多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→真田丸


真田丸

第5話(16/02/07)

 信長を討ち取った明智軍はその勢いのまま二条城にも攻め込み、信長嫡男の信忠と
やり合ってました。
 この人も歴史資料によると、相当しぶとく最後までやりあって、明智軍にそこそこの被害を
出したと聞いております。
 親子そろって最後まで諦めなかったんですな。
 
 その頃家康は、梅雪とともに茶会の予定のため向かっていて、信長と合流する予定でした。
 そこに忠勝が、信長が光秀に討たれた、ということを知らせてくる。
 それはもう青天の霹靂だったでしょうなあ。
 …よく考えたら今回、明智一度も登場しなかったような。気のせいかな。
 
 その頃ユッキーは、京から逃げてくる人が多い、大火が出たらしいと聞いていましたが、実際に
逃げてきた人に聞くと、戦が始まるらしい、と言われる。
 そこでユッキーは見に行くことにします。
 本当はこういう時は使いの者をだし、自分は松らといるのが一番なんですけどね。
 何かあった時にまとまって逃げられるから。
 使いの者とはどっかで落ち合うよう取り付けておけばね。

 家康はどこかの建物の中にいたんだけど、皆が「三河へ帰りましょう」と言い出した。
 梅雪なんぞは、自分が明智だったら手近な織田勢を攻めると。
 確かに、現代だったらメールで一斉送信とかあるだろうけど、この時代だと信長が討ち取られたこと
すら知らない織田勢もたくさんいるでしょうから、油断してるとこに攻め入って、力をそいでおくのが
一番よろしい。
 というわけで逃げようということになるんだけど、良いルートがない。
 トチ狂った家康、信長を救うために京に行くと言い出した。
 生きていたら明智より怖いと。
 ここで忠勝が、あの明智がやると決めてやったんだから討ち漏らすはずがない、信長は確実に
討ち取られていると指摘。
 家康も、じゃやっぱ逃げるかってことになるんですね。
 ちゃんと部下の言い分を聞くのがいいですねぇ。
 で、どこの道を通るかってことになります。
 ここでグーグルマップだ!(ねえよ)

 それで家康は伊賀を抜けることにします。
 梅雪はなんか嫌そうな感じだったけど、しぶしぶ承諾って感じで。

 ユッキーの方は京に行くと松に告げていました。
 松、自分も行くっていうけどユッキーは、あなたは人質です、ととめた。
 つーかこの姉貴結構うぜぇー。
 
 その頃真田の里では、まだ信長の変事は伝わっていませんでした。
 内記がユッキー父のとこにやってきて、きりのことを話していたから多分、結婚の話のこと
じゃないかなぁ。
 そのきりはというと、梅のとこで話をしてて、ユッキーのこと好きなんでしょ、一緒になれるよう
支援してあげてもいい、と言うんですね。
 ただそれはそれでいいなと思ったけど、きりが帰宅したら内記に、真田の家へ奉公に行くよう
言われて、何かと思ったら内記は、きりとユッキーを結婚させようとしていたんですよ。 
 きりがまんざらでもないっていうのがねぇ。
 この人、性格いいんだか悪いんだかわかんねーな。

 家康の方は三河への道をサクサクあるいてんだけど忠勝に、あまり一人で先に先にと行くと
危ない、とたしなめられてて笑った。
 そこに梅雪が、自分は腰が悪くて歩みが遅いから迷惑かけるし、何より二手に分かれて逃げた
方が落ち武者狩りとか追っ手の目も眩ませられる、ここからは別行動です、と言い出して。
 家康はまるっと信じてじゃーなって感じなんですが。
 梅雪、やっぱり仮病だった。
 いざとなったら明智勢に寝返るつもりだったようです。
 ところが。
 この後梅雪、落ち武者狩りにあってあっけなく死んだそうです。
 ナレで済まされちゃった…。

 家康の方は服部半蔵と合流してました。
 ああ、ボラギノールが手放せないという。(それ銀魂の全蔵や)
 ここから先は半蔵が案内してくれるらしいです。
 これで少しは安心!

