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西郷どん

第25話(18/07/01)

 今回は展開早かったなあ。
 あと、海江田って俊斉のことだったんですね。最近知ったわ。
 名前変えるなら説明してよ…。
 久光怒らせた時にえらい調子いいやつだと思ってたけど俊斉なら納得ですわ。
 で。
 西郷は助け出されて土持の屋敷に寝かされていました。
 前回入っていた牢にもかなりツッコミきたようですが、西郷自身に逃げるつもりが
なかったのなら、あれで良かったのかもですよ。
 ともあれ、そこで土持はヤンチュ、いわゆる下民の子らを西郷の飯を取ったと言って
叱っていた。
 彼らはいつも腹すかしてるから盗んだと思ったんでしょうな。
 子らは、あれは西郷からもらったものだ、と言うけれど土持は信じない。
 なんでや。西郷を崇拝してるなら信じろよ…。
 で、西郷が目を覚まして、あれは確かに自分がやったものだと言います。許してやって欲しいと。

 川口は西郷に、これでこりたろう、友達を信じてもどうしようもないと話すのですが、自分は今こうして
生きているし、誰かが水を飲ませてくれた、自分は死なないと言います。まあ川口が飲ませてくれた
んですけどね。
 あと、川口はなぜここにきたのかが分かる。
 お由羅騒動の時に彼もまた粛清に巻き込まれてここに送られてきたのだそうです。
 必ず呼び戻すという友の言葉を信じて待っていたけれどもやがてその文も届かなくなり、10年が
経過したって。
 それ、裏切られたのではなくその友が死んでいる可能性は…。

 土持はとあることに気付いて、自分の屋敷内に牢屋を作っていました。
 上司がきて何勝手なことをしていると怒るのですが土持は、薩摩からの命令には囲いをつくって
入れろとはあるけども、どことは言ってないし、具体的な図もないから藩命に背いてはいないと反論。
 じゃなぜ前回あの牢に入れられたんですかね…。
 この島で西郷を死なせてしまうと上司にも迷惑かかるから、と説き伏せて土持は西郷の環境
改善に成功しました。よかったですね。
 こうして出来上がった牢はトイレも風呂もあってなかなか立派なものでした。
 てか着物も新しいの用意してあげようよ(笑)。
 土持のお母さんがご飯も、かけあって許しをもらっているとちゃんとしたもの持って来ました。
 西郷は、お礼が出来るものがない、代わりにこの島の子供たちに学問を教えてやりたい、と
伝えると土持は大喜び。
 そりゃそうだろうなあ。憧れの西郷先生だもんな。
 また、あの下民の子らも呼んで欲しいと西郷頼みます。

 いざ牢に子供らが集まると、普通の子らは上にあがり、下民の子らは土間に立っている。
 西郷が上がるよう促すと、他の子らが「あいつらは汚いから家に上がってはならないことに
なっている」と言うので西郷は、誰がそんなことを決めたのだ、子はみんな国の宝である、と
いさめます。
 住む家の良しあしでその人の価値は決まらない、ということを話して聞かせました。
 土持も一緒に学んでるの良かったなあ。

 さてさて。
 久光が大変ご満足で薩摩に戻ろうとしていたのですが、生麦村でその事件は起こりました。
 この大名行列を横切ったイギリス人が無礼であるとして奈良原に切られてしまったのです。
 これがいわゆる、生麦生米生卵事件です。(早口かよ)
 つーかイギリス人1人しか出てないんだけど。
 何この予算ケチりましたみたいなの。
 で、海江田がこれでは助からんから楽にしてやると介錯したのはいいけど、あまりにも
予算ケチりすぎて歴史に残る事件のようには思えんなあ。
 で、皆にとっては大名行列横切る方が悪いという意識だから、さして問題とも思わず
終わったのですが…。
 江戸城では家茂が、30万両?ってビックリしてた。
 イギリス軍が賠償金を要求してきたんですね。
 海賊のクセに偉そうに。
 でも慶喜は払う必要はない、薩摩がやったんだから薩摩に責任を取らせればいい、と。
 あと慶喜、久光に対して結構怒ってた。
 まあそうなりますわな。
 
 沖永良部島ではイギリス軍が薩摩に向かってるという知らせが入り、皆ビックリして
いました。
 いつまでも回答をのらりくらりかわしてるから、しびれを切らしたイギリス軍が軍艦を
差し向けてるらしい。要するに軍艦きたらビビるだろうって腹積もりなんでしょうね。

 大久保は久光に要求を呑む必要はないと言う。
 無礼なことをしたのはイギリスである、脅しに屈したらそれは日本の名折れである、と。
 中山ら家臣は、仲間を守って切腹させたくないだけだろと言うけれども久光は、大久保の
提案を聞く。
 この事態を想定して今までやってきたのだから、今こそ戦うべき時である、と。
 あと奈良原と海江田は死ぬつもりだったけど大久保の説得を受けて、ただ切腹して死ぬ
よりは戦って死ぬ方を選ぼうということで戦いに参加。
 それしと信吾らもこの非常時ということで久光らから謹慎を解かれたようでした。
 良かったですね。

 で。
 島で土持が西郷の牢にあわてて駆けつけてくる。
 イギリス軍の砲撃が直撃してんですけど。
 それは夢でした。
 こんなところに金かけてんじゃねえよ!!!!
 西郷が目を覚ましたのは半鐘の音でした。これが変な夢の理由か。
 そこに土持がかけつけてきたので西郷は驚いて叫びます。
「イギリスが攻めてきたのか!」
「え?」
「え?」
 君らは何をコントしてるんだね…。

