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西郷どん

第1話(18/01/07)

 前半すごいテンポ良くて面白かったです。
 後半がダメというわけではないですよ。

 ていうか最初このシーンで始まると思わなかったのでちょっと衝撃でしたね。
 上野の西郷さんの像があって、その銅像が建てられたのは今から120年前、1898年の
ことでした。
 西郷さんの没後21年だそうです。
 で、その除幕式に西郷さんの3番目の妻、糸が出席していたんだけども、銅像を
見て「あの人はこんな顔じゃなかった」と言い出したのでした。
 なぜそんなことを言ったのか、このドラマを見ればわかるということらしいです。
 この話は実際にあったことで、銅像を見ておくさんは「これ誰?」と言ったそうです。
 もともと本人が写真を残していないこと、銅像作るにあたって参考にされたのが親類の
写真だったんだっけかな、それが良くなかったのかも。

 ちなみに西郷さんは女にも男にもモテたそうです。
 ほー薄い本がはかどりますなあ!(やめなさい)

 もうひとつ確かなのは、この男がいなかったら新しい日本は生まれなかったと。
 まあ確かにそりゃそうでしょうが大久保利通とかヅラも頑張ったんだけどなあ。
(ヅラじゃない、桂だ)

 今から180年ほど前、日本が絶賛引きこもり(鎖国といいなさい)生活を送っていたころ。
 時は1840年のことでした。
 まだ西郷が小吉と呼ばれていたころのこと。
 …あれか、兄弟は大吉とか末吉とか…。(おみくじじゃない)
 郷中というシステムがあって、町内会のようなものらしいですが、教育とか剣術とか
男子に限り受けられたそうです。
 ああ、古い考え方が根強く残ってんだろうなあ。
 まあこの頃はどこもそんな感じではあったけども。
 薩摩とかは特にその意識が強くて、天下泰平の徳川の世にあっても、強くなる
稽古はしっかりやってたそうです。
 いいことですね。
 もしかしたら黒船がやってきて日本に大砲打ち込むなんてことがあるかも知れんしね。

 そんで、郷中には当然縄張り争いみたいなもんもあって(子供たちの中で)、別の
高麗町というとこと対立してた。
 対立いうてもまあ子供のケンカのようなもんですが。
 つーかごめん、方言がきつくて半分くらい何言ってるかわからん…。
 小吉は、ウナギとりで競争やーとか言い出してて。
 そんな騒ぎを橋の上から見ていたのが糸でした。
 で。
 とったウナギを皆で焼いて食べていますが、ウナギの血にはイクチオヘモトキシンという
毒があるので、さばいたらきちんと手を洗いましょう。絶対に目をこすったりしないように。
(熱で無毒化します)
 と、ここで高麗町のカツオ…坊主頭の子が、もっとうまい物を知ってるというんですね。
 藩主の別邸でこやつは茶坊主をやってるんだけど、その時にお菓子が運ばれてきたのを
見たって。
 いやお前それもらって食べたことあるのかと思ったらないんかい!
 子供らがもぐりこんで菓子を盗んできた方が勝ちじゃーとか言い出した。
 お前、警備の目があるのに子供に入られる屋敷ってありえねーだろ…。
 で、なんか天狗が住んでるという話もあるらしいんだけど、小吉はケロっとしたもので、良い
肝試しになると。
 そういうわけで船調達してやってきました。
 糸が男装して紛れ込んできたよ。
 一緒に遊びたいんだろうなあ。
 というわけで屋敷に忍び込むんですが…。
 コントかよマジに。
 これでバレないってどうなってんだよ。
 と、ここで新八という子が池に落ちた。
 新八ー!大丈夫かァァァァ!!!メガネを救出しろォォォ!!!しっかりしろ、人気投票万年8位の新八ー!
(もう絶対これ途中で別の新八になってるよね)
 見つかって慌てて逃げ出す子供らですが。
 
