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麒麟がくる

第37話(20/12/20)

 1673年、武田信玄は徳川・尾田軍を打ち破り三河へ攻めてきました。
 しかし突如として武田軍は引き返すことになります。
 人々はどうして一体こんなことが…とうわさしあいました。
 その中に情報収集中の菊丸がいたのですが、彼は多分真相に気づいたんじゃないですかね。
 義昭や武田にとっては実にタイミングの悪い時に、信長にとっては実にタイミングの良い
時に信玄亡くなったものですね。

 義昭は誰も上洛してこない、と怒り来るっていましたが、やってきた秀吉の軍に包囲
されついにとっ捕まりました。
 光秀が無言でいたけど、かける言葉そのものが見つからなかったんでしょうね。
 秀吉、これからはわれらの世だといっています。
 光秀、比叡山のこともそうですが、このあたりから、信長ともうまくやっていける自信が
ないなあって気持ちにはなっていたでしょうね。

 三淵もついに投稿することになりました。
 弟の細川幽斎は最初から信長側についていたので、三淵は幕府の情報を信長に
流していただろうと怒るけども、それは仕方ないことだと思うんですけどね。
 最初に信長から離れたのは義昭なんだし。
 ただここのシーンすごく気になったのが、三淵がただ黙って泣くというか、そういう
シーン。
 前も義昭がぼろぼろ泣くシーンが多くてあれだったけど、どういうのかな、何でも
かんでも泣く演技にもっていかせるのは演者さんナメすぎだと思う。
 行き場のない憤りだとか、言葉に出来ないやるせない気持ちをもっと表す演技は
あると思うんですよね。

 光秀は三淵に、これからも力を貸して欲しいとナイスフォローしていました。
 ここでフォローできる光秀もすごいですよね。

 菊丸は仲間に会い、とあるメモを光秀に渡して欲しいと頼んでいました。
 その後光秀の屋敷の前で、人にぶつかった子供が持ち物をぶちまけてしまう
騒ぎがあったんですが、それに乗じてあの菊丸メモをサッと光秀に渡してきた人が
いて、こういうところはさすがだなあと思った。
 光秀、そのメモを見てハッとなります。
 その菊丸はといえば、京の望月の家を訪ねていました。
 駒がいないのを確認して上がりこんでいたからおそらく、自分がきたことが義昭
側に情報として漏れることを警戒したんでしょうね。
 望月のとこにはなかさんがきてました。
 秀吉の母と分かったでしょうが、武田の情報はもらしてなかったな。
 一応こっちも警戒したのかな。
 なかさんは、家康はどうしてるんだろう、と言ってました。
 菊丸、家康は健在でありますよ、と答えます。

 信長は元号改正を考えていました。
 将軍の役目だけど今将軍おらんから自分がやると。
 朝廷が出した5つの候補から、天が正しいという意味で天正というのを選びます。
 うむ、漢字も難しくないしいいですね。
 光秀から義昭の処遇をどうするのか聞かれた信長、命まではとらないから追い払う、
秀吉に任せてある、と言いました。
 そして光秀、菊丸からもたらされた重要な情報を信長に伝えます。
 あくまでもうわさ程度であるが、信玄が死んだ可能性がある、と。

 信長、これを機に一気に浅井を攻めました。
 武田が動かないと分かってれば安心ですしね。
 そして朝倉にも攻めていきます。
 朝倉は戦う気満々だったけど、いとこの朝倉景鏡が義景に切腹しろと迫ってきた。
 彼はさっさと義景わ見切って信長に寝返っていたのでした。
 こうして朝倉は滅亡した、とナレで出ました。
 ナレ死みたいなのやめろよ…山崎の戦死シーンはあったのに。
 てか朝倉景鏡ががいるのに朝倉滅亡なんですか。
 まあいいや。
 浅井も攻め滅ぼし、こうして240年続いた室町幕府は倒れたのでありました。
 これからは信長による新しい世が始まるのです。
 歴史の暗記事項増やしやがって…。

 信長は朝倉家から押収したものを今井に品定めしてもらっていました。
 なかなかいいものがあるらしい。
 んで光秀に、松永が降伏してきたけどどうするよ、と聞く。
 光秀は、松永は優秀な人間ですからぜひとも欲しいと答えます。
 なら許すという信長。
 もともと彼も受け入れるつもりだったんでしょうね。
 すんなり受け入れたらあれだから、光秀が言うからという形にしたのではないかと。

 そして信長は今井と光秀に、 蘭奢待を知っているかと問いかける。
 自分はこれが欲しい、これを所持するにふさわしいことを成し遂げただろう、と言う訳です。
 今井は、山の頂に立ったわけだから、見るに値するでしょうと持ち上げるのですが、
光秀は信長には直接言わなかったけれども今井に、自分達は未だ山の途中にいると
思っていた、と伝えます。
 まだこの世の中を平らにしていない、と。
 いうてもひとつの山は越えたわけだからなあ。
 頂の景色ってあれでしょ、コートの頂から見る景色。(それハイキュー)
 今井は、信長は目に見える形で自分の価値を知りたがってるんですよ、とアドバイス。

 実澄は帝に信長が従五位大になり、直接昇殿を許される身になったと伝えます。
 そんで帝は信長は今勢いがあるから褒美をやってもいい、と言いながらなんか
困った様子。
 蘭奢待を所望と言ってきた、というのですね。
 まあ帝としても自分から蘭奢待をというのならともかく、信長のほうから言うのは
違うんじゃないかみたいな気持ちがあったのかもね。
 実澄もびっくりしています。
 足利義政が切り取ってから110年経過してるからなーって感じらしいけど、足利の
時代はもっとホイホイあげてたみたいですよ。
 で、実澄も不遜ですなあとか言ってます。
 あんだけ大きいんだから1センチくらいやったらいいんじゃないですか。

 そして天正2年8月、東大寺正倉院の扉が開かれ、蘭奢待が運び出されました。
 信長感激しています。
 というかでかいな蘭奢待。
 光秀らも一緒に見れて感激でしょう。
 んで切り取ってもらえることになりました。
 大体5センチ四方か。
 これくらいならいいんじゃないですか。
 万感の思いでしょうね信長。
 てか直接手で持たないほうが…。
 信長、2つに割ってもらったひとつを帝にあげるとか言ってます。
 
 そして献上された帝、実澄に信長はこれ自分が喜ぶと思ったのかな?とか言ってます。
 帝が不機嫌そうなのはなんでだろう。
 ここ意味わかんなかったな。
 下賜したものを帝にまた渡してくること自体無礼であるってことなんかね?
 帝はこれ毛利にあげてよと言ってる。
 そりゃ毛利からしたら願ってもない名誉ですから大喜びでしょうがなしてそんな
心境になったんでしょうね。
 実澄は、毛利は今信長と戦っておりますが、というも帝、それは自分知らない設定だから、と
言います。
 果たしてどうなりますことやら。

 坂本城では三淵が居候してました。
 居城が取り壊されたらしい。老朽化により?←違う
 光秀は、たまに信長の行動が理解できないところがある、と言います。
 三淵はそういうのをうまく受け入れてこそ家臣の器ですよ、とフォローする。
 さてこれからどうなりますことやら。
 

 次回第38話。
 「本気でやった場合に限るよ。本気の失敗には価値がある」(宇宙兄弟 南波六太)



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