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鎌倉殿の13人

第35話(22/09/11)

 なんか今回はすごく身につまされる話だったというか…。
 片方の話だけ聞いて結論出すのがどれだけ危険かというのを思い知らされました。
 私も気をつけねば…。

 和歌を見つけた実朝は三善とウキウキで話してました。
 で、政子が書き写したと知り、気に入った和歌の話をするのですが、それは頼朝が読んだ
ものであったと知りさらに嬉しそう。
 巻き狩りの時にずっと富士山くもってたけど帰る時には少しはれた、みたいなものらしい。
 ちょっとだけ頼朝出てきましたね。
 もう懐かしいなあ。

 義時はのえに子供が欲しいかみたいな話をしていて、のえは泰時らがいるから十分ですよと
言うけど、裏では二階堂に、男子産まないと結婚した意味がねえんだよォォォ!的にほえて
いてめっちゃ怖かった…。
 義時がこれを知るのはいつのことになるやら。
 死の間際あたりですかね。
 
 のえの裏の顔を知っている泰時はとんでもないと怒り狂っていました。
 初は、まあかかわらないでいいんじゃないの、と。
 確かにねえ。
 
 さて12月に入り千世さんがやってきました。
 あの首から提げてる管はなんなんだ。
 禰豆子ちゃんのコスプレ?(違うな)
 時政はりくに、千世がきたから顔を出せと声をかけるがりくはそれどころではない。
 頼家をなくして沈んでいた政子に、過ぎたこと、忘れましょうって言ったんだから、あなたも
同じこと言われたらいいんじゃないですか?
 たかが子供を亡くしたくらい、なんでしょ?

 てか時政も慰めようとしてるのはわかるんだけど、皿を割った話はどうでもいいよ。
 それはさすがにりくも怒るわ。

 義時は政範に同行していた畠山の息子から話を聞いているのですが彼は、あまりにも
急な病の急逝でおかしいと口にする。
 実は前日、平賀が医者と「この薬を汁に溶かせばいいんだな、味はしないのか」と確認
しているところを見たのだと。
 で、平賀を問い詰めたけれどすっとぼけられたというのですね。
 バカだなあ。
 相手はあのイケズの京でもまれてる手だれ、直に問い詰めたらかわされるだけだろうに…。
 さて義時はどうでるか。

 その平賀はりくに、巷では畠山の息子が自分らの領地安堵のために政範に毒を盛って
殺したと噂が流れてるようですよと吹き込んでいました。しかもその罪を自分になすりつけ
ようとしてるんです、とまで。
 最低だな。
 というかこういう小細工は当然あると、畠山側も考えておかないといけなかったね。
 まっすぐすぎた。

 りくは時政に、畠山を討て、敵をとってといいます。
 ちなみに義時は平賀に確認してた。
 こいつもバカすぎるな。
 なんで両者つきあわせて話をさせないのか…。
 平賀は自分ではないといいます。
 義時は、なんで遺体を東山で埋葬した、この時期ならもって帰れるよね、毒をもられた
死体は顔の色が変わるからすぐわかるみたいですよ、というもかわされてしまった。
 ほんとにさあ…なんで皆直接言いにいっちゃうのか。

 義時は時政と話して、軽はずみに(畠山がやったと)結論を出すべきではない、と伝える。
でも時政は畠山を討つ、力を貸してくれと義時に言う。
 義時はたとえ執権であっても軽々しく挙兵することき出来ない、実朝の下文ない限りな、
とか言ってます。
 なんか…それは逆にそれさえあれば挙兵できるって言っちゃってるような。
 あとトキューサが時政に、もうりくに振り回されるのやめろというけども、時政は激怒して
立ち去ってしまった。
 あれは余計だったと義時にも言われてるけど正論だったと思うよ、うん。

 義時は自宅で三浦と話しています。
 三浦は畠山を甘く見るな、あいつは壇ノ浦の戦いの時、義経に言われてこぎ手を進んで
射ていたくらいだと警告。
 優男だがな、を2回言う必要はあったのか(大事な事なので)。
 そこにのえがやってきた。
 繕い物をしておりまして、と挨拶する彼女を三浦は不審げに見てんですね。
 で、義時にあれでいいんかと確認してる。
 ほれてるならいいんだがという三浦。
 彼は、手先に飯粒がついていた、飯を食いながら繕い物をするやつはいないだろうとズバリ。
 つまり家事をしてるように見せかけてサボってメシでも食ってたってことか。
 それを見抜くあたりさすが三浦ですね。
 義時も三浦に相談しておけば…。
 実朝の嫁には警戒するクセに、自分の嫁に関しては無警戒というのがなんとも。
 りくのように夫を思うままに操ろうとするやつがくるとは思わなかったのか。
 いや警戒してたから八田に確認してもらったんだろうけど、見る目がないと思わなかったのか…。
 三浦に見せたら女グセ悪いから取られるかもとか言ってたけど三浦はそこまで人の好きな
人横取りするようなやつじゃないでしょ。八重にこなかけてたのもまだ結婚する前だったし。
 義時肝心なところでポンコツ。

 さて実朝ですが、気もそぞろな感じを見て三善は、新婚さんだからねー的なことをいってたけど
この人もわかってなさそうですなあ。
 
 義時は政子に、りくと話してあげてください、そうすれば落ち着くでしょう、自分は畠山と話して
みます、と言います。
 政子は戦にしないでというのですが…。
 …政子が言うこと全部フラグじゃないの?
 比企のこととか一幡のこととか頼家のこととか…。

 実朝は泰時に、初はどんな女性かを尋ねてました。
 叱られてばかりですという泰時にのろけを聞いてるようだという実朝。
 まあ実際仲は良いからねえ。
 きっとどうしたらいいかわからず困ってるんだろうな実朝も。