 一方でなんか大砲に弾詰めてるシーンが出てきた。
 どうしたんだ。
 こいつらもしかしてタイムスリップしてしまうのか…!
 と思ったんですが、たまたま小吉らが逃げた先が、大砲の弾撃つ場所だったらしい。
 あぶねぇぇぇぇ!
 直撃してたら第二話が「小吉の葬式」ってタイトルになってたぞ!
 大砲を撃たせた人物は、こんなん話にならんと怒ってた。
 弾を撃ったら砲身が壊れたらしい。
 ああこりゃダメですねえ。
 そんで小吉らは大砲を撃ったのが天狗だと思い、びびって逃げ出そうとするも、新八の袴が
ガレキにはさまってしまって逃げられない。
 助けようとしたんだけど、結局小吉は天狗の怖さに新八を見捨てて逃げた。
 数歩逃げたとこで、逃げ切れないと思って、自分だって薩摩隼人(武士)だ、死ぬ覚悟は
できてる、と大言壮語するも天狗に、弱いもの見捨てて逃げておいて何が薩摩隼人だと
怒られる。
 そりゃそうだ。
 んで天狗は異国の天狗をやっつける算段をしている、ここで見たことは誰にも話すなといい、
口止め料として何かをくれました。
 そういうわけで子供らはほうぼうのていで逃げ出す。
 
 船に乗ってからその袋開いてみたら、カステラがふた切れ出てきた。
 いいなあ。
 福砂屋のかな!
 小吉はその包んであった紙に「cangoxina」と書いてあるのを見つけました。
 これ何の暗号かと思ったら…(後でわかる)。
 このあと自宅でご飯食べてて、母親がかつお節削るってて小吉の椀に入れてあげてましたが。
 そのあとずっと会話しててこやつ食べずに「ごちそうさま」してないか…?

 この時から小吉の心に天狗の存在が住みついたのでありました。
 
 そんでその頃、その天狗がこの国の殿に呼びつけられていた。
 つまり天狗は島津斉彬で、殿は斉彬のパパ、斉興でした。
 斉興は斉彬の、新しいものを受け入れようとする体制が嫌いみたいですね。
 イギリスが清国を攻めたことについても、清国は大国だからそうやすやすとやられるわけがない、と
言って、斉彬の「アヘンで清国は衰弱している」という話を受け入れない。
 ダメですね。
 斉彬は、清国の次はここ、薩摩がターゲットになるかも知れないから新しい武器を開発
しないと、と言ってるわけです。
 そんな彼を斉興は嫌い、藩主の座は渡さないと言ってるわけで。
 そんで、斉彬の異母弟である、久光に藩主の座を譲ろうとしているわけですか。
 こいつ見るからに保守的っぽいもんなあ。
 こやつが先に藩主になっていたら、この国はヨーロッパに蹂躙されていたかも知れませんな。
 いくら長州がやる気でも、あそこの力だけではどうにもならんかったから。
 あと久光て、どっかでガソリンスタンドでもやってそうな名前だなあ。

 斉興の側室、由羅(久光の母)は当然我が子を藩主にさせたいわけですから、まあ
斉興と利害は一致してるわけですね。
 めんどいなあ。
 
 その頃小吉らはというと、妙円寺詣りの行事に参加していました。
 関ヶ原の戦いののち、島津義弘(西軍なので敗軍)が苦心しつつ帰還を果たしたことに
ちなんで、20キロ先の妙円寺を目指して郷中の子供らが向かう、という行事のようです。
 一位になった郷中には餅がもらえると聞いてみんな大喜び。

 ちなみにこの島津義弘、帰る途中立花宗茂にばったり遭遇しています。
 立花宗茂と言えば家臣から愛された武将、貢がれ武将として有名ですが(何一つ伝わらない…)、
島津は父、高橋紹運を討ち取った仇でした。
 でも宗茂は、同じ西軍として戦ったものどうし、敗軍を討つのは武士のすることではないとして
戦いは避けました。
 こういう話もあったりする。

 そういうわけで、子供らが集まってくるんだけど、どこぞの偉そうなクソガキが小吉らの姿を
見て、みすぼらしいとか言うわけですよ。
 小吉はそのまま受け流してて大人だなと思いまして。
 そのバカにしたガキが尾田栄作って言うんですが、「餅はうちの郷中がもらう」と見事な負け
フラグを立ててました。

 糸も男装して加わってます。
 途中栄作らが小吉の邪魔とかをしてて、こういう不正っていいのかって思いましたね。
 大人が途中にいて見張ってるべきでは…。
 それをものともせず、糸が先に抜け出してゴールして、小吉らの郷中は見事、一位を手にします。
 そういうわけで餅を食ってると、他の郷中のガキがやってきて、「こいつ糸だ」と男装が
バレてしまう。
 糸は、女だって剣術がしたい、と言うのですが。
 小吉、「なんで泣いてんの?」
 お前ェェェ!!!!空気よめねーのかァァァ!!!!

