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麒麟がくる

第28話(20/10/18)

 1568年9月。
 義昭はついに上洛を果たしました。
 前回、信長からお金もらって喜んでるシーンあったけどよく考えたら義昭、レイクでお金
借りればええですやん。(それCM)

 そして三好にとっては間の悪いことに、彼らが将軍として擁立していた義栄が、ついに
上洛を果たすことなく摂津で病死してしまった。
 これはもうどうにもならんですなあ。
 信長はそのまま攝津になだれ込み、三次勢と戦って勝ちました。
 拠点にしている芥川城につめて評定をしているようです。
 そこに黒いマントを身に着けたゴホゴホいってる異能者はいませんか?
(それ文ストの芥川だし、実際の芥川とは関係ないし…!)
 光秀が歩いていたら松永がやってきた。
 彼もサクッと信長に味方して戦ってたようですね。
 んで、信長に土産を持ってきてて、これいいやつだから直接渡したいんだけど取り次いで
もらえないか、と光秀に声をかけてきたのでした。
 光秀、今は三好方の扱いをどうするか会議してるからちょっと待って欲しいと答えます。
 松永もそれは大事なことだから待つの仕方ないねうん、と納得。
 ただ行きかけた光秀を呼び止めて、自分も三好と通じてるとか思われてるらしいんだけど
俺大丈夫?と確認。
 頭回るなあ。
 光秀はおそらく大丈夫でしょう、と答えるのですが。

 会議では三淵らが、松永は処分すべきみたいなことを言っていました。
 息子が義輝の暗殺に関わっていたからね。
 今回信長に味方して戦ったからといって信用ならんだろ、ということみたいです。
 んでずーっと喧々囂々ってことか。
 てか光秀が戻ってきたら静まり返るってなんだよ。雰囲気悪いな。
 信長もいささかうんざりしていたのか、義昭チラッと見た。
 義昭は、信長今回頑張ってくれたしさ、その信長が松永を受け入れてもいいって言ってる
から、松永は許そうよと提案。
 こういわれたら三淵も鞘を収めるしかないので引き下がりました。
 その松永この先度々裏切るけどな!

 で、義昭は摂津という人間を呼んできました。
 あー…。
 自分は政治のことがわからないから、今まで足利家に仕えて政治を取り仕切ってきたこの
攝津に今までどおり任せようと思う、ということらしいです。
 信長は承知、と。
 これ絶対すんなりいかなさそう…。

 事務処理していた細川幽斎も同じことを思っていたようで光秀に、摂津は室町幕府がダメに
なった原因だと言います。
 光秀も、あいつらがついていたのに義輝が助けられなかったんだから心配ですといい、
ほんとは内部を一旦洗いなおすべき、というのでした。
 確かに同じメンツというのは不正とかおきやすいですからね。
 幽斎が案じてるのは、摂津のことについて三淵が手をつけるつもりはないからのようです。
お兄さん、信じすぎてるのか、監視するつもりはあるのか…わかりませんね。

 光秀に松永が信長と会えたぞーって声かけてきました。
 茶器を渡したんだけど価値が分かってなかったから、売ったら一千貫になるよっていったら
喜んでいたと。
 光秀も価値をわかってない感じですね。
 でも松永、全然気を悪くした風はなく、教えてあげるよーって言ってるから、本当に光秀を
気に入ってるんでしょうな。

 と、松永は朝倉の動きが怪しいぞと知らせてきた。
 三好、六角と手を組んで織田を亡き者にしようとしていると。
 やばいですね。
 光秀としては10年以上生活させてくれた上司だから何とかしたいという気持ちはあるのでしょうが。

 それから少し立ちました。
 義昭は無事朝廷から15代将軍に命じられ、信長は岐阜に戻りました。
 ところがそれが数ヶ月もたたない、1569年の正月。事件が起こりました。
 三好が将軍のいる御所へ攻め込んできたのです。
 くしくも幽斎が不在のおりでした。
 光秀はすぐに義昭を連れて隠し部屋へ避難。
 まあそれくらいは用意しておかないとねえ。
 みんなの奮戦もあり、三好は御所に攻め入ることが出来ずそのまま引き上げていきました。
 てか隠れてる間光秀と義昭はこれからの話をしてたんだけどなんとものんきというか…。
まあそんなものか。

