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麒麟がくる

第23話(20/09/13)

 1564年三好が死に、将軍義輝は復権しましたが、京は再び動乱に。
 義輝は光秀に信長を連れてきて、というのですがその信長は美濃攻めで斉藤相手に
手を焼いておりました。
 光秀は信長に会い、将軍からの信書を渡します。
 てかさすが信長、ながったらしい挨拶抜きにして光秀のそばに座って話してるの
合理的というか効率的というか。
 で、信書受け取る時に上座下座入れ替わるのも面白いね。
 ただ信長は今美濃攻めで忙しいからそれ後で読むわ、あとの話はこのものが聞くから、と
ある人間を呼びつけて出て行きます。
 それは秀吉でした。
 ああもう信長に取り立ててもらったんだ。
 どういう出会い方したかも面白そうだったから知りたいけどまあ秀吉の話じゃないから
仕方ないね。
 この秀吉の演技もなかなかクセがあって面白いと思います。
 てか光秀は秀吉とは会ってないっけ。
 まあそれなら怪訝そうな顔するのも仕方ないか。

 で。
 光秀はいつ信長があの手紙よ読むんだよとイライラしております。
 秀吉は義輝が闇討ちのピンチにあるといううわさがながれてる、と話してくる。
 三好の子がそれをたくらんでいると。
 光秀はあわてます。
 で、秀吉は自分が仕えてるお偉いさんのとこから出た確かな話である、と。
 まあこの時代もデマとかいろいろあったもんねえ。
 むしろ今よりデマかどうか確認するの難しかったかも。
 この暗殺を止められるのは松永だろう、なにら裏にいるのは松永本人なのだから、という秀吉。
 松永の方は近衛がなんかたしなめてなかったっけ。
 あの程度では無理か。

 夜中に目を覚ました義輝。
 誰かあるとか言うけど誰もおらん。
 こんなことあるんかいな。
 夢かなと思ったんですけどね。
 連呼しすぎて、誰かあるがゲシュタルト崩壊しそうだよ。
 
 大和では。
 義昭が施ししてるのへ駒が付きまとってたから何かと思ったら、自分のとこに治療にきた
人しか救えない、大勢の人が死んでいるのはどうにもならないとか相談してる。
 そんなもん義昭だって、自分の手ですくえる人しか助けられないと理解してるに決まってるだろ。
なんか禅問答にもならんような無駄な会話の気がするけども…。
 麒麟がどうのこうの言ってますが、義昭は駒でも知ってるとびっくりしてるけど、たまたま駒も
光秀から聞いてただけだしね…。
 と、義昭を狙う不審な連中に追われて彼は市の中に逃げます。
 そんで駒が踊ってる間に迎えにきた幽斎らに連れられて帰っていった。
 幽斎がここにいるということは、義輝は見限られたということですか。
 あの将軍そんなにバカボンでもなかった気がするんだけどなあ…。

 んで駒には太夫が声かけてきて、あの丸薬大人気だからもっと作ってくれと言い出す。
 無料でわけるという駒に対して太夫は売るんだよと。
 まあこれは太夫が正しいっちゃ正しいですよ。
 無料でわけたいといってもコストはかかります。ではそのコストを無視し続けて無料で
配っていればどうなるか。材料が調達できなくなって薬そのものがつくれなくなります。
 だから大儲けではなくても材料費くらいはもらいませんと。

 光秀は松永のとこへいってました。
 松永、焼き物の壷3つのうち2つを割ってた。
 価値を高めるのに同じものが3つあるのはまずい、ひとつだからこそ値打ちが出ると
いうわけです。
 それはわかるけどあっさり割ってしまうのももったいないな。
 話をせかそうとする光秀に対して松永は、将軍の値打ちも人が作るもの、と制します。
 かっこいいですね松永。
 さすがだなと思います。
 暗殺することはしない、都から追い払うだけだ、という松永に光秀は反論するけども、
もはや誰も義輝を支えないだろう、と松永は言う。
 確かに。
 屋敷誰もおらんかったもんな…。

 松永はもう次の将軍のことを考えて動いていると言います。
 なによりもう一族も義輝排除で動いてると。
 そして幽斎がやってきた。
 光秀驚く。
 幽斎は、義輝がすき放題やってるからもう皆心が離れたし、次の将軍を支えるために
動いてるのだと話します。
 松永、息子には義輝を討つなと言っている、あんずるなと光秀に言うのですが…。

 このシーンだけ見てると、光秀だけ古い考え方というか、時代の流れについていけず
取り残されている感じがしますね。
 もはや義輝に敗者復活戦とかやってる場合じゃないんだと。
 松永らの考えの方が良いかなと私も思いました。
 失われた信用を取り戻すよりも、次の将軍を立てたほうが早いんだと。
 ただその将軍が傀儡にならないとはいえませんけどね。
 そういう意味もあって松長、次の将軍を用意したいんだろうなとは思う。

 京の義輝のとこへ光秀が会いにきました。
 もはや部下もおらず、側女が案内する事態か。
 義輝は光秀に、自分の夏は終わったと言います。
 何いってんだよみんなの夏も終わったわ。(そうではなく)
 もう少し早く会いたかった、と胸の内を話す義輝。
 コロナで放送遅れたんだからグチグチいってもしゃーないよ(違う)
 まあ道三の頃に将軍と会えてもっと直接的にこれからのことについて話し合えていたら
何かが変わったかも知れませんが…。

 望月のとこに戻った駒ですが、ケンカ別れしただけに入るのもと思ってたら振売が
望月の家に強盗が入ったことを知らせてきます。
 あわてて中に入った駒。
 全部持っていかれたと嘆く望月。
 そこに太夫がやってきて、丸薬の前金を持ってきたという。
 望月は金がなければ生活していけないと考え、駒に丸薬作りを許可するのでした。
700袋は結構大変な数ですなあ。
 
 光秀、自宅に帰宅しました。
 しばらく眺めていたからホッとしたんだろうなあ。
 家族も大喜びで迎えます。
 なんでもこないだ家臣がきて金を置いていってくれたらしい。
 朝倉、ちゃんと仕事してくれたんだな。
 で、光秀は朝倉に自分の家が一番いいだろといわれたことを伝えます。
 ユースケ・サンタマリアたまにはいいこと言うな!(朝倉だよ!)
 もしかして朝倉は不動産メーカーと手を組んだのでは…?←

 で。
 1565年。
 事変が起きます。
 三好の息子、義継が御所を襲撃したのでありました。


 次回第24話。
 「人と違う生き方はそれなりにしんどいぞ。何が起きても誰のせいにもできないからね」(耳をすませば 月島靖也)



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