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西郷どん

第5話(18/02/04)

 斉彬が新しい藩主になって皆は、体制が一新される期待に満ち溢れていました。
 そんな中仲間たちが「相撲じゃ!」と騒ぎながらやってきて、西郷の弟か知人かしらんが
池ポチャした。
 ドリフかお前らは。
 西郷は包みを大事そうにしっかり持って避けたので被害なし。
 なんでも、斉彬が御前相撲を開催するとのことで、勝者には米10俵が与えられると言うので
皆騒いでいたのでありました。
 その頃糸は大久保の家に大量の紙を持って来ていた。写本に使って下さいということでしたが
大久保は、こんな貴重なものを持って来てもらって…と恐縮している。
 あれ、斉彬に手紙書きまくってた西郷は…。
 糸はこのあと大久保の家を手伝ってます。
 
 なんていうかここちょっと思ったんだけど、糸が西郷のことが好きで、大久保のことは
ついでだったにしても、大久保の家を手伝うようなことしてれば、そりゃ誤解されるよね。
 計算しての行動かそうでないか知らんけど、ずいぶんえげつないと思いました。
 大久保が可哀想。

 西郷がやってきて、大久保のために新しい本を借りてきたと言ってくれます。
 で、相撲の話を聞いて浮かない顔。まあまだ謹慎とけてないから出られないもんねえ。
 そこへ西郷の仲間らが、斉彬にはがっかりだと言ってやってくる。
 今まで斉彬父に仕えていた連中を重用したばかりでなく、処分受けていた連中を戻さず
そのままだというのです。
 西郷らは驚く。
 確かに前者の対応はわからんでもない。
 いきなり処分したら反発が大きくなるでしょう。
 処分受けるかもと覚悟していた側だって、「処分しないからちゃんと働いてくれよ」って言われたら
「斉彬様見直した!」ってなるだろうしね。
 ただ、大久保父ら、処分受けた人らの赦免なしっていうのはおかしいね。
 そりゃ糸も、赤山が浮かばれないって言いますわ。
 ちなみに久光は、やっぱ兄貴すげえ!とキラキラした目で見ていてちょっとかわいかった。

 大久保もなぜ父は許されないのだろう、と悲しみます。
 それを見た仲間は御前相撲で勝って直接直訴しよう、と言い出す。
 確かにそれはいいアイディアですね。
 というわけで郷中は違えど仲間たちは、どっちが勝ってもこのことを直訴しよう、と誓い合います。

 その頃斉彬父は将棋崩しやってた。
 これ一人でやってもつまらんぞ。
 そこに斉彬と久光がやってくる。
 斉彬は相撲をやることを告げますが父は、代替わりの時にいつもやってる能はどうした、と
イヤミ。
 久光が、兄が相撲がいいと言ったのですよ、と言うも、何もかもが気に入らない父は激怒。
 ダメですな。
 で、斉彬は久光に持って来た黒酢を渡して自分は帰って行きました。
 久光も斉彬のことを、3年は父と同じ政すると言ってましたよ、というも由羅は信じられない、と。
 結果で示すしかない時もありますね。

 そんな中糸には一大事が起きてました。
 父親から縁談の話が出てきたのです。
 赤山のところで見初めた、という海老原という上士が、糸を嫁にもらいたいといってきたの
でした。
 父としては願ってもない話だから嫁にいけ、というわけです。
 糸はなやみます。
 下駄占いをしようとして下駄飛ばしたら、それが橋の上から川に落ち、下でウナギとってた
西郷の頭を直撃。
 そもそもなんでお前は橋の上でやったよ。
 危ないだろ。
 下駄は流れていきました…あーあ。
 西郷、糸がやったのだと気付いて、流れたゲタの代わりに自分のわらじをはかせて
くれたけどかなり大きい。
 ええい女心がわからんやつだな!
 と思ってたら、糸が転んだのでやっとおぶってあげた。
 おせえ。
 そのやりとりをたまたま、糸を嫁にもらうはずの海老原が見ていて、ムキーとなったのでした。
 この人当て馬としては面白いけど今後出てくるのかなあ?
 今回の相撲だけで終わったらもったいないんだけど。

