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鎌倉殿の13人

第43話(22/11/13)

 戻ってきた公暁に三浦はあなたが次の鎌倉殿ですよ、と声かけするのですが…。
 何も知らない三浦は義時に、剣の腕も強い、そして頼朝に似て顔はいいが女好きではない、
良い人物であると自慢する。
 跡継ぎも公暁で決まりだろうと。
 公暁は政子に挨拶にいっていて、立派な鎌倉殿になります、と決意を語ります。
 真実を知っている政子は複雑な顔ですよね。

 三浦は義時から実朝が朝廷から養子を取ろうとしていると聞いてあわてます。
 そりゃそうだ。
 あと実朝が、頼家の子に後を継がせるのはちょっとみたいなことも言ってたらしい。
 まああれだけ御家人振り回したのはみんなもまだ覚えてるだろうしね…。
 三浦は西から養子を取れば鎌倉が乗っ取られるぞ、と言います。
 義時もそれはわかってるんでしょうね。
 だから手を打たないといけないけどどうしたらいいかわからない。
 政子もやってきて、説明してないのか、と義時に怒る。
 てかなんで君ら暗い廊下で話してんの…。
 ただ義時は公暁に事情を話すいわれはない、と言う。
 ま、確かに。
 政子は今公暁は実朝と話している、実朝が余計なことを言わなければいいが…と心配。
 義時は実朝は空気読めるからそんな余計なことは言わないでしょう、というのですが……。

 実朝、ウキウキで公暁に養子とって次の鎌倉殿にすると話していました。
 政子らがフラグ立てるからやろが!
 公暁には鶴岡別当(鶴岡八幡宮)になってもらうという実朝。
 彼はどういう気持ちでこの話を聞いたでしょうね。
 かわいそうですね。
 実衣は「まだ決まってない話ですよ」というもこっちも空気読めない泰時が、実朝が回りに話せば
もう撤回できないから大丈夫みたいなこと言っちゃうし…。
 こいつさあ…。
 
 公暁は三浦にどうなっていると詰め寄る。
 そして京に帰ると言い出した。
 三浦は千日の参籠に公暁が入っている間に自分が何とかする、と約束します。
 神仏に祈る儀式か。
 今でもやってる宗派ありますよね。かなりきついものだそうですが。

 そういうことが裏で起きてるとは知らない実朝、上皇からの手紙に後継が決まりそうだ、と
無邪気に喜んでいました。
 みんなを集めて宣言するといいます。
 実衣、三浦は義時に何か手はないのかと言っていた。
 帝の息子ならさすがに納得するけどさあと言っている。
 あっ…フラグ…。
 実衣は公暁も自分の子(時元)もいるのにって言ってて、三浦に時元はないだろみたいなの
言われて二人で小突きあいしてるの笑った。
 仲いいな。

 さて。
 政子は大江と話していました。
 ただ大江が政子への愛が深すぎて「重すぎます」って言われたのは笑った。
 話脱線してってる。
 で。
 養子を取れば御家人らのいさかいがなくなるので良いと政子は言っています。
 そうかなあ。
 逆に今度は執権の座を狙ってあーだこーだ揉め事起きそうだけど。
 北条に取り入るか倒そうとするか。
 
 さてみんながそろいまして。
 そこに公暁もやってきた。
 千日参籠は100日で抜けてきた、もう一度明日からやり直すらしい。
 お前それダメだろ…。

 実朝が自分からはなすといって義時が強引にさえぎり、宿老みんなで重要なことはきめる
手はずだったのでは、と言います。
 だから1人できめたという実朝。
 ここで三善が、みんなできめるって言ってもちゃんと決まったためしはないですからねと
余計なことを。
 なんか三善ここ最近いらんことばっかり言うようになってきたな…。
 もちろん正論なのはわかるんですけど、何も今言わなくても系のものが増えてきた気がする。
 あとトキューサも「悔しいです!」てコントじゃないんだから。