 真田の里では、信長の死がやっと届いていました。
 さらに、明智の使者が来て、明智に入るよう要請してきた。
 ここで父がすごいなと思うのは、この使者をとっさに拘束して、他の国衆には手紙がいかない
ようにしたことなんですね。
 情報を握っている者が勝ち、というのをよく知っているようで。
 それで国衆集めろと内記に命令する父。
 滝川はというと、あれの耳には入っていないようだからほっておけ、と。

 で、内記が出て行ったのを兄に確認させると父、めっちゃ怒った。
 嫌な思いして頭下げて入ってやったのになんで死ぬんだよ信長って感じでした。
 気持ちはわかるわー。
 苦労して再就職先見つけて、やっと働けると思った矢先に会社倒産したようなもんですよ。
 ユッキー兄は、織田は日本一の軍勢だから敵に回すのは得策じゃない、と言ってます。
 でも父にしてみたら、信長の死を知れば全国の武将が立ち上がる、今の織田にそれを
抑え込む力はない、というわけで。
 それは正しいな。
 兄は父に、本心を聞かせて欲しい、という。
 ここで父、言いました。
「まったくわからん!」
 ズコー!

 兄に、どうすればいいか教えてくれ、という父。
 そうだなー、秀吉につけばいいんじゃないでしょうか。
 何となく天下統一してくれそうな気がするよ!←

 その頃京に向かうユッキーは山中で明智の軍勢とすれ違っていました。
 よもや信長が討たれたとは思いもしないユッキーは、明智軍まで安土に集めているのか、でかい
戦になりそうだ、みたいな感じで京へ向かったのでした。
 これが父だったらしれっと、農民のフリをして何があったのか聞きに行ったのかもしれないなぁ。

 その頃家康は伊賀の山中を越えようとしていたんだけど、落ち武者狩りが起きているのを見て
半蔵に、「これから通る村はちゃんと自分のこと知らせてあるよね」と確認。
 したら半蔵、「ほぼ」と。
 急なことだったから、ところどころ抜けてるらしいです。
 それほぼっていいませーん!
 で、半蔵が「続いて下さい、押しとおります!」ってやってて、家康が引きとめて「本当に信用
してもいいのか」というけど半蔵、しばしの沈黙ののち、「おりゃー!」って走っていった。
 こうなると家康もいかざるを得ないから、力なく「おりゃー」って言いながらついていくしかない。
 この、情けない家康は笑いました。

 ユッキー父、兄に自分は海を見たことがない、と言い出してた。
 でも今自分は海の中にいる、と。
 …「あさが来た」で見ました?(人生を海に例えて話をしていた)
 どこにつけばいいかまったくわからない、しかしこの荒海を渡りきってみせる、と決意した父。
 何かを思いついたようです。
 出てきた兄は内記に、オヤジ海みたことないっけ?と聞くけど、内記はそんなことないはずだ、と。
 …この父親は何がしたいんだ…。
 まあ兄としては、自分らは織田の家臣なんだから、進べは道は一つしかない、なぜそれが父には
わからないんだという考えのようです。
 そうですかねぇ。
 そうやってたら共倒れになるからこそ、父は新しい道を模索してるんだと思うけど。
 なんでも「ここについたんだからそのままでいればいい」っていうのは何も起きてない時は
安泰だけど、沈む時は一緒ですよ。

 父のとこに母がきて、信長死んだんなら松帰ってくるね、とホクホクだけど父、大変なことに
気付いた。
 松は今人質として安土におり、それを明智軍にとられたら自分らは明智につくしかないと。
 父は佐助を呼びます。

 その頃ユッキーは京にきて、信長が本能寺の変で暗殺されたことを知る。
 死体は見つからなかったそうです、と三十郎が。
 ああ、現代に戻ったからね、サブロー。(他局)
 ここでユッキー、大変なことに気付く。
 山中ですれ違った明智の軍が安土を目指していたことを。

 一方家康。
 すげー崖っぷちを降りていくことに。
 半蔵、ここが近道ですって言ってるけど、近道っていうか下に落ちるだけっていうか。
 半蔵がまた、続け―!と先にいっちゃって、皆いっちゃって、オロオロしながら家康がやけっぱちで
「うぉーっ!」って行くのすっごい面白かった。

 真田の里では国衆が父に謝れと言っていた。
 信長がこんなことになってどうすんだと。
 そんなもん知らんがな。
 ってか3つの話が同時進行してるから今回めまぐるしかったなぁ。
 まあ次、父のパートを延々やられてもそれはそれで退屈だからいいんだけどさ。
 室賀は自分はさっさと織田の部下になったクセに、真田の言うこと真に受けて信長についた
のにどうしてくれるんだ、と完全に棚上げですな。
 腹立つー。
 古畑呼んでくるぞ!
 あと、また兄のことを黙れ小童って怒鳴りつけてるし…。毎回それやるんかお前。

