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鎌倉殿の13人

第19話(22/05/15)

 行家のバカはどこだ!!!!(こち亀・大原部長が武者姿で)
 いやほんと…だめでしょあいつ。
 史実がどうだったかは知らないけど少なくともこの話においてはあかん人ですよこれ。
 せめてグーで殴らせろ。

 義経は京に戻ってきていました。
 里は不満タラタラです。
 離縁してくれ、鎌倉に戻りたい、あなたは静とよろしくやってればいい、と。
 で、そこに行家がやってきた。
 頼朝は必ず攻めてくるぞ、先に挙兵して頼朝を討とう、と言います。
 
 頼朝も別に本心から義経に対して腹を立てていたわけではないので、策を探って
いたところ大江が、義経を受領に命じてもらいましょう、と提案した。
 今でいう知事みたいなもんですね。
 さしずめ伊予あたりの受領に命じてもらえば、検非違使との兼任は無理なので
鎌倉に帰ってくることができる、というわけです。
 それはいい案だなということで頼朝さっそく義経に手紙で知らせる。
 喜ぶ義経。
 しかしそうは問屋が下ろさない。
 策略を見抜いていた法皇は、伊予守にも命じつつ、検非違使も兼任してていいよ、
と言ったのでした。
 受領はその地にいかなくても地位につけることからそれを逆手にとって、検非違使と
兼任させたわけですね。
 法皇の方が上手でしたな。
 もう勝手に帰ってもいいような気がするけどなー。
 法皇が追討云々言ったとしても、頼朝に今逆らえる武将とかいないでしょ一応。
 ま、義経にしたら法皇に逆らうなんてってことなんでしょうが。

 頼朝は義経が戻る気はないようだと言ってます。
 いや戻りたくても戻れない状況なんですが。
 たまたま八重と出会った頼朝。
 子供らをあやそうとしたらわーって皆逃げてくのめちゃくちゃ笑った。
 時政が無理矢理1人抱き上げてあやそうとするも全力で拒否られてるし。
 で、八重は義経のことを聞かれて、ちゃんと仲直りした方がいいとアドバイスしています。
 さすがですね。
 ただ頼朝そのあとが余計だった。
 義高の話をしてたら後ろに大姫がいたんですよ。
 ほんとにこの人は…。

 政子らも義経のことを心配していました。
 なんとか出来るのは政子だけ、と実衣らも言いますが、頼朝は政子の言うことに耳を貸さない。
 範頼をみないと思ったらまだ宝剣探してるらしい…。
 で、全成にふってみると、10月に頼朝の父の供養があるから、それを理由にしたら義経も
帰ってこれるのではないか、と。
 
 その頃頼朝のとこには京から三善がやってきていました。
 こちらに仕えることになったようですね。
 いさかいの仲裁はおまかせ下さいって言ってたけど、頼朝と義経の仲裁は…。
 大江は頼朝に、法皇は頼朝と義経がぶつかって欲しいと思ってるのでしょうね、と語る。
 三善も、法皇は一強をよしとしないとも。
 面倒くさい人だよねえ。

 そんなところに文覚がやってきた。
 今度こそ義朝のしゃれこうべを見つけたというのです。
 頼朝追い返すかと思いきやこれにのった。
 こういう大義名分があればより義経が帰ってきやすくなるわけですね。
 義時、急いで義経に伝える、と言います。

 その頃義経は別の意味で大変なことになっていた。
 里と静のキャットファイトですよ。
 新撰組!では直接はモメなかったけど本妻がやってきてちょっとドタバタしたのあったなー。
「皆!それなりにありがとーう!」は今でも覚えてます。

 で。
 それを放置して義経、義時のところにやってきた。
 放っておいて大丈夫かって心配してる義時面白い。
 義経は知らせを聞いていきたい様子でした。
 それを行家が、行けば捕まる、頼朝の罠だ、とたきつけるわけです。
 耳を貸さない義経は法皇に鎌倉に帰る許可をもらいにいくのですが…。
 あっさり許可が下りたと思ったら法皇倒れた。
 やった、これで死ぬのかと思ったけど…。

 法皇のこれは仮病でした。
 ワキに鞠をはさんで一時的に脈をとめたというのです。
 ここナレですかさず「まねをしてはいけない」って出たの笑いました。
 めちゃくちゃ笑った。
 正しい。
 こうして義経は法皇に頼まれたので戻ることは出来なくなってしまいました。
 義経もしゃれこうべの件は本物ではないとはわかってるみたいですが。
 そんな中、土佐坊というやつがやってきた。
 源氏に恨みをもっていて、なんと里の招きで襲撃にきたのでした。
 里としては静を痛い目にあわせてやりたいという思いだったのでしょうが…。

