多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→麒麟がくる


麒麟がくる

第26話(20/10/04)

 1567年、義昭は将軍になる決意をし、朝倉も光秀の意見を受けて、一緒に上洛する決意を
固めていました。
 その頃京では、三好一族が支配しており、彼らが推す義栄が将軍になった…まではよかったの
ですが、この人体が弱すぎて摂津にとどまっていて、いまだ上洛できないでいました。
 名目上は将軍になったけど、実務は出来てないって感じかな。

 んで公家らはヒソヒソしていて、その中の二条というやつが近衛に、お前が推挙した
義栄ってやつさあ、なんか上洛してないじゃん、朝廷ナメてんじゃん、お前それでも関白
続けるの?ってイヤミ言ってきた。
 うぜえ…。
 小石握りこんだ手でグーパンチしてやりてぇ。
 近衛はさすが、余裕を見せていたのですが…。
 内心相当困っていたようですね。
 また太夫のとこにやってきた。
 太夫は御所の壁が壊れているのを気にしていたのでした。
 御所がこれじゃみっともないから壁を直してあげたいのに、朝廷にはそんな金も
ないようだ、と。
 近衛も太夫が金をうまいこと集めてくるっていうんだから任せたらいいのにね。
 そうしたら、近衛家が壁直してあげましたよーって面目も立つでしょうに。

 で、近衛は自分が推した義栄について役に立たんし、自分の立場もやばくなってる、と
相談します。
 しかも義昭の方は二条が元服を取り次いだもんだから、いまやあっちの方が勢いづいてる
感じだと。
 それで、元服の話を近衛が義昭に伝えにいくようにって言われてて、近衛は自分が
行くのはいやだから太夫に行ってもらえないだろうか、と。
 気持ちはわかる。
 太夫はこの壁直したいから金出したらいってあげるよと。
 というかスモッグわいてんですけど…どうなってんの。

 さて義昭ですが、二条と朝倉によって無事元服を果たしました。
 朝倉が烏帽子親になったと。大変名誉なことですね。
 
 その頃光秀は、上杉は上洛無理かーと部下と話をしていた。
 六角も、逃げ込んだ斉藤龍興をかくまってるから無理だろうと。さらに最近
三好の連中が出入りしているらしい。
 となると、大きい勢力は朝倉と尾田、ということになります。
 これで三好と戦えるかどうか、というと、どうかなーって感じ。
 そこに朝倉の部下、山崎が光秀を訪ねてきます。
 彼は、義昭元服の祝いの席があるから光秀にもゼヒでて欲しいと伝えにきたのでした。
 そしてこっちが本命なのですが、朝倉の一門も一枚岩ではなくて、皆上洛したいわけでは
ない、上洛にはいろいろ準備がいるし金もいる、今上洛してる場合じゃないんだと。
 それ分かっておいてね、ということでした。
 なるほどねえ。

 さて朝倉家の宴では、朝倉が息子が後押ししたんだよーとかバカっぷりを見せてます。
 んで、義昭元服したら次は上洛よのと言ってたら、朝倉のいとこ、景鏡がいやいや
上洛するのとは話が違うでしょと言い出した。
 要するに上洛するとなれば三好との戦いに勝たなければならない、と。
 朝倉は、じぶんとこと織田、六角、松永がいれば余裕で勝つっしょという話なんですが。
 景鏡、光秀に話を振ってきた。
 飛び火したぁー!
 光秀もまあ、六角、上杉無理だろうね、松永も微妙だしというのでした。
 ただここで、戦というと市中に物資が回らなくなるものですが、ここでは物資が不足している
様子はない、つまり、上洛から戦になるというのは論外だという光秀。
 うん、ちょっとまって。
 何いってるかサッパリわからん。
 戦支度が出来てないといいたかったんでしょうか?
 三淵は朝倉が動いたら皆動くよーというのですが、それはただの気休めでしょうね。

