多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鎌倉殿の13人


鎌倉殿の13人

第27話(22/07/17)

 1199年1月。
 後鳥羽上皇は部下からの報告を受け、頼朝は落馬したか?道長と同じ病気にかかった
可能性もあるなと金田一少年なみの推理を見せていました。
 そして頼家には跡継ぎは重かろうと。
 誰かーこの天然ネタバレ帝を隠岐に流して〜。
 てか去り際に鞠をかっこよく投げるな。
 
 頼家は政子から、頼朝が大事にしていたという頭蓋骨を譲り受けていました。
 どこの誰とも知らぬものだけど頼朝が誓いを立てたあの頭蓋骨ですね。
 てか頼家が、本物の為朝の頭蓋骨は寺にあるみたいなこと言ってたけど見つかって
たんかい。

 みんなが集まり、比企が今後何か頼家に訴えがあるならこの比企を通せと言い出す。
時政はいやいや自分がやると。
 梶原は2人をいさめます。
 頼家は何かあれば自分に直接言ってきてかまわない、比企も北条も特別扱いする
つもりはない、と言います。
 あーダメだなこいつ…。
 前に曽我兄弟の暗殺未遂があった時にはあの采配は見事と思いましたが、どうやら
頼家は有事の際は有能でも平時の際の政は無能っぽい感じだなあと思いました。
 ともあれみんなの前でこういうことを宣言するならあとで比企、北条に、表向きはああ
言ったが、頼りにしているからなとフォローが必要です。頼朝はそこらよくわかってた。

 梶原は頼家に、自分以外誰も信じてはならない、頼朝も自分だけは信じていてくれた、と
言ってます。
 その様子を義時が見てたけど彼はどう思ったでしょうね。

 比企は怒っていました。
 せつも離縁はされなかったものの正室を外され、比企をないがしろにしてる、といった
感じですか。
 北条ではりくがほくほくしてました。
 面白くなってきたと。

 義時は不安を感じ、頼時と時連に頼家のそばにいるよう命じます。
 時連が自分は年取ってるが大丈夫でしょうか、というので、政子が童顔だからまじれるでしょうと
言ってたの笑った。
 しかも頼時目そらしてるし。
 
 実衣の方はまだ野望を捨ててないみたいですね。
 のちの火種にならなければいいのですが。

 その頃土御門を狙ったとされる暗殺計画が発覚してました。
 …これ収録したのは半年くらい前でしょうけど、まさか現実の方がもっと衝撃的なことに
なるとはね…。
 計画したのは一条のもの。
 大姫との縁談が破談になったあの人のとこですね。
 一族が捕らえられたと聞き比企は、鎌倉の助けを待っている、と頼家に言います。
 しかし頼家は、彼らは鎌倉の方で処罰してくれと上皇から言われた、と相手にしない。
 梶原も変に逆らって朝廷を敵に回すべきではない、と言うんですね。
 書類を読んでいた義時が文覚の名前があると指摘する。
 頼朝奮起の際の助けになった人です、というも頼家は知らんと。
 まあそうでしょうね…。
 処罰は上皇に任す、と見捨てたのでした。
 彼の姿を御家人はどう思ったでしょうか。

 実衣は結城という人から琵琶を習ってました。
 これがどう着地するのかなー。

 頼家は御家人の息子らを集めてました。
 その中には頼時、時連もいました。
 御家人が信頼できないから彼らをそばにおこう、という感じですかね。
 んで蹴鞠の練習させてた。
 指導は後白河の不興をかってクビになった平さん。
 …何をやらせてんだよ!
 しかも時連めちゃくちゃうまかったんですが、頼家がすごい剣幕で近寄ってきたので何かと
思ったらめっちゃ褒められた。

 ある時和田が、自分が別当だったのに梶原にとられたと頼家に訴えてきました。
 梶原は頼朝に直接頼まれたのだ、というのですが。
 ここで義時が止めに入る。
 頼家も頼朝も鎌倉殿と言ってるから話わからなくなってると。
 …それもそうだ。
 梶原がすぐ対応したのは笑いました。
 ともあれ、梶原は頼朝に言われてなったんです、ということなのですが。
 一旦休憩を入れるのですが頼家はどこ行くのかと思ったらつつじのとこにいってた。
 ほんとどうしようもないなあ。
 つつじのとこには政子が来ていて話をしてたんだけど、ここにせつがやってきて、一幡が
かわいいですよーとマウントとってくるんですね。
 うざぁー。
 いやな女ですね。
 
