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鎌倉殿の13人

第22話(22/06/05)

 義時は、八重が死んだことは天罰だ、と言ってました。
 でもそれだったら義時に命じた頼朝が何の天罰も受けてないことはおかしいと
思うのですが。
 三浦は死ぬ直前、八重は、楽しかったというようなことを言っていた、と。
 それは多分子供達を川遊びさせていることではなく今までの生活のことだろう、と
義時は言います。
 まあそうだろうねえ。
 波乱万丈だったけど八重としては幸せだったのではないか、と思います。
 金剛に義時は、鶴丸を恨むな、そんなヒマがあったら母を敬えと教えます。
 それは自分自身にも言い聞かせているようでした。
 まあ鶴丸にもフォローしてあげて欲しいところですね。
 自分のせいで八重が死んだって子供からしたらものすごい罪悪感ですし。

 頼朝は上洛を実現させようとしていました。
 10月に京へ行く、と義時を誘いにきますが彼は、子供達の世話が忙しいことを
理由に断わる。
 でも頼朝は、これは命令だといいました。
 まあそうでもしないと出てこないからだろうね。

 そして1190年。
 後白河法皇と頼朝は体面しました。
 お互いけん制しあうような会話をしてますなあ。
 そして頼朝は大姫を若い帝の后にして欲しいという話をするのですが…。

 九条に頼朝は法皇の話をしていました。
 最近は病がちで、そう長くはないのではないか、と九条は見てるらしい。
 ただ、自分の娘がもう后になってるからね、とけん制も忘れなかった。
 有能だなあ。
 
 御家人らは飲み会をしていたのですが、頼朝がいないと不満をもらしていた。
 …なんかこういうの前も見たぞ…。頼朝に武衛って言ってた人いた。
 この席でみんなは義時に新しい嫁をという話をしているのですが義時は断わりました。
 まあちょっと早いわな。
 畠山が義時に耳にいれておきたいことがある、と言ってくる。
 実は自分らと別に集まっている御家人がいて、頼朝への不満を口にしている、と
いうのですね。
 上総介の一件がまた繰り返されないといいが…という感じでした。
 その、不満を持つものの集まりに比企がいるのがなんとも。
 この人も結局は虎視眈々と上に立つことを狙ってるということでしょうか。
 ただ範頼もこちらにいたから、この人が話を聞くことで不満解消の狙いもあったの
かも知れないですね。
 性格が穏やかな方ですし。
 比企が頼朝の変わりに上に立ってほしい、というも彼は、そんな器ではないときっぱり
跳ね除けるのでした。
 でも比企の目が笑ってないんだよなあ…。

 政子らも義時の元気がないのを気にしていました。
 様子を見に行こうかというのですが全成は、忙しくして気を紛らわせたいのだろうから
行かないほうがいい、という。
 珍しくいいこと言ったな。
 覗きにいったらだめですよという政子。
 これ、押すなよのフリじゃないですか。

 そこに時政がある兄弟をつれて戻ってきました。
 皆様覚えておいででしょうか。
 工藤が義時に仕事をくれと言ってきた時、彼にわりとガチめに石を投げてた兄弟がいたことを。
あれです。
 あの曽我兄弟です。
 あの時はギャグチックだったのにまさかこんなシリアスムードになってしまうとは…。
 彼らは成長したこともあり、頼朝の御家人になりたいと時政からとりなしてもらうために
きた、と話すのですが…。
 去ったあと全成は難しいだろうな、と言ってました。

 義時が子供らの世話をしていると政子がやってくる。
 下女のフリしてるの笑えるなあ。
 こうして心配しているあたりいい人なんですよね。
 義時は子供の引き取り手を捜している、と話すのでした。

 その頃。
 法皇ついに倒れる。
 お脈が→まねをしてはいけない。の流れではないのですか。
 法皇は後鳥羽天皇にあれこれ言い残して亡くなりました。
 のちに隠岐に流されますがこの方。

