるとしたら最後らへんなんでは。
 ちょっと雰囲気ぶち壊しだなあと思いました。

 敵があがってくると、床をあけて石とか投げ落としたりするわけですが、長宗我部の担当の
とこが閂があかなくて大変なことに。
 ハシゴかけて入ってきた兵もおり、真田丸の中で斬り合いが始まりました。
 まあたまにはこういうシーンもないとな。
 毛利が閂を打ってあけてたのかっこよかった。
 実際火縄銃はここまで精度良くないので演出だと思いますが、それでもかっこいいもんなあ。

 というわけで徳川、退却していきます。
 これを見ていた上杉軍。
(彼らは望んで戦いたいわけではないと思うので、家康の下知があるまで待機していたと
思われる)
 景勝がうれしそうにしていましたねー。
 日ノ本一の兵!と褒めてました。
 兼続も満足そうで良かったです。

 家康、徳川軍敗走と聞いて、また真田に負けたと悔しそう。
 あと正純が、大敗とか言って余計に怒らせていた。
 この人はなぜいつも火に油を注ぐことを言うのか…。
 正信はこの戦手こずるやも、と危惧しています。
 この人が言うならそうだろうなあ。
 家康、次の手を考えると言います。

 真田丸の中では勝鬨の声が。
 又兵衛らも嬉しそうです。
 木村がすごい嬉しそうに、名将真田の戦を見られて幸せと言ってました。
 ここでユッキーがこっそり呼んで。
 人には言うなよと念押しした上で、「実は俺もこんなでかい戦い初めてなんよ。心臓が
飛び出しそうだった」と言ってて笑いました。
 木村も笑ってたけどまさか冗談に受け止められたんじゃ…。

 まあでもこれで、真田さえいれば豊臣は勝てる、と皆思ったでしょうね。
 上がまたバカな真似をしなければ。


 次回第46話。
 「死中に生ありッ!今こそ奮えよッ!」



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