 望月と駒は将軍のいるところで戦がおきたと聞きびっくりしています。
 望月はけが人も沢山いるだろうと知り合いの医者に声をかけてつれてくる気の利かせよう。
さすがです。
 駒は湯を沸かそうと台所にいったら、たまたま湯を運んでいた義昭とすれ違い数年ぶりの
再開を果たしました。

 それはそうと光秀、なんかたくさんの書類を見てた。
 そこに幽斎がやってきたんですね。
 彼は、誰も御所のすぐそばに兵が迫るまで気づかないのはおかしい、内通者がいると思った
ようでした。
 光秀、これを見て欲しいと紙を見せます。
 それは、京の土地をお偉いさんが不正に占領したりしているという訴えを記した紙でした。
 なるほど、襲撃の騒ぎに乗じて光秀はこれを入手していたらしい。
 つまりこれが示すのは、三好の兵を招きいれた者がいるということ、京内に潜伏できる
場所を提供していたということ、こういう理解でいいのかな。
 この京に三好を呼び戻したいやつがいる、ということですね。

 三好が攻め込んできたことを聞いた信長が激怒してやってきましたよ。
 摂津に対し、なぜ知らせなかったと怒っています。
 そりゃそうでしょうね。信長にしてみたら面目丸つぶれだもの。
 摂津は、幽斎らが戻ってくると思って油断してましたというけど信長は、幽斎らに知らせたのに
こっちには知らせなかったのかとさらに激怒。
 で、お前らにはもう任せておけないから城作るわ、お前らもう信用しないわと言います。
 んで2ヶ月で城を作れと。
 二条城か。
 光秀も手伝ってるのいいなあ。
 さらに周辺に声をかけて大工とかいろいろ集まってきてるようですよ。
 光秀はふと、石仏が運ばれてきたのへ目をとめます。
 聞けば、石垣とかを作るために使えるものはなんでも使えということで、この石仏も砕いて
使うのだとか。
 光秀にしてみたらなんと罰当たりなってことなんだろうね。
 そこにやってきた信長、光秀に声をかけてきます。
 彼はとても上機嫌で、やはり義昭の名はすばらしい、声かけたらこんだけ人材が集まったと
いってます。
 義昭がすごいというより、上洛を果たして三好を蹴散らした信長が支持している将軍、と
いうことで回りも、これは協力した方が得と判断したんでしょうね。
 ともあれ信長もあの攝津がめんどくさいやつだと理解してるようで、光秀に義昭が攝津の
甘言にだまされないよう見張っていてくれ、とクギを刺します。

 あと、転がってる石仏を見て、昔仏をひっくり返して母親にバチがあたるといわれたけど
バチはあたらなかった、そんなんないんだよとか言ってる。
 まあ仏はバチをあてませんから…怖いのは神様の神罰のほうですよっていうとなんか
屁理屈臭く聞こえるか。
 確かに偶像といえば偶像なんだけどねえ。
 仏教が日本に入ってくる前までは日本は神道でしたけど、もともとその神様には形は
なかったからね。仏教とまざって形あるものになっておがむようになったというか。
 さておき信長は朝倉のことを光秀に話します。
 このまま朝倉と三好が手を組んでしまうと織田は挟み撃ちになってしまう。
 その前に朝倉を討つ、と。
 あと帰蝶も美濃に戻ってきて会いたいといってたよーと。
 
 そこへ義昭がやってきました。
 こっちも上機嫌だなあ。
 泥にまみれた信長の手を平気でもって、感謝の気持ちを言ってます。
 このまま岐阜に戻らんで、とか。
 この蜜月関係が続けばよかったんだけどねえ…。

 その頃攝津もまた、自分に恥をかかせた信長に一泡ふかせるとかいってました。
 またきな臭くなってきましたねえ。


 次回第29話。
 「祈ればかならず願いが叶うなんてことはありえねぇ。だが、ギリギリまで必死に考えて力を尽くせば、そう
悪い結果にばかりもならねぇだろう」(CLANNAD 古河 秋生)


 


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