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麒麟がくる

第40話(21/01/10)

 1577年夏、それまで信長軍として戦い続けてきた松永軍の突然の逃亡に、
一同は衝撃を受けました。
 
 京では熙子を看取った光秀、その爪を小さな物入れにいれていました。
 どれだけ光秀が熙子のことを大事に思っていたかよくわかる描写ですね。
 たまは薬の知識を身につけていて、これで光秀を長生きさせられるとか言ってるの
ですが。
 フラグ立てるな。

 と、太夫からの連絡がありました。
 呼び出された場所にいってみるとちょうど実澄が帰ろうとしているところでした。
 小屋の中にいる人間も最近歌を詠むヒマがないと嘆いていたぞ、と光秀に言ってくる。
そして光秀に、近く帝が会いたいと言ってた、と伝えるのでした。
 そんな二人を外から見張ってる草の者がいました。

 小屋の中には松永がいた。
 太夫の手引きでいろんな人とあってるみたいですね。
 この時点で覚悟を決めているのがよくわかる。
 というか警戒してる割に外に見張りがいるかもと警戒しないのは、もういいと腹を決めたから
なんだろうか。
 松永にはよくても光秀とかは後からいろいろ言われそうですが…。

 松永は秀吉の話をします。
 実は松永が逃亡する前に秀吉も柴田勝家との対立から軍を離れて近江に帰って
いて、敵前逃亡は死罪と怒り狂う信長を皆でなんとかとりなして許してもらっていたの
でした。
 ここで秀吉死んでいたら光秀の世になっていたかも知れないのか…。
 ともあれ、そういうことがあったから逃げたらどうなるかわかってるでしょうという光秀に
松永は秀吉の気持ちが分かる、と言います。
 信長は実力主義だと言ってるがあれは嘘で、家柄を重んじる取り立て方をしていると。
 確か歴史の番組で、ある時点までは確かに家柄関係なく、実力主義で取り立てて
いたらしいのですが、力を持つようになってからは家柄重視の采配になったと言います
から、おそらくは勢力を広げていくにあたり、馬鹿にされない様にそれなりの家柄の
重臣を取り立てるようになったんじゃないかなと思います。
 でもそれだと今まで頑張ってきた他の人らには不満がたまるばかりですよね。
 そういうとこが信長、トップとしては向かないなと思います。
 何か言うと罰を受けるから誰も指摘せんとこってなるしね。

 松永は大和の守護代が筒井になった件にしてもそうだし、勝ったら守護代を任せて
くれるといってる本願寺に寝返るとはっきり言います。
 光秀は戦いたくないというが松永も気持ちは同じだと。
 そして平蜘蛛を取り出しました。
 信長はこれにご執心のようだが絶対に渡したくない、渡すなら光秀にと言うのです。
 驚く光秀。
 一旦太夫に預けて、勝ったほうがもらおうという松永。
 ここのやりとりなんか良かったなあ。
 松永も光秀にならって思いがあったてのでしょう。

 そして松永は反信長の戦いへと身を投じます。
 光秀は当然信長軍なのですが、そこに佐久間がやってきた。
 平蜘蛛を差し出せば松永許してやってもよい、と信長言ったらしいです。
 あと細川幽斎がきたのですが。
 忠興が登場したぁぁぁぁ!!!ヤンデレ息子きましたよおお!
 てかここでは普通のまともな息子って感じで面白くないなあ。
 このドラマ、細川親子を普通の親子に描いていてつまらないです。脇役だから
仕方ないんだろうけど、光秀の人生に深くかかわってきてるのになあ。もったいない。
 まあともかく、そういうわけで松永はもはやこれまでとあきらめ、茶道具に火を
放ってました。
 かけたの油かな。
 というか平蜘蛛に火薬つめて爆発はしないんかい…つまらん。
 派手な演出がないのつまらないですね。
 で、松永は自刃しました。

