多分花鳥風月金田一、コナン的読み物ページドラマ&もろもろの感想→鎌倉殿の13人


鎌倉殿の13人

第37話(22/09/25)

 義時らが訴えの話し合いをしていると時政が、なぜ自分を呼ばないのだと怒って入って
きました。
 これらは政子に届いた訴状です、と言われるとますます怒ってる。
 政子が所領の采配をしたから皆、政子に権利が移ったんだと思って政子あてに出してるんですよ、
実朝も認めてますといったらまた怒って出て行った。
 そして二階堂を呼ぶんですね。
 のえと義時が結婚できるよう取り計らったのは自分だから、高野山の訴えは時政の名において
退ける、政子は関わらないという手紙を届けるので届けろ、というわけです。
 さっき政子あての訴状見てたからね、自分が勝手にやろうとしてんですね。
 そんなの届いたら高野山からまた問合せが来るだけなのに。
 こんな勝手なことしたのがバレたらそれこそ粛清されるのにね。
 それがわからないのがなんとも。

 りくも時政が政から遠ざけられたことには激怒していて、なんとしても思い知らせてやりましょう、
と言ってた。
 そして政子に宣戦布告するわけですよ。
 政子はもう時政を振り回すのはやめろといいましたが聞き入れませんでした。
 時房も言ってたのにりくは思い通りになると信じて疑わなかったんだろうね。
 りくがここまで腹黒い人間でなかったら北条は分裂しなかったんですかね…。

 二階堂がこの手紙を届けてきたのですが、と義時が時政に知らせていました。
 やはりこれでいいのかと思って知らせたんだろうね。
 黙ってやってたら自分が粛清されてただろうし。
 引き際を考えろ、と義時は時政に強く言いました。
 時房はさすがにひどいのではと言うけど、身内でなければもっとひどいことしてたと。
 そうですよね。
 
 実朝のところには全成と実衣の息子、時元がつかえていました。
 泰時は義時のもとで働くことになったようです。
 辛気臭い顔やめろといわれた泰時、もとからこんな顔です、ご不満なら自分をせめて下さいと
言い返してて面白かった。
 ただ仕事見て覚えろはよくないな。
 ちゃんと教えないと義時。
 
 時政がたそがれているとトキューサがもちを持ってやってきた。
 固くないほうがいいと言われてどちらがやわらかいかムニムニしはじめるトキューサ。
 やめなさいよ手垢がベタベタと…。
 で、時政にお前はどっちがわにつくんだと聞かれてトキューサは、北条は一つですと答える。
 いい子だなあ。
 そんでもちをあげようとして、いらねーよそんなさわりまくったのと断わられ、もう片方のもちを
あげようとしてまた断わられてて、そこ途中で切られてるの笑ったわ。

 政子は訴状への返信を書いていました。
 ひらがなですね。
 で、肩がこったので泰時にもませてて、あとは大江に頼んでました。
 自分が書いたと思って欲しいのでと言うと大江、ひらがなで書きますと。
 さすが聡いですねー。
 それと泰時の肩もみはダメだしくらってた。
 政子がもんで教えてるんだけど泰時の顔芸に笑いました。

 義時は大江と時政のことを話していました。
 離れた御家人の心を戻すのは難しいようです。
 そりゃねーあれだけのことをしたらね。

 その頃りくは時政に、実朝は鎌倉殿の座を降りてもらいましょうといってた。
 なんていうかさ、今の時点でもう実権は政子と義時、大江らに移ってるのに、まだ自分らが
思い通りに鎌倉を動かせると思ってるってのがね。
 これを今の状態でやったら謀反になるっていうのがわからないんだろうね。
 時政は薄々気づいていたのではないか、と思うんですけども。
 表情からして。
 りくは、実朝を下ろしたあと平賀に鎌倉殿になってもらいましょうといってる。
 いやそいつあなたの息子殺したやつですよ。
 平賀を鎌倉殿にしてしまえば政子はもう政治に口を出せないというわけです。
 さらに、そのあとはきくが生んだ子を鎌倉殿にすえれば自分達は鎌倉殿の祖父と祖母だと。
…一応頼家もそうなんですけどね?
 りくにとっては自分の血筋以外は家族じゃないんでしょうね。
 りくは時政に、政子と義時を討つことになる、その覚悟はあるかと言ってました。
 政範も見守ってくれているとか言うけど草葉の陰で彼はすごい勢いで止めようとしてるでしょうよ…。
 りくを見ていて、九尾の狐とはこういうのだろうな…と思いました。