 悩んでいる義時に比奈が、頼家は困ったときに助けてくれといえない人なのでは、と
言ってきます。
 本当は助けて欲しいのでしょう、と。
 いつも頼朝と比べられますしねと。
 そこで終わっとけばいいのに「私も八重さんと比べられました」といっちゃうのが
この人好きになれないとこだわ…。
 いちいちイヤミが入るのは比企の血筋だからか。
 
 義時は梶原と相談して、訴えを全部頼家が裁くのではなくて、文官である程度
詮議して、方向性が決まったところで頼家に上げてはどうか、と提案します。
 文官4人と梶原要れて5人で詮議するというわけです。
 大江は自分らで結論出して結果だけ報告した方がいいのでは、と言いますが義時は
頼家のやる気をそぎたくない、と言う。
 案の定頼家も、それは自分に政に関わるなということか、と言ってきたし。
 こないだまでそこそこ有能だったのになんでこんなポンコツに…。

 比企、時政らは梶原が入って5人での詮議というのが気にいらず自分らを入れろと
言ってくる。
 さあうすうす気づいてきたかと思いますがタイトル伏線回収開始です。
 比企は自分だけではだめだと思い、頼朝の菩提を弔っていた安達にも詮議に加わる
よう声をかける。
 いつもは餅食っていびきかいてればいいからとか言ってるけどそれいつも自分が
やってることでは…。
 時政は比企が詮議の人数を増やしたことに怒り、負けてはいられないと三浦の父に
入ってもらうよう声をかける。
 時政、これでもまだ安心できない、ともう1人いっとく?とか言ってます。
 なんで急に現代風になるんだよ笑ったわ。
 三浦自身は、自分が入るとまたいろいろあるだろうからやめておこうと。

 で、和田に声がかかる。
 自分は役に立たないぞというけどわかってる言われてめっちゃ凝視してるの笑える。
 これで詮議は10人になるわけですが、また時政がもう1人いっとく?とか言い出した。
 ただ、畠山は和田が激しく反対。
 まあわかります。
 畠山も、比企からいろいろクギをさされたといってきました。
 他の形でなら手伝えると。
 時政、がっかりだよと言ってるけど失礼だろ。

 もう1人どうしても入れたいという時政。
時政「佐々木のじいさんは」
三浦「もう死んだ」
時政「千葉のじいさんは」
三浦「もうすぐ死にます」
 三浦容赦ないな。ここ大好きだ。
 
 その会話を畠山から聞かされた義時、呆れています。
 んで比企の方は八田に声をかけていた。
 面倒くさいなあ。
 最終的に12人なってるやん。
 しかも比企は文官を接待して自分の側に取り込もうとしているようです。
 大江はしらけた顔してたからこの人はあくまで中立の立場なんでしょうね。

 土肥が義時に誰も自分に声をかけてくれない、と言ってくる。
 巻き込みたくない義時は仲裁するほうの立場でいて欲しいといいます。
 わかるわ。
 土肥さんいい人っぽいからこんなどろどろの権力争いの外にいて欲しいんだろうね。

 政子はメンバーリストを見て、もう1人くわえて欲しいといいます。
 それは義時でした。

 頼家は義時から、最終的に13人になったこと、義時も入っていることを聞いてえらく
ショックを受けたようでした。
 なんで義時が入ったらダメなんだろうね。
 なんやかんやで頼朝が頼りにしていたのは義時のほうなんだけど、そういうのを
全部汲んで自分のためにしてくれた、と思えないから頼家はダメなのかもね。
 義時が立ち去った後泣いていた頼家が印象的でした。

 頼家は13名を集めて、梶原に、事前に聞いていた話(文官と梶原とで5人)と
違うなと言い、まあ1人に力集まらないほうが好都合だしな、と義時に言われたこと
まんまを言ってる。
 そして自分は騙されない、御家人の誰も信じてない、と特殊詐欺に騙された被害者の
ようなことを言い出しました。
 そんで入ってきた若い衆5人。…あ、6人かな。
 今後は自分と彼らで詮議をしていくと言い出しました。
 その中に頼時と時連も入ってましたがどうなることやら。

 梶原は頼朝は死ぬのが早すぎた、とつぶやきます。
 次回もまた荒れるよ!


 次回第28話。
「サンタなんていねーんだよって言い張る奴こそホントはいるって信じたいんだよ」

 


多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鎌倉殿の13人