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鎌倉殿の13人

第2話(22/01/16)

 やってきた伊東の兵に対し、武士として頼朝をかくまう覚悟、と言い放った義時の父。
かっこいいけどちょっと声裏返りましたね(笑)。
 そういうリアルなところが良い。

 清盛は頼朝が生きているという報告を受けてたけど、どうでもいいとか言ってました。
 伊豆のいさかいはそちらに片をつけさせよと。
 これだったからまだ良かったのかも知れないですね。
 清盛が兵を差し向けていたら頼朝は確実に殺されていたでしょう。
 すっかり興味をなくして「なんで殺さなかった」「お前が助けたんだろうがハゲ(実際は言ってない)」と
いう風にボケボケした会話をしていたからこそ頼朝は助かり、皮肉にも平家滅亡につながった
わけですな。

 頼朝は森の中を逃げているうち、山内という武士と遭遇してました。
 彼らは頼朝派だったから良かったけど放たれた矢刺さらなくてよかったなあ。
 ここで矢に山内の名前書いてありましたが、誰だっけかな、戸次鑑連こと立花道雪の
話だったと思うのですが、戦の際自分の名を書いた矢を大量に射掛けて相手をビビらせた
という話があります。
 多分この人だったと思うけど。

 てか山内さん、頼朝の化粧に一切触れなかったけどこれは触れてはいかんものなのか…とか
思ってたのかな

 そして義時父と伊東のもとに、大庭という武士がやってきました。
 ここらの武士を取りまとめてる人で、地位は伊東より上。
 その大庭が、頼朝預かってるのならなおさら勝手に殺したらまずいんじゃないか、北条に身柄が
移動するだけなんだから、八重とは縁を切らせるということで矛を収めろと言ってくる。
 そういうわけで伊東は引き下がり、やれやれと言った感じです。
 ちなみに帰り道工藤に襲われたけどあっさり跳ね除けられた。
 先週のあのフリはなんだったのか…。(伊東暗殺命令のやつ)

 頼朝、北条の屋敷に戻ってきてあらためてよろしく、と言ってます。
 政子は食事の好き嫌いがあったら言って、と女性らしく気を効かせてます。
 その後従者が頼朝の好物とか知らせにきたんだけど。
 あの場で好き嫌いあれば言えよ。
 いやコミュニケーションとしては頼朝の態度は正しいんだけどね。
 家人の前では好き嫌い言える立場ではないから何でも食べますつっといて、あとで
こそっと知らせるとかいうのはね。

 で、時政はウキウキで掃除をしている。
 後妻がやっと到着するからです。
 あ、忘れてた。
 義時も完全に興味ない感じで笑える。忘れてたみたいだし。
 やっぱこれ見ると前回の伊東との会話不自然ですよね。
 後妻の容姿に興味がないってことは別の用事で訪ねてきたんだろう、さては頼朝が
お前達の屋敷にいるなって伊東に言われたくだり。
 義時は本当に興味がなくて聞かなかっただけだろうし…。
 古畑いたら伊東の言動のほうに突っ込んでたと思う。

 その頃伊東は八重に嫁に行くよう言っていました。
 彼女は千鶴丸の行方を尋ねますが伊東は出家した、とだけ。
 さしもの伊東も殺したとは言えなかったか。
 八重も薄々感づいているでしょうね。けれどもさらに尋ねて死んだといわれれば
千鶴丸の死は確定してしまう。だから出家したというあからさまな嘘を信じることに
したんじゃないかな。
 そうしたら少なくとも彼女の中で千鶴丸は生きているのだから。
 
 義時は八重が下人に嫁ぐことになったと知り驚きます。
 最後に頼朝に会いたいそうだ、という宗時。
 比企の館で会う手はずになっているそうです。
 この比企という武士の母親は頼朝の乳母であり、後見人みたいなもんなのかな。
 だから場所としては最適らしい。

 八重の話を頼朝に持っていった義時ですけれども、いまさら会ってどうする、と頼朝は
そっけない。
 確かにそうですね。
 で、宗時に自分は挙兵するつもりはない、ここで静かに暮らしていきたいと伝えてくれ、と
言うのですね。
 義時は自分で言えというも頼朝は頼んだぞ、と。
 義時の兄もそうだけど何でもかんでも人に頼みすぎでしょ…。

 義時は、頼朝と出かけることになったとウキウキで化粧してる政子に、頼朝は八重の
話してないじゃん、本当に好きだったらちゃんと八重の話するんじゃないのと疑問をぶつけます。
 まあ確かに。
 政子も八重と会わないと頼朝が言ったことに対してそりゃ八重のことを思ってでしょ、と
わかったようなそぶり。ここらはなんというか、年長者の経験というか、頼朝の心情を
政子は理解できてるんでしょうね。