 で、三浦を味方につけましょう、とりくは言います。そうしたら和田もついてくるからと。
 そんなに簡単にいくわけないでしょう。
 三浦は義時だけは裏切らないからね。

 呼び出された三浦、そうきましたかと言ってる。
 多分このそうきましたか、は、自分にお呼びがかかったかというよりも、そっちの方向で
きたか、みたいな意味だろうな。三浦は多分読んでたと思う。

 三浦は善哉を次の鎌倉殿にというりくらに対して、まだ6歳だがそれまでの間は誰が
治めるのですかと問う。
 時政は代理として平賀に治めてもらうと言います。
 雷鳴が鳴ってるなあ。
 嘘を言ってるときに効果音みたいな感じで鳴るよね雷鳴。
 三浦は悪くない話ですというけど、味方してくれるなという問いかけにはあいまいに
頷いていました。

 畠山の領地は妻ちえが遺言により譲り受けることになっていたのですが、ちえは謀反人の
遺言は受け取れないと固辞。
 政子があれは謀反ではないと説明するも、謀反人でなければなんなのかとちえは激しく
憤ります。
 そりゃそうだよね…。
 その後ちえは本領で再婚し、生まれた子は畠山の名をついだそうです。
 語られなかったけどおそらくは政子と義時が手をつくしたんでしょうね。

 京では後鳥羽が時政の似顔絵書いてキャッキャしてた。
 そこには破られた兼子の似顔絵も。
 気に入らなかったらしいです。
 女性のはもっときれいに書いてあげなよ。
 その後慈円の似顔絵描いてたけどなんかサザエさんのアナゴさんみたいだった(笑)。
 こちらは慈円が取り上げてぐしゃぐしゃにしてました。
 大人気ないな。

 後鳥羽は政子と時政がやりあっていることも知っていた。
 すごいな。
 まるでこれまでの話をテレビで見ていたようじゃないか!
 
 平賀は時政から手紙が届いて鎌倉殿になってくれとあったが自分はなりたくない、
命は惜しいと部下に話してた。
 いやあんたがそそのかされてやったんでしょうが。
 バカなの。
 
 実朝、なんか食が進まないようで魚食べるのやめてました。
 おいしそうな開きだったのにもったいない。
 アジかな?
 そして出かけてくるというんですね。
 和田の館にいきたいと。
 時元が外出はダメとかうっとうしいこと言ってくるので、八田の手勢を連れて行くと。
 泰時だと黙ってついてきてくれただろうからわずらわしいよね。
 しかも時元、実衣に報告にいってた。
 実衣は、政子にも報告をという時元にそれはいいというのでした。

 和田は実朝に頼朝がやってきた時のことを話していました。
 会う約束から遅刻して現れたところ、頼朝は帰れといったと。
 …あのう…それは上総介さんの武勇伝ですね…あなたの話ではないですね。
 八田と巴から総突っ込みくらってる和田笑いました。
 あと和田が話しに夢中になって「すげーことなんだよ!…なんでございますよ」って
ちょいちょい敬語付け足すのがほほえましい。

 その頃のえは初にウキウキしながらあなたもくればいいのにと言ってた。
 千世が京の話をしてくれるというので聞きに行くつもりらしい。
 ゆくゆくは京に戻るつもり、と言ってます。
 そうなれたらいいですけどね。
 そんで話をしているのに千世のことを聞きまくって(千世は政子、のえと世間話を
したかった模様)、千世に「私のことはもういいので」と言われるのえ。
 全然空気読めてないなあ。
 あと政子に「そんなことも知らないんですか」ってマウントとってくるのうざい。
 っていうかこういう人いますよね。
 話題はそっちじゃないのに自分の好奇心でズレたこと聞き続ける人。

 時政は三浦に作戦を話していました。
 実朝の身柄をここに移し、ここで出家し鎌倉殿を平賀に譲るという起請文を
書いていただくと。
 そして平賀をすえればもう政子も義時も口を出せないというわけです。
 それは、実朝が速やかに起請文を書いて、平賀が速やかに鎌倉殿の座を受ければ
の話ですよね。
 すべてが希望的観測に基づいた策っていうのは「やぶれかぶれ」って言うんですよ父上。

 どうやって連れ出すか、には今日和田の屋敷にいくといってるから、その帰り道にここに
連れてきて欲しいと時政。
 三浦に対して時元が、自分の父親は全成で、実朝とは一緒に育ったのに扱いの違いに
納得いかないと言うんですが、そりゃあんた一応全成は頼家を呪詛したことになってんだから
差が出るのは当たり前でしょ。実衣は相当不平不満を言ったんでしょうね、時元に。
 世が世ならって。
 身の程を知りなさいよ…。

