多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→西郷どん


西郷どん

第21話(18/06/03)

 冒頭、釣りをしていた西郷が、なんかえらくあわてた感じで戻っていくから何かと思ったら、
とぅま(愛加那は漢字変換大変なのでこのままで)の出産待ちだった。
 ちょっと演出おかしいぞ。
 釣りしてる最中に何かあったのかと思ったじゃないか。
 ともあれ生まれたのは元気な男の子でした。
 前の奥さん須賀との間には子供は出来なかったから、喜びもひとしおなんだろうね。
 ちょびっとでいいから須賀思い出して欲しかったなと思ったけど、映像関係の権利も
あるから無理か…。
 
 西郷がこの島にきて2年の月日が経過していました。
 皆お祝いでどんちゃん騒ぎですな。
 西郷は、菊太郎と名付けようとします。
 自分の名字から名前を取るやつがあるかよ!
 普通は下の名からとるもんだよ!
 ただじいちゃんが、菊太郎はやめとけと言い出した。
 あなたは薩摩に帰る人、どうせ向こうで妻を迎えるだろうから、この子は菊次郎にして欲しい
というわけです。
 西郷にしたら不服でしょうけども、とぅまは薩摩に行くことは出来ないが、この子は薩摩に
行くことが出来るので、将来いろいろと気まずい思いをしないように、菊次郎ということに
して欲しいということでした。
 じいさんなりの配慮なんだろうね。
 とぅまはそれを受け入れて、菊次郎ということにします。
 どうせならもっと別の名前にしておけば…何番目かわからないように松吉とか吉左みたいな
感じでさぁ…いいけど。
 
 薩摩の方では久光が、有能な若者を取り立てていました。
 その中に小松帯刀登場ですよ!
 で、いよいよ時が来たというわけです。
 井伊は暗殺されましたが、公儀はまだしょーもない政やってて日本中から不満の声が
上がっている。
 今こそ薩摩が兵を率いて声を上げる時、というわけです。
 それで小松は薩摩に残り、大久保は京にいけと命じられました。
 ちなみに大久保は久光から名をもらって大久保一蔵と名が変わりましたが、このレビューでは
名字だけしか書いてないので問題ない!←
 大久保は急ぎ仲間のところに戻って、立ちあがる時がきた、と伝える。
 皆嬉しいだろうなあ。
 さらに皆を喜ばせたのは大久保の、やっと許しが出たというもの。
 西郷が帰ってくる、ということでした。
 皆の喜びもひとしおでしたね。

 島ではなんか騒ぎが起きていた。
 西郷がずっとお願いしていた、サトウキビを絞るための鉄の工具が届いたのです。
 島民も助かるだろうなあ。
 やっと届いたと西郷が喜んでいたら、「遅くなってすまんかった」という大久保の声が。
 西郷が気付かず「いやいやありがたい」と言っててやっと気付くの笑った。
 そこに大久保、来ていたのです。
 これは嬉しい再会ですねえ。
 ただ西郷と喜びあったあと、島民と工具を運ぶ西郷を見て大久保、真顔になっていたから
いろいろと思うところあるんだろうな、と。
 薩摩に戻ってきて欲しいけどこの幸せ壊すのもなーみたいな思いがあったんだろうと思う。
 史実はどうか知りませんけどこのドラマの中では、大久保も薩摩に西郷は必要だけど、
この島での暮らしを望んで壊したかったわけではないと思うので。
 西郷が、ずっと薩摩に帰りたかった、一日も早く出たかったと思ってくれてた方が良かった
でしょうね。

