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麒麟がくる

第5話(20/02/16)

 1548年秋。
 光秀は道三に鉄砲の使い方を教えていました。
 つーか一発で水がめにあてた道三すごいね。
 まあ光秀が細かくポジション指定したのもあるけど。
 火縄の時間長いな…30秒以上かけてる気がしなくもない。
 ともあれ道三はその威力に驚き、これを将軍家が手に入れようとしているのか、と
言います。
 光秀は確かに弓矢の威力よりは上だが、撃つのに時間がかかるし、次を撃つまでに
攻め込まれるから戦には向かないと。
 だからまあどこの武将も数をそろえようとしたんだろうねえ。
 顕著なのが信長ですか。
 光秀、使いにくい鉄砲を将軍家が手に入れようとしているとは考えがたいといいますが、
ではなぜ鉄砲を作らせようとしてるのだと道三は指摘。
 そういうわけで、将軍家がなぜ鉄砲を手に入れようとしているのか調べよ、と言われます。
なんか「道三の〜今週のムチャ振りー」みたいな話になってきたな…。
 
 光秀はまず、銃の中がどうなっているか仕組みを知りたいと考えます。
 ばらして中を見たら、もっと早く発射できるようになるかも知れないと。
 まて、ヘタにばらすと戻せないパターンだぞそれは。
 そこにやってきた伝吾に知り合いの鍛冶に鉄砲をばらして欲しいという話をする光秀ですが、
そういえば妙な話を聞いた、と伝吾は言ってきます。
 昔ここに伊平次という男がいて鍛冶師めざしていたがうまくいかず近江のほうに
流れていて、今は鉄砲の修理をしているうわさがある、というのです。
 そこで光秀は近江にすっとんでいきました。
 早いですな。

 駒の方は望月が京へ帰るというので明智の家へいとまごいをしに行こうとしていました。
 目当ては光秀なんだろうな。
 菊丸が寝違えて首が痛いから途中で休憩して待ってるとか言い出し。
 駒はいくのですが。
 光秀が近江にいったといわれてがっかりです。
 まあ仕方ないですね。
 駒はここは居心地がよくて好きでしたというのでした。
 これフラグなんかな…。
 もどってきた駒から光秀に会えなかったことを聞かされた菊丸は、これでもう会えない
かも知れないのにとか言ってます。
 いや駒が理由つけてやってきたら会えますし別に…。

 さて伊平次がいると聞かされていた鍛冶師のところにやってきた光秀ですが、
そこには伊平次はおらず、居場所も言えないといいます。
 鉄砲のことについては将軍家からさたが出ていて、一切の口外を禁じられていると。
 去ろうとした光秀を若い鍛冶師が呼び止めて、金と引き換えに「本能寺にいけば
あえるかも知れない」と教えてくれました。
 また本能寺か。
 なんでも、鉄砲修理の腕を買われて本能寺で養われている、ということらしい。

 戻ってきた光秀、道三にその話を伝えます。
 もはや道中すら描写されないくらい早い展開だな。
 また京へいくのかとあきれる道三。
 で、光秀は旅費を全部出してもらいます、と交渉してました。

 京は戦が絶えず皆が逃げ出していました。
 まだなんかいさかいやってたんだ。
 将軍に仕える細川晴元の、部下である三好とその部下に細川は手を焼いて
いました。下克上狙われてるっぽい。
 あーなんとなく展開読めたぞ。

 本能寺にやってきた光秀。
 門前には武士が立っていて誰も中に入れないようにしていました。
 公方さん(=将軍)がきてるから誰も中にいれてくれないらしい。
 そういう話を聞いていた光秀に声をかけてきたものが。
 細川藤孝、のちの細川幽斎でした。
 こんなところで出てくるとは…!
 めんどくさいから幽斎のほうの表記で統一します。
 で、幽斎はこんなところで鉄砲持ってるとは盗んだか暗殺者か、といい、
持たせておくわけにはいかんからボッシュートとか言い出した。
 それは理不尽だな。
 光秀も応じるわけにはいかないから一触即発の雰囲気に。
 刀を抜いて斬り合いになりかけたところで、将軍がやめい、と出てきた。
 将軍かよォォォ(いやその将軍じゃない人です)
 義輝は光秀の太刀筋を見て、幽斎と同じ流派だと見抜きます。
 さすがだなあ。
 同じ流派の斬りあいはやめておけ、と言われたら幽斎も引き下がらざるをえないですね。
 将軍が通り過ぎた後に三淵がやってきました。
 幽斎は弟にあたるらしいよ。
 ああそれで公家とのつながりがあったのかー幽斎は。
 で、兄の知り合いとわかって態度を和らげた幽斎は、切られるかと思ったと
光秀の腕を褒めます。
 光秀もぎりぎりでしたよと言うけども幽斎によると余裕だったっぽい。
 ともあれ、これで二人のつながりが出来ましたね。
 三淵は光秀の持ってる鉄砲について堺で手に入れたのか、と聞いてくる。
 松永が手に入れてくれたと聞いて、これから松永のとこにいくからついておいでよ、と。
 光秀は伊平次と会わないとと言いますが三淵は、その男なら先日までここに
いたが今は行方がわからないのだ、と言います。
 皆探してるのか。
 というわけで光秀、本能寺を訪れる理由もなくなったので三淵について松永の
ところへいきます。
 ところが門番にえらい剣幕で止められてるんですよ。
 三淵が、松永に呼ばれているからきた、といっても門番の連中、上に取次ぎも
しないで帰れとか言ってるし。
 松永もうちょっと門番の教育しようよ…。
 三淵、さすがの迫力で怒鳴りつけて中に入っていった。
 中に入ると松永、お灸やってました。
 お前はお前で人を呼んでおいて何してんだ。
 
