多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→麒麟がくる


麒麟がくる

第33話(20/11/22)

 なんかちょっとグダグダになってきた感じがしなくもないですが大丈夫ですかね…。

 信長軍は朝倉、浅井に加え三好やらその他の軍勢に囲まれて四面楚歌の状態になり
2ヶ月膠着状態が続いていました。
 信長もイライラを隠せない。
 軍議も紛糾しております。
 光秀のところに何か手紙がきました。
 信長気づいたようですね。
 光秀がひそかに進めていたのは、朝倉の家臣山崎と会うことでした。
 光秀は信長に比叡山にちょっといってきますと話します。
 
 義昭の方はまだ解決せんのかと怒っています。
 摂津は和睦しろって義昭の言い分伝えてるんですけどねーと。
 それはいいんだが攝津の「わーかーりーまーせーんー」を3カメでやる必要ありましたか?
 てかちょっと笑ったわ。
 将軍完全にバカにされてますやん。

 光秀、山崎に会います。
 そんで朝倉に会いにいきました。
 この様子を菊丸が探っていました。
 あとの様子を見ると光秀が寝返ったと疑うのではなくて普通に情報収集みたいですな。

 で、朝倉、光秀を褒めてるのかと思いきやイヤミ全開でぐちぐち言うてきた。
 光秀は世話になった恩を返すため両者の軍を無事に帰したいと言い出します。
 もうすぐ越前は雪が降る、そうなると朝倉軍は帰れなくなるから比叡山で兵を養わないと
いけなくなる、そういうことは無理だろうからここらで切り上げたほうが良いだろう、というのです。
 ちゃんと朝倉も逼迫しているのを光秀は見抜いていたんですね。

 そして朝倉は覚恕に会ったことがあるかと言い出した。
 ちょうど戻ってきたから見せてくれるらしいよ。
 会わせてくれるんちゃうんかい!見るだけかい。
 あの首のうしろにあるやつがちっこいな。
 あれ大僧正とかだとぶわーなってんじゃないの。
 背後から矢で狙われても防御できるみたいな。(そういう服じゃない)

 朝倉は京には比叡山の領地が沢山あり、それを信長が取ったと覚恕は怒っている、と
言います。
 そしてこの比叡山に陣をはったからには覚恕をないがしろに出来ないと。
 ひとつ分かったことがある、坊主らを敵に回すと勝ち目がない、後から後からわいて
出るぞ、と朝倉は言うのでした。
 戦った経験があるからわかるんでしょうね。
 仏背負ってるから無敵とかいうんじゃなく、なんか実経験に基づいた発言でした。
 信長が和睦したいなら覚恕にひざまずけという朝倉。
 おじぎをするのだ、ではなく?(それは同じハゲでもヴォルデモートですね)
 
 で、光秀は朝倉に頼んで覚恕と会うのですが…。
 これがまあ、女はべらせてみるからに堕落してる坊主だなって感じの人間だった。
 覚恕は帝に会ったことがあるか、あれは美しい、自分は美しくないから出家させられた、と
自分のコンプレックスを語ります。
 光秀が口を挟もうとして黙って聞けといわれてたけどこういう時には黙って聞いて
おいた方がいいですよ。

 そんで兄にコンプレックスを持った覚恕は、それならここで出世してえらくなって、金や
権力を手に入れようと思ったのだと語ります。
 最終的に帝までも葬式の金を貸してくれと頭を下げてきたから自分は勝ったと思ったのだ、と。
 まあ気持ちはわからんでもないです。
 ところが信長が今度は京の自分等の領地や金を取り上げていくから許せないと。
 いやそれ幕府のせいですけど…。
 
 さて光秀が帰った後、覚恕が会ったのは摂津でした。
 摂津は覚恕をヨイショして、信長を追い出した後また幕府と比叡山が手を取り合ってやって
いきましょうとそそのかしていたのでした。
 義昭の和睦を一蹴していたのも摂津のせいですね。
 義昭、比叡山からも見下されてるの気づいてないんだろうなあ…。
 そのやりとりを菊丸が床下で聞いていました。

