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麒麟がくる

第24話(20/09/20)

 1565年5月。
 将軍義輝が三好の息子どもの襲撃を受けました。
 永禄の変。
 あれっ刀を立てて斬り合いせんの?三日月宗近は…?
 障子越しに刺すとかさあ…。
 てか二条御所誰もいないはずだったのに結構人いたわ。
 そんで義輝は30年の短い生涯を閉じたのでした。
 越前でその訃報を聞いた光秀は驚きます。
 三好の軍勢がやったと聞いて激怒してる。
 まあその×年後にあんたも上司を討つんですけども…。

 将軍の座が空位になったので、三好らは義昭を幽閉し、四国にいた足利の血を引く
義栄を次の将軍として擁立しようとしていました。
 多聞城へやってきた細川幽斎も、なんであんなことをしたと松永を責めます。
 ここの松永の回答が…本心か演技なのかわからんのよなあ。
 まさか息子があんなたわけとは思わんかったとか言ってるけど、全部裏で糸を
ひいていたとも思えるような言い方。
 ただ、義昭をなんとかしたいというのは松永も本心らしくて、幽閉されている義昭の
もとへ弔問としてやってきました。
 ここらさすが肝が据わっておりますな。
 松永は義昭に、次の将軍は筋からいえばあなたです、というも義昭は、僕刀とか
弓とかやったことないもん、武士のトップになんてなれないもん、というのでした。
 でも松永はそういう言い訳は通じないという。
 義輝を討ったあと、母親とか他の兄弟も殺されたらしい。
 ご丁寧なことで…。
 その上で義栄を次の将軍にってことなんだろうね。
 義昭は松永に死にたくない、まだ悟りには程遠いといいます。

 そういうわけで幽斎は一計を案じ、義昭を幽閉されていた寺から脱出させました。
 いかにも、な家具を寺から運び出しておいて、門番に止められ中を開いてみせると
中は仏像だった。
 で、それを運んでた中に義昭がいたというわけです。
 これはうまいこと心理をついたな。
 人は一度怪しいと思ったところを改めてそこが問題ないとわかると、他のところを
確認したりしませんからね。
 しかも幽斎の手のものがいいタイミングで「曲者が現れたぞ!」と声をかけて兵を
そちらにいかせた。
 さすが幽斎頭いいですねー。

 さてさて。
 越前では光秀が、自分を大和にいかせろっていってた。
 このドラマ光秀が主役だから仕方ないんだけど、ただの浪人みたいな人間がいきなり
国のトップにどこそこへ行かせろって言って会えるのがすごいですよね。
 朝倉は、松永に会ってきていいよ、将軍の覚えもめでたかったしね、そんで義昭が
使えるかどうか見極めてというのでした。

 次のシーンでもう松永の城ですからね。
 飛行機ででもいったのかな。早いね。
 松永は部下を下がらせ、怒ってる光秀相手に一人で対峙します。
 さすがこの人はすごいな。
 松永は火縄銃に火をつけて、不満なら自分を撃てというものの光秀は撃たなかった。
 バカだなあここで撃っておけば土蜘蛛が…。
 それはともかく松永は、自分だって将軍の座を心配してんだよーだって幕府ぐちゃぐちゃに
なるじゃんと説明。
 おい、光秀に「あなたがそんなこと言うなんて」とか言われとるぞ。
 バカにされとるやないかーい!
 松永は義昭の話をします。
 あれが次の将軍に近くて、実は朝倉から手紙もらってんだけど、光秀に見定めてきて
欲しいんですわという松永。
 信長を見定めてこいといった帰蝶といい、義昭を見定めてこいといった朝倉といい、
どんだけ光秀を買ってるんだよ。主役扱いか。(主役だよ!)
 松永は光秀に、このまま世の中がかわってくのを越前で待つつもりかと言います。

 京では近衛が太夫にアドバイスを求めていました。
 自分は義昭を次の将軍として帝に推したいのだが、お偉いさんが渋ってて、義栄をどうも
推したいみたいなんだけど、あいつ将軍になったらまた戦争になりそうじゃない?という
感じの模様。
 ただ自分が義昭を推すと殺される心配もあるみたいです。
 太夫は、戦争になったところで自分等は痛くもかゆくもないし、武士がいなくなっても
どうでもいい、と言います。
 さすが太夫ですな。

 さてさて。
 光秀があっという間に義昭がかくまわれている甲賀にきました。
 したら義昭がいないと騒ぎになってたんですが、発見されて戻ってきた。
 大和に戻ろうとしたんだって。
 それはいいけどなんでそんなボロボロになってるのか説明がなかったんですが。
 道が悪くて崖から落ちたとか一言説明出せよ…。
 で、光秀は義昭と初対面します。初対面だよね。
 三淵が気をきかせて、義輝のお気に入りでしたーと紹介してた。
 そんで、義昭は自分が将軍務まると思うか?と聞くけど光秀は答えませんでした。
 まさかのノーコメント!

 その夜皆も光秀に、義昭のことどう思ったか察しはつくわーって言ってました。
 それでも自分らが支えるのは義昭しかない、と。
 ただ将軍となるには全国大名の支えがいるから、越前に帰ったらよくよく朝倉に
よろしく、と三淵と幽斎は念を押すのでした。
 
 んで越前に戻った光秀。
 朝倉に面会します。
 彼は、義昭が有能な人間だったら次の将軍としてかくまうために越前へ迎えても
良いと思っているといいました。
 すべては光秀の答え次第だと。
 どう思ったかと聞かれて光秀はいいます。
「あいつ将軍向いてねーすわ」と。
 朝倉ビックリしています。
 ま、うわさで入ってくる情報より、直接見て会話した人の方が信憑性はあるからなあ。
ただそこに主観は入るけど。

 さらに京では騒ぎが。
 この間に三好が義栄を将軍に推したのでした。
 近衛も帝に義栄がいいと思いますと推挙。
 こうなると将軍は決まりますわな。
 さてこれからどうなりますことやら。
 
 
 次回第25話。
 「きみはかんちがいしてるんだ。道をえらぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ」(ドラえもん ドラえもん)



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