 使者としてやって来ていた太夫、光秀に、朝倉のことはよく知っているがこの人はここでのほほんと
暮らすのがあっている、間違っても将軍を支えていく器量なんてない、と言います。
 まあ一年ほど義昭をほったらかしたことからしてもそうでしょうね。
 義輝も道三も松永もあなたのことを気に止め、そばに置こうとされる。
 で、もう答えは出てるのでは、みたいなことを言う。
 つまり、信長による単独上洛したらどうだろう、というわけですね。
 光秀もうすうす感じてはいたんでしょう。
 
 そしてさっそく光秀は信長へ会いに行きました。
 さすがの信長も俺一人で上洛?と驚く。
 そらそうでしょうね。
 光秀は、朝倉はちょっと一緒に戦うには心もとないし、と。
 で。上洛の妨げになるのは六角ですが、これは十分打ち破れるでしょう、三好も今は
松永と戦をしていて、京の警備は手薄、やるとなったら今しかない、と。
 信長、これが蝮の言った大きな世か…とかみ締める。
 そして、やってみようというのでした。
 信長の良いところは、決断したら行動が早いところですね。

 さて義昭はこっそり美濃へ移る事になりました。
 三淵、幽斎も話していて、確かに朝倉は頼りにならないといいます。
 身元引き受けてはくれたけど一年放置されていたもんね。
 ただこのまま美濃にいきます、では朝倉の面目丸つぶれ。
 さてどうしたものか。
 義昭も、美濃へいく、光秀と信長を信じるといってくれたのでこっちはいいのですが…。

 光秀は奥さんに美濃へ戻れといいます。
 ここにいたら危ないしね。
 奥さんも子供らに美濃を見せてあげられると喜ぶ。
 ま、命からがら逃げてきた時のことを思えばね…。

 朝倉は山崎から幽斎がもってきたという手紙を読んで激怒。
 そらそうだ。
 あっちが謝ってくるまで許さない、国境を固めよと指示を出すのですが…。

 三淵と山崎が話していまして、朝倉は上洛ノリノリだけど家臣は結構危機感もってる
という話をしています。
 要するに、金がないってことです。
 戦になっても困るし、みたいな。
 山崎も上洛反対派だったけど、家老だっけ?立場的に表立っては言えないみたいな
とこがあるんでしょうね。
 恩義は忘れないけど、それはそれ、と三淵。
 そりゃそうですな。

 というわけで。
 朝倉の子、阿が毒殺されました。
 毒見役以外皆入れ替わってたんですね。
 もうすっかりやる気をなくした朝倉、もうどうとでもなーれって感じですな。
 三淵が挨拶にきました。
 葬儀の時には一応義昭も顔出したらしい。それで面目が立った、ということに
なるのかな。
 朝倉は、信長ごときが義昭を支えられるのか見ものだなーとせいいっぱいのイヤミ。
 三淵も「いや俺もやばいと思うんですけどー、もう部下がやるってきかないんでー」
くらい話をあわせておけばよかったものを…。ムダに敵作りたくないしね。

 さて。
 光秀も上洛にあわせて立つことになりました。
 山崎が、今朝倉に顔合わせるのはやめとけといってます。
 そりゃそうでしょうな。
 そして、実は自分も上洛には不同意だったのだ、と光秀に知らせます。
 光秀は計画知らされてないでしょうから、誰が阿を、ひどいことをするものだと
言います。
 幽斎は知ってたのかなあ。自分にも6歳になる息子がいるので心が痛むと。
 もしかしたら三淵と山崎だけで計画進められたかも知れませんね。
 というかお宅の息子さん、とんでもないヤンデレになりますよ!!!!
 なんかたまも6歳だよねーとか言ってるし光秀…。
 ともあれ、いよいよ上洛です。


 次回第27話。
 「あなたの判断で行動すればいい。未来における自分の責任は現在の自分が負うべき。それがあなたの未来。」(涼宮ハルヒの憂欝 長門 有希)



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