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鎌倉殿の13人

第12話(22/03/27)

 義時は八重に伊東と八重の兄が自害したことを知らせます。
 八重はそんなことがあるはずがない、何があった、と聞くけれども義時は答えられない。
 まあそうなりますよね。

 一方政子の懐妊で嫡男への期待が高まる中、この懐妊という小さな波がやがて大きな
波につながっていくことになったのでした。

 実衣と全成が結婚することになり、祝いの席が設けられています。
 その席で実衣が伊東のことを質問したので場が静まり返る。
 この人ほんとに空気読まないなあ。
 で、義時は八重を自分の領地となった江間に引き取るというけど政子と実衣からは
散々ないわれよう。
 江間の領主になったので、江間小四郎義時という名前になったそうです。
 うわ…ハンコ作るの大変じゃん。入るの?

 で、北条は誰が継ぐのと実衣が言ったからまた静まりかえる。
 祝いの席でそんなこと言わなくてもいいだろうに。
 りくは自分が男の子を生んだらそれが北条をつぐ可能性だってあるんですよとか
言い出してる。
 なんかここにきて、りくがいろいろ北条家を引っ掻き回しはじめてるように感じます。
 で、頼朝は北条はいまや源氏を支える大切な要だから、跡目について軽々しく
話してはならない、として話を打ち切ります。

 そんな中、比企がやってきました。
 さらに三善の推薦で3人の文官がやってきました。
 覚えておくのは大江って人だっけ。重要人物として。
 そして政子の子が無事生まれるように、とのまじないをやる役目がいろいろ指名
されていきます。
 これは弓のつるをひいてその音で鬼を追い払うという、えーと奈良時代だっけ、その
あたりからある儀式です。これが豆まきの由来にもつながってます。(追儺ともいう)
 この弓は桃で作られていなければなりません。
 黄泉の国から逃げ帰ったイザナギが、イザナミに向けて投げたのが桃でしたね。
 あの時代から、桃は邪気をはらうと考えられていたのです。

 さてさて。
 乳母は比企の家に任されると聞いて、上総介は自分がやりたいといった。
 いや乳母ってさ…。
 しかもまだ武衛って言ってて笑えるなあ。
 義経は馬を引く役に指名されたのですが猛反発。
 絶対にやらないといった。
 面倒くさいなあ。
 千葉がやりたいというも頼朝、見栄えのするものでないとだめだと一喝。
 こういうとこよくないよね。
 部下に恥かかせるのは。

 義経めっちゃすねてますが政子がナイスフォローしてます。
 いい子が生まれますようにと言ってたから、まあ空気読めないだけでまったく
わるい子ではないんだろうけど。精神状態が子供だよね。

 出産が近いので比企の屋敷に行く政子。
 それを見ているりくは自分と扱いが違うと怒る。
 当たり前だろうに…。

 義時は江間にやってきた八重に、二日に一度は顔を出すというけど、月に一度で
いいとそっけなく言われてしまう。
 まあそらそうでしょうよ。

 そして8/12。
 待望の男の子が生まれました。
 万寿、のちの二代目将軍頼家でした。

 そんなおり義時は頼朝の隠れ家に案内されます。
 そこには頼朝と亀が。
 なるほど、ここは実質亀に与えられた屋敷ですね。
 ほんと女グセ悪いなこいつ…。
 しかも亀も、八重に頼朝の世話は自分がちゃんとするからと伝えておいて、と余裕しゃくしゃく。
 なんかこの人ほんと痛い目あった方がいいわ。

 義時がダメだなーと思うのは、わざわざ八重に報告にいっちゃうことだね。
 この人、気は回るのに八重のことになるとポンコツというか、親切にしてるつもりで
八重の心の傷えぐりまくってること気づいてないなって。
 で、義時は頼朝のそばに戻りたいという八重をとめようとして、伊東を暗殺したのは頼朝ですよ、
というけども逆に八重から、それを伝えてどうしたいんだといわれてしまう。
 そりゃそうですよね。
 ていうか八重もいい加減しつこいわ。
 あきらめたあきらめたって言いながらも頼朝のそばにいたいって言うんだから。
 八重は自分のことはほっておいて欲しい、と言いました。
 そりゃそうなりますね。

 実衣は全成に、万寿が病気がちであるという話をしています。
 全成は親の不徳が子供に災いをなすのでしょう、と言い、頼朝が亀をかこっていることを
実衣に話します。
 ああ、彼女は知らなかったんだっけ。
 腹に据えかねた実衣は政子に会いにいった。
 話すことはなかったけど、急いで御所に帰ったほうがいいですよ、とは言ってました。
 で。
 誰かに話したいと思った実衣は弟の1人、範頼に言った。
 彼は自分が何とかする、と言ってとりあえず時政に話します。
 時政はあきれながらも、政子の耳には入れるなよ、とりくにクギをさすのですが…。
 自分らの扱いに不満があるりくは、一泡吹かせてやろうと思ったんでしょうね。
 わざとらしく政子に、噂だけど…と言いながら亀の存在を知らせてしまいます。
 こいつ最低だな。
 で、京には「後妻打ち」という風習があるんですよと知らせる。
 説明されていた通りですが、浮気相手に対してもされることがあったとか。

 あと義時が田んぼのヒル呼ばわりされて地味にダメージ受けてたの笑いました。

 義時、政子がめっちゃ怒ってるーと三浦に相談。
 三浦は、やばいから亀の居場所教えるなよ、というのですが。
「教えてしまいました…」
 なぜ敬語になったし!
 
