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鎌倉殿の13人

第21話(22/05/29)

 フラグだろうと思うんですけど、だんだん比企があれこれ言うようになってきてうっとうしいなーと
思うようになってきました。
 退場も近いのかな?

 鎌倉に戻ってからも義時は義経のことをしのんでいました。
 他の御家人も同じような気持ちなのはありがたいですね。
 そんなところに、八田という人間が、鶴丸というみなしごをつれてきました。
 身寄りがないので八重に世話して欲しいというわけです。
 将来主に仕えて歴史を正す役目の方ですか?(その鶴丸は刀だね)

 頼朝は先週言ってた通り、義経の首をとったことを理由に奥州へ攻め入り、あっさりと
奥州を制圧しました。
 泰衡の首をとってきました!と言ってきた家人に対して、主への恩を忘れて裏切るとは
何事か、と激怒し首をはねよと命じます。
 忠義の心が大事という頼朝。
 …あなたに忠義をつくした上総介や義経のことを信じず、一方的に滅ぼしたのは
あなたなんですが?
 自分のこと棚にあげてよくもこんなこと言えるな…。

 日の元すべてを制圧したという頼朝。
 残るは法皇でした。
 頼朝はまだ落ち込んでいる義時に、自分の行いを悔やむなという。
 正しいかどうか自分で決めてどうする。
 きめるのは天よ、と。
 …自分が死ぬときのフラグですかね?

 酒盛りをしていた御家人らは、義経のことをしのんでいます。
 そして梶原の悪口も言っていた。
 そんな梶原は1人離れたところにいました。
 まあいろいろやってきた分誰からも好かれてないでしょうね。
 梶原はまあうまく立ち回りすぎたんですな。
 だから人の揚げ足とって密告してばかりという評価になってしまった。

 時政は頼朝に法皇とのことを報告してました。
 そういえば京に行くよう言われてたんだった。
 すっかり気に入られた時政の様子に比企はどんな手を使ったんだとチクチク。
うわーやだなこういうの。
 大江も時政のことを褒めています。
 いますよね上の人からすごく好かれる人。
 頼朝も、美しい妻のおかげで時政が京に留め置かれずにすんだな、というけど
まだ比企チクチク…。
 そして頼朝は法皇からの報酬については断わりました。
 奥州攻めは自分らの判断でしたことだから、という意味らしい。
 法皇はそれも気に入らないようで、平家や義仲、義経はなぜ滅んだと好き勝手
言ってます。
 自分のせいだっていわれると、隣にいた秘書さんみたいな人に、お前がちゃんと
止めないからだって責任転嫁。
 いるよね、こういう上司…。
 局がでていけ!と怒鳴ったときに法皇がビクッとしてたのは笑った。

 金剛は万寿と会ってました。
 作法についていちいちうるさい比企の嫁が追い払われていたのはちょっとスッとした。
 この席で金剛は万寿を支えていくように、と言われています。
 来月万寿が鶴岡八幡宮に行くのでお供をという話をするのですが…。
 頼朝がここで昔八重と会っていた話を始めた。
 空気凍りますよね。
 政子がそれとなく話題をそらしても、そういえば…とまた八重とのデートの話に
戻す頼朝。
 頭おかしいんじゃないの。
 さすがにこれは義時殴っても許されるわ。
 いややらないけどね。
 政子、きっぱりと頼朝に話をやめるようにいいました。
 それでもわかってない感じなのがなんとも。

 しかも頼朝、義時と別室で話を始めた時にも、金剛は自分に似ている、と自分の子
であるかのような話をしてるし。
 最低ですねこの男。
 自宅にて八重は、金剛はあなたにちゃんと似てるし、頼朝に対して気持ちはまったくない、
今思えば付き合っていたのすらどうかしていた、とナイスフォローです。
 義時がいなければ頼朝はただの流人、という八重。
 鎌倉はあなたが作ったのです、と言ったあと今のは言い過ぎでしたというのほほえましくて
良いですね。

 そしてりくが子供を生みました。
 これで北条は安泰、とまるで義時にあてつけるかのように言ってますなあ。
 と、そこに大姫がやってきた。
 行動がね、めっちゃ怖いんですよ。
 まさに狂気って感じで。
 皆強くも言えず凍り付いてる感じです。
 