 1192年7月。
 頼朝は朝廷に強引に頼みこみ、征夷大将軍という肩書きをもらってました。
 政子とキャッキャ喜んでるのがかわいくもある。
 この頃政子は妊娠しており、8月に新たな男子を生みました。
 のちの実朝らしいです。
 このあたりまったく知らないんだよね…。
 乳母は全成と実衣夫婦になるのですが。
 全成がそわそわしてるから何かと思ったら、占いで乳母になることは吉と出たんだけど
この後運が開けると出て。
 自分の占いは半分しか当たらないからどっちかは外れるとおびえてるらしいです。
 うっとうしいな…。
 どっちが外れてもいいように対策しときなさいよ。

 その頃、比企は実朝の乳母になれなかったことに焦燥感を持っていた。
 もうのし上がる気満々ですな。
 あんだけ不満あれこれいってたくせにね。
 彼らは、比奈という娘を使うと言い出しました。
 頼朝のお手つきにさせて男子を産んだらよりのし上がれるというわけですね。
 アホかな。
 政子が許さないでしょうよ。
 
 さっそく頼朝はニヤニヤと比奈とすごろくをしているのですが、そこに現れたのが話を
聞きつけた政子。
 「まあそんな感じで」とあわてて比奈から離れる頼朝笑います。
 彼は、義時にあてがおうと思ってたんだ、とごまかした。
 こいつ…!
 政子も悪くないと思ってたらしく、比企と北条の架け橋になってくれたら、という感じでした。
 なんとかごまかせたな頼朝よ。

 というわけで比奈は義時のとこにいくのですが義時は後妻をもらうつもりはない、と
そっけないものでした。
 比企に戻ってきた比奈、気味が悪いと義時のことをめちゃくちゃけなしてました。
 性格悪いなあ。

 義時は金剛が安達の子供弥九郎にケガさせたということでお詫びにきてました。
 その席で彼は、北条は他の御家人よりも上なのだから、ちゃんと考えた行動を
するように、と諭します。
 そういうわけで丁重にお詫びをして戻ってくると鶴丸が、自分のために金剛は怒って
くれたのだ、と言う。
 弥九郎に自分がバカにされたので金剛が変わりに怒ってくれたのだと。
 いい関係じゃないか。
 八重の死を子供2人が乗り越えたのだというのがわかりますね。
 ちなみに義時らが帰った後、弥九郎がお詫びの品をあけようとして安達に怒られて
いたのは笑いました。面白かった。

 1193年5月。
 ことが動きました。
 あの曽我兄弟が工藤を討つと言い出したのです。
 ここで意味がわからない視聴者のために時政が解説してくれます。
 まだ頼朝が動き出す前、伊東を殺そうとした工藤が間違えて伊東の息子を殺して
しまった。
 曽我兄弟はその子供らであると。
 この当時敵討ちは誉れでしたから、時政もやれやれといった感じで。
 りくとしても、工藤は今、頼朝のお気に入りだけど、敵討ちなら許されるでしょう、といった感じ。

 そんなことは知らない頼朝は、巻狩りで万寿をみんなにお披露目しようと思う、という
話をしてました。
 義時も呼んで来いと。

 さてさて。
 岡崎が比企のとこに曽我兄弟をつれて敵討ちの話を持ってきた。
 なぜ話したかというと、実は工藤とともに頼朝も倒すつもりである、というのです。
 めんどくせーな。
 比企はそんなことが出来るわけがない、というも彼らは、20名の兵を集めている、
と言う。
 北条の兵を借りるのだと。
 曽我兄弟の烏帽子親は北条時政で、彼は兄弟があだ討ちをすると思っているから
兵を貸してくれた。それを利用するというわけですね。
 
 比企は妻にあの計画は失敗するだろうなと告げる。
 そうなったら北条は終わりだろうと。
 でももし成功したら、と言う妻。
 比企は、成功しても頼朝がいなくなるだけで特に不都合はない、と。
 怖いですねえ。

 というわけで。
 曽我兄弟のたくらみを聞いていた善児から報告が入り、梶原が義時を呼び出し、
また謀反の気配があると告げる。
 それに時政が関わっていると聞いて義時、さてどう動くやら。

 これが有名な曽我事件の始まりだそうですが、私は知らないので楽しみに見ることにします。


 次回第23話。
「傘の置き忘れに注意」



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