 半鐘は、川口の島抜けを知らせるものでした。
 役人と小競り合いになってた。
 彼は、薩摩がどこと戦おうとどうでもいいが、犠牲になる民をほっておけないと、
島抜けしようとしていたのでした。
 彼もまた、薩摩のことを思う熱い魂があるんでしょうね。
 今は日本を異国に負けない国にする時、異国と戦うべきではない。
 川口は斉彬の言葉を言ってみせます。
 西郷は気持ちは同じだと声をかける。
 で。
 結局牢に入れられたわけですけども。
 今の騒ぎなんだったんだろう…。

 民は、この島にもイギリスが攻めてくるのかとおびえていました。
 土持も戦うものがないから守れない、と。
 まあくるとしたら琉球が補給の拠点にされるのは間違いないだろうしね。
 それで西郷は、大砲を浜に並べようと言い出した。
 丸太を大砲に見立てようと。
 川口も、沖から見たら大砲に見えるからそうなればこの島に来るのは避けるだろう、と
提案し、牢から出てきました。
 牢、鍵かかってないのかよ!どんな茶番だよ!
 川口、西郷、土持は力を合わせて大砲の用意を始めます。
 ところが民は、さっきおびえてたのなんだったのというくらい、全然手伝いませんでした。
 危機感がないらしい。
 今までもこういう危機なかったのかな…あったはずだけど。
 まあいいや。
 そういうわけでもくもくと準備をしてたんですが川口、なんで誰も手伝わんと文句を
言っている。
 するとそこに、あの下民の子らが手伝いたいとやってくるわけですよ。
 いい子らだなあ。
 そして、他の島民の子らもきた。
 あの西郷の教えが生きたようなもんですね。
 子供の手とはいえ人手は多いに越したことはない。
 あと作業の中川口は、フランスという国があると子らに教えます。
 1人のわっばが勉強して民を苦しめる国を変えた、改革を起こしたのだと。
 その名は、ナポレオン。
 ナポレオン・ボナパルトですね。
 そうしていたら島の人々も手伝いにやってきました。
 良かったねえ。
 川口はびっくりして、まるで革命のようだと喜びます。

 そうして準備が整い、しばらくしたのちのこと。
 手紙が西郷のところに届きました。
 西郷、手紙を読んでしばし放心。
 戦は終わったとあっさり書かれてました。
 なんでも、薩摩がいろいろ準備してたおかげで、イギリス軍を追い返すことができたらしいです。
 良かったですね。
 そうして、この騒動は2日で終わったのでした。
 また同時に、西郷には召喚命令が下っていました。
 はっや!
 
 皆がやんややんやで祝杯を挙げている夜、川口は西郷にワシの負けだと言います。
 お前は良い友達を持っていると。
 それと、薩摩に帰っても自分を赦免する運動は起こすな、ここが気に入ったし島民とも
仲良くなったからここに残りたいと告げる。
 川口はこの10年、なんやかんやで孤立してたんでしょうね。
 それが西郷のおかげで皆と打ち解けあえた。
 良かったと思います。
 きっとこの島を守るべく頑張ってくれるだろうなあ。
 そして川口は餞別にといつも持ち歩いていた本をくれた。
 立ち去って行く川口。
 彼のうしろ姿に頭を下げるの、西郷らしいですね。

 帰る日が来るまで西郷は島の人達に自分が持てる知識すべてを与えていました。
 飢饉とか不作に備えて食べ物は備蓄しておいた方がいい、とか皆で助け合え、とか。
 そして川口からもらった本を開いてみたら、ナポレオンの絵が。
 そういう本なのかあ。
 彼はこれを読んで、お由羅を何とかしなければならない、と立ち上がったんでしょうね。
 
 薩摩から迎えがくる日になりました。
 迎えにきたのは信吾だった。
 西郷、喜ぶのはいいけどなんで胸元つかんで引き寄せたよ。
 肩つかめばいいだろ。
 一瞬殴るのかと思ったよ…。
 西郷は寺田屋騒動の時にその場にいた信吾が無事だったことを喜びました。
 んで、信吾は島民にイギリス軍に対して何をしたかを話して聞かせていた。
 なんでも、物売りのフリをして船に乗り込んだのだそうです。
 情報を得ようとしてのことらしい。
 ただ両方とも言葉が通じなくてうまくいかなかったと。
 お前は何のために船に乗ったんだよ!
 まあ笑い話で済んでよかったけどさ…。

 土持は西郷に後はまかせて下さい、と言います。
 皆が見送る中、川口こなかったねーと土持が言ってたら。
 彼は島の上で、西郷に見えるように「革命」と書かれた旗を振っていた。
 いいですね、こういうの。
 
 そして蒸気船に載った西郷は、途中新八を回収して薩摩に向かいました。
 船の中で寝てた西郷が目を覚ますと、そこにはとぅまの姿が。
 気を利かせて大島に寄ってくれたらしい。
 とぅまが、私がいるのに素通りして薩摩に帰ろうとしてたんか、と怒っててちょっと
可愛かった。
 あと見てた新八らは邪魔だったかと席を外す。やはり新八とは皆空気読める人間…!

 西郷はとぅまに、おそらくもう二度と会えないであろうことを伝えます。
 とぅまもわかってたんだろうな。
 私の心の中にあなたさまはいる、と言ってて。
 …これだけの別れ方をしたのに三人目の奥さんもらうってどういうことだよ西郷…。

 
 次回SP2。
 「昨日の敵は今日もなんやかんやで敵」
 


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