 父はしれっと、明智からの密書を見せる。
 自分のところにだけきたということは、明智は自分がここの代表だと思っているということだ、と。
 明智の使者をとっ捕まえて他の国衆のとこに行かせなかったのが効いておりますなぁ。

 父は上杉につく、と皆に言います。
 今の織田には天下を収める力はない、織田を見限ると。
 織田が黙っているはずはないから、先手を打って上杉のとこに弟の信尹をやって、ここを守って
くれるようお願いしている、と言うのですが…。

 その上杉景勝のところですが。
 あーこれが生涯ほぼ無口で、直江兼続による通訳が必要で、兼続のダメ出しすげーくらいまくった
人で、猿が頭巾とって被った時くらいしか笑わなかった人かぁ。(大分婉曲されてるぞ)
 景勝は、真田らを上杉の預かりにするのはいいけど、織田を追い払うというのは断る、と言った。
 今戦いで弱っている織田をたたくのは武士としてやることではないと。
 信尹がなおも食い下がると兼続のダメ出し砲発射ですよ。
 これは引き下がるしかないな…。

 それを父に報告すると、まあ上杉も弱体化してるししゃーないんだろうなーって感じで。
 兄は、ここぞとばかりに、織田の家臣なんだからそれを貫くべき、と主張する。
 そこに内記がきて、滝川からの使者が来たというのです。

 家康は何とか窮地を潜り抜けたようで、ごはん食べてました。
 忠勝と飯粒とってあげたりしててお前ら仲いいな。
 家康、この先も楽かと思ってたら、ここから先は明智軍がいるということでした。
 ここもまた全力で押し通るのかよ。
 何度目だよ。
 家康、やけっぱちで走ってたらコケてて笑いました。
 さらに後ろ明智軍におっかけられてて、忠勝が何人か倒して逃げてく、的な。
 ちなみに忠勝、生涯ケガを負ったことがないはずなのに、鼻の頭に切り傷を負ってましたがこれは、
藤岡さんがリハで竹藪に思い切り突っ込んでいってできた傷だそうですよ。

 滝川に会ったユッキー父と兄。
 のんびりした様子から、まだ信長のこと耳に入ってなさそうだな、という父に、出方をうかがって
いるのかも、と警戒する兄。
 そんな二人に、湯治をしたいからいい温泉教えて、と言ってくる滝川。
 あ、これマジでしらねーわ。
 滝川は、もうすぐ信長の力によって、戦のない世がくる、と二人に話します。
 なんかサブロー(信長協奏曲)と同じこと言ってるな…。
 あとは毛利、上杉のみ、という滝川。
 天下統一したら自分の役割も終わり、という滝川。
 父はそんな滝川を見て、信長は途方もないことを考える男だ、といたく感心します。
 それと同時に、明智も愚かなことをしたものだ、と。
 本当にねぇ。

 さてユッキーらですが、クマよけかしらんけど鈴をつけた馬走らせててよく明智軍に
気付かれないな…。
 安土に戻ってくると屋敷内は荒れ果てていた。
 旦那に聞くと松は明智軍がやってきて城に連れていかれてしまったという。
 でも、今は混乱しているようだからすんなり入れるかも、と。
 ユッキーその言葉を信じて安土城に行くと、本当にすんなり入れるんですよ。
 ザルじゃねーか!
 見張りもいないし。
 途中庭でユッキーは、タヌキが出入りしている穴を見かけます。

 で、城の中に入って松を見つけたユッキー、早く帰りますよ、と言うけど松は、他の人質を
見捨ててはおけないという。
 うぜぇぇぇぇ!!!
 仕方なく連れていくことになるけど、こんな大人数で逃げたら目立つに決まっている。
 ユッキーは、必ずどこかに抜け道があるはずだと考え、さっきのタヌキを思い出す。
 庭にいってみると井戸が抜け道になってました。

 その頃家康はようやく帰宅。
 ボロボロになってて笑いました。
 ユッキーらも井戸からの抜け道を出てどっかの山の中へ。
 どこなんだろうここ…。


 次回第6話。
 「この槍にて必ずや、そなたの働きに報いよう!」



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