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鎌倉殿の13人

第41話(22/10/30)

 和田は戻ってきて、息子らが出陣してしまったことを知ります。
 なんでとめなかったといってたけどそもそもあなたが連絡もせずに実朝と双六
してて戻らないから、息子らにしたらこれはと思うわけで…。
 あと周りももう戦う気満々ですね。
 まあ北条のことが許せないから今更振り上げた拳は下ろせない、そういうこと
なんでしょう。

 和田はくれぐれも実朝に害をなすな、指一本でも触れたら絶対に許さない、と
言い含めるのでした。
 こういうところが彼らしい。

 トウがこのことを知らせに来て、知った義時は双六を振り払っていた。
 裏切られたって思っただろうね。
 元からつぶすつもりだったとはいえ。

 和田は三浦に、義時と通じていることは知っている、寝返るなら今にしてくれと言う。
ここぞという時に寝返られたらたまらんからと。
 なぜここで斬らないという三浦には自分らはいとこだからと言います。
 戦場では容赦無用と。
 和田はこうしてまっすぐだけど三浦は卑怯なことするよね。
 この時代武士の作法なんかはなかったけどそれでも時政とかは武者の誇りを
大事にしてたもんですが。

 というわけで義時につくことにした三浦。
 飲み込んだ起請文はどうするかということになり。
 八田が水を飲んではくことを提案。
 うまくはけない人に自分の指使えとかいっててこれには三浦もドン引きしてたの笑った。
 
 義時のもとで和田の作戦を話す三浦。
 ほんとこの人すがすがしいほど寝返りに抵抗ない人だな。
 三浦は和田の目的はお前だ、と義時に言います。
 そこで義時はみんなに各所を守らせて自分は実朝を守って八幡宮に行くといった。
 一番安全なとこにいやがって…。
 のえにも危ないから二階堂に戻るように言うのだけどのえは、一緒にいるという。
 危険だが一緒にいてくれるかと言ったら「二階堂に戻ります!」
 …はやっ…。

 巴の方は一緒に戦うというのですが和田は、自分が帰った時にいないのは悲しいから
戦わずにいてくれ、というのでした。
 まあこれ死ぬフラグだな…。

 というわけで八幡宮に実朝を連れて行こうとする義時ですが実朝がいなくて焦る。
 探しにいきます。
 んで八田が家具を蹴っ飛ばしながら、いたと報告。
 これNGテイクをOKテイクにしたんだろうな。
 緊迫感出ていて良いみたいな感じで。
 ともかく、実朝は御所の中に隠れていたのでした。
 三善が気を効かせたんでしょうね。1人武装してたし。
 武士の鑑だなあ。
 戦にならないのではなかったのか、という実朝に、和田に謀られたという義時。
 もとはあなたが結構けしかけてたような。

 そしてその頃泰時は、守りの重要なところをまかされたというのに酒に酔って寝て
いました。
 これ義時が見たら蹴り飛ばされるだろ…。
 お前に任せたのは信じているからだ、と珍しく朝時がいいこと言うのにまだぐずぐず。
 初が桶に汲んできた水をぶっかけるのがかっこよかった。

 実衣は八幡宮に向かう途中「今度こそ死ぬ」って笑顔で言ってて笑った。
 八田がそばを離れませんようって力強いこと言ってくれてるのにまた言ってるし(笑)。

 さて戦いが始まりましたよ。
 矢があたって屋根から落ちる演技してるスタントマンすごいなあ。
 泰時は御所にまだ実朝がいるように見せかけるという作戦を取ります。

 その頃八幡宮では実朝が為朝のドクロ忘れたととんでもないこと言い出してた。
 誰が取りに行くかでモメたあげく、大江がいくと。
 しかも政子がなんか声かけてて、渋いロマンス始まったかなって思った。
 まあ毛利の祖先ですからここで死んでもらったら歴史がひっくり返るので、なかなか
強いところ見せて御所でドクロをゲット!
 その時和田の連中が中に入ってきたけども幸いにも気づかれずに終わりました。
 てか実朝いねーって言ってたけど、翌日はどこ攻めてたんだ和田。
 いや泰時の軍とまたぶつかってたからさ…。
 八幡宮に行く道かな?

 ともあれ、和田軍は一旦退却。
 泰時、酒飲んでまたよっぱらって寝てた。
 どうしようもないな。

 和田は巴に、ウリンは八幡宮に居るに違いないという話をしていました。
 さすがですね。
 ここで、せっかくだから自分が執権越えて鎌倉殿になってしまうか、実朝は大鎌倉様だ、と
夢物語を語ってたのが悲しいな…。
 史実では和田の軍は結構強かったそうなので、実現できると確信していたかも知れませんね。
 
 義時らは和田に加勢する軍が全国から来ていると聞いて、実朝の名で自分らに味方するよう
書類を送ろうと提案。
 しかし三善が、それでは和田対北条が、和田対鎌倉殿になってしまうのではと口を挟んだ
ことから、実朝も強く拒否。
 ただこのままにしておくと大きな戦になってしまうこと、大江の「自分らに任せて欲しい」という
言葉もあり、任せることにします。
 まあ中学生じゃね、これを何とか回避しろって無理な話でしょう。

 翌朝。
 寝てる泰時に盛綱が水をぶっかけます。
 てか兵士集まってるけどこんな情けないトップ見て士気下がらなかったんでしょうか?
 
