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鎌倉殿の13人

第13話(22/04/03)

 北条一族はモメにモメていました。
 頼朝の一件で時政が伊豆に帰る、と言い放ったからです。
 でも時政の憤りもわかるだけにね。
 実衣がうかつにしゃべって歩いたのも悪いと思うけど、そもそも頼朝の浮気に対する
怒りが発端だしね。
 結局悪いのは頼朝なんだなあ。

 で、頼朝もようやくもとはといえば自分が悪い、と政子に対して言いました。
 あと、心配していたのは義時も一緒に伊豆へ帰らないだろうなということ。
 大江が、あれは有能な人間だから手放すな、と言ってましたもんね。

 そんな中、行家がきます。
 あのうっとうしいおじきですね。
 やれやれだぜ。

 荷造りをしている時政はりくに、京住まいの夢を壊してしまって申し訳なかった、と謝り
ますが、りくは、きっぱりと言い放った姿がかっこゆかったと言います。
 それはいいんだけどそういう風に褒めるなら、政子をたきつけるようなことしなければ
良かったのに。こんなことにまでなるとは思ってなかったのでしょうが。

 さて行家。
 頼朝は二度とうちに来るなと追い払います。
 自分が木曽義仲のとこにいってもいいのかという行家。
 大した力はないからノーダメですよね。
 ただ御家人らは、行家はそれなりの立場の人ともパイプあるし本当に追い払ってよかったのか、
とか言ってる。
 特に問題ないでしょうよ。
 そんなことより、藤原秀衡が南下してきていることの方が問題らしい。
 頼朝優勢と見て、この折に自分が乗っ取ろうみたな感じですかね。

 頼朝は、清盛を呪い殺したやつがいる、と聞いて、この目障りになってきた藤原秀衡を抹殺
すべく、その人間を呼べと言います。
 五条先生かな(チャンネル違いますね)。
 あと初めて知ったんだけど木曽義仲って頼朝のいとこにあたるんですね。
 この当時源氏一門の中では頼朝についで勢力をもっていた人でした。
 そんな人のとこに行家マジでいってた。
 本当にあつかましいというか…。
 でもこういう人が割りと長生きするんだよね。
 形勢不利と見たらさっさと切り捨てて逃げ出すみたいなのが。
 しかし義仲は平家はいずれ滅ぼすが今ではない、といって、行家を保護してくれたけど
諫言には耳を貸しませんでした。
 正しい。

 伊豆で畑を耕していた時政のところに三浦親子がやってきました。
 この人らフットワーク軽いなあ。
 気になったのがりく。
 畑仕事楽しいですよって見栄を張っておいて野菜とか侍女に押し付けてる。
 こういう裏表ある人信用ならないわ。
 で、三浦に対して亀はどこにいるのか聞きだそうともしてるし。
 三浦も教えたらまた大惨事になるとわかってるからさすがに言いませんでした。
 と、三浦父が江間の屋敷の前で義時見たよと時政に言う。
 またあの人八重のとこに通ってんですか。
 いろいろ食料を届けてるのですが。
 タイがアップで映りましたけど、とってきたというわりには傷んでますねこのタイ。
 目を見ればわかる。
 まあそれはいいとして。
 八重、怖いといってました。
 笑える。

 武田が頼朝のところへやってきました。
 行家が義仲のところにきている、というのと、義仲が平家と通じて頼朝を倒そうという
噂があるよというものでした。
 大江は真偽を確かめる必要があると言います。
 軍勢を送ってみては、と。
 そんな中、京から客がきたと。
 頼朝、あれか!と喜びいさんで会いに行くと。
 文覚でした。
 皆様覚えておられますでしょうか。
 まだ伊豆にいたころの頼朝に、これぞ父上のどくろですぞって売りつけにきた怪しい
坊主がいたのを。
 あれです。
 法皇にとりいってうまいこと出世したらしい。
 追い返すわけにもいかないから調伏を頼むことになるのですが…。

 全成がお経みたいなの唱えてると、文覚が隣にやってきて同じくお経唱え始めるの
だけど、段々張り合いになっていくのめっちゃ楽しかった。
 こういうとこ三谷さんうまいなと思います。
 めちゃくちゃ笑った。

 義時、三浦に呼ばれました。
 いくと、坂東武者が言い争いをしている。
 三浦が、1人ずつ順番で言え!って言っててこの人ほんと冷静で強いな…って思った(笑)。
 義仲に大軍を送るという話を聞いて、自分らはこの土地を守るために戦ってきたのであって、
源氏同士の争いなんて加担するつもりはない、というものでした。
 確かにその言い分は正しい。
 頼朝のためなんてもするわけじゃないって2回いった人がいて、三浦が「それもう聞いた」って
いうのも面白かった。

 頼朝に報告をすると…。
 梶原、不満を訴えた人間の名前を控えてた。
 仕事速くて怖いわこの人。
 で、大江は使者を送るだけにしましょう、と言います。
 その方がいいですね。
 というわけで身内にいかせることにする頼朝。
 選ばれたのは範頼でした。蒲冠者って呼ばれてたのこの人なのね。
 別名あって面倒くさいな。

