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鎌倉殿の13人

第25話(22/06/26)

 思ったんですけど、いかにもな展開よりはそんなそぶりまったくなくて突然って展開の
方が面白かったな。ただ調べてみたら病気でああなった、とのことだから突然展開は難しい
のかも知れないですね。

 頼朝は自分が死んでいる様子を見るようになり相当びびってました。
 あれだけ自分が疑いまくって粛清したクセに信頼できる人間がいないというのも自分
勝手な話ですなあ。

 頼朝は自分が生きるためにどうしたらいいか全成に聞いていました。
 赤は平家の色だから避けた方が良い、久しぶりに訪ねてきた人間は縁起が悪いから
避けろ、赤子は抱くな、自分に恨みを持つ人間の縁者には会うな、仏事神事を大事に
せよ、人に先を託せ…。
 てかラジオ体操でもすすめておあげなさいよ。
 
 実衣は全成からその話がすべてでまかせと聞いて驚いていました。
 あれこれ言わないと頼朝が放してくれなさそうだったかららしいですが。
 確かに頼朝は全成の話をすごく信用してたようですからねえ。

 そんなおり、法要が営まれることになります。
 義時の妹が数年前亡くなったのですがそれを弔うために夫の稲毛が橋を建設したの
だそうで、その法要でした。
 昔の人はこうやっていろいろやってたんだねえ。
 頼朝は義時に北条は信じていいのか、と言っています。
 曽我兄弟の烏帽子親が時政だったこともあり気にかかってるみたいですね。
 やれやれ。
 比企も信用できないという頼朝。
 あ、それは本当なんで!
 
 そこに土肥と千葉が訪ねてきたという知らせが入るのですが、久しぶりの相手には
あわないように、という全成の言葉を思い出した頼朝は追い返せ、と言う。
 ひでーなー。
 そんな中、万寿こと頼家に子供が生まれました。
 一幡と名づけられました。
 比企の娘、せつが産んだようです。
 比企としたらこれでますます自分達の地位は磐石!てな感じでしょうね。

 その頃大江や比企、三善らが集まって、次の鎌倉殿の話になってました。
 頼朝が元気なうちに次の鎌倉殿をきめておいた方がいいという比企に対し
三善は、そんな縁起でもない事を言うなとたしなめていたのに、そこに頼朝が
きたら比企は、三善が次の鎌倉殿決めて起きましょうっていってましたー自分は
止めたんですけどーと言い出す。
 こいつほんと最低…!

 そして時政は呼ばれてないから御所にはいかないよーって感じなんだけど、りくには
それが不満の様子。
 このままでは比企に鎌倉が乗っ取られる、と言っています。
 時政は頼朝が死なない限り北条は大丈夫だよ、と嫌なフラグを。

 そんな中、伊豆からほおずきが届いたとの知らせが。
 政子は時連に頼朝の部屋にも飾ってあげてくれ、と言います。
 赤…。
 そんなこととはつゆ知らず頼朝は戻ってくるわけですが、その途中に土肥と千葉が
待ち構えていた。
 何も知らずに挨拶する二人にあわてて走り去る頼朝。
 うーん。
 しかも部屋に帰ると、どんなまじないだよってくらいほおずきが飾られていた。
 時連さん、さすがにこれやりすぎですわ…。
 腐ってきたら悪臭がひどいことになる。
 驚く頼朝の耳に鈴の音が聞こえてくる。
 それは頼朝にしか聞こえない音でした。
 ともあれこのほおずきを取り除けと激怒する頼朝。
 そこに安達が頼家がきたと知らせてくる。
 追い返せ、と言ってしまう頼朝ですが、息子だと気づいて会いに行く。
 すると頼家、せつ、比企のやつらがそろっていて、一幡をぜひ抱いてくれと
しつこいしつこい。
 なにこのしつこさ…。

 ほおずきを片付けている時連のとこに時政がやってきました。
 りくに追い出されたらしい。
 比企はうまくやったなーと言ってるのですが、義時はそうでもないですよ、と言う。
 範頼がああなった裏にはたきつけようとした比企がいたという噂が耳に入って
いるようだと。
 で、その噂はというと時政が流したらしい。
 お前かー!
 それで頼朝はせつを頼家の正妻にしたくないのだと。
 確かにね。
 
 そんな義時のとこに頼家がやってきた。
 彼はつつじという娘を正妻に迎えたいという相談をします。
 三浦が世話をしていた娘なのだけど実は源氏の流れを汲む女性であるのだと。
 なるほど、それなら頼朝も喜びそうですね。
 
 頼朝は比企の一族と会っていたのですが、尼が微動だにしない。
 いぶかしむ頼朝。
 話しかけても返事をしない尼。
 頼朝はまるで永久の別れのような顔をしてみている、と不気味がって立ち去ってしまう。
 え、お前の話は聞こえんってやつじゃないの?(それ真田丸のほうですね)
 頼朝が立ち去ったあと比企が声をかけてみると、尼は寝てただけでした。
 音楽とまったじゃねーか!