 信長は茶道具並べてる部屋で泣いてました。
 その涙が松永が死んだからなのか、平蜘蛛を手に入れ損ねたからかなのはわかりません。
 光秀呼び出されて帰蝶と会いました。
 帰蝶は最近の信長に疲れ果てた様子で、気持ちがわからんと言います。
 今の信長は足利将軍と同じ地位を手に入れたが、こんなことになるとは思わなかった、
けしかけた自分もたたりをうけるかも知れないと。
 光秀はけしかけたのは自分も同じだと言います。
 確かに、世を平定するなら信長だという気持ちがあったでしょうけども、なんていうか
権力を手にしてここまで変わってしまうとはみたいな気持ちがあるのでしょうね。
 そして帰蝶はもう疲れた、少しここを離れたとこで暮らすと言い出します。
 ああ、バラエティあちこち出てたもんね…。(中の人!)
 戦が終わったら遊びにこい、と光秀に声をかけます。
 んで信長がやってきて、ここを離れること話したのーとか光秀に聞いてくる。
 わしを皆見捨てるって。
 誰もついていけなくなったんだよ。
 信長は、帰蝶がいなくなるなら誰に相談すればいい、と言ったら光秀に聞けばいいと
帰蝶がいったんだ、と話します。
 光秀は、それは弱りましたなと言う。
 自分だけでなく信長にとってもと。
 わけわからん。

 ともあれ信長は2つ用事があると言う。
 ひとつは平蜘蛛の行方だと。
 燃え落ちた城を探させたが破片すらなかった、誰に預けたかお前なら聞いているの
ではないか、というのです。
 松永が以前から上杉と通じていたのは忍びを介して知っていた、あの小屋で何人か
親しい人間に会ったのも知っている、と言う信長。

 (まずい…)
 「何がまずいんだ言ってみろ」
(無惨様のパワハラ会議やないか)
 
 会っていた中に光秀もいたろといわれて彼は、信長から離れるなと言ったし、昔話を
少々したんです、と言う。
 てか、いろんな人が入っていって、最後出て来たであろう太夫が持っていたのだから
光秀は何も聞かされず松永は直に太夫に預けた可能性もあるかもとかは考えないのかな。
 まあいいや。
 で、平蜘蛛の話は出ませんでしたという光秀。
 信長はそうか、と言います。
 そして松永を死なせたくはなかったと。
 帝にしても、蘭奢待を献上したのに喜ばなかった、なんでと。
 ここを誰か説明できる人がいるか、実澄が説明していたらまた違ったんでしょうけどね。
 あれは帝が下賜するものであり、下々へくれたものを帝に返すというのがそもそも
おかしいよってことを。
 まああれですよ、お歳暮もらったからといって送り主に半分あげたりしないでしょってこと。
 えらい贈り物のランク下がっちゃったけど。

 信長は言ってて自分もあれだと思ったのか、たわけ者の愚痴だな、と言います。
 で、もうひとつの用件はたまだと。
 細川忠興と結婚させろと言います。
 話は以上だと。
 いやいやいやいや!
 お父さんは許しませんよ!そんなこと!
 案外これが本能寺の変のきっかけだったりして…。
 
 んで信長、丹波に取り掛かれとかいってます。
 あれ、丹波まだだったの?

 光秀が帰っていったあと信長は秀吉を呼んで、お前が見たことは確かか、と言います。
 逃亡してどうこうあったのに普通に重用しとるやないかーい!
 ともあれ信長は光秀が本当のことを言わなかったことを知っていた。
 平蜘蛛は自分が死んだらお前にやると松永が言ったことを知っていたのでした。

 たまがせんじてくれた薬を苦いといいながら光秀が飲んでいると太夫がやってきました。
約束だから、と平蜘蛛を持ってきたのです。
 最悪のタイミングだな…。
 光秀、これは松永のワナだ、まんまとひっかかったとか言い出した。
 太夫は、「この平蜘蛛を持つのには覚悟がいる。誇りを失わない、志高きものが持つ
べきである、わしはそれを忘れてしまった、そのことを光秀に伝えてくれ」と松永の伝言を
光秀に伝えます。
 光秀、明日丹波に入るが帰ったら帝に会いたいと太夫に言います。
 信長をどう思っているのか聞きたいと。

 
 次回第41話。
 「仲間を大切にしない奴はそれ以上のクズだ」(NARUTO -ナルト-  はたけカカシ)



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