 さて実朝は、養子は帝の息子の誰かが来るといいます。
 そうなったらもう口出しできないですね。
 義時も実現したらいいですねと言うしかない。
 実朝は自分が上洛して話を固めるというが、それはさすがにみんなが止めた。
 義時も支度があるだのなんだの言ってたけどこれは時間稼ぎしたいんだろうな。
 そこで政子が、自分が行く、と言い出しました。
 それならそこまで仰々しくならないでしょう、と。
 大江が、向こうは兼子が出てくるでしょうから、女性同士話が弾むに違いないといってます。
 いやあんた本当に京のこと知ってるのか…。
 立場的にマウントの取り合いになるでしょうが…。
 あと仲章がウキウキでお供を申し出ましたが政子はキッパリ断わりました。
 それがよろしい。

 三浦は息子に、公暁は一生鎌倉殿にはなれないとはなします。
 息子も相手が帝の子なら諦めるかというけど三浦はまだ諦めないと。
 
 さて京。
 政子はトキューサをともなってやってきました。
 慈円は兼子に「相手は所詮田舎娘、脅しつけてから提案を飲ませろ」と言います。
 こわ。これだから京は怖いんだよ。
 大江は政子に、(次の鎌倉殿になるとしたら頼仁親王なので、育ての親である)兼子に
感謝の気持ちをきちんと伝えればいいでしょう、と慈円とは正反対のアドバイスを。
 
 案の定政子が持ってきてた手土産を兼子は、口汚しになるものを渡すというのか、と
先制したけど政子は、たまには口汚しもいいですよ、日ごろの食事のおいしさがわかります、と
やり返した。
 まあ丹後局に鍛えられたからねえ。
 兼子は不穏な鎌倉に大事な親王を送り出すのはねと言いますが政子は、今来る可能性が
あるとしたら兼子が手塩にかけて育てた頼仁親王ですね、今の帝の奥さんが妊娠してるから
頼仁親王が次の帝になる目はもうないでしょう、だったら鎌倉殿になったほうがいいのではと
提案します。
 そうしたら最高の礼をつくしますよと。
 さすが今まで培ってきた交渉力ですね。

 そして上皇の方は政子は自分と話したくないらしいとぶちぶち文句を言っていて。
 はなすのは恐れ多いということだけどその卑屈さが余計腹立つらしいです。
 で、慈円はは一緒にきている時房と離してみてはどうかと言います。
 蹴鞠うまいらしいっすよと。

 そんでトキューサがヒマをもてあましていたら鞠が転がってきた。
 見れば上皇。
 しかしトキューサのアホは顔を知りませんから、一緒にリフティング勝負して、形を気にする
京の人間にしてはうめーじゃん!とタメ語。上皇も、東夷にしてはうまいな、と結構なイヤミを
言ったけどぜんぜん通じてない。
 トキューサ、気軽にドン、と肩をついたら、兵士がどど゛ーっとやってきて取り押さえられてします。
 うん、トキューサ君、その人ね、この日本のトップですよ…。
 初めて上皇だと知ったトキューサ、真っ青になって謝罪。
 でも案外上皇はトキューサが気に入ったみたいで、親王を与える話早く決めてやれ、と慈円に
言いました。
 災い転じて福となすといいましょうか…。
 トキューサのおかげで決まったようなもんですね。
 ただ、トキューサって覚えられたようだけど。
 まあそれはいいか。

 兼子は兼子で政子と話してたけどこれは打ち解けたといっていいんだろうか。
 京の人は腹が読めないからなあ。
 まあただ、鬼と噂されてるけどとんでもないと私は否定した、あなたは東大寺の大仏に
似てるわって言ったから賛辞ではあるんだろうな多分。
 お酒にも誘ってました。
 うまくいったのかなあ。

 さて実朝は京から手紙を受け取っていました。
 鎌倉に来るのが頼仁親王に決まったこと、そして実朝は左大将に任じられたこと(頼朝は
右大将だったので実朝の方が身分が上になった)、さらに、その母である政子が何も肩書きが
ないのは良くないとのことで叙三位に任ぜられたことが書いてありました。
 この当時、右より左の方が身分が上とされていたので、左大臣とか左大将とかの方が右より
えらいのです。
 神社で拍手を打つ時にも両手を合わせてから右手を少し下にずらすのもここからきています。
(左の方が格が上、よって手水も左手から清める)

