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麒麟がくる

第43話(21/01/31)

 いや最後の夢と重ねるシーンは完全に無理あったでしょ…何やってんだ。
 
 天正7年夏、光秀はやっと丹波を平定しました。
 その際に降伏してきた国衆に対して光秀は、信長は城を明け渡した潔さに免じて命を
助けてくれるといってるので安心して、と言い含めて彼らを送り出しました。

 そして帰還した安土城で光秀と細川幽斎は信長にその働きを褒められます。
 で、蘭丸あれをとか命じてもってこさせたのは。
 国衆の首でした。
 信長が喜んでいたのは、自分が断罪させるために光秀が国衆らを生きたまま
送り届けたと思ってたのもあるのか…。どうしようもないですね。
 てか蘭丸もっとかわいい子にしてよ。(失礼だな)
 光秀、衝撃を受けます。
 そんで、佐久間は本願寺をまだ落とせてないと叱られます。
 あっちは難しいから誰がやってもてこずってたと思うけどねえ。
 城からの帰り、秀吉が光秀に、信長が呼んでますよと声をかけてきた。
 本人はそのあと幽斎に声をかけて、帝の譲位についての話をしていました。
 秀吉が本心ではどう思ってるか知らないけども、帝の譲位の話は性急過ぎる、と
幽斎に対して話していたようです。
 てか幽斎が話してんだから食い気味にセリフかぶせてくんな(笑)。
 信長はあせっているという幽斎。まあ最終回近いからね…。←
 もしかしたら秀吉はあちこち信長への反感をあおって、自分の手は汚さずうまく排除って
感じにもっていくのかも知れませんね、このドラマでは。

 光秀のほうは信長から、官位を授ける話について聞いていました。
 でも信長はこないだもらった官位を辞したじゃんと光秀が言うと信長は、だから、今の
帝は譲位してもらって春宮に帝になってもらい、彼から改めてもらいうけたら問題ない、と
言うのです。
 光秀もなんていうかほんとヘッタクソだなと思います。
 ストレートに物言いをするのが今までは信長にとってよかったかも知れませんが、今の
信長にとってはもう少しオブラートに包んで言った方がいいとは思うんだけどね。
 正論を こかれて余計に 腹が立ち、なんて言葉もありますから。
 
 そんなわけで光秀は幽斎とともに、春宮を二条に新たに作った御所もどきへ移って
もらう役割を命じられます。
 幽斎に、これはやはり違う、譲位はやめさせようと言い出すのですが。
 幽斎は今は事を荒立てないほうがいいと言います。
 さすが幽斎、ちゃんと情勢を見てるな。
 信長は譲位をどうしても成し遂げたいから、今ここで春宮の移動をやめてもらった
ところで次々手を打ってくる、今はおとなしくしてよう、そのかわり光秀が意見具申する
時には自分も言うから、というのでした。
 いやお前…裏切るやん…。
 光秀は信長のことを何かが変わった、というのでした。
 こうして春宮は二条へ移ることに。

 実澄の館に太夫、近衛、幽斎が集まっていました。
 あのじいさんはもう鬼籍に入ってしまったらしい。
 なるほどそれで信長が好き勝手やりだしたんですね。今は言える人間いないしな。
 てか主のいない屋敷になぜ集まってるのか…(笑)。
 皆は、誰か頼れるものはいないのかって話をしていて、結局光秀ということになってます。
 ただ光秀はこないだ将軍義昭に会いにいってて、秀吉がそのことについてとても不満を
持っていた、と幽斎が言います。
 秀吉はなぜ武士が義昭を大事にするかが理解できないからだろうと。
 ただそのところも理解できる、という幽斎。
 ま、彼は百姓あがりですからね。
 だから公家贔屓だという近衛。