 さてさて。
 大久保、西郷に殿からの命だといって手紙を出します。
 薩摩に戻ってきてくれと。
 でも西郷はそれは出来ない、と言います。
 大久保は今こそ斉彬の御遺志を成し遂げられる時なんだ、というも、西郷にしたらここの暮らしが
大事だろうなあ。
 あと大久保、ここでは菊池名乗ってるけど普通に西郷の名呼んでますな。うーん。
 西郷は、立ち聞きしてるとぅまを呼んで、「ここに来るまでは藩のお金は無限にあるものだと思って
いた。だがそれは間違いで、この島が犠牲になっていた。それでも皆笑って暮らしている。この島には
生きる力をもらった。ここは極楽だ」と大久保に告げます。
 薩摩の自分は敵だろうに優しく受け入れてくれたと。
 極楽でもなんでも、それでは今度は薩摩の地獄をほっておいていいのかって気もするんだけど…。
 あと受け入れてくれたのは、流罪になった人でも優しくしないとあかんのもあるので。まあ西郷の
人柄もあるでしょうけどね。
 なんかちょっとズレてんなあ、とは思った。

 翌日。
 島の人達は工具でさとうきびから砂糖を取るのが楽になったと大喜びしています。
 大久保のとこにとぅまがきて、西郷は薩摩には帰らん、と言う。
 大久保も、わかってるけど西郷は薩摩の宝だから、どうしても帰ってもらわなければ困る、どうか
帰してくれ、と頭を下げます。
 ううーんなんか取り合いぽくなってきたな。

 この後とぅまが西郷に、隠し事してたと謝るシーンがあるんだけど、子供抱きかかえて岩場走って
くるのやめてくれ怖いから…。転んだら子供さん大変だよ。
 で、隠していたことというのは、大久保から預かったものでした。
 なんか怖い箱ではと思い、しまっていたとのことです。
 竜宮城の玉手箱じゃないんだからあーた…。
 その箱は、斉彬の脇差が入っていました。
 西郷の宝ですね。
 
 とぅまはユタに会います。
 そういえば神託受けてたもんね。
 ユタは、おなかに新しい命が宿っていることを告げる。
 とぅま、それで決心した部分もあるんじゃないかな。
 母親は強いものですからね。
 
 西郷は殿に、この島にとどめ置いてくれという手紙を書いているところでした。
 そこにやってきたとぅまは手紙を破り、薩摩に帰れと西郷に言います。
 あなたの魂はもう薩摩に飛んでいる、ここにいるのは菊池ではなく西郷だと。
 飛び出していったとぅまを追おうとする西郷だったけど、兄が止めた。
 そりゃそうだろうなあ。
 どう言葉を告げてもどうしようもない時はありますから。
 
 それからとぅまはしばらく帰りませんでした。
 じいさんの家にいるんだろうかね。
 そのじいさんがやってきて西郷に、とぅまが妊娠していることを告げます。
 西郷はびっくりしてるけど、とぅまがつげなかったのは、西郷をこの島に縛り付けて
しまうからだ、と。
 龍は言います。
 あなたには果たさねばならない勤めがある。
 ここにいた3年の間あなたはたくさんの夢を見せてくれた。
 ありがとう、西郷様。
 大きな声で西郷の名を言うのがいいなと思いました。
 そして、いるべきところはここではない、という龍。
 こうなると西郷も腹が決まってきますよね。
 …薩摩に帰れるとなって1年粘ってたのか西郷…。

 西郷は海岸にいたとぅまに会いました。
 薩摩に戻るが必ず戻ってくるという西郷。
 話はいいけど一旦海から上がろうや。
 妊娠してる体で冷たい海水につかってるのあまりよくないで…。
 
 というかヒマが出来たらこの島にたびたび戻るとかできんのかね。
 今のような交通網ないから無理か。

 そういうわけで島の人達、とぅまに見送られて西郷は薩摩へ戻りました。
 皆旅人に歌う歌で送り出してくれます。
 いい歌なんだけど中身がなんか…。
 あなたは私たちを捨てて去ってしまうのですね、みたいなのは…。
 
 そうして薩摩に西郷が戻ってきます。


 次回第22話。
 「かもしれない運転でいけ」



多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→西郷どん