 りくは政子に、子供三人もなくしたあなたに比べたら平気ですと割りと失礼なこと言ってた。
しかも畠山討伐についてはすっとぼけてる。
 最低なやつだな…。
 畠山は義時に、2人立ち合わせてちゃんと詮議してくれというも義時は、平賀はもう京に
戻ったという。
 それこそがやましいことある証拠だよねって思ったら畠山も言ってた。
 結局これ以上探ることは無理になってしまった。
 あーあ。
 畠山は、自分は一旦武蔵に帰るがもし何かあれば戦うというのでした。
 そりゃそうよね。
 身に覚えのないことで戦仕掛けられるってんなら。

 和田の家に実朝きてました。
 困ったらここに来るのわかるなー。
 和田はご飯を食ったら面白いとこに連れてってやると言い出した。
 そして歩き巫女のテントに連れてきた。
 さっそくおばばが占ったのは…。
「この中に一月体を洗ってないものがおる」
和田「俺だ!なぜわかった!」
実朝(鼻をつまみながら)「実は私もわかっていた」
 占わなくてもわかるくらいくさそう…。

 で、次は泰時、双六が苦手だろうと言われた。
 具合悪くなるらしいですよ。
 次は実朝。
 雪の日に気をつけろといわれた。出歩くな、災いが待っていると。
 和田は、雪の日ってすべりやすいもんなーとか言ってるけど絶対それではないと思う。
実朝が暗殺されることに関係ありそうです。

 そして義時は時政のところにいって、畠山討伐するのはおかしい、彼の息子に罪を
なすりつけようとしているものがいる、と言った。
 平賀のことなんですけど。
 信じない時政に、次の執権の座を狙っているとすれば、と義時が言うと時政顔色が
変わるんですね。
 確かに政範が死んだ今、次に執権を継ぐといったらあいつしかいないし。
 義時は、畠山を罰すれば後悔することになりますよ、と強く警告します。
 討伐は待てと。
 ここで時政うんといったけどこれぜってーやるわ。
 CMでハイジがクララ置いて先に勉強しないって言ったけどぜってーやるわくらい信用できない。

 そんな時政のところにりくがすごい血相でやってきて、絶対に畠山を討て、今度は自分が
殺されるかもしれないとめっちゃ大げさにいうわけですよ。
 実朝の花押がいると時政が言えば、早く御所に行けというし。
 ほんとに悪女ですね…。

 ところがその御所では実衣が時政を止めた。
 鉄壁のディフェンスじゃないか!
 で、時政は渋々帰るのですが…。
 実衣やったと思ったら、実朝がいなくて探してたから、休んでるからあえないということに
してただけだった。
 ファインプレーちゃうかったんかい。
 で、みんなでわちゃわちゃ探すことになったんですが、隠れて時政がその様子を見ていた。
 すっかりあくどくなっちゃったなあ。

 巫女のテントの表では和田や泰時が遊んでて。
 実朝はおばばとまだ話してた。
 結婚したことについて周りがお膳立てして決めてしまったから、まだ自分の心の整理が
ついてないらしい。
 ここで気になったのはおばばが何かいいかけたことなんだよなあ。
 で、おばばは自分にも悩みがある、ひじがあごにつかなくなったという。
 いやそれは人体の骨格の仕組み上、体が柔らかい人でもできませんので…。
 そんでおばばは、お前が悩んできたことは昔から同じことで悩んでいた人らがいる、
これからもだという。
 悩みとはそういうものだと。
 自分ひとりの特別な悩みではないといわれて実朝、心のつっかえが下りたんでしょうね。

 その頃実朝を探してた三善らのとこに八田がきて、いなくなったことを聞いてふらっと出て行った。
 心当たりがありそう。
 そしてトキューサ、実衣、政子、大江は、時政の様子がおかしいことを話していました。
 やたら実朝に会いたがると。
 大江は、自分らに見つけられないということは時政にも見つけられないということだから
落ち着こう、というのですが。
 なにやら妙な雰囲気になりましたな。
 そこに時政がやってきて実朝はというけれど、見つかってないと聞いて一旦帰ります、と
いうのですが。
 時政がこの口調でいった時は大体ろくでもねーことが起きるときですよ。
 次いってみよう、とかのあれ。

 和田の屋敷に八田がやってきました。
 探しても見つからないならここだろう、と見当つけてきたんですね。
 こういうところは有能なのになあ。
 皆が心配していたことを知り、戻る実朝ですが。
 一人になったその時に、時政が入ってきた。
 彼は文章を見えないようにして隠し、ここに花押をひとつと実朝に頼んだ。
 ダメだなあ読まずにサインしちゃ。
 ま、12歳設定だから仕方ないのかも知れないけど。
 余計に1人にさせたらダメだよなあ。

 何もしらない義時は畠山の屋敷で酒を飲んでいた。
 早急に実朝にあって、無実の起請文を出しましょうと。
 時政の気が変わる前にと言います。
 畠山は自分を呼び寄せて討ち取るつもりではという。
 比企がまさにそれだったもんね。
 そんで、戦うことになったらどちらにつくのかと義時に尋ねる畠山。
 それは答えだせないよあ。
 畠山は父に着くつもりでしょう、それでいいのですといった。
 北条の邪魔者は退けられる運命にある、鎌倉のためといいつつ実は北条のため
なのだと。
 そうだよなあ。
「あなたは本当は(誰を討つべきなのか)わかっている」という畠山の言葉が印象深かったです。


 次回第36話。
「フラグを踏んだらサヨウナラ」



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