 さて。
 比企の館にて宗時が、ここで八重と頼朝を会わせたい、と頼朝の乳母である比企尼に
頼んでいます。比企とその奥さんは迷惑〜って感じ。平家ににらまれたくないからね。
 でも尼は場所を貸すだけです、源氏を支えるのが我々の役目だと。
 頼もしいけど比企夫妻はただただ迷惑なだけですな(笑)。

 さて。
 義時は比企の館に向かう途中、堤というここら治めてる武士に行き会うのですが、
平伏しろとか無理矢理押さえつけられてる。
 嫌なやつだなあ。
 無惨さまに平伏してつくばえって言われたらいいのに。
 源氏をありがたがって何になるという堤。
 はい、でかいフラグいただきましたー!

 頼朝は政子とデート仲で、八重の話をしています。
 どちらかというと政子を取り込んでいる感じですね。
 うまいこと言って北条の支援を得るために政子落としたい、みたいな。

 案の定政子、実衣に今までの男とは違う、と語ってますが、実衣は単にはっきりしない
男ってだけでは?と冷ややか。
 確かにね。

 比企の屋敷にぼろぼろの格好でやってきた義時は、頼朝は会いたくないそうです、と
告げる。
 宗時と比企はそれじゃ困る、ともかく準備してた尼に謝ってとか言って義時にいかせるんですよ。
きたねーやつらだなあ…。
 謝罪もまともに出来ないのか宗時は…。
 で、仕方なく義時が謝るわけですが、尼は責める比企夫妻のことを「この二人は頼朝がこなくて
ほっとしてるから気にする必要はない」とフォローしてくれました。
 そして、いつでも待ってると伝えて欲しい、と言います。
 義時もこの尼の言葉はちゃんと伝えてくれるでしょうな。

 んで義時、八重に頼朝はこないと告げたのですが、その理由について八重にうそつきと
怒られています。
 こないとだけ言えばいいのに余計なこと言うからだよ。
 しかも、あなたも命がけでウソをつきなさいとか八重も八重で言う事ムチャ振りすぎるし。
 なんなんだ。
 宗時は頼朝様もつらいのだーとか言ってるけどそろそろこの兄貴ウザくなってきた。
 義時もさすがに思うところがあったのか、頼朝は確かに挙兵するといったのか、自分は
はっきりと本人から挙兵するつもりはないと聞いた、と告げます。
 あわてだす宗時。
 彼は、頼朝は我々を試しているのだ、試練を与えているのだとか言い出した。
 それもうストーカーの考え方だから…。
 
 義時が帰宅すると父が妻を披露しようと思ったのに誰もいない、とプンスカしてた。
 あ…忘れてた…。
 なお政子は頼朝と出て行ったそうです。
 湯河原の温泉にいったらしい。
 義時、行って来る!と珍しくでかい声出してます。
 
 父は妻となったりくとイチャイチャしてましたけど、侍女役の方のリアクションが良かったです。

 あわてて湯河原にやってきた義時ですが、頼朝しかいなかった。
 政子は別行動とってました。
 まだ早いと断わられたそうです。
 政子わりとちゃんとしてますね。

 その政子は。
 八重へ会いにいってました。
 最初は女同士のバチバチか?と思ったんだけど政子はわざと、八重がけりをつけられるように
自分が憎まれ役になりにいったみたいですね。
 八重もそれをわかってあれこれ言ったんだと思います。
 さすがですね。

 頼朝は義時に本心を語りました。
 清盛に身内を殺されてしまって運よく生き延びただけで、伊豆に流されてきた時自分は1人だった。
伊東が後ろ盾になってくれればと思ったがそれは甘かった。
 だから八重に近づいたんですかね?多分そうだろうなあ。打算的なものがあったんでしょう。
 で、今度は北条預かりの身となったから、どうしても北条の後ろ盾が欲しいというのです。
 そのために政子に今度は近づいていってるわけですか。
 そこに愛はあるんか?(それCMですやん)
 いや少しでも政子に対して愛情があればいいけど、後ろ盾を得るための手段だったとしたら
政子がかわいそうだなと。
 義時はそこが心配なんでしょうね。
 そしてお前には本心を話す、という頼朝。
 彼は北条を後ろ盾にして挙兵し、清盛を討ち取って天皇をお支えする、というのでした。
 兄にも話すなという頼朝。
 まああの兄貴は口ばかりで何の役にも立たないからね。
 でもこいつ三浦に話しそうだなあ。
 義時はなんかえらく感動した感じですが感化されてないですか大丈夫ですか。


 次回第3話。
「すねに傷がある奴ほどよくしゃべる」 



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