 義時は八重が作ったというぞうりを時政に進呈するも、りくは、自分がまるで古い
ぞうりばかりはかせているみたいではないか、と。
 冗談だって言うけど冗談には聞こえなかったなあ。
 という話をしていたらまた大姫が、みんなに元気になるおまじないを書いて配るしさ。
 怖いわー。
 そして時連という義時の弟がやってきて、大姫に頼まれていたものを用意していたと。
 イワシでした。
 魔よけになるというアレですね。
 しかしあれは焼き魚にするんじゃなかったっけ。
 腐ってるようにしか見えないんですが…。
 柊鰯と言いまして、柊の枝に焼いた鰯の頭を刺しておくと、魔よけになるという言い伝え
からです。節分に飾るものですね。豆まきと同じく古くからの風習です。
 「鰯の頭も信心から」ということわざはこれが起源と言われてます。(諸説あり)

 さてはて。
 イワシの頭をちぎる作業を大姫がやっているかたわら、りくがみんなに不満を言い始めました。
ほんとこの人もうっとうしくなってきたな…。
 目立つ働きをしてもっと北条をもり立てなさい、と言ってると大姫がうまく出来ないと
言い出した。
 空気読まなくて怖いな。
 
 八重は金剛と鶴丸のケンカに遭遇します。
 金剛に対して、鶴丸は親がいないから優しく接して欲しい、と諭すのでした。
 まあでも子供からしたら、他の子供に母親取られたようで面白くないよなあ、沢山の
孤児がいるっていうのは。
 金剛の気持ちもわかるから辛い。

 時政らは自分達が建立に関わった寺を見るために伊豆へやってきていました。
 仏像の製作を運慶に頼んでいたのです。
 いわば今のフィギュア造詣師みたいなもんだ。(スケール違いますやん)
 出迎えたのは緒方賢一さんですね。声優さんです。
 すごいな。

 一方八重の方は子供らを川で遊ばせていました。
 三浦は、自分の娘と金剛を夫婦にするか…という話をしている。
 そんでちょっと所要で立ち去りました。

 伊豆ですが運慶が現れて仏像を見せてくれる。
 美術さん頑張りましたなー。
 きれいな仏像でした。

 と、八重はみんなの騒ぐ声に気づく。
 鶴丸が深みにはまり、遠くヘ流されていた。
 彼女は「千鶴」とつぶやいて川の中へ入った。
 殺された千鶴丸と同じ名を持つ鶴丸のことが特別気になっていたかも知れませんね。
 そんな鶴丸がくしくも、千鶴と同じ状況で死のうとしている。(八重は川で溺れ死んだと聞かされている)
 この時代のことだから生まれ変わりで引き合わせてもらったと思っていたかも
しれない。
 鶴丸を抱きかかえて川の中を進む八重。
 戻ってきた三浦が気づいて川へ入り、鶴丸を抱きかかえて戻ってくる。
 皆、わっと駆け寄って一瞬八重から目がそれたんですね。
 金剛の声にみんなが川を見ると、そこに八重の姿はありませんでした。
 こういうの辛いなあ…。

 八重のことを知った政子は三浦を励まし、全成に祈祷してもらうよう伝えます。
 大姫がもう死んでるって言って政子怒ってたけど、本当に大姫病んでて怖い…。
 義時は伊豆に時政のお供でいっちゃってますから皆こんな時に…って感じでしょうね。

 話を聞いた頼朝も全部の御家人に探すよう命じ、自分もいてもたってもいられず
現場にいきます。
 実衣が、ふざけてるようにしか見えないって言ったの笑ってしまった。
 視聴者の声を代表するな!

 全成が祈祷していて、ろうそくの火がフッ…と消えるのがなんとも皮肉でしたね。
 政子のもとに知らせがきました。
 見つかりました、というもその人は泣いていた。
 もうどんなことだったかわかりますね。
 そんなこととは知らない義時は酒を飲みながら仏像を見て、妻の顔を思い出したと
言ってました。
 運慶は、自分の母のようにも見えると。
 義時は、(モデルは)母上でしたか、と言っています。
 彼が八重の身に起きた出来事を知るのはしばし後のこと。


 次回第22話。
「初期設定はナメたら命取り」



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