 糸が走り去ったあと、久光がやってきた。
 どこが勝ったとかきいてる。
 で、小吉はその団体の中に天狗がいるのに気付きます。
 そこで初めて彼は、天狗が斉彬だと言うことを知ったのでした。
 斉彬も「カッ!」とか威嚇しない!
 斉彬はお前らのような子供がいることを頼もしく思う、と声をかけてくれました。
 面白くない久光は出せ、とかいってて小物感たっぷりで面白いなあ。

 村では、あの斉彬さまが小吉に声をかけたというので大騒ぎですよ。
 家族もたいそう喜んでました。
 そらそうだわなあ。
 今なら県知事から声かけてもらったようなもんだぞ。
 あれ……なんか嬉しくないな……。
 
 小吉はちょっと思いついて、女のフリをして町中を歩いてみました。
 でも、「女は道の端を歩け」と怒鳴られたり、洗濯ものが男と女のもの別々に洗濯されて
いることを知り、女性が生きにくい世の中だということを実感するのです。
 同じ人間なのにおかしい、という小吉の疑問、これからどう育っていくんでしょうな。

 と、小吉と弟が歩いていると、尾田栄作らが取り囲んできた。
 あの時負けた腹いせをしようというのです。
 武士のクセに器の小さいやつだなあ。
 仲間が次々やられて焦った栄作は、こともあろうに刀の鞘で殴りかかるんですよ。
 抜刀しなかっただけマシとはいえ、なんつーことをするんだと。
 その結果、小吉が持ってた木の棒で刀の鞘が壊れ、その先から出た刃先で
栄作は小吉を切りつけてしまう。
 このクソガキ、自分は悪くないとかいって逃げました。
 こんなん完全に切腹もんだよ。

 で、栄作の父が謝りにきて、目下の者を傷つけたことは許されるものではない、この場で
栄作腹切れ、というわけですよ。
 そんな。
 迷惑だから小吉の家出てからやってくれよ。

 小吉は、抜刀はしてない、鞘が割れたのだと説明。
 それで小吉の父は、けんか両成敗ということで、と謝るわけですが。
 小吉としたら納得いかんわなあ。
 しかも栄作、帰る時にニヤリとしやがって腹立つ。
 抜刀のことはともかくとして、大勢で襲ったことは武士として恥ずかしくないんかと
思いますよ。
 つか見てた人沢山いたから、翌日からヒソヒソ陰口きかれるのは栄作らの方だろ。
 年下の子を数にあかせてボコにしようとしてやられたんだから。

 そして小吉のけがはことの他重いものでした。
 もう二度とこの手で刀は振るえないと言われてます。
 つーかさ。
 だったら左手で鍛錬するとか、他の武器を考えるとかもっと努力しろよ。
 そこに至らんのがなあ。

 その頃斉彬は久光と狩りをしていた。
 久光は嬉しい感じだったんだけど。
 斉彬はこのまま琉球に行くと言い出しました。
 清国を見て、西洋の強さを知ってくると。
 それはいいことだね。
 で、斉彬、犬の鳴き声が聞こえた気がして馬を走らせると、そこには小吉がいた。
 小吉は自分がケガをして剣を振るえなくなったこと、斉彬の役に立てなくなったことを
詫びます。
 しかし斉彬は、死んではならんと言うのでした。
 刀差して侍がそっくり帰ってる時代は終わった、民のために尽くせる者が強い侍になるのだ、と。
 また会いたいという小吉に、強い男になっていたらまた会おう、と斉彬は去るのでした。

 あの、非常に良いシーンのところ恐縮ですが。
 後ろ桜島噴火してませんか?
 すっげー気になって気になって。

 それからしばらくして。
 小吉は学問を教えてくれる赤山に、地図を見せてもらっていて、自分が前に見た英語が
書かれているのを発見します。
 それはcangoxina、すなわち鹿児島という意味だったのでした。
 この時代から世界に鹿児島は認識されていた、ということなんですね。
 …薩摩じゃないのか?


 次回第2話。
 「一度した約束は死んでも守れ」



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