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麒麟がくる

第27話(20/10/11)

 1568年7月。
 義昭一行は美濃へやってきました。
 信長と会っています。
 ここ、義昭は嬉しくて上座に上がることもせず信長の前でお礼を言ったと思うんだけど、
礼儀とかを重んじる武士の信長にしたら、こいつは作法も知らんのか…って思ったかもね。
 信長が光秀にあった時(美濃攻めで忙しかった時)挨拶を一切省いたことはあったけど、
あれは「知った仲」というのもあったでしょうし。
 信長は義昭が将軍らしく振舞えるようにと一千貫のお金や鎧、業物を用意していたよう
ですが、義昭はこの金があれば飢えた民を救えると喜ぶ。
 その反応に信長はいたくがっかりした様子でした。
 気持ちはわかる。
 そういう金じゃねーよって言いたいんだよね。
 光秀は、まあ義昭を生かすも殺すも信長次第だよとフォロー。…フォローなのかなこれ?
 ともかく信長は光秀に話したとおりにすると言います。
 義昭を擁立して幕府を建て直し、大きな世を作ると。
 ま、事前に光秀から義昭のことを聞いていたのと、信長だからこそ義昭を支えられたって
いうのはあるでしょうね。
 これが朝倉だったら即座に「チェンジ!!」って言ってる。

 んで上洛するには三好と六角と戦う必要があるらしいのですが。
 信長の妹、お市が嫁いでいる浅井長政が、自分も上洛メンバーに入れてよとLINE
よこしてきたらしいんですよ。(手紙!)
 この浅井をうまいこと使って六角を蹴散らしてみよう、というのが信長の計画のようです。
 光秀も自分も何か役に立てることがあれば、と言います。
 信長は三好の兵数を調べて欲しいというのと、朝廷が三好と織田どちらにつくつもりか
調べてきてくれ、と頼みます。
 確かにせっかく義昭をつれて上洛しても「いや、義栄を将軍に任命したばかりだし…
アポなしでそんなん言われても引くわぁ…」って対応されたら困るもんね。
 信長は、秀吉を先に京へ行かせてるといいます。
 秀吉って将軍暗殺のうわさがあるっていってた時に、自分が懇意にしている六角が
どうのっていってた記憶あるけど、あそことは切れたんだろうか?
 歴史に弱いのでそういう細かいところがわかりません。

 秀吉は京で商売やってました。
 もともと商人だしこうやって情報集めるのは得意だろうね。
 そこに変装した光秀が…ってお前なんでそんなヘンテコな格好してんの?
 秀吉が服を着替える手助けをしてくれます。
 やっぱり変だと思ってたら光秀も3年ぶりで勝手が分からなかったのか。
 にしてもあれはないわあ。
 京では、信長がくると大騒ぎになっていたのでした。
 ここで三好と戦になるといううわさが流れていて、市中を逃げ出す者も多いらしい。
 それを広めたのは秀吉でした。
 なるほど。
 情報作戦ですね。
 信長はこういうところも読んで命じてるんだからすごいですね。
 情報の大切さを知ってる。

 秀吉は信長の命令は恐ろしいしムチャ振りが多いけど、命じて成功したらちゃんと
褒美をくれると言います。
 それが嬉しくて仕方ないらしい。
 このドラマでの信長と秀吉像って、今までにない感じなんですけど、いい意味で
いかれてて私は好きですね。こんな妙な秀吉は見たことがない。