 光秀は菊丸からの手紙を受け取ります。
 摂津と比叡山が通じていたの話ですね。
 光秀は信長にそれを伝えます。
 将軍の和睦が意味をなさないならどうすればいいか。
 信長は一旦美濃に帰ると言い出します。
 この京を捨てて。
 皆よくやったと褒めるだろうというけど信長、帰蝶は笑うか、と。
 そうですね、あの人は笑うでしょうね。
 で信長、帝に和睦をお願いしようと思いつきました。
 簡単に言うなあ。

 京の御所では帝が望月相手に囲碁をしていました。
 和睦したいって申し出があったと。
 将軍が和睦を持ちかけていたんじゃなかったでしたっけ、という望月に帝は、覚恕は弟
だから何を考えているかわかる、はなから将軍など相手にするつもりはない、この自分、
兄に頭を下げさせたいのだろうとズバリ。
 さすがわかってますな。
 覚恕は富を蓄えたがこの御所を何ひとつ直してくれることはなかったと言います。
 酒池肉林におぼれた無残な弟と。
 無惨様?(違います)
 ここ、望月が帝の打った一手に困ってたのはちょっと面白かったな。
 ともあれ、帝は信長は御所を直してくれたから手を貸そうというのでした。
 これは自分と覚恕との戦いだと。
 兄弟の争いは聖書の時代から絶えませんなあ…。

 そうして帝からの勅令が出まして、一同和睦することになりました。
 覚恕は攝津と話して兄に頭下げさせたとか喜んでおります。
 ついては武田信玄を京に呼び寄せて信長を追い払おう、と。
 信玄とは文通仲間らしいですよ覚恕。

 ところが幕府でもちょっとした問題が起きておりました。
 義昭が能を鑑賞していてその場には筒井順慶がいるのですね。
 駒に義昭と会わせてくれと言ってそれがかなったからニコニコしているのかと
思いきや…。
 松永が激怒して歩いているのに出くわした光秀。
 彼は、筒井が義昭と会うのはまだしも、義昭の養女が筒井と結婚することになった、
今回そのお祝いの場だった、その場に呼ばれて大恥をかかされたというのです。
 摂津のたくらみでしょうね。
 というか駒もほんとわざとやってんのかってくらいタイミング悪いな。
 
 松永は自分は幕府を離れる、大和に帰って筒井と戦うというのでした。
 これが義昭のすることかー!って感じですな。
 彼が立ち去った後に摂津が光秀を呼びにきます。
 義昭が探してますよーって。
 光秀、両者を会わせたらどうなるかわかっててやったな、と攝津に詰め寄りますが
摂津は、いやいや今までのいさかいを水に流せって計らいですよとすっとぼけ。
 ここで光秀黙っておけばいいものを、比叡山にいって義昭の和睦に応じないように
いっていたのも取り計らいか、と言う。
 自分が何の情報をつかんでいるか、手の内そんな簡単に見せてどうするよ…。

 光秀は、信長の戦は終わってない、まだ悪しき習慣が残っている、戦は続け
ないとならない、というのでした。
 珍しく好戦的ですな。

 1571年秋。
 信長、いよいよ比叡山のふもとまで兵を進めました。
 今回は比叡山を徹底的につぶす戦なので、いるものは全て殺せ、というわけです。
 光秀はさすがに女子供は見逃してやれって感じでしたが。
 これ確か最近の研究では、、坊主どもはすっかり堕落してしまって、僧兵以外は
ほとんど山におらずふもとの村で結婚して暮らしていたんじゃなかったかな。
 そして女子供すべて切り捨てられたというのも事実ではなくて、坊主は殺されたが
女子供は逃がされたって話だったような。
 私も歴史詳しくないので間違ってたらすみませんが。
 ともあれこうして、延暦寺との戦いは始まったのでした。


 次回第34話。
 「パニックになれば自滅あるのみ。落ち着いて行動するぞ。」(アカメが斬る! エスデス)



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