 頼朝は義時から話を聞いて、早く言えそういうことはと言ってる。
 …てかなんで皆納屋で話をしてるの…。
 まあいろいろ聞かれたらまずい人が今屋敷に集まってるからだろうけど…。
 頼朝はつつじの出自が確かであれば源氏一門でめでたいし、比企に文句は言わせん、と
きっぱり。
 まあこういうとこはありがたいけど、女子好きは嫡男の証とか言ってるから周り呆れてるよ…。

 法要の準備をしていた時に金剛こと頼時が御家人の中で一番なのは誰という
話を唐突にしてました。
 畠山だと自分は思うといってましたが唐突に出て来たってことはのちのフラグかな…。
 
 北条一門がやってきたのですが、比奈がりくを義母様と呼ぶと彼女はそれが気に入らない
らしい。
 気持ちはわかります。
 あと時政が比奈に声をかけた時に、八重って言ってしまったのは笑った。
 この人の場合悪意ないもんなあ。
 
 頼朝は法要に出かけるにあたり、御所の見張りを梶原に頼みます。
 今後自分に何かあれば頼家を頼むと。
 ま、この人なら出世欲ないしまっすぐだから大丈夫でしょう。
 頼朝は出かけるのに念のため方たがえしていく、と言い、和田の別邸を目指すことにします。
梶原、そこに巴がいることを伝える。
 把握してるなあー。
 てか恨みを持つ人間の縁者に会うなと全成言ってたけどそれはいいのかな?

 和田の別邸に立ち寄った頼朝。
 和田は突然のことに驚くとともに、巴にもてなしをさせようとするけど彼女は嫌がる。
 そこで、巴は狩りに出てるということにし、巴が握ったという握り飯を出します。
 あなたの手にいっぱいご飯粒ついてますけど…。
 屋敷を出る頼朝ですが、なんと道が工事中で通れないといわれてしまう。
 仕方なしに和田の別邸に戻った頼朝。
 和田もなんとか巴に頼んで会ってもらいます。
 そこで頼朝は突然、巴に義仲のことを詫びたいと言い出した。
 平家を滅ぼし天下を平和にする気持ちは同じだったのだと。
 そんなこと言われてもなあ。今更だよね。
 そこにまた鈴の音が鳴り響き、頼朝は恐れおののく。
 そして、そそくさと立ち去ってしまいます。
 巴としたら心を落ち着かせかけていたところにいきなりまたかき回されたような
もんだよねえ…かわいそう。

 頼朝法要の場にようやくたどり着きました。
 法要そのものは無事に終わります。
 頼朝は風にあたってくると席を外した。
 北条一門はみんなで餅を作っていました。
 初めてでも上手な畠山と違い、不器用で全然うまく出来ない時連。
 彼はへそを曲げてしまいます。
 まあできない人もいるもんねえ。
 りくも餅を作るのは嫌だといってどこかにいってしまう。
 と、風にあたっていた頼朝のとこにりくがやってくるんですけど、頼朝が安達の顔を
見て、安達がすごい顔してたのはちょっと笑った。
 向こうへいって欲しいという意味だったようですね。
 ここの会話はまあどうでもいいんですけど、りくはやっぱり野心バリバリだなあ、と
感じました。
 そこに時政が酒とつきたての餅を持ってやってくる。
 もっと大きい杯がいいのではというりくにこれしかなかったという時政。
 この夫婦そのものはいいと思うんですけどねえ。
 頼朝は時政に言いたいこと、不満はないかと聞くのですが彼は今の地位に満足している、と
答えるのでした。
 時政は本当にそうだと思いますね。
 自分ごときが恐れ多いって人だし。
 という話をしていたら頼朝ののどに餅が詰まったぁぁぁ!
 大慌てで時政は人を呼び、かけつけた義時が背中を叩いたおかげで頼朝、餅を
吐き出します。
 それがまた時連の餅だったもんだから皆苦笑というか。

 頼朝は、時政がいなかったらどうなっていたことか、持つべきものは北条よのーと
言ってます。
 …その餅を作ったのも北条ですけどね…。
 頼朝は政子に頼家とつつじの結婚のことを話す。
 政子は自分の知らない間に勝手に決めて、というけどいつものことなので怒った上でも
なかった。
 そんで思い出話をして政子がしみじみしていると、なぜしみじみすると怒る頼朝。
 しみじみした雰囲気を出してるからしみじみしたという政子。
 やめろ、しみじみのゲシュタルト崩壊が起きる!

 頼朝は水を持って戻ってきた義時、そして政子に対して、これから頼家を北条が
支えて欲しいと改めて言います。
 そうなれば鎌倉は磐石であると。
 どこかにいってしまうかのよう、という政子。
 頼家に家督をゆずって、大御所になって、どこかの入道(清盛)のように貿易をするのも
良いなという頼朝。
 あんた人信じないとこあるからうまくいくかどうか(空気読めよ)
 頼朝は寿命をおそれて神仏にすがっても仕方ない、自分の生きたいように生きると
いう話をします。
 そして今日は疲れたから御所に戻ると。
 義時が一緒に行くというのを止めて、安達とともに帰ることにする頼朝。

 道を歩きながら頼朝は安達とのんびり昔の話をします。
 伊豆を思い出すと。
 まあ最初の登場が女装だったもんな…。
 安達に、一緒にいると心が落ち着くという頼朝。
 と、ここで頼朝の様子がおかしくなる。
 状況的に脳梗塞かなと思うんだけども、頼朝はそのまま馬から落馬した。
 その時。
 頼朝にしか聞こえてなかった鈴の音が近しき者の耳に聞こえていました。
 この中に義時がいなかったのはどういう意味があるんだろう。
 気になりますね。
 もしかしたら次週で聞こえるのかもだけど。
 頼朝が倒れた時、うまが退屈そうにしてたのでちょっと笑ってしまった。
 安達が「佐殿!」と呼んでました。
 昔の呼び方ですね。
 思わずそれが出てしまうくらいうろたえたんだろうなあ。


 次回第25話。
「闇夜の虫は光に集う」



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