 …よく考えたら西郷、糸を自宅に連れていってやればよかったのでは?
 なんで大久保家に連れてきたのかよーわからんのですが。
 大久保は糸が来たときいて大喜びで飛び出してきた。
 糸、チクっと「今日はくるつもりなかったんだけど」とか言ってて笑える。
 西郷の家では皆が熱心に相撲の練習をしていました。
 新八がすごい張り切ってた。メガネのクセに。(それ違う新八ィ!)
 西郷も出たかったんだけど、新八と勝負して負けたから新八がここの郷中の
代表として出ることに。
 皆が(勝ち方が)卑怯だぞとか言ってたけど西郷は気にせず新八に、必ず勝てというの
でした。
 ここで西郷家のばーさんが、糸に縁談があったとバラすんですな。
 年寄りは本当に余計なことばっか言うのー!
 で、大久保は聞いて顔を曇らせる。
 空気読めない西郷はいい縁談きて良かったね、と大喜びです。
 うーん。
 西郷、大久保に「なんで祝ってやらん」と言ってたのを皆が止めてて笑いました。
 仲間優しい!

 んで西郷の家族が糸にぞうりを持って来てあげる。
 西郷が作ったんだといって。
 ピッタリと言ってたけど、足がはみ出してるように見えたのですが…。

 西郷、やっと大久保が糸のことを好きなんだと気付いて謝るけどオメー、声がでけーよ。
 糸は大久保の気持ちには気付いてないらしい。
 しかも謹慎中の身だからどうにもならないと。
 興奮して木の上に作られた小屋で床叩いてたもんだから、怒られる西郷笑える。
 みんなは、糸もたびたび大久保の家に来るし、あれは惚れてるはずだと無責任な
ことを言います。
 糸も西郷のことが好きなら西郷の家にくればいいのに、理由つけて大久保の家に
いってるあたり、なんていうか、人の心もてあそんでる感じであまりいい印象じゃないなあ、私は。
 西郷家に直接いくのは恥ずかしいから…というのはわからないでもないですが。
 こうやって大久保に期待させてしまってるしね。

 その夜西郷は母に、なぜ父と結婚したのかを尋ねます。
 母も親に縁談を決められて嫁いできたらしいんだけど、父は立派な人だと聞いていたので
迷いはなかったと言うんですね。
 そもそもばば様が先に母にほれ込んで、ぜひ嫁に欲しいと思っていたらしい。
 だから、行商人とかいろいろものを渡して、父(息子)のいい評判を広めてもらったらしいです。
 ばば様戦略家だな、なかなか。
 母、初めて知る衝撃の事実ですが、それでも父は本当に良い人だったし、子供にも恵まれたし、
良い結婚だったと思ってる模様。
 こういう話はいいですね。

 そして相撲の日になりました。
 新八がいないというのであわてて探す西郷ですが、どうやら食べすぎで腹を壊した様子。
 だからオメーは新八なんだよォォォ!!!!

 御前試合を見に、篤姫も参加してました。
 西郷も見惚れたのかぼーっとしてますな、珍しい。
 相撲が始まるのですが、新八、ハラ壊しすぎてとても戦える状況ではない。
 新八は西郷らに代わりに試合に出てというのですが、もう新八で届け出を出してしまっている、と。
 でも新八も限界だったようでトイレに走っていってしまった。
 ここの映像早回し笑いました。