 話がそれました。
 実朝はとても喜んで、こうなったら泰時にも何か官位がないといけないなと言い出した。
 それで讃岐守はどうかと言い出した。
 義時は、まだ息子には早いです、というも実朝はなって欲しいと。
 官位に関しても仲章が自分が頼めばもらえますよって言ってて腹立たしい。
 こいつはほんと所業を知ってるだけになあ。

 義時が歩いていると仲章が歩いてきて、頼仁親王が鎌倉殿になったら自分が関白になりますね、
私より適任いたら教えて、と自信満々に煽ってくる。
 場時は自分も望んでこの地位にいるわけではないからどうぞみたいなこと言うけど仲章はさらに
じゃ自分が執権になろうかなーとウキウキです。
 誰かー!鎮静剤って書いてあるこん棒持ってきて!

 泰時は朝時と初から、まさか讃岐守の地位断わったりしないですよねと詰め寄られていた。
 その話をしていると義時がやってきた。
 朝時が自分が叱られるのかと思ってチグサの話を出してたけどほんとこいつさぁ…。

 義時は泰時に讃岐守の話は断わってくれ、と言います。
 お前が俺のことをよく思ってなかろうが俺はお前を認めているという義時。
 お前なら自分が目指していてなれなかったものになれるはずだと。
 そして警告をします。
 その時に必ずあの男が立ちはだかる。
 仲章のことでした。
 あいつには気をつけろ、借りを作るなという義時。
 泰時もそれはわかっていたようでした。
 そこらはさすがですな。
 
 義時は頼仁親王は受け入れる、こちらにとっての人質だというのでした。
 ま、確かにね。
 泰時は義時が目指してなれなかったものとは一体何か、と聞くのですが義時は答えませんでした。
 おそらくは誰も死なない、戦もない平和な鎌倉だったんだろうなと思います。

 さてのえ。
 仲章と運命の出会いを果たしキャッキャしてました。
 うわーこういうの気持ち悪いわ。
 これ仲章にそそのかされるか、仲章が殺されたのを逆恨みして義時暗殺するパターンだよなあと
思った。
 それをきっかけに政子による二階堂排除が起きるという流れになっていくのでは。

 公暁、修行してましたがそこに三浦が入ってきた。
 三浦は千日の間、世話人以外の人に会ってはならないのではないか、というのですが公暁は
また明日からやり直しますと。
 お前の修行はいつ終わるんだ。
 永遠に延期されていくじゃないか。

 三浦は公暁に、お前が鎌倉殿になる夢は完全に摘まれたと告げます。
 公暁は当然おこりますよね。
 何のために戻ってきたんだと。
 コレでよかった、お前が鎌倉殿になったら災いが降りかかると三浦は言う。
 公暁がびっくりしてる様子に三浦は、母から聞いてないのかと言います。
 この後三浦はわざとらしく、本当は言えないんだけど、義時が手を回して頼家とその親族を全員
殺したんだと伝えます。
 俺ら親友だからー親友売るわけにいかないからーと言いつつ真相しゃべるところが三浦らしいよなって。
 これで自分の手を汚さずに邪魔になった実朝と義時を公暁が殺してくれたらラッキー、くらいの
感じなんでしょうね。
 その後公暁を排除して頼仁親王を鎌倉殿にすれば自分が執権の座につけるし。
 彼にとって仲章は脅威ではなさそう。

 公暁も幼い頃突然見知らぬ婆が現れて北条を許すなと告げていったことを思い出しました。
 北条も許せないしまんまと祭り上げられて鎌倉殿になった実朝も許せないというわけです。
 あーあ。
 三浦にとっては面白いくらい望んだ方向に向かってるって感じなんでしょうね。

 さて4月末頃に政子が帰ってきました。
 実朝を見て叙三位!って自分をさしていってます。
 頼朝が征夷大将軍になった時もこんな感じでしたね。
 懐かしく思い出しました。
 
 実朝は自分の夢実現が目前でウキウキでした。
 一応儀式としてやることがいろいろあるらしいです。
 それを鶴岡八幡宮でやるという義時。

 7月に直衣始の儀式が行われました。
 なんか足元に碁石みたいなのがあったね、実朝。
 なんでしょうね。
 雷鳴も鳴り響いてたし。
 この半年後、ここで悲劇が起きるらしいです。
 あれだなあ…。


 次回第44話。
「大切なものは見えにくい」



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