 りくは面白がって政子を煽りまくっています。
 で、後妻打ちをするにしても誰がいいかということで白羽の矢がたったのが牧だった。
 ちょいと亀の屋敷の前をウロウロして、門のあたりでも壊せばいいということで軽く
引き受けた牧でしたが…。

 義時と三浦は急ぎ隠れ家にかけつけて亀を連れ出すことにします。
 三浦、俺の女になるかとか言ってる。
 見境ないなこいつ。
 義時があきれていると、頼朝のものを奪えば自分が頼朝より上になるみたいなことを
カメラ目線で言ってたけど程度が低いよほんとに。

 というわけで。
 義時は義経に、隠れ家の見張りを頼みます。
 事情は一切聞かないで見張っていて欲しい、あなたがいれば相手も引き返すこと
でしょう、と。
 そうして義経が隠れ家の前にたっていると牧がきた。
 牧はそのあたりの事情を知りませんから、政子から頼まれて側女の屋敷を脅かしに
きたのだという。
 義経、政子の名前を出されたらそりゃどっちを優先するかって話ですから牧を通してくれた。
 そしてそれだけでなく、弁慶を呼んでこの屋敷をハデに打ち壊せと命じる。
 まあそうなりますよね。
 義経からしたら政子を悲しませる存在は許せないだろうから。
 意気揚々とやってきた牧があわてふためいて止める側に回っていたのは笑いました。

 そういうわけで館は全焼。
 あわてる頼朝に義時は、亀は無事だと知らせます。
 そして梶原が頼朝に報告。
 一部始終を見ていたものがいたと。
 この人マジで優秀だなあ。

 政子は報告を聞いて驚いています。
 ちょっと脅かすだけのはずが、館が燃え落ちたと聞いたら驚くでしょうね。
 亀は義時によって保護されていたので無事でしたが。
 政子はもともとはりくがわかっててわざとたきつけたのだという。
 まあそりゃあの人が悪いでしょうね。
 一番悪いのは浮気した頼朝だけど。

 頼朝のとこでは、「後妻打ち」をしたんでしょうなという話がでて、誰が政子に
そんな知恵をつけたか、ってことであっさり牧の名が。
 ま、そんなもんですよ…。
 梶原は、さらにもう1人犯人がいると伝える。
 義経だと。

 さてややこしいことになりました。
 義時も政子に報告してて、自分が嫌になりますとか言ってる。
 ま、よかれと思ってしたことが全部裏目に出たもんね。

 というわけで頼朝は、義経が政子のためにやったのだとはわかってるけど、これを
許すと部下に示しがつかないということで謹慎を命じます。
 その上で、牧に対しては髷を切り落とせと命じた。
 この時代この処罰は、人前で裸にさせられる以上に恥ずかしいことでした。
 頼朝は牧に対して、お前のせいでかわいい弟を罰するハメになった、とさりげなく
義経をフォローしてる。こういうとこうまいですよね。
 こんな風に言われたら義経だって、やりたくて謹慎言われたわけじゃないんだって
理解するだろうし。

 りくは政子には妾の1人二人くらいいるでしょうよって言っておきながら、頼朝に
対しては側女を許せる女なんておらんと言い出した。
 ほんと言うことコロコロ変わる人だなあ。
 で、政子がやってきましたよ。
 頼朝に一度きちんと謝れといった。
 まあそうなるわね。
 ここが頼朝挽回のチャンスだったのに、彼は逆切れという最悪の選択をしてしまった。
それで、今まで黙って聞いていた時政が怒りました。
 自分の身内によくもそんなことを言ったなと。
 これには頼朝もタジタジ。
 時政は、やはりここは自分にあわない、地元で米でも作って暮らすのがいい、と
いって御所をさりました。
 そりゃごもっともな話で。
 義時何とかしろと言われて困っています。

 そうして義時、上総介の屋敷を訪ねました。
 入ってくる時冠を御簾にぶつけたような気がしたけど気のせいかな。
 まあいいや。
 で、文字を書いた紙が何枚もあるので義時、お孫さんのですかって聞いたら上総介が
練習した字だった。
 やっちまったなー義時。
 今日ほんとにダメダメじゃないですか。
 これからは文字を読めるようになったほうがいいと思って練習してるらしいです。
 すばらしい。
 そんで実はここに亀をかくまってもらっていたんだけど、上総介も持てあまして
困ってるらしい。
 早急に何とかしませんと。

 その頃頼朝にあの大江が、義時は大変にすばらしい人間である、放さない様にと
言っていました。
 見る目ありますね。
 なんと大河の主役ですよ!


 次回第13話。
「タイトルだけじゃ映画の面白さはわかんない」 



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