 そういうわけで本日の戦開始。
 和田は矢をいかけてきます。
 泰時らは盾を持ってはいるけど逆に進むことも出来ない状態。
 ここで朝時が奇策を思いつく!
 落ちていた矢を拾い、「うわーやられたー」と刺さったフリして戦線離脱。
 …おい!
 まあなんか戸板を屋根代わりにして戻ってきましたが。
 それを見た泰時何かをひらめいた。
 民家を壊して戸板を集めて、天井代わりの盾にしようというわけです。
 なるほど。
 そういうわけで妙に揃った戸板が用意され(大道具さんももう少し寄せ集め感を出せば
いいのに…)、泰時軍は前進を始めます。
 この時和田が矢の束をエキストラに渡してたけど一人、奪い取るようにした人がいたぞ。

 泰時軍の前進に焦った和田軍、突入していくもなかなか歯が立たず。
 両者乱戦になります。
 和田軍あっさり引きました。
 これはさすがに分が悪そう。

 こちらが優勢と報告を受けた義時、実朝に前線に立ってもらうといいます。
 実衣は心配して止めるけど政子は言ってこいと。
 ここで乳母は控えていろとビシッという政子すごかった。

 実朝は義時に命だけは取らないと約束してくれと言います。
 あんたさあ、義時にどんだけ裏切られたら約束守らない男だと学習するのさ…。

 そういうわけで実朝は和田に会いに行き、投降するよう呼びかけます。
 お前につみはない、これからも自分に力を貸してくれと。
 和田感動のあまり泣いていました。
 そして皆ここまでだと投降を呼びかけます。
 我等は鎌倉随一の忠臣だと。
 ところが。
 義時が合図して三浦が一斉に矢を射掛ける。
 ほんと卑怯だし約束守るつもりもないよな…。

 義時は高らかに、「これが鎌倉殿に取り入ろうとした人間の末路だ」と叫びました。
 こんなんみたら誰も、ますます逆らおうとしなくなるよね…。
 そういうわけで和田は息絶えたのでした。
 こんなことされたら頼家だったら義時を罪人として拘束して首をはねろ、くらい
言っただろうけど実朝はねえ…。
 ここでかかっていた曲はレクイエムディエスイレですかね。

 立ち去るとき義時がなんとも言えない顔をして泣きそうになってたから、彼自身もこうなった
ことを後悔してたんだと思う。
 なんだかね。
 後悔するくらいならちゃんと和田と仲良くなるべきだったんだ。
 そうしたら彼は死後も周りが勝手に実朝や北条に盾突かないよう、なんとしてでも約束を
守っただろうから。

 巴はことを知らせて息絶えた兵を看取ったあと、自分も武者として立ち上がりました。
 自分は鎌倉一の忠臣、和田の妻巴って言ってたのがかっこよかった。
 でも彼女にしてみれば義仲、和田と二度にわたって大切な人を北条に滅ぼされたんですよね。
 その怒りはいかばかりか…。
 彼女は戦場の中に消えていきました。
 ちなみに結構長生きしたらしいです。

 八田が兵士に水とか配ったりしてたんだけど誰かが「了解」って言ったように聞こえたのは
気のせいかな?
 
 和田一族の首は川原にさらし者にされてるらしい。
 怖いですね…。
 実朝はあちこちを見て歩いてました。
 義時は、大切なのは力だ、力を持つものを人はおそれるといいます。
 おそれることで人はまとまると。
 ここでデスノートのキラ思い出したよ。
 あれは悪人が対象だったけどおかげで犯罪の少ない世の中になってましたからね。
 
 実朝はこれからは政のことを上皇に逐一相談していく、と義時に告げました。
 誰も信じるものは鎌倉にいないって。
 これで義時はますます実朝を排除しないとって気持ちが強くなっただろうな。
 結局自分の傀儡が欲しいわけだから。
 
 泰時は義時に、朝時頑張ったと報告。
 あの戸板の提案とかですね。
 で、義時はこれからも励め、と朝時のことを許すのでした。
 ま、それどころじゃなかったしね。
 
 侍別当を義時が兼ねることになって、トキューサがウキウキで褒めてたけど、あんた
和田が滅ぼされて全然喜べる状況じゃないのによくも言えたな…。
 天然といえば天然なんでしょうけど。
 政子も良かったですねーとしらけた感じで言うも、義時は全然よくないって。
 実朝が頼朝や頼家を越えようとし始めているというのです。
 いいことじゃないですか。
 実朝は千世に、自分の力で新しい鎌倉を作る、と決意の程を語るのでした。
 その時、大きな地震が起きた。
 かなりでかかったみたいですね。
 
 京ではこの地震を、義時が天を怒らせたのだといってました。
 さてこれからどうなるか…。
 

 次回第42話。
「天は人の上に人をつくらず髷をつくりました」



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