 さて秀吉は光秀を守れといわれているので力を貸すといいます。
 光秀がさっそく訪ねたのは望月のところでした。
 自分もいく、という秀吉の目の前で光秀、戸をスパーン!と閉めたのは笑ったわ。
 で、駒が戻ってきたら秀吉が入ってきたの笑った。入ってくるんかい。
 秀吉は文字を教えてくれたおかげで出世したとお礼を言いますが、駒は嫌そう。
 お礼言ってるのにこの態度はひどすぎるな。
 望月はあんまり騒ぐな、奥にいるのは三好の身内だというんですね。
 すると秀吉短刀を取り出した。
 光秀止めます。
 ここで騒ぎ起こしたら使命が果たせなくなるもんね。
 光秀は先に秀吉を逃がし、駒には太夫のとこへ案内して欲しいと言います。
 近衛と親しいから話を聞きたいわけですね。
 で、太夫は朝廷が三好、織田の動向を見ていると教えてくれる。
 勝ったほうにつくつもりらしい。
 まあそれが一番いいでしょうね。
 太夫は、三好は強いと言います。
 鉄砲を持ってるし、それを提供してるのが堺の会合衆という商人の集まりで、
取りまとめているのは今井宗久。
 ここを引き離さなければ難しいと。
 話を聞いていた駒が自分の薬を売りたいと声かけてきたのが今井だと言います。
 でも断ったと。
 太夫、もったいないと言ってる。
 まあ確かに。
 それで光秀は今井に会いにいきました。
 今井は会いにきたのが光秀だと知ると大層喜びます。
 織田にも武器を融通してはいるけど、その取り仕切りをしてるのが帰蝶で、その
帰蝶が何かと褒めていたのが光秀だから会いたいと思っていたらしい。
 なんだ、帰蝶ルートからいけばすぐだったんじゃん。
 まあともかく今井は、商いが守られるのであれば三好と織田どちらについても
いいのだ、と言います。
 この戦いも織田が有利だと見ていると。
 義昭を擁立してるしね。
 ただ、信長には約束して欲しい。この京に火はかけないこと、堺は守ること、
それが条件だと言います。
 あと、上洛のさいには鎧兜をつけてくるなとも。
 てかそれはいいんですけど話しながら茶たててると茶にツバ入りそうで心配。
 その条件を飲んでくれるなら、堺の会合衆は三好から離れてもいいし、いやとは言わない
でしょう、と。
 ここ光秀なんも答えなかったけど。
 なんも言わんのかーい!って突っ込んでしまったわ。

 それを報告にいった光秀。
 信長の家臣らはめっちゃ怒ります。
 三好のワナだろうと。
 うぜーのが稲葉も調子こいて、ここらまだ斉藤の残党いるのに武装しないで京に
いくとかアホかよとか言うしなー。腹立つわー。
 光秀はまず六角との戦いで様子をみましょう、と言います。
 三好が助けにくるだけの余力はないだろうと。
 皆がうるさいので信長一喝して、一応義昭に話聞くわ、というのでした。

 んで義昭はバk……単純だから、鎧兜脱いで上洛すんの?めっちゃいいじゃん!と
喜んだ。
 京の民に恐れを抱かせないことが大事だと。
 ま、一理あるな。
 信長、おっしゃる通りにというのでした。

 そんで信長は部屋を出てから光秀に、自分等は武士として馬から下りるまで兜を
取るなと言われてると言います。
 あれですね、家に帰るまでが遠足ですってやつ。
 つまり気持ち的には柴田勝家らと同じ気持ちだと。
 で、将軍の言うことは不承知だと。
 ただ信長も大事なのは上洛の後だとわかってるから、一応将軍の意見に従う
みたいですね。
 まずは近江で六角を討つという信長。
 三好が加勢できないなら造作もないと。
 あと光秀に、お前義昭のそばに仕えるか俺に仕えるか今すぐきめろとか言い出した。
 はえーよ。
 なんでこの場だよ。
 光秀は心は決まっている、義昭に仕えますというのでした。
 義輝に仕えることが出来なかったから、せめてその弟にって感じなのかね。
 このあとどうやって信長の家臣になるかは気になりますね。

 信長「残念だ」と言います。
 気持ちはわかる。
 今まで見てきて光秀結構使えるなあって思ってたでしょうしね。
 で、信長きめたらあっさりしてますから、今後(将軍の家臣になる者として)そのように
扱うというのでした。

 六角を攻めた信長。
 時間もないことですしあっさり勝ちます。
 そして9月末。京へ上洛した一行。
 京の人たちは恐れおののいていますが、武装していない集団をものめずらしそうに見る
人たちも。
 今までの武士とはちょっと違うっぽいとか思ってくれるといいですね。
 てかこの頃、三好は京から去っていて、戦にはならなかったようです。
 そんなことになってたのかー。
 久しく活動停止になっていた室町幕府が再興する瞬間でした。
 次回はなにやらきな臭いことになりそうですね。


 次回第28話。
 「自分で考え、自分で決めろ。後悔のないようにな。」(新世紀エヴァンゲリオン 加持 リョウジ)



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