 そして1580年4月。
 ようやく本願寺は5年にわたる戦いから信長に降伏しました。
 それと同時に佐久間は追放されてしまいます。
 ひどいな…。

 光秀はまたあの夢を見ていて、望月のとこをふらっと訪ねます。
 そこで帰蝶が目を悪くして治療のために京へ出てきていることを聞いた。
 今井のとこで茶を飲んでいる帰蝶、光秀はそこを訪ねます。
 二人とも久しぶりの再会で嬉しそうなのが良いですね。
 帰蝶も相変わらずきれいだし。
 帰蝶は、夕暮れになると輪郭がぼんやりしてくるのだ、と言います。
 老眼ですね。(やめなさい)
 光秀、道三ならどう思うか、ということを聞きにきたのだと帰蝶に話す。
 今井は空気読んで席を外しました。
 こういうところがさすがですね。

 で、光秀はこのところの信長の振る舞いを話し、道三ならどうするだろうか、と帰蝶に
問いかけます。
 帰蝶は道三なら信長に毒を盛るだろうなと言いました。
 それで光秀の道が開けるなら、と。
 光秀は、昔道三に信長と大きな国を作れって言われたから、信長あっての私だから
それは出来ませんという。
 ほんと融通きかないな…。
 帰蝶はそんな彼に、信長に嫁げといったのは道三でありお前、今の信長を作ったのは
お前達でもある、だから作ったものが始末をつけろ、と順調に本能寺へのフラグを立てています。
 ただ、道三のその答えについては、そう答える父が嫌いだと。
 光秀も嫌いだったというけど、実力はあったんだよね、一応。

 1582年3月。
 家康は武田勝頼を討ち、武田はワロ日真下。
 信長、これであとは毛利だけとほくほくです。
 家康は光秀に世話になったお礼をいい、国を治めるコツを聞いていました。
 光秀はまず、戦は領地を奪うことから始まるといい、適切に国の状態を調べて、
適材適所、高い年貢を取らないこととときます。
 どっかの無能政治家に聞かせたい発言ですな。
 あと、妻と息子が切腹したことは自分の手落ちだとも。信長に指摘される前に
自分がやっておかなければならないことだった、と家康は言います。
 さすが達観してますな。天下取れそうな性格だ!
 語り合う二人を蘭丸が見ていました。
 なんかこのドラマでの蘭丸、性格悪い感じに描かれていてやだなあ。
 もちろん史実の蘭丸はどうだったか知りませんよ。
 ただエピソードを見ていて思うのは、性格悪いとかこそこそかぎまわるというよりも、
抜け目はないが信長に愛されるよう立ち回る、憎めない存在って印象受けるんだよね。
 ともあれ。
 
 家臣らが集まってる席で信長は、家康の祝賀会について、接待役は光秀がいいと
言われたと知らせる。
 家康は自分が用なしと判断されて毒を盛られるのを恐れているのだ、という家臣。
 信長としても奥さんと息子を切腹させたから、それを恨んでるかなーって感じです。
 
 家康は光秀と別れ際、祝賀会の接待役、光秀に頼むと思うけどどうか断らないで
欲しいと言ってました。
 こっちもいろいろ警戒してるんだろうなあ。

 そしてその年の5月。祝賀会が開かれます。
 万事準備して信長に報告した光秀は、ここから 丹羽に引き継げといわれて驚きます。
 ここ信長はどういうつもりだったんだろうね。
 本当に家康を亡き者にするつもりだったのか、単に丹羽にも活躍の場を与えたかった
のか…。今家康の勢力そいだら、おとなしくさせた東国がまた騒ぎ出すのは分かりきってる
だろうから、単なる気まぐれなのかな。

 そういうわけで光秀、何とか頼み込んで最後まで接待役をさせて欲しいというのですが…。
 出された一の善に命じた品が全部載ってないと怒る信長。
 光秀は作法がと言うけど信長は全部出せといっただろうと。
 そりゃ信長が正しいわ。
 作法より何よりもてなす側がそういったのだからしたがっておけばいいのに…バカだな光秀。
 で、下げる際に粗相をしてみんなの前で蹴り飛ばされる光秀。
 ここで夢のように大木を切るマネしてました。
 いやこんな演出いらんでしょ…。

 
 次回最終話。
 「一度こうと決めたら、自分が選んだのなら、決して迷うな。迷えば、それが他者に伝染する。選んだら進め。進み続けろ」(スクライド  カズマ)



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