 時政はりくにちょっとやっておきたいことがあるといって出て行きました。

 義時は三浦から話を聞いていた。
 三浦はあいつらは嘘をついている、平賀が鎌倉殿になったら善哉が後をつげることは
絶対にないと。
 見抜いてますね。さすが。
 義時はこのことを知らなかったことにする、お前は予定通りの行動をしてくれと言います。
 政子は話を聞いて驚いてます。
 父の謀反を止めてというも義時は、誰の目にも明らかな謀反でなければ、自分の方が
信用を失うという。
 そりゃそうですよね。
 そういう話をしていたら時政がやってきた。
 皆で酒を飲もうと。
 久しぶりに北条一家だけが揃ったわけですね。
 もうこの先二度とないであろう宴会ですね。

 そこで時政がオンベレブンビンバーと謡いだした。
 ここかタイトル!
 それ何っていったら大姫が唱えてたまじないだよと。
 政子それは違うと言い出し「ウンダラホンダラゲー」だったと。
 義時はそれは違うと言い「ピンタラポンチンカー」って。
 トキューサがいやそれは違うと言いだし「ピリプ」って言ったとこで「今実衣が思い出そうとしてる
から!」と政子にさえぎられてて笑いました。
 そして実衣少しずつ思い出す。
「ボンタラクーソワカーだった!」
 みんなで唱えて上機嫌ですね。
 ちなみに、「オンタラクソワカ」だそうです。
 ナレからツッコミ入りました。
 ナレが突っ込むのかよ!
 ここにりくがいないことについて時政、あいつはいいんだといってます。
 時政からしたら本当の家族だけで集まっていたかったんだろうな…。

 時政、庭の畑に気づいた。
 政子がナスを植えていると聞いて、これじゃダメだという。
 苗は密集させると栄養のとりあいになっちゃいますからね。
 それでトキューサと義時に手伝わせて畑の手入れを始めた。
 伊豆の頃に戻ったようで楽しかったんだろうな…。
 もう二度と戻れない思い出ですね。

 実朝は和田の館から帰ろうとしてました。
 ここで和田が実朝のこと武衛って呼んでいいですかって言い出した。
 やめとけ、それは破滅のフラグだ!
 てか懐かしいなあ。
 和田、やってみたかったんだろうね。
 意味を知ってる八田はあわてて止めようとする。
 そこに三浦が入ってきて、いいじゃないか武衛で、と。
 みんな武衛だと言ったあと三浦は、時政が心配してるから自分らが実朝をお連れすると
いって連れていってしまいました。
 八田は何か気にかかるといい、義時に報告。
 義時はおそらく八田が報告してくることまで織り込み済みだったでしょうね。
 でないと三浦が連れ去ったのをどうして知ったのかってことになっちゃうから。
 兵を出すと義時がいい、八田も準備をします。
 泰時はまだ事態が理解できてない。
 仕方ないんですが。
 そこに三浦からこっそり知らせがあり、時政の館に実朝が押し込められている、と
情報が入ります。
 政子はこんなの無謀よと言うけど義時は、父は気づいてるんですよと。
 昼間みんなを集めたことは父なりのお別れだったのだと。
 これがうまくいかないことをちゃんと知ってるのだと。
 りくの言うとおりにしていれば必ず行き詰る。だがあえてその道を選んだ。
 好きな人の思い通りにさせるってのは必ずしも愛情ではないですからね。
 
 義時は泰時にお前をそばに置いたのは自分の覚悟を知ってもらうためだ、と言います。
 そして言いました。
 時政謀反、これより討ち取る!
 政子は時政の命だけは助けろというも義時は、そんなことをすれば北条は一族に甘いと
そしりを受ける、この振る舞いを許すわけにはいかないといいます。
 そりゃそうだよね。
 何度もチャンスはあったのに破滅の選択をしたのは時政だから仕方ないと思う。

 その頃実朝も1人で戦ってました。
 出家の起請文を書くことはできないと。
 でも、時政にこのままでは自分の命がないといわれて書くことに。
 バカか。バカなのか。
 自分が出家して次の鎌倉殿は平賀にと言われて義時か政子に相談したい、でなければ
書かないという実朝。
 最後の一線は踏みとどまったか。
 ここで時政、刀を抜くのですがはてさてそれが向く先は。


 次回第38話。
「言わぬが花」



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