 義時は上総介と酒を飲んでました。
 また武衛って言ってるこの人…。
 上総介はもし鎌倉が二つに割れたらどちらにつくか、という義時の問いに、どうするかなー…と
言ってました。
 ま、そうなりますね。
 そんでその帰り義経がわくわくしながら義時に自分も義仲のとこ行く、戦だろ、オラワクワクして
きたぞとか言ってる。
 義経があんまりにもヤク中みたく暴れるので仕方なく義時は同行を許すのでありました。

 さて。
 比企では。
 自分らも北条のように頼朝に取り立てられてもっと力をつけたい、と画策していました。
 それには娘を使うのがよかろう、というわけで。

 一方義時はまた八重のとこに食料を届けにいってました。
 水巻きのひしゃくを落とす八重が面白い。
 気持ちわかるわ。
 ふっと顔あげたら立ってるんですよ小栗旬が。(いや小栗旬なら喜ぶでしょ皆)
 義時は、八重の笑ってる顔が好き、いつか笑顔でお帰りと言って欲しいといいます。
 まあ…下心とかなんもなくて自分のためにって思ってるから八重もきつく言えない部分は
あるんでしょうね。

 範頼と義経、比企に呼ばれてやってくるとそこには女性二人がいた。
 まあそういうことでしょうね。
 これからもよしなにと言われて範頼は明日の支度があるからとさっさと帰るのですが…。

 義仲のところへ出立する朝。
 義経はこない。
 自分から言い出しておいて…とあきれる範頼でしたが、そもそも頼朝からは謹慎を言い渡されて
いて、こっそりついていく話だったわけだし、いなくてもいいかってことで一行、旅立ちます。
 その頃義経は漁師小屋で比企が紹介した女性、里とよろしくやってたとこで目がさめた。
 こればかりは自業自得だからどうしようもないですね。

 義仲のところへ着くと、彼は今釣りで不在だと告げられる。
 待つことにしてたら行家が、ここは自分を大事にしてくれるぞーと言ってきた。
 うぜー。
 完全に貧乏神じゃんこの人。
 と、義仲やってきましたよ。
 酒を酌み交わしながら義時は、あなたが平家と通じているという噂があります、と言う。
 義仲としてはそのまま南下したら頼朝や武田とぶつかるから迂回して北陸いってただけ
なんだけどなーって感じらしい。
 叛意はないと頼朝に伝えて欲しいという話をしていたところ。
 義時が、魚が生焼けだと指摘。
 食べた範頼は腹を下してトイレへ。
 ドリフじゃないんだから…。
 義時は行家のことを、かくまうほどの人間じゃないですよ、と言う。
 でも義仲は、一旦かくまった人間だからおいそれと渡すのもどうかと思うし、ということで、
頼朝に逆らう気持ちがない証拠として自分の息子である義高を差し出すといいます。
 驚く義時。
 んで巴が食事の支度をしているのを見ていた義時は頼朝とは全然違う人だ、と義仲を
褒めます。
 そうですね。
 また三浦がちょっかい出そうとして怒られてた。
 この人は頼朝と違うベクトルで節操ないな。

 そんな重要な話が展開している中、頼朝はほくほくと亀に会いに行きました。
 こいつ懲りてないな…。
 そこに政子がいた。
 こうなるとどうにもならないから頼朝、すごすごと帰るしかない。
 自業自得だからしょうがないですね。
 頼朝と手を切れという政子に亀は、和歌を一句うたってみせます。
 黒髪の 乱れもしらず うち臥せば まづかきやりし 人ぞ恋しき
 和泉式部の詠んだものですね。
 亀はさらに、日記は読んだのかと政子に言う。
 それはイヤミからではなくて、頼朝の妻として、また、坂東女性の憧れの的として
そのように振舞いなさい、というためでした。
 この人嫌なだけの女かと思ってたけど最後にいいとこ見せましたね。
 よろしくお頼み申しますという亀に政子はまず何から読めばいいのか、と聞くのでした。
 和泉式部の歌は肉肉しいというか、なまめかしいものも多く、亀にはあってるかなと
思いました。

 八重が書物を読んでいると、頼朝が「きてしまいました」とずかずかと中に入ってきた。
こいつ…!
 頼朝いろいろ耳さわりのいい言葉を並べて八重を口説こうとするも、指かまれて飛び出して
きた。
 ざまを見なさいよ。
 ほんとにこの人は…。
 頼朝、しょうがないのであきらめて鎌倉に帰ることにします。
 で、その様子をたまたまきた義時は見てたのですが隠れてた。
 それくらいの空気は読めるのになぜ…。

 義時は八重に対して、頼朝とよりを戻してもいい、自分があなたを思う幼馴染としての気持ちは
ずっと変わらないといいます。
 いい男なんだけどねえ…いろいろ残念なとこはあるけど。
 義時、しばらくここには戻らないと告げて立ち去ろうとします。
 そんな彼に八重はあらためて帰還を労い、お帰りなさいませ、というのでした。
 念願かなってよかったですね義時。


 次回第14話。
「猫好きと犬好きは相容れない」 



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