 襲撃されてもさすがは義経。
 難なく切り伏せます。
 ここ、豆がばらーっと床に撒かれたから、これで敵をひるませる(すべらせるとか)策かな
と思ったけど単に、出る時に当たってばらまかれたって表現の意味だったよう。
 残念。
 ともあれ里がけしかけたとは夢にも思わぬ義経は、行家の言う「頼朝が刺客を送って
きた」という言い分を受け入れてしまったのでした。
 いやあーたさ。
 政子のうわなりうちの時警護しておられたでしょう。
 あれを思い出すことはなかったのか。
 身内がやったかも知れない、ってのは。
 
 義経はついに決意し、法皇に頼朝討伐の宣旨をもらいます。
 1185年10月18日のことでした。
 それが22日早馬で頼朝に知らされます。
 義時はなぜ、とショックを受けました。
 頼朝は激怒して全軍を率いて京に行く、と告げます。
 御家人らは戦はダメです、義経のあの強さにはかなわない、と止めるも、梶原が
義経など怖くはない、自分に総大将任せてください、というのでした。
 で、義時がアイコンタクトして、それに気づいた三浦がやりましょうって感じでみんな挙兵
することになります。

 三浦がのったのは、戦にはならないだろうと踏んでいたからだ、と義時に話します。
 義経は人気はあるが無謀な戦ばかりしてるから、それに心底ついていきたい人間は
そこまで多くない、と。
 
 頼朝が京へ向かったという情報は全国をかけめぐりました。
 奥州の藤原秀衡はこれは好機、と言ってます。
 鎌倉をこの機に攻めようと。
 まだ狙ってたんか…。
 ただ義経のことに関しては早まったなと思ってるらしい。
 そこまでの事情は伝わってなさそうですね。

 義経は、自分らの兵が集まらないことに焦っていました。
 500もいかんらしい。
 で、行家が「だから自分は止めたんだ、挙兵するなっていったよね」と言って逃げてしまう。
 ほんとこいつのせいでさ…。
 ナレにすら、こいつが味方についたら必ず負ける疫病神って言われてるし。
 行くとこ必ず事件が起きるバーロー死神とどっちがひどいんだこれ。
 ただこのあと、頼朝の軍に捕まって斬首されるらしいです。
 本当にどうしようもない人だね。
 頼朝がろくに相手せず追い出したのは正解でした。
 すりすりされた馬がいやそうに跳ね除けてたの笑ったなあ。

 義経は静はここにおいていくといいます。
 里は連れて行くことに静は不満でしたが、義経はいざという時あいつは人質だと。
 そうでしょうね。
 必ず迎えに行く、と静に言います。

 法皇は頼朝に義経討伐の宣旨を与えろといってました。
 そりゃ周りの人もびっくりして何度も聞き返しますよね…。昨日いったことを今日ひっくり返す、
 まさに朝令暮改。

 頼朝は時政に、法皇にあってきてと言います。
 渡りあえるのは時政くらいしかいないと。
 大役だけど時政はいやだよねえ。
 りくは励ましてました。
 ま、名誉なことだからって感じなんでしょうね。
 出世させたいみたいだし。
 そういうわけで時政と義時、法皇に会います。
 義時、法皇のことを頼朝は大天狗って言ってましたよと伝える。
 まあ要するに信用ならないから、義経と行家をとらえるための力添えをしてもらうのと、今後は
西国諸国にリーダーおいて米と兵を集めるようにしますと。
 つまり地頭ですね。
 お前らのせいで歴史の暗記用語増えたんだな?
 頼朝は義経が行方不明になったということで一旦鎌倉に戻りました。

 その夜、時政と義時が話をしていると、闇にまぎれて義経がやってきた。
 かわいそうになあ。
 時政が、義経は九州に逃げたと聞いている、こんなところにいるはずがない、偽者であると
大きな声で言うのが良かったですね。
 上様がかようなところにおわすはずがない!(それ暴れん坊将軍)
 
 頼朝のこと、何とかならないかという義経ですが、義時はもう宣旨が出たので無理です、と言います。
 自分の何がいけなかったのだろうという義経に義時は、人を信じすぎたんでしょうと返した。
 策にたけたものはより騙されやすいという時政。
 それはあるかも知れませんね。
 奥州にでも帰ろうかという義経ですが義時は、あらたな火種が生まれる、ととめます。
 奥州はがっちり頼朝とやりあう気ですけどね…。

 義経に時政は、経験も自信もなかったら何もできないとあなたは言ったが、その自信をつけるには
何がいるか、経験ですよと言うのでした。
 まだまだ人生これからだ、と。

 彼が去ったあと時政は、まるで平家を滅ぼすためだけに生まれてきたような方だ、と言います。
 なんとなくそんな感じしますね。

 
 次回第20話。
「会わないとわからないこともある」



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