 しゃっくりが2日止まらなかったのでお灸をしてたらしいです、松永。
 そんで光秀、去年鉄砲を手に入れてもらった美濃の者ですと話すと松永
ものすごい歓迎ぶり。
 三淵は彼と本能寺でたまたま会ったから連れて来たといいます。
 それを聞いて松永、道三も鉄砲を手に入れようとしたのだなと即座に理解。
 さすがです。
 皆名だたる者は鉄砲を手に入れようとしている、と。
 三淵は将軍家は鉄砲を手に入れようとしてはいないよーとか言うのですが
松永はもう火花バチバチですな。
 ま、そういうわけで戦をするつもりはないからといって三淵は帰っていきましたが…。

 光秀どうしようか困っていたら松永がお前はここにいろと引き止めてきました。
 えらい気に入ってもらってますね。
 んで、道三がお前を二度も京によこすということは、信頼も厚く才能もあるやつ
なんだろう、と光秀のことを見抜いています。
 松永という男はこのように、相手の状況を読むのがうまかったんだろうなあ。
 光秀は鉄砲について、はたして戦で実際にこれは使えるだろうか、なぜ公方が
集めようとしてるかわからないという。
 そんな彼に松永はわざと銃を突きつけてみせました。
 こうやって撃たれるとわかったら下手に動くことは出来ない、つまりたくさん銃を
持ってるというだけで敵の動きを封じられる、というわけです。
 確かに。
 気楽に攻め込むことが出来なくなるから結果的に戦がなくなると。
 三淵はそりに気づいている切れ者であると。
 だから将軍家は鉄砲を大量に仕入れようとしてるわけですね。
 しかしまさかあんなことになるとはなあ…。

 で、松永だって死にたくないという話をすると光秀は、京のこの二人がそういう考えなら
戦はないですねとか言います。
 いやもっと好戦的な松永の上司がいるんですが…。
 光秀は美濃も戦いばかりで、戦のあとには口の中に苦さが残るといいます。
 …亜鉛不足ですね。(オイ)
 これで鉄砲の意味も少しはわかったという光秀。
 そんで伊平次を探しているという話をすると松永ついてこいと。
 あーやっぱりこの男がかこってましたか。
 遊郭にやってきましたよ。
 この頃のが遊郭といえるのか知らんけど、秘密を隠すなら確かにここですな。
 二階に上がっていって松永、あけるぞといって一室のふすまを開けるけど違う人の
とこだった。
 続けてくれって閉めるの笑った。
 お前ェェ!
 で、別の部屋をあけると伊平次いました。
 松永はずっとここに伊平次をいさせて、鉄砲を20丁でいいから作って欲しい、と頼んで
いたのでした。
 金も3割増しで払うから、と。
 伊平次が本能寺で作った鉄砲は渡来のものと同じくらいの性能で、国内産な分
安いらしいです。
 まあそうなったらどこの武将も欲しがりますよね。
 でも伊平次は作るのは嫌になったという。
 松永に20丁作れば細川が30丁、将軍家が50丁作れといってくる、きりがない、ここで
遊びほうけてるほうがいいと。
 確かにそうだけど。
 皆お前みたいにダラダラして暮らせたらいいと思ってるけど暮らしていけないから
働いてんだよ!

 と、ここで光秀が割って入った!
 お前あの伊平次だなとか言い出したんですよ。
 昔、伝吾の家の裏にある井戸に、伊平次が落っこちたことがあって、それを発見した
光秀が助けてあげたらしい。
 伊平次、思い出したのかさっと居住まいをただし、その説はとかお礼言い出した。
 松永おいといて二人めっちゃ盛り上がってる。
 なんかあの、大学で出来た友達を別の友達に紹介したら、実は知り合い同志で
紹介したほう完全に話の輪に入れなくなった、みたいな。

 松永が、わしをおいてくな、わしを忘れるなって言ってるのめっちゃ笑いました。
 で、光秀は伊平次に鉄砲をちょっと分解してみて欲しいと頼みます。
 伊平次にしたら光秀の頼みですから断る理由がない。
 あっさり引きうけます。
 近くの鍛冶場に道具置いてるからいきましょう、と。
 着替えるというので外に出た光秀と松永。
 松永は光秀に、お前が頼めば鉄砲20丁作ってくれそうだからなんとかお願いできないか、と
いって着ました。
 殿にせっつかれてるし、三淵に先を越されてしまったら立場がないと。
 で、自分に恩を売っておけ、そのうち自分は大名になるから役に立つぞーみたいな。
 お前それ言うんだったら本能寺の変まで生き残っておけよ…子々孫々に光秀を
助けるように言い渡しておけよ…。

 そういうわけで松永、自分はここにおらんほうがいいなと言ってさっさと帰って
いきました。
 さて伊平次とともに鍛冶場へ向かう光秀ですが。
 その後姿を歩いてきた駒が一瞬見かけていました。
 望月とともに往診の帰りでしたかね。
 でも京にいるはずがないから、と去っていくのでした。
 てか光秀も、京にきてるからとお礼に立ち寄ることはないんですかね。


 次回第6話。
 「そりゃ悪手だろ 蟻んコ」(HUNTER×HUNTER ネテロ)



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