 そういうわけで仕方なく西郷が出る。
 「遅い」を10回くらい言いながらやってきた役人笑った。
 彼が新八ではないことを聞くと、届出のないものは出せないと言うのですが斉彬は西郷の名に
聞き覚えがあった。
 そりゃそうですなあの手紙の主ですもん。
 で、斉彬は西郷の参加を許可した。
 斉彬のそばに仕えている者が西郷のことを、仕事は熱心にこなすが、正しいと信じたことは
上司に刃向かってでも曲げないから役所での評判は悪い、と言い、斉彬はそれを聞いて笑ってます。
 篤姫、興味を持ったのかジーッと見て、お隣の姫さんに、どっちが勝つかかけましょうと言ってた。
 この姫さん案外いい性格してますなあ。
 
 その頃相撲を見なかった糸は西郷の家にやってきて、これを西郷に渡して欲しい、と家族に託します。
ぞうりのお礼と、下駄をぶつけたお詫びだと。
 そこに大久保がやってきて糸に話しかけるんですね。
 静かに話したい大久保は、何かとはやし立てる西郷の家族に怒った。
 まあそらそうですわ。
 大久保、自分の家に糸を連れてきて、誰か心に思う人がいるのではないか?と聞きます。
 それだったら嫁にいくのやめた方がいいですよ、と。
 でも大久保、この後の糸の反応とかやりとりで、彼女自身は西郷が好きではないのか…という
ことに気付いてしまうんですね。なまじ頭がいいだけに。
 なんか可哀想だなあ。
 
 西郷は順調に勝ち上がり、準決勝まできていました。
 今までずっと篤姫は西郷にかけていて勝っている模様。
 その準決勝でも勝ち、いよいよ西郷は決勝へ。
 ここで彼は、対戦相手である海老原がさっきの試合で足を負傷したのをたまたま見てしまう。
 仲間らは、あの足を攻めれば勝てるぞ!というも、西郷は気乗りしない。
 そらそうでしょうなあ。
 そういうの嫌だろうし。
 ただ仲間としては、西郷の気持ちもわかるが大久保の謹慎直訴がかかってるから、そんなこと
気にしてる場合じゃない、とも。
 板挟みですねえ。
 海老原は足を気にしてる西郷に、情けは無用だ、というのですが…。
 ここで斉彬が篤姫にどっちが勝つか賭けようと言ってきた。
 篤姫は、ずっと西郷にかける、と言います。
 果たして試合の行方は?
 準決勝と同じ展開じゃねーかよこれ。(2人とも土俵の外に落ちる)
 もう少し考えなよ…。
 勝ったのは西郷でした。
 皆喜びます。
 篤姫も良い相撲を見たと褒める。

 と、斉彬が降りてきました。
 皆平伏するのはいいんですが。
 西郷の脇の後ろから映すカメラワークなんなんだよ。なんでそこにした。
 わき毛が画面のど真ん中に映る配置おかしい。

 と、斉彬が「次はワシが相手する」と。
 いやいやいや。
 西郷今まで試合してきてへとへとだしハンデありすぎるやろ。
 なんかもう断れないノリでやることになりました。
 西郷父は、絶対勝つな、というのですが…。

 西郷家。
 父らが戻ってきて、西郷が相撲に勝ったというので皆大喜びしますが。
 西郷は切腹しないといけないかも知れないと聞き、皆驚く。
 あの試合で斉彬を豪快に投げ飛ばしたらしい。
 あーあ。
 まあいいけどさあ。
 この話を聞いて後ろで井戸の水汲み用のオケに顔うずめてる人ちょっと笑った。
 
 ていうか斉彬も、負けたあと「大義であった!」と言って立ち去らずに「褒美を与えよ」くらい
言えばいいのにね。
 そりゃ周りの人も西郷とっ捕まえるに決まってるだろうに。
 これからの展開が斉彬の意図であったにしてもあまりにも説明不足の気がする。
 というわけで西郷、殿さまを投げ飛ばした罪で牢屋に入れられてしまいました。
 ところがそこには怪しげな人が先に入れられていたのです。
 彼の正体とは?
 あれ?直訴の話どうなった?


 次回第6話。
 「恋にマニュアルなんていらない 延長戦」



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